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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2153006】 投稿者: しろくま  (ID:BYdgA3rsJd6) 投稿日時:2011年 06月 03日 20:17

    「小4遊びたい盛りの男子」さま

     典型的な中学受験をめざす少年の姿ですね。

     家では、母とはバトル、しかし、塾ではしっかりがんばり、先生にはむしろホメられる…
     面談なんかで、塾の先生に言いつけてやるっ と、家を出て、さぁ聞いてくださいっ と塾の先生に言おうとしたら

     いや~ よくがんばってますよ いい目をして授業を聞いてますし、集中力があるし、あの子は伸びますっ

     とか、先制パンチをくらってしまって…

     あ、い、いや、そうですか…(うそ~っ)

     と、なって腰くだけ…

     子ども、とくに男の子は、外ヅラがよい、という子、けっこうたくさんいます。というより、なかなか自宅では集中力が出せないのですよね。
     けっきょく、ケンカしているようですが、お母さんが好きで、基本的には「甘え」の歪な表現となっているケースが多いのです。
     そういう子は、ほんとうは長期の夏休みなどは、家より「質問受け付きの自習室」のようなスペースで勉強していると、かなり伸びていけます。
     ただ、どうなんでしょうか、小6ではそういう「質問受け付き自習室」というのは長期休暇中に設けられているのですが、小4・小5ではあまりないですよね…

     「自分で考え、自分で調べて、わからないところは自分で質問しにいく」

     という「自学」というのは大切なところ… こういうところはほんとうは小4あたりから鍛えておきたいところなんですよね。
     家だとどうしても、冷蔵庫をすぐに開けに行く、ちょっと休憩と称してお菓子を食べる… とくに見る番組もないのにテレビをつけてみる、などなど… ささやかなことなんですけれど「持続力」を自分で削いでしまう環境があります。
     親も、なかなか黙ってヨコについている、というわけにもいきませんよね。ぐっとこらえはするものの、はっと気が付くともう口出ししてケンカになる…

     お通いの塾では、10日間の講座が午前にある、ということは、通常の授業はふつーにあるパターンなのでしょうか、それとも、それも無くなってしまう、というパターンなのでしょうか? 通常の授業と「積み」になっている場合は、その間に「自習室」などが設定されているケースがあるとは思うのですがどうでしょう? もし、あれば活用できますよね。

     いろいろな利用の仕方、夏休みの過ごし方があります。

    A.10日間の受講+2週間のその講座の復習+2週間の余暇

     その10日間の夏期講習の復習、およびその単元の類題演習を2週間はしっかりとやる。で、「遊び盛りの」時期なのですから、2週間はしっかりと遊ばせてやる。
     ただ、この「2週間の復習」は家でやることになるわけですから、なかなか「自学」に持ち込みにくいし、また母子バトルになってしまう…
     この1のパターンですと、短期集中型の「家庭教師」が有効です。塾のこの教材をしっかり復習して、その単元をしっかり深めてください、というやり方ですね。これなら、「外ヅラのよさ」が家で発揮されて、その場で弱点をみつけてもらいながらの深化も可能です。

    B.10日間の受講+他塾の夏期講習

     これが、いま、お考えになっているパターンですよね。この他塾の夏期講習はやはり2週間くらいあるのでしょうか?

     この方法は別に悪い方法ではないのですが、今お通いの塾の夏期講習と、他塾の夏期講習の「コンセプト」の違いを理解し、学習内容のすりあわせをした上でないとロスが大きいと思います。

     いっぱんに、夏期講習は2つのねらいがあり、夏休みまでの復習を行うバージョンと、夏休みまでの内容にプラスαしていくパターンがあります。

     「反復」か「深化」か
     「基本」か「応用」か

     ということですよね。実は、小4・小5の夏期講習は、「新入塾生」のための「補習」の意味も塾は設定している場合があるんです。新しく小4から入った、新しく小5から入った、すでに終わっている単元はどうなるんだろう、と、なったときに

     「夏期講習で、すでに習った範囲を復習しますから安心してください」

     というトークができるようにしてあります。ということは、今、お通いの塾の講習行って、他塾の講習をセットにしますと、

     「復習しすぎ」「反復しすぎ」

     になって、(いや、それはそれでよいのですが)子どもに飽きが出て、「え~、もうええわっ」となってしまう場合もあります。
     ですから、講習の内容を事前によく調査され、うまく「異質」の夏期講習の組み合わせになるようにしてやる必要があります。このようなことが可能かどうかはわかりませんが、今お通いの塾は、算数・国語・理科をやる、としたら、他塾では算数だけ、というような「しぼり方」をさせてやる…

     X塾:広く浅くの夏期講習 Y塾:せまく深くの夏期講習

     という作戦ですね。

     ただ、お話では、「単元が若干違っている」ということで、やや「かぶり」が濃厚なんですよね。ただ、内容の深さは違うかもしれません。そのあたりもう少し取材されたほうがよいですよ。

     いずれにせよ、夏期講習のテーマやコンセプトを必ず調べられて判断しなくてはいけません。あ、この内容なら何回やらせてもうちの子にはよいわ、と、なる場合もありますしね。

     6週間近くあるなら、2週間は、しっかり遊ばせてやってください。お母さんの実家で過ごされるのもよし、何か青少年活動団体の活動に参加して「キャンプ」に行かせる、勉強以外の習い事をさせてやる、などなど…
     「遊び」による「学習の幅」を広げる機会は小4や小5しかありませんし、

     「こんなに遊べるのも今だけだからね」
     「来年はもう行けないよ」
     「小6ならこんなことはできないし」

     「だから今年はこうしておこうね」

     という「予告」をしておくのも長い受験勉強では大切な「仕込み」なんですよ。やりたいことは基本的に認めてやる、でも、来年はそうはいかないわよ、小6では無理だしね、と、付け加えて「意識を高めていく」というわけです。

     ただ、作業系の学習、計算問題・漢字の書き取り、に、関しては、家でも一定時間、机に向かわせて、「だまって」集中させるクセを今から仕込んでおくのは大切です。
     お子さんの「集中可能時間」を測定し、その範囲内で、まずはしっかり時間制限下で学習させていく(少々ケンカになっても)のは今からの訓練だと思い、お母さんもちょっぴりがまんしてやってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2153684】 投稿者: 小4遊びたい盛りの男子  (ID:.p4E8I80sjc) 投稿日時:2011年 06月 04日 12:15

    しろくま様


    お忙しい中、早々の御返事ありがとうございます。

    現在通塾しているところは夏休み期間夏期講習(10日間)のみで、通常授業(週3回夕方)はありません。
    また、夏期講習の内容は今まで学習した範囲の復習です。
    他塾(10日間)についてはもうすこしリサーチしてみることにいたします。

    夏休み40日間中、夏期講習以外の約30日を学校の宿題、最低限の家庭学習(計算、漢字、塾での間違え直し)以外でどのような過ごし方が他にありますでしょうか?
    家庭学習は集中しない、兄妹喧嘩をしだす、文句を言う等で親子間で感情が悪化して不毛に思えます。
    外で勉強する方が子供にとってもよいと思うのです。
    残念ながら、塾の自習室は期間中は設けていないようです。

    長期の旅行や帰省も予定しており、思いっきり遊ばせることも重視しますが、
    10日間夏期講習だけでは物足りなく感じます。←家では必要最低限しかしないので。
    近所の最大手以外にいろいろと当たってみた方がいいですか?←内容を比較しながら

    引き続き、よろしくお願いします。

  3. 【2154429】 投稿者: 悩む母  (ID:7FfoXXZNxhM) 投稿日時:2011年 06月 05日 01:24

    しろくま様へ

    不安でいっぱいだった心が、アドバイスを受けて新たな気持ちで娘と頑張っていこう!と思えるようになりました。本当に感謝しています。ありがとうございます。
    このような場があって 心から有難いと思いました。
    皆さん、不安だと思いますし、
    受験を終えられた方や経験者の方から、アドバイスを頂きたいと思っています。
    しろくまさんは、すばらしい事をされていると思います。
    本当に心からありがとうございました。

    今アドバイス頂いたことを、はじめています。焦らず進めていこうと思います。

  4. 【2154611】 投稿者: まるも  (ID:l.5XaMZNajo) 投稿日時:2011年 06月 05日 09:44

    まるもさんへ (ID:DQ9.HVnBU

    受験に関して本当に無知で、何から始めれば良いのか?
    手探りの状態でしたが、
    同じ受験生のお母様からの暖かい励ましをいただいて
    こちらで相談できて、あらためて良かったなぁと思います。

    優しいお言葉ありがとうございました。

  5. 【2154701】 投稿者: しろくま  (ID:io.ZA0PV5Q2) 投稿日時:2011年 06月 05日 10:55

    「小4遊びたい盛りの男子」さま

     もちろん、おっしやるように30日間には「遊び」もふくまれるべきところ… 案外と重要なものが「物作り」です。
     何かの製作体験、という意味ではなく(そういうものでもよいですが)、たんに学校の宿題の美術・工作系のものなど、ちょっと本格的に取り組ませてみる、というのも大切です。
     迂遠なようですが、工作、というのは「立体」の概念理解にたいへん役立ちます。かなり以前に、しろくまは「低学年のうちは遊んでおいて欲しい」という話をしましたが、小4は「中学年」的ですから、遊び-勉強の中間地点でもあります。机上の世界だけでなく、「実際」に触れさせていく、というのは大切です。
     また、動物・植物の飼育・栽培、というのもたいへんよいかもしれません。

     同じく前に紹介したのですが、しろくまの塾時代に教えた小学生が『今日のうちの庭』という日記を書いた、という話があったんですがおぼえておられますか? 一行や二行だけで、淡々と、庭で起こったできごとが書かれている、というもの。
     ネコがきた、アリがいる、洗濯物が物干しから落ちてきた、などなど、絵日記が嫌いな子でも書けそうな日々のできごとがつづられていました。

     むろん、読書もよいですよ。とくに短編を「親音読-子黙読」でやっていく、というのもよいと思います。

     最近のしろくまのお薦めは、あすなろ書房の「中学生までに読んでおきたい日本文学」ですね。①~⑩のシリーズになっていて、⑩の「ふしぎな話」はわりとおすすめです。全編の中でも、星新一さんのものなどがなかなかよい。

     女子中ですが、今年の神戸女学院の物語文はなんと芥川龍之介の『戯作三昧』でした。(しろくまの好きな短編は『戯作三昧』と『ピアノ』なのですが、これなどは灘高校の入試などでも出たものです。)
     おそらくですが、作成された先生が学生時代に読まれたもの、学校教育でとりあげられた文章などが影響したチョイスだと思うんです。その意味でも、今後、この「中学生までに読んでおきたい日本文学」はよいかもしれません。
     実は、小5以上の配当漢字にはすべてルビが打たれており、小4から読む人がいることも想定されているとも思うんです。下枠には用語の解説や絵までついていますから、母子で楽しめます(これ、お母さんやお父さんの世代のほうが夢中で読んでしまうかもしれません)。

     ちょっと話がそれすぎましたね、すいません。

     ここは、お母さんが「フットワーク」を効かせて、いろいろな塾、個別(場合によっては短期集中家庭教師も含めて)いろいろな選択肢を吟味してやってください。
     申しましたように、「異質の2つ」の夏期講習のほうがよいような気がします。ぜひ、いろいろ当たる、そうして本人も見学する、ということがよいと思うのですが…

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2157339】 投稿者: 小4遊びたい盛りの男子  (ID:g6gGALcQdMc) 投稿日時:2011年 06月 07日 13:34

    しろくま様


    お忙しい中、ご相談にのっていただき有り難うございます。
    専門の方からのご意見を賜り、光栄です。

    また何かございましたら、よろしくお願いします。

  7. 【2157984】 投稿者: てんぱい  (ID:z9PqEOjnac2) 投稿日時:2011年 06月 07日 23:17

    しろくま様、はじめまして。
    現在6年生で筑駒を目指しています。
    物語の記述問題について、教えていただけますでしょうか。

    以前から国語が苦手でしたが、近中標などの演習をしろくま様の手順に沿って学習するうちに、選択肢問題はずいぶん正解するようになりました。
    ですが記述がどうしてもうまく書けないのです。
    解答するべきポイントを大きく外しているわけではないのですが、正解と比べるとまるで大人と子供の文面の様に違うのです。
    文章中の言葉をつなげているだけの様で、そこから抽象化がうまくできないのか、正解までたどり着けない状態です。
    二重心理を読み取れない時もあるのですが、それでも解説を読むと一応理解できるようです。
    ただ「解る」から「できる」にならないのです。
    本人も、「こんな文章かけないよなぁ」と焦っています。
    何か良い学習方法はありますでしょうか。アドバイスをお願いいたします。

  8. 【2158687】 投稿者: くりーむぱんだ  (ID:.ujsCAPg5yk) 投稿日時:2011年 06月 08日 13:54

    しろくま様、初めまして。

    6年生に進級する直前に、息子が中学受験をしたいといいまして、
    以来、こちらの掲示板を拝見しておりました。

    同じように直前に受験勉強をされている方の書き込みをみて、
    思い切ってご相談しようと思った次第です。

    息子は、小5から近所の個人塾に通っており、
    受験を希望してからは、同じ塾の受験クラスへ通っております。

    塾では5年生の履修範囲は、既に終了しており、
    算数、社会、理科で授業が終わったところは、
    自学自習するようにと、テキストと解答をもらっております。

    ただ、通常の授業の宿題もあり、
    本人は真面目に取り組んでいるものの
    なかなか思ったように進んでおりません。

    やるべきことはたくさんあるのですが、
    なんだか手一杯で(汗)

    何を優先してやるべきなのか、
    入試までのおおまかな学習スケジュールなど
    教えていただけないでしょうか?



    息子の場合、急遽受験を決めた理由ですが、
    最初は地元の中学に行きたくない、友達と同じ学校に行きたいと言っておりまして、現在は

    ①特定の学校を希望(四条畷中学の英数発展コースか、金光八尾)

    ②小5から塾へ通っていましたが、中学受験用の勉強はなし

    という状態です。

    息子は算数は好きで、国語は苦手

    特に物語文はとっかかりがつかめないようです。

    しろくまさんのアドバイスの通り、中近標を購入しましたが
    息子にはやや難しいらしく
    5年生のものを時々読んでおります。

    算数は、計算は早いのですが、
    特殊算などまだまだ不十分な状態です。
    できたら基本問題をみっちりやってほしいのですが
    塾の演習は若干高度で、これでいいのかなぁ・・と思っています。

    入試まで時間はないものの、現在4教科を勉強しております。

    2教科にしぼるべきなのか?と思うのですが、
    国語の当たり外れが恐ろしく、2教科でやります!とも言えずにいます。

    漠然と、不安な状態なのですが、
    何かアドバイスをいただけないでしょうか

    よろしくお願いいたします。

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