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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2114239】 投稿者: まだ3年生、もう3年生  (ID:cLjRivLdxT.) 投稿日時:2011年 05月 01日 18:31

    しろくまさま

    早速ご回答頂きましたありがとうございます。とても奥がふかく、丁寧にご説明いただき
    恐縮しております。

    まずは、等身大の物語を読ませたいのですが、もし中学年の子供におすすめの本がありましたら、数冊教えてください。
    息子は本は大好きなのですが、3年生になってから分厚い本は敬遠気味、かといって
    低学年用の大きな字の物語は簡単すぎて興味が失せている、といった状況でどんな本を
    薦めたらよいか私も迷っております。
    個人的には、岡田淳さんの本などが良いのかな、と思っているのですが。

    よろしくお願いいたします。

  2. 【2114959】 投稿者: 近・中・標に質問  (ID:dFjn2ALv0Tw) 投稿日時:2011年 05月 02日 12:11

    しろくまさん、はじめまして。

    エデュにお世話になって1年以上はたつのに、最近になってしろくまさんの熱意あふれるスレッドの存在に気付きました。
    今は、外の人さんのブログでしろくまさんのコメントを繰り返し読んでいます。

    すぐ近・中・標を購入し、しろくまさんの手引きを見ながらとりあえず一巡し、解き直しに入りました。(子供にはまださせていません。まだ親の私が勉強中です)

    「のだ」「のである」「のだった」 のほかに、

    「のではない」というのも文中にあります。(ちなみに、テキスト22ページ「黄」という漢字が万葉集に使われていないというのではない。等)

    この、「のではない」も、「のだ」と同じように「理由」「心情」の解き明かし、として扱っても差し支えないでしょうか?


    我が子の国語の成績が下がり、先生から特別に宿題プリント(2学年下の内容)を頂き頑張っているのですが、思うようにいかず、そんなときにこちらのスレに出会うことができ、本当に助かりました。ありがとうございます。

  3. 【2115325】 投稿者: まいめろ  (ID:3ZhQkdSjbUs) 投稿日時:2011年 05月 02日 18:14

    しろくま 様

    お忙しいなか、いつも早々にお返事いただきありがとうございます。

    しろくまさんのおっしゃる算数の先生・・・お会いしとうございました。

    うちの娘は、まるで暗示にかかったかのように、○○算か?に固執しております。
    きっと、ガンガンやっていけるお子さんなら大丈夫だったのでしょうけど、うちの娘は、消化不良をおこし、頭がぐるぐる回っているのではないでしょうか(笑)まるで迷路の中にでもいるみたいに・・・。

    とはいえ、なんとかここから脱出しなくてはならないんですよね。少し、時間がかかりそうですが・・・。

    とにかく、しろくまさんに教えていただいた、模試や小テストの見直しをしながら、基本ポイントと比にまとをしぼり始めなくてはと思っております。そうこうしているうちに何かに気づいてくれることを祈るばかりです。

    志望校の過去問、「近・中・標」も手に入れ準備完了という感じです。
    プレテストが11月ですので、それまでもうあまり時間がない!と焦っておりました。今も不安ではありますが、やるべきことが見えてまいりましたので、少し落ち着いて見てやれそうです。

    もし、今からの時期でもできる、○○算の罠からの抜け出し方を教えていただければ、うれしいです。

    よろしくお願いいたします。

    まいめろ

  4. 【2115431】 投稿者: しろくま  (ID:nJtmkpx5rIw) 投稿日時:2011年 05月 02日 20:16

    「まだ3年生、もう3年生」さま 「近・中・標に質問」さま 「まいめろ」さま

     申し訳ありません。レスしようとしたのですが、今日中に片づけなければならないことが出来いたしまして… 明日、レスさせていただきます。申し訳ありません。しばらくお待ちください。

  5. 【2115849】 投稿者: しろくま  (ID:kfsKuej9cGg) 投稿日時:2011年 05月 03日 08:19

    「まだ3年生、もう3年生」さま

     いろいろお薦めはしたいのですが、まぁ、しろくまの頭が古いこともあり、具体例に乏しい話になってしまい、申し訳なく思います。

     ひとつの目安として

    (A)
    1.外国の
    2.主人公が少年で
    3.フィクションの冒険系の話

    (B)
    1.日本の
    2.実在の人物の
    3.幼少期のことから書き始められた伝記

     という2種類がよいと思います。

    (A)に関してのポイントは、非日常と異文化、しかし、主人公に感情移入できる、そしてまぁ、おもしろい、というところでしょうか。物語文の問題の場合、「環境の設定」に理解がないと、なかなか解きにくいものです。その点、ふだんから、日本と違う世界が「場」のものを読み、「想像力」を鍛えていく、というのにはよい素材になります。
     また、A=B、という何かと何かを重ね合わせる、ということも大切…

     幼少のころ、女の子ならママゴト、男の子ならなりきりごっこ、というのがありますよね。昔、近所の子どもたちがウルトラマンごっこをよくしていました。こういう子たちって、物語文、ちゃんと読めるんですよね、きっと…

     ウルトラマンは君だ、怪獣はぼくだ(運転手は君だ、車掌はぼくだ)

     の世界です。(蛇足ですが、あの、童謡、さりげなく、日本の子どもの美学が歌われていてしろくまは好きです。主人公は君で、脇役はぼくがやるよ、という謙譲の精神ですよね。昭和の子どもの遊びは、「配役」をきめるときに、ほんとうは自分が主人公をしたいのに、ぐっとこらえて、きみ、ウルトラマンする? みたいな空気がありましたよね。そういう中でみんなで遊ぶんだ、という「和」が生まれました。)

    (B)に関してのポイントは、身近ではあるが自分とは違う、同じ日本ではあるが今とは違う、そういう「場」で、実在した人々の「物語」です。ある意味、「説明文」に通じるところはあるんですが、子ども向けのノンフィクションの物語、とくに伝記は

     主人公による葛藤や問題の「合理的解決」

     が、テーマです。

     いずれも「最後がめでたしめでたし」であるものならばOKです。(A)に関しては昔話でもディズニー・プロデュースのものは、基本的に「めでたしめでたし」「夢と希望」の解決ですからよいと思います。(蛇足ですが、昔は、国語の得意な女の子は、ディズニーが好き、の、法則がありました。男の子の場合はあまりディズニー絵本は読まないかもです。しろくまの教え子の、ある男の子は、トランプとレディーが食べていたミートボールスパゲティーが食いたい~ ばっかり言うてましたから… そんなことにしか興味が向かない場合があるんですよね。)

     3年生にもなれば、本が好きな子ならば、もうふつーに大人が読むような文庫本でも読めます。子ども向けの大きな活字がダサいって思う気持ち、よ~くわかります。

     もちろん、(A)(B)の「外国の」「日本の」を入れ替えてもOKです。

     岡田淳さんの本。もちろん、どんな本でもそうですが、ビーンっと共鳴すると、ハマるハズです。

     「こそあどの森シリーズ」から『森のなかの海賊船』『不思議な木の実の料理法』
     『放課後の時間割』『ようこそ、おまけの時間に』『不思議の時間割』

     1980~90年代の作品の、子どもの心をつかむ仕掛けがすばらしいですね。(2000年のものは『竜退治の騎士になる方法』みたいな作品も登場しますが…)絵本ですが『ネコとクラリネットふき』もよい…

     もちろん、子どもの心をつかむ仕掛けそのものに男の子は反応しちゃうかもですよね。『不思議の木の実の料理法』を読んで

     「このジャム食いてぇ~」「紅茶にジャム入れてぇ~」

     と、叫ぶかもです。

  6. 【2115892】 投稿者: しろくま  (ID:kfsKuej9cGg) 投稿日時:2011年 05月 03日 09:22

    「近・中・標に質問」さま

     どうぞお気軽にお声がけください。

     中学入試において、国語が苦手、というのは何も「劣」なことではないのです。何度も申しますが、もともと子どもには無理な要求をしているのだ、という視点に立ってやってください。
     成績が上下する、というのも、算数や理科がそうなる、というのとはまったく質の異なるものです。

     同じ入試に必要な教科、という視点で「差異」をつける必要はもちろんありません。でも、質的に違う評価、を、国語に関してはしてやってほしいところです。
     子ども自身が、問題に向き合う「姿勢」「心構え」も算数と国語では違うと思います。

     ハチマキしめて、解くぞー、と、緊張と集中で、問題に向かう、という「あせりとはちがう勢い」というのは算数には必要です。テキパキと処理し、短時間に深い思考に入り、いや、後で考えて先にこちらだ、という「われにかえる」即時の判断が必要なのが算数です。

     でも、国語は、チャイムが鳴って、ババババッと始める、というより、一呼吸おき、答案と目の距離も少し離し、もちろん時間のレイアウトは必要ですが、「読んで理解し考える」という均等な渋滞無き流れ、が、大切な教科です。
     わかる問題からやりなさいっ も、国語でも言える場合がありますが、最初から解いていく流れで、それが後の問題を解くヒントになっている場合もあり、「前から順にやっていく」ほうがよい設問設定も案外に多い…

     子どもは、算数的に国語に向かい、国語的に算数に向かって失敗します。前者は男の子に多く、後者は女の子に多い…

     前置きがすっかり長くなってすいません。

     お話しの「のではない」というのも、そう理解していただいてもよいのですが、この表現は実は「のである」と対を為す表現となっている場合が多く、それをセットで理解していると、よりいっそう「浮かび上がる」ので、よいところに気が付いていただけたと思います。

     以前に

     へんな臭いがする
     父がオナラをしたのだ

     という例文を用いた、という話をしました。

     へんな臭いがする
     母がオナラをしたのではない
     父がオナラをしたのだ

     この例文でもいけそうですが、より今回の話に適したものにしますと

     ビールなんて家でも飲めるじゃない、と、言われた
     ビールが飲みたいのではない
     ビールがおいしく飲める場所にいたいのだ

     重層的に、ある一つのことを導き出す(浮き彫りにして)場合に、たいていは「セット」になってます。

     「黄」という漢字が『万葉集』に使われているというのではない。

     と、言われると、では、どういうのだ?? と、読み手は思いますよね。

     直前に

     『古事記』や『万葉集』では、「黄」という色名が使用されていないのである。

     があります。順番を逆にして

     「黄」という漢字が『万葉集』に使われていないというのではない。「黄」という色名が使用されていないのである。

     という具合になります。

     学校に行きたいのではない!
     友達に会いたいのだ!!

     な~んていう子どももいますよね。「のではない」宣言をすると、ではなんなのだっ!? を読み手に想起させます。

     ただ、順番が逆ですと、後者はややつぶやき系になり、学校そのものは否定していない空気が漂います。

     友達に会いたいのだ!
     学校に行きたいのではない…

     そりゃ、学校はさ、なんたらかんたら… と、続いて、
     やっぱり学校は友達に会えるもん、と、まとめられそうです。

     今回の説明文でも

     「色名」が使用されていないんだよ! 
     「黄」という漢字は使われているよ… そりゃそうでしょ、昔のかしこい人が「黄」を知らないわけないじゃん。
     でもさ、色としての黄色っての使ってたかってのはさー、別の話でしょ。

     という感じです。

     さきの例文ならば逆にすると、

     ビールがおいしく飲める場所にいたいんだ!
     ビールが飲みたいのではない…
     あ、いや、そりゃ、ビールは好きだし… もちろん、家が悪いってわけじゃないけどね。でもさでもさ、ビールがおいしい場所ってあるじゃない?

     て、妻を相手に、大きなことを言ったものの、不満そうな顔をしている妻に気が付いて、弁解しているおどおどした夫、みたいな空気になります。

     佐竹さんも、「黄」という色名は使用されていないんだ! と、書いて、え、でも、黄って字、あるじゃん、という読者のツッコミを想定して、いやいやそりゃ黄って字はあるよ、そうじゃなくてね、誤解してたらアカンから説明しておくとね、と、解かれているわけです。

     「Aのではない」+「Bのだ」は、Bの重層的主張
     「Bのだ」+「Aのではない」(+さらなる補足説明)

     という形になっている場合が多いのです。

     こんな感じでどうでしょうか。

  7. 【2115916】 投稿者: しろくま  (ID:kfsKuej9cGg) 投稿日時:2011年 05月 03日 10:03

    「まいめろ」さま

     何度も申しますが、公式・裏技、そうして○○算かどうかの判別、ということをまったく無意味でだめだ、というわけではありません。
     ○○算かどうか、ということにこだわって、問題そのものに向き合わない、という囚われから解放させてやる、ということが大切です。

     ○○算ならこう解く
     ××算ならこう解く

     を、連続しすぎちゃうと、○○算かどうかわからないと解けない、××算かどうかわからないと解けない、に、なってしまいます。

     夏期休み中の自習室で、質問を受けていた女の子が講師に

     こんなのモーメント使ったら簡単やがなっ

     と、いわれて解説された後、

     モーメント使えるかどうかがわからんっちゅーねんっ

     と、つぶやきながら席にもどっていったのをみて、しろくまは爆笑してしまったことがあります。女の子の「ツッコミ独り言」って、おもしろいというか怖いというか…

     とらわれの度合いや、同じ○○算のものでも、解ける、わかる、というのも実は個人差があります。お子さんをよくわかっていてくださる算数の先生に、まずは相談してもらって、お子さん固有の「つまづき」を解消することをしてもらいたいのですが…

     とりあえず、「解き方」そのものに向き合って、わかったかどうか… 具体例から入っていく、ということでしきりなおしていきましょう。

     しろくまはたびたび、「問題集で良いものは、解説が分厚い」もの、ということを述べてきました。すぐれた解説者は、その問題を解くための方法が「子どもが使える絵や図」「子どもが使える表現」で説明されていて、けっしていきなり「これは○○算です」というところから入りません。

     和差算・過不足算・差集算・つるかめ算…

     これらの看板から入らない、ということです。逆にそういう看板で分類されている問題集を利用し、本人に何算かはまったく伝えず、家庭で行う 

     例題解説+演習

     ということにもちこみます。

     本人にはつるかめ算とはいっさい伝えないで、「つるかめ算」の看板がついている問題を集めます。

     最初の問題は、解き方から入ります。算数版の「模範解答からの逆流法」ならぬ「模範解説からの逆流法」ですね。
     場合によっては3例くらい「解説読み→問題」をやり、それから10例くらい演習していく…

     それらを一通りした上で、「問題に用いられている素材」をそろえて、○○算・××算・△△算いろいろランダムにそろえたものを解いていく… 「素材をそろえる」とは

     今日は、くだものシリーズよ、今日はお菓子シリーズよ、今日は学校シリーズよ、と、やっていく、というものです。
     一つ一つの問題そのものがわかる、というところから入っていく… 演繹法ではなく帰納法の訓練ですよね…

     つるかめ算はこう解く でなく こう解くのがつるかめ算か に持ち込んでいく、ということでしょうか。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2116588】 投稿者: 白イルカ  (ID:0n1YZs1KRek) 投稿日時:2011年 05月 03日 23:21

    しろくま様
    お久しぶりです。
    いつもは呑気な息子が、ここ一ヶ月ほど算数を一生懸命やっております。生物も、個別のレポートを最低限は提出していますが、覚え直しをしてる形跡は皆無なので、単語帳に私が書いてあげてしまってます。過保護な気もして悩むのですが、時間もないので…

    そして、読解も苦手なので、一緒にやろうとしてるのですが、×直しがてらの確認(私が予習しておいて通読して、語句確認と、文章の構成や気持ちの読み取り+主張探しや、A→Bに変わったきっかけ探しで、解けなかった問題解く程度です)をするのに、飽きてかなり時間がかかるのです。読解が嫌いすぎて、ダラダラし始めたり「算数やりたい」などと言い出し身が入らない為、一回止めて半日〜一晩あけたりして3回に分けてやったりしています…短気な母は小さい爆弾が、たまに破裂して反省です…
    これは、どうしたら集中出来るのでしょうか?3回に分けると、日によって最後までやり損なったり、前に戻って説明し直す分、時間もロスになるので、集中してやりたいのですが、苦手なだけに素直には取り組みません。
    しろくまさん、お忙しい中、恐縮ですが、どうかお知恵をお与え下さいませ。

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