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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2264320】 投稿者: 5年女児の母改め6年女児の母  (ID:bVvNPTOqyjU) 投稿日時:2011年 09月 12日 19:05

    しろくま様

    お忙しい中、お返事を頂きましてありがとうございました。

    夏期講習中は、宿題を「こなした」だけで終わりました。
    毎日、たくさんの宿題に追われこなしただけです。
    元々のんびり・おっとりな子なので、かなりの時間を費やした為、
    苦手分野の克服に使える時間は全くありませんでした。

    今日、先日受けましたテストの結果が出ましたが、4教科でまた平均を90点も下回る点数でした。
    このような成績は今に始まったことではなく、5年生の後半頃から変化ありません。
    一度退会した大手進学塾に再び彼女の希望で戻り、期待しておりましたが同じでした。
    色々策は講じております。
    とにかくスピードが遅いので、その克服の為に時間をはかりながら問題に取り組むこと。
    何をすべきか優先順位を決めて取り組むこと。
    でも、無理なのです。
    まず、時間が迫っているのに焦る気配はなく、時間が過ぎても平気で続きをしようとします。
    ここで注意をすると怒って機嫌が悪くなるだけで変化ありません。
    優先順位も自分では決められないので、毎回私が指示をして取り組ませます。
    今日しなければいけないことが終わらなくても平気です。
    眠くなり集中できなくなるので翌日すると言って寝ますが、起きません。
    起きなくてもほっていましたが、課題がたまる一方なので朝は私が起こすようになりました。
    最近は何とか時間を気にするようになってきましたので、進歩していますが・・・。

    後期になり、国語の語句・ことわざ・漢字などは小テストで満点を取ってくるように
    なりました。
    理科・社会も7割は取れるようになりました。(以前は3割程度でした)
    ただ、小テストは範囲が決まっていますから、勉強をすれば点数は取れるのですよね。

    宿題ですが後期も量は多く、宿題だけで1教科2時間は掛かっています。
    週末も、テスト・色々な学校の過去問を解く特訓そして宿題に追われています。
    しろくま様のおっしゃる通り、塾の先生に相談してみます。

    好きな教科は、社会だと歴史分野・算数だと面積・理科だと生物です。
    まずは、このあたりをする時間を確保していくことなのですね?

    文化祭に行ってまいりました。
    数人の生徒さんにもお声をかけ、色々なことがわかりました。
    偏差値に全く届いていないと相談すると、「私も最後まで届いていませんでしたよ」と言う生徒さんが
    1人や2人ではありませんでした。
    皆さん宿題は多くて大変だけど学校は楽しいし、良い先生が多いということも教えてくれました。
    娘にも「頑張ってね」「来年、待ってるよ」など言っていただいて、喜んでおりました。
    まだまだですが、諦めないで頑張る気持ちになりました。

    私や塾の先生が何か注意すると大変嫌がる娘なのですが、とにかく時間を区切って勉強し、
    他の勉強に使う時間を確保させたいのですが、何か良いお知恵はありませんでしょうか?
    今はストップウオッチを使用していますが、押すのを忘れたりするのです。

    宜しくお願い致します。

  2. 【2264357】 投稿者: しろくま  (ID:ipqGTXgQUAE) 投稿日時:2011年 09月 12日 20:06

    「アマゾネス」さま

     これは過分なお言葉をたまわりました。

     思うに、お子さんは「ニセの国語苦手少年」だったのですよ。しろくまの後輩の社会科講師は

     「教科の苦手には、ホンモノとニセモノがある」

     という話をよくしておりました。「算数3時間勉強し、国語も3時間勉強して、結果算数のほうが点数が高くて、国語が低いならばホンモノの苦手といえるが、算数は6時間しているのに国語は1時間しかしておらず、それで国語の点数が低い、というのは苦手とは言わない」というリクツを説明会でよく述べておりました。

     まぁ単に時間という「量」ではなく、「質」にかかわる学習が大切なので、この話はいくぶんか割り引いて考える必要はありますが、子どもの場合では一面の正しさを持っていますよね。

     単に「お勉強の方法」、何を、どのように進めるか、という点でわからなかっただけなんですよ。
     国語が苦手な子、というよりも、自分に適した国語の勉強の方法、に気が付かなかっただけだったと思いますよ。

     しろくまのおかげでも何でもありません。これからも国語のお勉強を続けていけば、苦手どころか得意な教科にも変えられるかもしれません。
     国語が楽しく思えるようになってくれたらしろくまはうれしいです。

     もちろんこれから、またひっかかってしまうこともあるでしょうが、そんなときも「もともと中学受験の国語は小学生には無理があることなのだ」と考えられて、「できないのがふつう」という視点から子どもに接してやってくださいな。

     また、何かあれば遠慮なくお声かけください。

     それから、「しろくま信者」にはなられてはいけませんよ。「信じる」というのは、実は「形を変えた偏見」と同じです。何か他の大切なものを捨ててしまうことにもなりかねません。あくまでも、そういう考え方、見方もあるものか、と、考えられて、けっして一つの方法に縛られず、多角的にお子さんの勉強方法を探してやってくださいな。
     しろくまが言っていることをすべて鵜呑みにしてしまうと、もっと他の、お子さんに適した方法を見失ってしまうかもしれません。
     しろくまなんぞ、使えるところだけ活用していただき、お子さんに適した方法のうちの、あくまでも選択肢の一つにすぎぬと考えられてご利用してくださいな。

  3. 【2264444】 投稿者: しろくま  (ID:ipqGTXgQUAE) 投稿日時:2011年 09月 12日 21:54

    「まちすけ」さま

     まず、素点の部分で60~80あたりの得点ができている、ということは、真性の「国語か苦手」というわけではないと思います。

     国語の「苦手」ということは何なのか…

     ものすごく簡潔化してしまうと二層あり、第1層は「発達段階に即した語彙量の不足」です。

     ただ、これはしろくまが思うに… もともと発達段階を越えた語彙を必要とする文章を子どもに与えているがゆえに、「わからない」という現象をもたらしているのではないか、ということです。

     前にも申しましたように、国語がまったくできない、という子で、昆虫や天体のことが大好き、という子どもがいましたが、昆虫に関する説明文が出たら解けた、天体に関する説明文が出たら解けた、ということがありました。また、国語苦手の野球大好き少年が、主人公が「大好きな野球をケガであきらめなくてはならなかった」というストーリーの物語文の心情説明の記述を、「自分も同じ思いをしたっ!」という経験から、それは見事に書き上げた、ということがありました。

     語彙がそろえば、「苦手な子」が「苦手でなくなる」んですよ。

     問題文のレベルがその子の発達段階を越えた語彙を含むものであるか、その子が発達段階に即した語彙を持っていないかのどちらかなんです。

     言うても仕方が無いことなのですが、もともと子どもの発達段階を越えた語彙を含む文章を出題するのは、ルール違反だとしろくまは考えているんですよ。あくまでも文章は小学生の語彙の範囲で、設問のほうをしっかり読みとれて理解しているかを問うものにすべきである、と…

     ただ、色々な私立の国語の先生と話したことがあるんですが、この点は、みなさんしろくまとまったく同じ考え方をされていました。
     ですから、実際の入試問題でチョイスされている文章は、模試などで使用されているものよりも、文章レベルは低く、子ども向きになっています。
     よく、本番の入試では解けた、過去問ならば得点できた、みたいな話が国語の入試で出てくるのはこのためです。

     で、第2層は、「設問の解き方、それを解くための読み方の未習熟」ということです。

     どうまとめたらよいかわからない、どうすればこんな答えになるかわからない、ということです。低学年や小5で、まったく国語の設問に触れたことがない子に、いきなり「問題」を見せても、「どう答えていいかわからないやんっ」となるわけです。

     となると、今度は「設問に対する習熟度」の有無がポイントになります。

     であるならば、国語を「できるようにする」ということは、

     「発達段階に合わせた文章」を用いて「設問に対する習熟度」を高めていく、ということに他なりません。

     えらい前置きが長くなって申し訳なかったのですが、お子さんの場合ですと

    ① 小4の頃は偏差値平均60を越えていた
    ② できるときがある(素点で62のときもあれば82のときもある)

     というわけですから、

     ①に関して、小4のときには「発達段階に即した語彙を持っていた」ということがわかります。また小4段階の「設問解答力」は備わっていた、といえるわけです。
     ②に関して、小5になって、高低が出てきたわけですから、いったい、どのような文章のときにできていて、どのような文章ではできていないか、よくよく吟味してやってほしいのです。

     しろくまの経験では、一つ前の学年のときに国語ができていたのに現在学年でできなくなった、という場合の原因のほとんどは、その一つ前の学年での「足踏み」不足が原因です。
     「国語はまぁできているようだから、他の教科に時間を割くか」となってしまっていた可能性が大なんです。

     おもしろいもので、算数の場合は、みなさん「算数はまぁできているから、算数の量を減らして他の教科をしよう」とは、あまり思われないのに、国語は「できているんだからそんなにしなくてもこのままでよいか」と安易に考えられるんですよね。
     同じ受験科目には違いないのですから、国語はできているからもういい、他の教科の勉強を増やそう、という発想は、ちょっとおかしいことなんですよね。問題演習量はしっかり一定量確保しておく、ということはやはり大切だったんです。

     ですから、

    1.「小4のときに使用していた教材・模試・小テスト」をもう一度、取り組ませていく。

     かつて「できた」問題、「わかる」文章にどんどん接触させていく、ということです。「できた・わかる」体験の再経験、ということをさせてやってください。

    2.小5になってから「できている問題」「わかる文章」をみつけていく。

     本人に、どんな話が好きか、どんな内容のものがよいか、セレクトさせてほしいんです。で、本人のわかる内容の文章、好きな説明のものをチョイスしていって、その文章の設問に向き合わせる。

    3.「すべての設問は解かなくてもよい」「1文章1設問」で取り組んでいく。

    (1)今回はこの問題を考えよう、と、設問を一つチョイスして、どういう設問かを見せる
    (2)親音読・子黙読で文章を読む
    (3)設問を考えさせる

     あるいは、しろくまの定番、「模範解答からの逆流法」を組み込みます。

    (1)今回はこの問題を考えよう、と、設問を一つチョイスする。
    (2)模範解答をみせてしまう
    (3)どうしてそういう答えになるか、それがわかるところを探しながら読もうと告げる
    (4)親音読・子黙読

     親音読・子黙読にこだわるのは、読む速さの適性を子どもに理解させることもできるから、ということです。ついでに、読み終わったら、今ので○○分読んでいたよ、と、伝えておくんです。
     読書速度をしっかり感覚として身につけさせていく、ということもできます。

     「本人の気に入る文章、好きな文章」で、一つだけ設問を選び、「模範解答の逆流法」でやっていく…
     時間制限下の問題演習は小4レベルのものでやっていく…

     という二本立てではどうでしょうか。

     最後になりましたが、奥様が体調がすぐれないとのこと… ご病気のときは、心配事など気持ちの不安が高まるものです。お子さんのことで何かと心労もあるでしょうから、どうかいたわってさしあげてくださいな。

     お子さんにはできるだけ、できている部分を大きく評価してやり、奥様にも、そういうお子さんがよくできている部分をご報告してさしあげてくださいね。

     何か追加質問があればどうぞ。
     
     

  4. 【2264460】 投稿者: しろくま  (ID:ipqGTXgQUAE) 投稿日時:2011年 09月 12日 22:13

    「5年女児の母改め6年女児の母」さま

     いやいや、お話しの中だけでも、じゅうぶん評価できるポイントがあるではないですか。

     「最近は何とか時間を気にするようになってきた」
     「小テストで満点を取ってくるようになりました」
     「以前は3割の理科・社会が7割になった」

     範囲が決まっている小テストだからこそ、大切なんですよ。そういう部分を細かく積み上げていくところこそが「巻き返し」のスタート時点です。
     本人の自覚というのは、ダイナミックに変化するものばかりとは限りません。だんだんと前向きになっていく…

     社会の「歴史分野」、算数の「図形の面積」、理科の「生物」分野…

     よいではないですか。前に申しましたようにまずは「一点突破」作戦でいきましょう。

     まず、社会ならば歴史を突出させる。算数の図形はたくさん解かせていく。理科の生物分野の演習量を増やしていく… ここは質・量ともにしっかりとやらせていく。

     さて、「時間を区切って勉強させたい」ということですが…

     「時間宣言」をさせる、ということも加味してほしいところです。
     問題を見せる、「何分ほしい?」「何分でする?」と問う、で、本人に「○○分でやってみる」と言わせる、という方法です。よーいどんっ で、お母さんが時間を測定する… できたっ とうところで、「今ので○○分よ」と告げる、というやり方。

     こちらかに何分でしなさい、ではなく、本人に「自分のつごうのよい」時間設定をさせてやらせていく、ということです。ほんとは5分でできそうなことを10分、と宣言するかもしれません。それでもまずはOKです。こちらから時間設定しない、というのもちょっとしたコツになります。

     客観的時間制限の前に、まずは主観的時間制限です。それから、たとえば、やらせたい教科・分野などが3つあったとします。ABC、どれから始める? と、一教科目のスタート教科は必ず本人に選ばさせる、ということです。
     とにかくこちらから、「これしなさい」はタブーです。これとこれならどっちからする? という選択肢を用意してやって、本人に決定させていってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2264544】 投稿者: まちすけ  (ID:YQXW7HYe7MY) 投稿日時:2011年 09月 12日 23:42

    しろくまさん

    早々にお返事いただき、ありがとうございます。

    非常に参考になりました。

    やはりまだ、「国語が苦手」と決め付けるレベルではないのですね。
    しろくまさんにそういっていただけてほっとしました。

    早速、
    1.「本人の気に入る文章、好きな文章」で、一つだけ設問を選び、「模範解答の逆流法」でやっていく…
    2. 時間制限下の問題演習は小4レベルのものでやっていく…
    の2本立てでやっていこうと思います。

    またご指導いただくこともあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

  6. 【2265389】 投稿者: 涙  (ID:bcRoGJ5BE82) 投稿日時:2011年 09月 13日 21:20

    御無沙汰しています。
    以前に最難関が厳しいで相談させてもらいました”涙”です。
    一つ下のクラスで塾が楽しいと今、言っています(笑
    また、相談お願いします。

    志望校を”洛南”にしぼりました。
    最難関のクラス1つ下のため算数が基礎中心となっています。
    なにかよい問題集などあるでしょうか?

    夏休みから ”特進クラスの算数 有名人気校”をしました。
    9月に終わる予定です。
    すらすら出来るようになりました。
    10月から ”特進クラスの算数 難関・超難関”を考えています。
    本当は夏休みに”難関・超難関”をする予定だったのですがあまりにも難しかったようで
    ”有名人気校”からにしました。
    夏休みの最初は手こずっていましたが、すらすらまで解けるようになりました。
    何かアドバイス等あるでしょうか?

    よろしくお願いします。

  7. 【2265657】 投稿者: しろくま  (ID:uN9m8bhErWo) 投稿日時:2011年 09月 14日 07:10

    「涙」さま

     「一つ下のクラス」で、しっかりと力を涵養していく、ということは大切です。
     「楽しい」とお子さんが思われていることはたいへんよいこと。でも、「楽しい」という文字は、一面、「楽」という意味も含まれます。理解できる範囲でのしっかりとした学習で11月くらい念入りにしていくことに加えて、同時に難問チャレンジしていく、という気持ちもまた大切。

     そういう意味では、塾のクラスは「一つ下」、でも、問題集は「一つ上」という意識はよいことですよ。

     ただ、それでも「易問流し+難問じっくり」というポイントはおさえてください。これは必ずセットにしてください。

     洛南は、算数の制限時間は70分ですが、かなり時間内の処理が難しい問題です。
     第1問に「計算問題」があるパターンで(実際の入試は模試とは違って第1問に計算問題があるとは限らない場合があるんですが洛南は第1問は計算問題)、テキパキと処理していくことが必要です。
     「数の性質」「平面図形」「水問題」など、難問がずらっと並びます…

     しろくまは、基本的に「裏技」を用いたふだんの学習、というのは極力避けてほしいと思っている派ですが、洛南の算数は、やはり「塾」の解き方が有効な出題がたくさんみられます。
     同じ質・量の算数の演習量を秋以降は重ねていく必要がありますね。

     しばしばしろくまが紹介してきた、友人の女性講師の話は

     「戦う算数」

     という表現をよくしてきました。ある一つの単元だけをやっていく、というのではなく、実際の入試のように、同じ時間内に計算も文章題も図形も、かんたんなものも難問も、すべて含まれたものをどんどん解いていく、という姿勢が必要になってきます。

     「すらすら解ける」、というときは

     ある特定の単元だけ抽出してその場で「すらすら解ける」というだけでは「戦う算数」にはなっていません。一つの入試問題の中で、その特定の単元の問題が解ける、という状況が大切です。

     「特進クラス」の算数

     は、まったく文句のない教材です。

     申しましたように、洛南の算数は塾での算数と相性がよい問題です。そういう意味では、しろくまがよくいう視点

     「塾の先生が監修・執筆されている」
     「実際の入試問題を用いている」
     「問題よりも解説のほうが分厚い」

     を満たしているものならばよいと思います。

     洛南くらいの算数ならば、過去問も10年以上は集められると思います。それを「戦う算数」で進めていくとして、

     前にも紹介したのですが、文英堂の「塾で教える」シリーズは、問題演習の教材としてたいへんよいと思っています。

     「数・数量関係」

     の著者の板東くんは、よーくおぼえています。20年以上も前の話ですが、しろくまがいた塾で学生時代に非常勤の講師をしていて、たいへんよい講義をする講師でした。いまは関東の塾におられるようです。むしろ「図形」のほうを彼に解説してほしいとしろくまは思ってしまいます。

     「量と測定・図形」

     も、たいへんよいものです。こちらの著者はしろくまは存じておりません。VSLの回転立体の裏技まで紹介しているのはちょっとアクセルふかせすぎですが、洛南の図形などには適している教材かもしれません。

     また、最近のしろくまのお気に入りの算数関係は、

     「賛数仙人」さん

     です。最初、この方のペンネームをみて、「どーせ、これさえやればできる、みたいなシリーズか」と思っていましたら、とんでもない。たいへんよい解説をされています。

     洛南の算数は、「戦う算数」を通じて、「時間のレイアウト」をどれだけ本番できるか、ということが大切になります。ぱっ とみて、ざっと と、解いていく順番を「配列」できる子に有利です。
     そういう並べる力、というのは「算数の力」とは、ちょっぴり別の部分ですよね。このあたりの訓練が秋からは大切になります。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2265683】 投稿者: 涙  (ID:bcRoGJ5BE82) 投稿日時:2011年 09月 14日 08:15

    しろくま様

    早速ありがとうございました。
    難関校算数をいくつか解いたのですが唯一半分を取れたのが洛南でした(笑
    1年分しかまだしてないのですが・・・
    過去問5年分しか手元にないので早速10年分購入したいと思います。
    ただ、過去問解説が親切ではないのでどうしても全部理解できないままだったり理解するのに時間がかかったりして
    いらいらするのですが・・・(苦笑
    戦う算数ですね!!

    本当にいつもありがとうございます。

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