最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2010157】 投稿者: しろくま  (ID:LnFHTEToaJk) 投稿日時:2011年 02月 07日 20:50

    ~そして、また、入試が始まる~ ② 中学入試の「社会」の話 (その2)

     さて、塾の社会は、もう1つのパターンがあります。

    X 4科目で1セット
    Y 3教科で1セット 社会はオプション

     最初から、4教科はセットになっていまーす。バラ売りしませーん、というところ、あります。(関東では多いのではないでしょうか)
     関西では、てっぺんの「灘」が3教科であることもあり、兵庫県系の塾は「3教科」が基本講座で、社会特訓という形式で任意に選択、という場合が多いのです。

     塾を選ぶ場合は、志望校に合わせて、どういう設定なのかをしっかり確認しておく必要はあります。

     さらに複雑なのは、これらの設定は学年によっても変わる、というときがあるようですよね。
     小1・小2は「算・国」、小3・小4は「算・国・理」、小5からは「4教科1セット」みたいなXのパターンもあります。

     しろくまは、本人が社会をやりたいっ 社会が好きっ というなら、早期からの社会選択はおすすめします。(むろん、好きか嫌いかは受けてみないとわからないので、とりあえず選択することにはなります)

     ただ、灘・甲陽が第1志望で、現在小1~小4です、という場合は、社会の選択は後方にずらせて、それらにとどかないことが見えてきた、あるいは第2志望校が4教科である、というなら小5から選択、場合によっては小6から、というがよい、と思っています。

     たしかにしろくまの話は昔のことですが、申しましたように昔は社会は「小5」からの選択がフツーで、3教科を小5いっぱいに引っ張って学習し、小6から社会を選択、という子もいて、結果、社会が間に合わない、ということはほとんどありませんでした。
     早期に社会を取り入れて、それが入試に有利ならば、合格最低点はもっと高くなっていてもよいはずですが、東大寺にせよ星光にせよ、昔と大差はありません。星光や東大寺などは、昔の社会の問題のほうが難問がそろっていました。(学習指導要領が違い、昔のほうが出題内容の質・量がかなり高かったからです)にもかかわらず、早期に社会が導入されているのに、最低点や平均点が昔と変わらない、というのは、

     早くに何かを得ることは同時に早くに何かを失うこと

     という、ゼロサム的な現象になっているからだと思うのです。

     やはり、算数や国語の学習を、ていねいに、念入りに仕上げていってほしい、と、しろくまは思うんです。とくに算数は持続的・段階的な教科…

     わり算と分数でひっかかったら、社会の時間を削って計算練習を増やしたほうがよいと思います。
     比と割合が定着できていないのに、社会の統計を小5でおぼえても仕方ありません。統計は最新のものを小6でおぼえたらよいのですから。
     速さと水問題ができていないのに、歴史の正誤問題の対策に時間を割いている場合ではありません。その時間を削って基本の速さと水問題から復習しましょう。

     小3から小4、小4から小5、小5から小6の節目にある模試(ちょうど今の時期)で、算数が大きくコケたり、時間内にできないっ とかいうことになっていませんか?
     社会を「付加」するよりも先に、算数の「補強」をしっかりとしておきましょう。

     え~ でも、しろくまさん、小5から地理、小6で歴史・公民、で、ほんとうに間に合うんですか? すごい量ありますよ、まして小6からなんて無理でしょう?

     というご懸念はごもっとも…

     たびたび紹介していますが、演説のうまい、しろくまの後輩の社会科講師は、よく「ヤマ」を当てる、という話をしましたよね。彼は

     「もう出ることはきまっているんですよ。わたしはヤマを当ててるんじゃないんです。当てるんじゃなくて、テストのほうがわたしの言うてることに当たってきてくれるんですよ」

     と、ミョ~な言い方をするんですよね。もちろん、昔の講師はそれぞれが独立した企業みたいなもので、自分の持ちネタはそんなに簡単に他人には教えません。でも、意外と他教科の人間にはガードが甘くなって、ちょろっと、もらしてくれたりするんです。
     ちょっと彼の話にもとづいて、「社会が苦手な子のための」地理・歴史・公民の学習ポイントを示していきますね。

    (次回に続く)

  2. 【2010282】 投稿者: はてな。  (ID:3Ldxi4LKFSM) 投稿日時:2011年 02月 07日 21:55

    現人神は天子様だけだろ、それは不敬だ。

    ところで御神体はなにかな? やっぱり土の中に埋まってる柱かな。

    それともナダ・コーヨーの合格通知?

  3. 【2011213】 投稿者: ぐるぐる  (ID:FMXe87T6MP2) 投稿日時:2011年 02月 08日 11:53

    いつもいつもなるほどと、拝見させていただいております。
    今日は、初めてご相談させていただきたく思います。よろしくお願いします。

    子どもは、関西で難関校をめざしている新6年生の男子です。

    算数の難問に対してなのですが、年末より、テストでは2問から3問を難問ではありますが、
    解けるであろう問題を落とし、家に帰って解きなおすと、「なんでわからなかったんだろう」とスラスラ解きます。
    これが今も続いているため、どういった現象で、入試までにどう改善する。いえ、改善できるものなのかと、
    ここへ来て困っております。

    今までは、テストで落とした問題は、すぐチェックして、解きなおし+本人による解説。
    私が聞いて納得できたら、理解したと判断し、終了。の繰り返しで、たまに易問も取り組む
    という復習型の学習に重点を置いてきました。つまり普段のテストには学習の成果が見えない学習でもあります。
    ただし、しろくまさんのおしゃる、「みんなが落とさない問題は落とさない」学習方法であったため、
    総合的なテスト形式に変わった秋口からは、少しずつではありますが、成績は上がってきています。

    そして、難問は秋ごろまでは、本当に解らなくて落としていたので、感じませんでしたが、
    最近あまりに、落としたはずの問題をサラサラ解くのと、
    わたしが見ても解けたはずの問題を落とすため、何か、プレッシャーがテストではかかるのか、
    はたまた、難問に対する練習量が足りないのか、さっぱりわかりません。

    しろくまさまは、このような状態のこどもの事例をご存知でしょうか。
    また、これからは学習方法を変えていくべきなのでしょうか。

    今まで頑張って学習してきた成果がなかなか上手く出せず、内心苦しんでいるであろう子どもに、
    どう言った言葉で、励ましたらいいのかと
    色々考えては、ぐるぐる空回りしている素人母にアドバイスいただけませんでしょうか。
    どうぞよろしくおねがいします。

    ちなみに、国語は「中・近・標」で、親音読、子目読で、説明文を演習し始めたところ、
    「たのしい。もっと続けたい」と、楽しくスタートを切る事が出来ました。
    いつも参考にさせていただいております。ありがとうございます。

  4. 【2011233】 投稿者: ぐる  (ID:FMXe87T6MP2) 投稿日時:2011年 02月 08日 12:07

    すみません。
    子目読ではなくて、子黙読ですね。

  5. 【2011252】 投稿者: 頭痛  (ID:4O8YQktlg/U) 投稿日時:2011年 02月 08日 12:19

    しろくまさん


    なるほど、「二本立て、三本立て、の計画」ですね。
    参考になります。
    難問は今のところ好きなようにさせ、易問流しできちんとさせていくようにします。


    具体的なアドバイスをいただき、ありがとうございました。
    即実践させていただきます。

  6. 【2011852】 投稿者: 5年女児の母  (ID:.SVxBcykPNw) 投稿日時:2011年 02月 08日 18:42

    しろくま様

    お返事が遅くなりまして、失礼致しました。

    「開始時間を守らせる」ですね。
    諦めの気持ちが増えてしまった私ですが、もう一度頑張るべきなのでしょうね。
    娘を見ていて、すっかり疲れ果ててしまっていました。
    いつの間にか興味も湧かなくなり、何をしていようと知らん顔でいることにしていました。
    勉強も全く見ていませんし、様々な注意もしていませんでした。
    ここから抜け出すのは大変そうです・・・。

    本人は受験すると言って聞きませんが、自分の頑張り次第で合格にも不合格にもなりうることも、これで頑張らなければ落ちてしまうことも本人はわかっているはずです。
    ただ、私は親に言われて受験することには反対なので、何が何でも私学へとは思っていません。
    受験させるのなら、今の状況から脱出しなければならないでしょうね。

    現在通っている小規模の進学塾ですが、祝日はお休みなんです。
    そして、宿題が無いこともしばしば。
    計算も全く無いので、今は以前通っていた大手進学塾時代の計算問題を再度させています。
    朝も起きませんし、忘れるばかりするのでほとん進んでいませんが・・・。
    塾がのんびりなので、本人も余計にのんびりしているのでしょうか。

    以前からですが、何でも忘れてた、忘れてたばかり言うのです。
    時間が増えてもその時間の使い方は全く変わりません。
    すべてがのんびりで、自分のすべきことも忘れてばかりで・・・。
    書いて壁に張っても忘れますし、注意しても数秒したら忘れています。

    かなり大変そうですが、何とか抜け出す努力をしてみます。
    ありがとうございました。

  7. 【2012106】 投稿者: しろくま  (ID:Yk1lKRIltG.) 投稿日時:2011年 02月 08日 21:32

    「ぐるぐる」さま

     まず、2つの点にご留意ください。

     まず第1の点。

     「戦う算数」「易問流し」「難問じっくり」

     という3点セットの学習が必要な段階に来られているような気がします。9月以降でもよいのですが、ある程度算数が得意である、という場合は、もう「戦う算数」にも入って参りましょうか。

     「戦う算数」というのは、しろくまの友人の女性の算数講師がよく言うていた言葉なのですが、「わかる算数」のためには、単元ごとにパターン認識を深め、講義で例題を理解し、類題を重ねる、という方法がよいのですが「できる算数」のためには、実際の模試や入試のように「計算問題・文章題・図形」などトータルな問題を一定時間に解いていく、ということです。今ならまだ入試問題は無理ですが、過去の模試を同じ制限下で解いたり、昨年のバックナンバーが購入できればそれを利用してもかまいません。

     その問題に向き合い、時間制限をとくにかけられず、リラックスした雰囲気で見直すと、あんがい子どもは難問でも解けます。
     でも、実際の模試(もちろん本番)は、40㎝×60㎝のスペースで、机+イスの世界。時間制限下で解く…
     時間のレイアウトができないと、なかなか、トータルで問題を配分して解けません。

     やがて志望校別特訓では、たとえばその志望校に特徴的な3割にしぼって学習をしていきますが、実際の入試は、いろいろな問題が大小8問くらい配列されて、それを時間内に解くことになりますよね。

     個別の切り出された問題は解けるが、元の試験の枠組みにはめ込まれたら解きにくくなってしまう…

     時間制限下に、計算問題・文章題・図形などが配分された問題を解いていく… 「戦う算数」が不足していると、お子さんのような現象になります。

     何度も申しますが、家庭学習の空間は2種類に分けてほしいと思うんです。

     じっくり単元別に集中して学習する空間… これは、リビングでもかまいませんし、本人がリラックスして学習できる場がよいですよね。お母さんが家事をしていても目が届く場所などでもよいのです。

     でも、「戦う算数」、時間制限下での訓練は、できるだけ入試の場と同じようにする… 机上は40×60、時間制限中は無言・不動、できれば入試と同じ時間内で、その間は休憩無し。

     で、第2の点は、これは純粋に技術的なところ…

     模試でできない問題を分類します。

     「ミスした問題」「家で考えたら解けた問題」「家で考えても解けない問題」

     「ミスした問題」は夏休みの演習素材に保存しておきます。コピーして見開きノート左貼付、右空白… 小4くらいからためておけば、「易問流し」の素材にたいへん有効になります。

     「家で考えたら解けた問題」は、質問付き教育相談を算数の講師にお願いします。「算数で相談があるのですが…」と、もちこんで、実は、模試で今までこんなところで間違えているんです、と、その問題を10例くらい見せるんです。
     「あ、これは単にかんちがいですよ」ですめばOK。でも、案外、素人では気が付かないところで解き方や考え方で間違えをしている可能性もあります。大病の兆候が出ているのに、たいしたことない、と、思って見落とすのと同じことになります。

     総じて、今やられている方法はまちがってはおられません。

     お子さんには、変な言い方ですが、「できていない」「解けていない」部分を、お母さんは見ていない、という体をとってください。「これができているの、すごいね」とか、「へぇ~ この問題どうやって解いたの? 教えて」というような話しかけをしてやってください。

     「あ、できていないのは、また後でみればよいやん。わからない部分を見つけるのが模擬試験なのよ。全部正解なら、お母さん、塾にお金かえしてっ て、文句言いにいくわ」

     くらいの大度にかまえてやってください。

     できている問題は感心してやり、できない問題は笑って見直し。怒って厳しくしても、もちろんお子さんのキャラクターによってはよいのですが、「まちがい」をおそれて、点数をとることのみに気持ちが向いてしまい、安易な公式暗記や裏技などのエスケープルートばかりを探してリクツ抜きの丸おぼえ算数に陥ることになりかねません。

     できていなくても、しっかり考えて理解する、という姿勢を大いにほめてやってくださぃ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2012760】 投稿者: 読者  (ID:XoNVTri4QZk) 投稿日時:2011年 02月 09日 10:10

    「浜のスパイ様 へ」 さま

     無視しておけばどうでしょう。
     私たちの反応をおもしろがってるかも。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す