女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
しろくま様
ご無沙汰いたしております。3月頃に勉強の縦と横の量のことで
相談、回答いただいたものです。
おかげさまでしろくま様のアドバイス通り、無理をせず塾には宿題の量を
減らしていただいたりしてなんとか愚息も甲陽を受験するところまで
やってこられました。
今回は併願する学校の対策について相談です。
塾では、甲陽国語は記述ということで、記述対策はばっちり
やってきました。
が、第二志望である洛南の過去問は記述だけでなく
選択枝の問題もかなりあるのです。
最終2つぐらいまでには絞れるのですが、そこからどちらが正解だと
上手く導くことが出来ないようです。
残りの時間で、どのように取り組めばよいのでしょうか?
洛南の国語は量は多いがそちらはなんとかクリアできているようです。
記述の部分はあっています。
12月に入り、今月は検定料の振込や出願など親の仕事も多いです。
追い込みに子どももがんばっているのだから、出来る限り
私も最後までサポートしてあげたいと思っています。
しろくま様もまさに師走?!お忙しい所申し訳ございませんが、
よきアドバイスいただけたら幸いです。
しろくま様
少し前に 理科が悪くてご相談させていただいた 六年女子の母です。
あと1カ月半となりましたが、気を取り直し、5,6年の理科のテストで、
正答率が高い問題をピックアップし、確実に点数をとるために、
しろくま様にアドバイスをいただいた 単元を中心に
少しずつ寝る前に 見直しさせておりました。
ところが昨日 返却された模試の結果が 今までで初めて というくらい悪いものでした。
見てみると どうも国語が かなりよくなかったようです。
通常 娘は国語は得意な方で、理科の分をカバーしておりました。
以前にも一度だけ悪かったことがあります。
日能研の偏差値でいうといつもは 66~68 くらいとっておりましたが、
その時は 57 でした。
大雑把な質問で申し訳ないのですが、どういったことが考えられ、
どういうことに気をつけて対処すればよいでしょうか?
本当に今回はひどくて、情けない話なんですが、
主人も こんな点数では 恥ずかしから 受けるのをやめてはどうか、
と まで言い出す始末です。
またまた申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
「必要ないですか」さま
しろくまの時代でも、国立の附属小学校の子や、私立中学附属の小学校に通っている子たちも、塾に通っていました。最初のころはそんな子たちはいませんでしたが、だんだんと増えてきました。
いろいろな「事情」がそれぞれのご家庭にあり、さまざまな「理由」で通塾されていました。
国立の附属の子たちの中には、
A いずれ大学入試で私立中学に進んだ子たちと競うことになる。高校入試がないわけだからどこかで、未来の学友やライバルと肩を並べて勉強しておく、という機会があってもよいと考えている。
というのがありました。次に多かったのは、また、
B 灘や甲陽に行けそうな力がついてきたなら、外部受験にする、できそうにないならそのまま上へと考えている。
というものでした。そしてまた、
C 自分の子どもの学力がいったいどの程度のものか「測定」してみたい。
というお考えもありましたね。
私立中の附属の小学校に通っている方も、「そのまま上に行けるのですが…」と、AやBの方もおられました。
関西には、「小→中→高→大」という「6334」の一貫校はめちゃくちゃ少なくて、ようやく最近になって同志社や立命館、関西学院などがこのパターンを構成するようになりました。
「必要ないですか」さまの場合は、Aのパターンですよね。
結論から言いますと、小6になってから考えられたらよいのですよ。しろくまの時代、Aのパターンの子も、最後まで勉強を続けていた子もいれば、途中でやめた子もいます。
未だ来たらずを憂えず
です。「受験一色となる学年になると浮いてくるのでは?」、な~んていうのは、失礼ながら、余計な心配ですよ。浮いたら浮いたでよいじゃないですか。塾は能力別クラス編成です。勉強しなければクラスは下がっていきますし、勉強すれば上がって行きます。自分は受験しないのだし… と、思えば勉強の取り組みにも甘さが出てきて塾でのクラスは下がっていきます。具体的な目標をもって、きっちり勉強していく子にはやがて勝てなくなります。
最近では、入試が近づくと志望校別にクラスが編成される場合があるんですよね? これはしろくまの時代とは異なるところです。だったら、そういう受験体制の学年の時期になるまでは、「お勉強」を続けていかれたらよいじゃないですか。
本人が苦痛で、今の通塾に疑問を持っているならともかく、楽しく通っている「今」は、そのまま勉強させてやりましょう。
オプションなどは一切なしに、基本となる算・国・理・(社)の部分をしっかり受けて、小テストのお勉強、模試の見直し、を淡々と続けて「学力」の涵養に専念して何も悪いことはありません。
家族旅行や学校行事もしっかりやっていけばそれでよいではないですか。
「お勉強」を、特別視する必要は無いのですよ。
水泳好きな子はスイミングスクールに通わせますよね。
バレエが好きな子はバレエ教室行きますよね。
絵画が好きな子は、絵を習いに行きますよね。
お勉強だって、「ゆとり」なんです。
以前にもしろくまは話をしたのですが。
子どもは外で元気にみんなと遊ぶのがほんとうの姿だっ
な~んて言葉にだまされてはいけませんよ。家でじっくり本を読んだり、庭で草木をいじったり昆虫をながめたり、ひとりで思索にふけったり… どれも、すばらしい「子どもたちの風景」です。それを陰気なやつだっ おかしいのとちゃうかっ と、きめつけるなんてひどいと思います。変人も乱暴者もゲラも無口もおませさんも、み~~んな、同じ子どもの姿… 何かが特別な姿なのではなく、特別な姿が子どものフツーの姿なんです。
ちょっと余計な話でしたね。すいません。
「そのとき」が来るまで通わせてやって、お勉強の機会を与えてやってくださいな。必要あるのかっ 必要ないのかっ な~んて、子どもを凝視して深く考える必要なんてありませんよ。
いいじゃないですか、時間の管理や一定時間はお勉強する、という習慣が付いていくわけですから。高校行っても大学行っても、役に立たないってことはありませんしね。
こんな感じでどうでしょうか。
「初心者」さま
すべての勉強を楽しく、いやがらないように、心の負担にならないように… と、考えるのは、ある意味間違っている、と、思うのです。
どんなことをするにしても、実は「負担」はありますよね。楽しいことをするのだって…
クラブ活動やピアノの発表会だって、練習があって、うまくいかなかったりうまくいったり… 発表や試合の前は緊張もするし…
野球少年たちは、野球が大好きで野球を始めますが、ランニングや基礎練や、腹筋や腕立て伏せは大嫌いっ な~んて子、たくさんいますよね。
水泳部の子たちも、冬は陸上部に変身したりして、げげげっ スクワットかよ~ な~んて悲鳴を上げたりします。
お勉強も、楽しく、じっくり、深く取り組ませる、という局面もありますが、単純作業やおもしろくないプロセスも必要なのですよね。子どもによって違いますが、計算が嫌いな子もいれば、書き取りがいやな子もいる…
ある局面、子どもの好き嫌いなど斟酌せずに、「強制力」が必要なことはあるものです。
なので、有無をいわせず、やらなくてはならないことは、縛り付けてでもやるのだっ
というのがあってもよい、と、思うのですよ。(以前に「ベートーヴェンの比喩」を話したこともありました。)
とはいえ、いやいやであっても、強制であっても、それができるだけ能率的で効果的であるほうがよいわけですし、「負担」はともかく「負担感」が軽量化されて、悪いことは何もありませんよね。
一定時間一定量、計算はしなくてはならない、という呪縛から離れてみましょう。
「短く、すくない量」で、しかも、二種類用意して、「さぁ、今日はどっちにする」と本人に選択する方法を加味してみてください。
計算練習は、ゼロでないかぎり、分散して行ってもよいのですよ。30問させたいとすれば、30問を6分でやらせなくても「10問2分」を、朝、帰宅後、就寝前、に分割しちゃってもよいのです。
また、つねにAB2種類用意しておきます。どっちでもいいですが、Aは多いめ、Bは少ないめです(高学年の場合は易問と難問にしておきます)。そんなの2つ用意したらうちの子は少ないほうばかり(かんたんなほうばかり)選択しますっ と、おっしゃるかもしれませんが、なかなかどーして、子どもは気分が乗っていたり機嫌がよかったりすると「今日は、ちょっと多いほうをしようかな」「今日は難しいほうしようかな」と、「選択」するんですよね~
「これをしなさい!」ではなく「どっちをする?」
という方法で、せまっていきましょう。
挑発的な「選択肢」も用意してやってもよいですよね。
以前にお話ししたのですが…
1000円のランチコースと1500円のランチコースがあるレストランで、1500円のランチコースがなかなか注文が出ない… そんなときはどうしたらよいか知っていますか? 3000円のランチコース作ってメニューに載せるんですよ。
1000円・1500円・3000円
の、3つがあると、1500円が真ん中になるでしょう? 恋人どうしで、来店して、お昼をおごるよっ て、このメニューが出てきたら、1000円は、まぁ、男は選びませんね。1500円に落ち着くか、見栄張って3000円選んでしまいます。
実は、よく似た相談を保護者からされた、わたしの友人のアイデアマンの理科講師が、この作戦を保護者に提案したんです。
「計算問題メニュー、3種類作ってください。ふつうコース、かしこいコース、スペシャルコースって。で、今日はどれにしますか? て、本人に選ばせてください。」
子どもは、そういうの好きなんですよ。計算問題もね、コピーして、装丁して手作り問題集みたいな「形」にしてやって、3種類用意して選択させてやると、そりゃやる気がないときは「ふつうでよいよ」と言いますが、「今日はかしこいコースいってみるか」とか「じゃあスペシャルやってやらぁ」と、乗ってくる場合もあります。
小5くらいになると、学校の名前つけちゃうんですよ。「灘・甲陽のための計算問題」「神戸女学院のための計算問題」「四天王寺のための計算問題」「○○中学のための計算問題」って。(神女は計算問題なんか出ないんですけどね、よいんですよ、そんなのテキトーで)
「細かく分散」「選択させて」「看板つけちゃう」
という工夫はおすすめです。一度おためしくださいな。
本当に、読んでいて、とても楽しそうな、アイデア、有難うございます。
親の方が、「できない」を見つけると、早くなんとかしなくては、とガチガチになってしまいます。
その態度に、子供も恐れおののいて、「いや~!」
っとなってしまうのかもしれませんね。
レストランのアイデアは、いただきます。
子供も、一応、憧れ校、希望校、別に・・校と、ありますので、それぞれのコースで、選ばせてみます。
そういう方法だと、かえって、別に・・校のコースは、問題を選びたくても選べないかもしれなくて、おもしろそうです。
いつも、親の方は、余裕もなく、つい、焦りの気持から、短気を起こしてしまい、時々、こちらの誘導が失敗したなと思うことばかりです。
しろくまさんのお話を読んでいると、勉強だけでなく、多岐にわたっての知識に驚かされます。
それは、まさしく、子供のころに遊んだ賜物が根本なのでしょうか・・・。
いずれにしましても、本当に勉強になります。
有難うございました。
また、よろしくお願いします。
「ブンブンブン」さま
なんとか甲陽のメドがついてこられてよかったですね。でも、ここからが「甲陽ダッシュ」の時期でもあります。
しろくまの時代は、志望校の決定とコース変更の「激動の交差点」は9~10月末でした。1月入試になったとすると、12月は、いわばそういう「激動」は沈静化し、「その学校を受ける」という意思と偏差値がそろった子が志望校をめざしての学習に入ります。
「研ぎ澄まされた勉強」の時期に入りました。
お母さんは、併願校のことを考慮し、準備を進めていってもよいですが、お子さんには、あくまでも第1志望の甲陽への取り組みを徹底していくようにご指導くださいな。
とくに甲陽は、昔から圧倒的に第一志望者で固められ、併願校どこを合格しても甲陽入学、という方ばかり。「なにがなんでも甲陽」の「熱中甲陽組」が多数です。
合格者数と入学者数に「差」が出ない学校の1つ…
お子さんには、くれぐれも、「わきめもふらずに」コースの学習に徹しなさいっ と、おっしゃっておいてくださいね。
さてさて、甲陽も記号選択が出ないわけではないのですが、やはり記述が中心。引き続き、記述を怠らず、しっかりと勉強してもらうとして…
洛南は、甲陽とはまっったく国語の質・量が違います。量的な点に関して問題がない、ということで、質的差異にどう対処していくか、ということですが…
過去問「模範解答からの逆流法」、異学校同傾向問題の「演習」という流れ、それに「語句系の復習」を足していきましょう。
「模範解答からの逆流法」に関してはたびたび紹介しておりますが、洛南の記号選択には威力を発しますよ。
そもそも「長文」というのを嫌がる子が多いのですが、しろくまから言えば、甲陽のように中短文から記述題を考えさせる学校のほうがはるかにイヤです。
「長文」は、その問題を解くための「情報量」がそれだけ多いので、実は、解答にいたるための手がかりがたいへん多いんですよ。ものは考えようで、長文の設問のほうが、ほんとうは「わかりやすい」のです。「長い→たいへん→むずかしい」とシンプルに子どもは思いこむんですよね…
過去の洛南の問題の「記号選択」を、模範解答からの逆流法でどんどんやらせてみてください。
他の方にもレスしたのですが、正解の選択肢を隠し、
「アイウはまちがいの選択肢なんだよ、なぜまちがいか考えてみよう、から入って、正しい選択肢を、きみならどういうのにする?」
と、すれば、甲陽の記述対策にもなって一石二鳥です。これは説明的文章でやらせてください。
文学的文章のほうはもっともオーソドックスに
「正解はアで、イウエではないんよ。なぜ、出題者はアにしたか、それがわかる部分を考えながら読んでみて」
と、やっていきましょう。
ただ、過去問には数的に限界がありますので、大阪の清風中の記号選択問題が「同傾向異学校問題」の演習として使えます。清風中のものなら、甲陽のコースで学習してきた子だと「過去問かぶり」がまず無いと思うので利用できると思います。
まぁ、時間もあまりありませんので、たくさんは紹介しません。これらをまずはしっかりやってみてください。それもやっちゃいました、と、なれば、また、しろくまにお知らせください。
こんな感じでどうでしょうか。
「まりお」さま
理科のほうは、なんとかメドがついたのでしょうか?
さて、国語の突然の落下、ということですが…
まぁ、あせらず、じっくりその模試の「質」を分析してやってください。この時期の国語は、志望校の大きな傾向に合致しないものの失点は、かんたんな補正にとどめておいて、志望校重視の学習でOKですよ。
理由はいくつか、そしてそれらの複合に求められますが…
まずは、本人に事情聴取してもらい、その「感想」と「理由」をしろくまにお伝えくださいな。
前にも申しましたが、国語の点数の上下は
☆ 文章の「質」的変化と「量」的変化
が、主たる原因です。それに
☆ 従来習熟してきた「形式」と違う設問が一定数以上出た場合
ということです。
先日、ちょっと大阪市内のホテルに滞在したときに、クラブラウンジにあった新聞を読んでいて、ちょっとおもしろいコラムを見つけました。そーそーそれそれ! そのとおりっ と、思った話… 読売新聞の『編集手帳』です。
漢字率の高さが読み手に与える印象、というのが説明されていて、
20%だと、かなりやさしい印象
30%がもっとも適していて
40%だと、難しいかたい感じがする
というような話でした。(三島由紀夫の『潮騒』の最初の場面は30%です。)
しろくまもまったくの同感です。だいたい、これは入試問題でもあてはまりますよ。40%の文章なんて大人でもイヤです。
女子中の物語文って20%ほど… 説明文でも30%くらいですよね。
模試で漢字率を計算してください、なーんてことはいいませんが、30%をこえるようなものなら、ちょっと子どもはへこたれますよ。「子どもの国語が得意」というのは、「自分の習熟してきた文章の範囲で得意」というだけで、知らない語彙や想像できない場面がある文章では「得意な子」でも失点してしまいます。
ようするにその模試の文章の「質量」が、志望校の「質量」とほぼ一致しているのに得点できていないとすれば問題ですが、そうでない場合は「まぁ、そんなこともあるよ。模範解答をみて、その解答の理由がわかればそれでよいやん」と大度にかまえてやってください。
「ここにきてこんなことではっ」
と、思われる必要はありません。算数など下から積み上げる教科は、「ここにきてこんなのでは」という心配は出てきますが、国語の場合は、どこにきても「できないもんはできません」から。
まずは本人の話をきいてやってくださいね。むしろ、へたにこれは一大事っ と、大人があわてて子どもに得意な国語ができなくなるのでは、という恐怖と不安を与えるほうが大問題です。
女の子は「できないこと」に困るのではなく、「できない自分」に困るんです。わからない自分に不安になるので、追及したり責めたりするのはタブーですよ。
男親は、「テーブルごとひっくり返す」のが好きなんですよねぇ~ 根本否定の怒り方しちゃうんです。
「そんなことなら入試なんかやめちまえっ」
て、よく言っちゃいます。それこそ「ここにきて」言うことではありません。ここまできたら走りきる以外無いですよ。微細に分析すれば燃料もれもタイヤの摩耗もネジのゆるみも見つかります。
みてみろっ 燃料もれてるし、タイヤもへってるし、ネジもゆるんでるぞっ と、言うても仕方なし。そんなこと抱えたまま突入するのが「入試の一断面」でもあります。完璧に持ち込む入試なんか、しろくまは見たことありませんよ。
とりあえずは申しましたように、本人の事情を聴取し、また模試と志望校の問題の整合性もよくみて、また、しろくまにお声かけくださいな。




































