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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2265777】 投稿者: 猫の手  (ID:x/E9oZX0KFo) 投稿日時:2011年 09月 14日 09:58

    お勉強面についての悩みではないのですが、ご相談させてください。

    受験本番まで、残り120日弱となった、小6女児の母です。
    欲を言えばキリがありませんが、この夏は、頑張って過ごしました。
    その成果か、塾のクラスも上がりましたし、9月の模試も6年になってからの最高偏差値を出し、良い感じで、受験勉強に対して意識が変わったように思います。
    お勉強も自力で楽しんで取り組めるようになりました。
    主人とも、「受験が近付くとやっぱり変わるんだね。このまま受験本番を迎えられれば良いね。」と喜んで話していた矢先、トラブルです。


    まず学校です。
    何が原因か、イマイチ掴めていないのですが、お友達関係に亀裂が入りました。
    2学期開始間もないですが、誰とも話さず過ごす日があるようです。
    どうも、娘は2学期に入り、お昼休み以外の休憩時間は、遊びの輪の中には入らず、お勉強(塾の宿題等)をしているようなのです。
    遊ぶ子がいないから仕方なしに、というのではなく、誘ってもらっても「お勉強するから。」と断るようです。
    心の片隅には、「偉い!」と褒めてあげたい気持ちもあるのですが、やはり、お友達関係の中では良くないですから、やんわりと注意をしました。
    すると娘は、「遊びたくない遊びや、話したくない話に付く合う方がストレス。みんなと同じ中学校に行くのじゃないのだから。一人の方が楽。」とカーッとなって、話を聞こうとしません。
    もともと男女関係なく輪の中心にいるような子ですから、強がっているようにも思えます。
    こうなれば、様子を見るしか仕方がない、と思っていた矢先、昨日塾で・・・。
    (塾は大好きで、朝から晩まで塾でも良い、と言うほどです。大手塾です。)

    昨日は運動会の練習で疲れていたのでしょう。
    お弁当後に居眠りをしたそうで、それを注意されたところ、逆切れをしてしまったようです。
    娘が大好きな教科で、可愛がっていただいている先生の授業中です。
    泣きながら帰宅したものですから、問いただしたところ、どう考えても娘が悪い。
    良くないと注意をしたものの、反省するどころか、口ごたえの嵐。
    娘の状況は分かっているつもりですが、娘の態度・言動に腹が立ち、とうとう怒鳴り声をあげてしまいました。
    娘は娘で、学校と受験のストレスがピークを達していたのか、それはそれは・・・。
    場を抑えようと止めに入った主人だったのですが、娘の態度に激怒する始末。
    昨夜はお勉強どころか、修羅場でした。

    今朝でも、「クラスの子の顔を見るのもいやだ。学校に行きたくない!」と大騒ぎ。
    何とか登校させたものの、これがしばらく続くのかと思うとため息しか出ません。

    受験前のストレスって、相当なものなのですね。
    せっかくやる気になって、成績も上がってきていたのに。

    どうすればよいのでしょう・・・。


    自分で書いておきながら、支離滅裂な文に呆れております。
    でも、本当に困っております。
    かつて、しろくまさんの生徒さんに、こういった状況になった子はいなかったでしょうか。
    何でも構いません。
    アドバイス頂けないでしょうか。
    宜しくお願い致します。

  2. 【2265934】 投稿者: しろくま  (ID:RjbxCjll5uU) 投稿日時:2011年 09月 14日 13:16

    「猫の手」さま

     受験にのぞむ子どもの「顔」はさまざまです。一つとして同じ「顔」はありません。

     何事もなく入試がすんだ(と思っていた)子でも、じつはあの時… という後日の「思い出」話があるのがフツーです。

     自宅のトイレにたてこもった子
     駅のベンチにずっと座って帰宅しなかった子
     学校でも塾でも、友だちが一人もいなかった子

     もう、数え切れない「できごと」がありました。それぞれの「背景」は、ほんとうに色々です。

     お母さんやお父さんとのケンカなどは、しょっちゅうでした。

     でもね、だから「受験」や「お勉強」がストレスになるのだ、だから「悪」だ、と、考えるのは短絡なんですよ。
     野球だって、サッカーだって、ピアノでもバレエでも、囲碁でも将棋でも、子どもが試合や大会をめざしてがんばっている世界では、それぞれにものすごいストレスがかかっています。

     ストレスというものを簡単に説明するならば、「思い通りにならないこと」ということに他なりません。そんなの生きているなら「思い通り」にならないことなどあって当たり前。
     ストレスの原因を無くすことが対策なのではなく、ストレスとどうつきあっていくか、ということが対策なんですよね。

     お友達関係との「亀裂」とおっしゃいますが、子どもの発達段階はさまざまですし、子どものもっている(未熟ながらも)「価値観」はほんとうに色々です。
     話の合う子、合わない子、好き嫌い、いろいろ混ざって生きていく空間が学校の教室です。

     「もともと輪の中心にいるような子ですから、強がっているようにも思えます」

     と、おっしゃっていますが、実は今までの自分のほうが「演じていた自分」だった場合もあるんです。

     学校では明るく元気にしています、友人関係も良好です、という話をしてくださったお母さんがおられました。でも、その子は、入試がすんで、しばらくした後、

     「やりたくないことでもやってきた、テレビの話題に遅れてはいけない、と、思って適当に話を合わせてきた、中学に入って、もうそんなことをしなくてもよくなって、ほんとうにホっとした」

     と、「告白」してくれました。

     受験のストレス、というより、中学受験をめざして勉強していくうちに、「まわりに合わせていく」ことのストレスが際立ってきた、というのが実際だったかもしれませんよ。
     同じような考え、その段階で、同じような知識を持っている、同じような将来の方向性がある、という子どもたちが集まっている空間に入ると、純粋に「性格」が違う、という差異だけで、「居心地」は格段によくなります。
     お子さんには、お母さんやお父さんに今まで話してこなかった「人間関係の軋轢」「価値観の相違からくる失望」というのが学校であったのかもしれません。

     しろくまの経験から言うと、

     「これがしばらく続くのかと思うと」

     と、心配される必要はありません。夏休み、という長期休暇で「学校の教室」から離れていたのに、夏休みも終わって、再び本人にとって「落差」のある世界にもどってきて、「おさえていた気持ち」が解放されやすくなってしまっただけだと思います。
     この一ヶ月間くらい、本人の心の調整に時間がかかります。いや、あんがい、もうお子さんのほうはバランスをとっていて、何もなかったようにケロっともとにもどって、「あれはいったい何だったの??」と、お母さんが思われるかもしれません。

     いまの時点でお母さんができること、というのは、実はあまりありません。一つ言えることは、だから特別に何かしよう、と、思われないことです。
     いつもと変わらぬ、ふだんと変化がないお母さんを続けてください。「作為」がいけません。
     勉強の内容などよりも、これによって「生活の軸」が変化することに注意してください。

     睡眠時間-食事時間-勉強時間-休憩時間-入浴時間は、けっして不規則にはさせない、ということです。

     もちろん、何も変えない、ということが大切ですから、いくらグズっても学校を休ませてはいけません。それも大切な「生活の軸」です。「枠」を崩さない、ということが大切です。

     それと、あとは、お部屋の整理・整頓です。

     わりと整理整頓ができていた子の部屋が、雑然としはじめてきたらちょっと注意です。
     整理整頓、というのは心の余裕があるからできることなんです。ようするにそこに「気が回らない」何かが連続して起こっている、という証拠。
     もし、そういうことになっているなら、勉強の時間を減らしてもよいので、いっしょに「気分転換にお部屋の掃除をしようか」「お洗濯ちょっと手伝って」など、お母さんの「二人でできる作業」をさせてみてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2265981】 投稿者: まるまる  (ID:IVmkTFS2x7Y) 投稿日時:2011年 09月 14日 14:15

    しろくま様

    初めて投稿させて頂きます。いつも皆様になさるアドバイスをわが子に重ね合わせ、まだなんとかなる、まだ頑張れると思ってすごしてきましたが、突きつけられた現実に、とうとう、中学受験をあきらめなければならないのかと、自分の情けなさに落胆し、でもまだ・・・という気持ちを捨てきれず、わらにもすがる思いでご相談しに参りました。どうぞ、よろしくお願いいたします。
    娘は今、5年生です。小学3年から大手関西系の中学受験専門塾に通い始めました。一番下のクラスで入塾し、私(母親)が付きっ切りで宿題をさせ、3年の秋に真ん中のクラスに上がりました。そのクラスで成績は中くらい。復習テストは上位にいたものの、公開テストはさっぱり。
    偏差値50前半。そのまま4年生になり、さらに理科も増え、いっそう大変でしたが、なぜか公開はもうすぐ60に届くまで上昇し、秋から最上位クラスまで上がりました。しかし、その後、復習テストは平均に届くか届かないかまで落ち、公開テストもどんどん下降し、中位クラスまで下がりました。そして今はさらに下のクラスに落ちるのではないかというくらいまでになってしまいました。
    実は、4年の秋ごろから、私の言うことにいちいちへ理屈を言って、母娘喧嘩。それで大事な勉強時間がなくなる日もたまにあり、「自分でする」と言う娘に、過去に計算の宿題の答えを丸写ししていたことがあるから信用できないと言っても、そんなこともうしないと言うので、横で見ながら宿題をさせました。もちろん採点は私。この方法で勉強が進まなく、相変わらず喧嘩し一日が終わることも多々ありました。そんな日々を繰り返していたためか、4年の冬くらいから公開が毎月100番ごと下降していきました。まずはじめに国語が50をきり、社会、理科は上下し、何とか算数で持たせていたのが、算数も下降し始め、全体的に下降しています。とまりません。夏休みは単元ごとに5年生、4年生と復習したのですが(算、理、社)、夏休み中も今も塾のカリキュラムは進んでいて、毎回の復習テストでいっぱいいっぱい。なかなか復習の時間が取れません。それに、私が宿題を採点していても、問題の文章や単位、といった一般に気をつけなくてはならないことはもちろん、今までそんな見落とししなかったのにと言うことまで見落とす始末。娘に、注意することを何回も言うのですが、わかってると。自分がやらなくてはならいこと、弱いところ、何が出来ていないかもわかってると言います。でも、どうしたらいいのか(きっと多すぎて)わからなくなっているようです。学校でも漢字テストで2問足りず赤点を取ってきました。
    塾の勉強が、娘のキャパシティを越えているのでしょうか?毎回の復習テストの勉強で一週間が費やされ、過去の復習の時間がうまく組み込めません。こつこつ4年から戻って復習したほうがいいことは、しろくまさんのアドバイスでわかるのですが、実際、通常の授業の理解が遅いためかその時間を入れれません。復習をしだすと最低2時間はかかってしまいます。それを毎日ではさすがに復習テストが悪くなり、その単元が消化不良になってしまいます。

    すみません、支離滅裂になってしまいました。私の頭も混乱しているのかも知れません。
    この現状を改善していくには、まず、何からはじめたらよいのでしょうか?

    お忙しいところ、申し訳ありません、アドバイスいただけませんでしょうか?

  4. 【2266019】 投稿者: しのむく  (ID:nCNsybk.deQ) 投稿日時:2011年 09月 14日 15:09

    はじめまして。
    現在6年生ですが、志望校で悩んでおります。
    夏前くらいから、大阪星光に行きたいと言い出しました。
    それまでは、いけるレベルで。。。と考えていたので、まったく視野に入っておらず、
    急な息子の発言に驚きました。

    塾の8月の公開模試で偏差値4科で58でした。
    夏休み前に塾の先生に大阪星光第一志望とお話したところ、休み明けのテストで
    算数の偏差値を60にあげるようにと言われていましたが、
    算数が一番ひどくて、48しかありませんでした。
    4科の中でも算数は一番苦手で、テキストの応用問題となるとほとんど解けない状態です。
    昨年の大阪星光の過去問も1問くらいしか解けません。。。

    この状態で今から大阪星光第一志望で大丈夫なのでしょうか?
    もし、万が一に合格することがあったとしても、レベルの高い授業についていけないのでは?
    との不安もあります。

    志望校を変えたほうが良いのでしょうか?悩んでおります。

  5. 【2266052】 投稿者: 猫の手  (ID:x/E9oZX0KFo) 投稿日時:2011年 09月 14日 15:48

    お忙しいのに申し訳ございませんでした。
    確かに今まで、学校での居場所を確保するために、周りに合わせて過ごしていた様にも思います。
    塾に缶詰めの夏休み、大丈夫かしら?と心配していたのですが、親の心配をよそに、毎日喜んで通塾しておりました。
    「塾のお友達とは気が合うから、お勉強も捗る。」とのことでした。
    自分の居場所が見つかったのかもしれません。


    今回の学校での件にしましては、学校に相談する気は全くありません。
    もう6年生ですから、自分で解決するでしょう。


    気になるのは、暴力的な言動です。とにかくイライラしているのです。
    成長の過程でのことでしょうか。
    整理整頓に関してですが、しろくまさんの心配の逆で、夏頃からきれいに整頓をするようになりました。

    とにかく、アドバイスどおりに、“生活の軸”を変えることなく、過ごしていくほかありませんね。


    親が冷静になることが大切ですね。
    もうすぐ帰宅します。
    いつも通り、迎え入れようと思います。

    取り急ぎ、お礼まで。

  6. 【2266227】 投稿者: しろくま  (ID:ZgSNe6RIXQE) 投稿日時:2011年 09月 14日 19:27

    「まるまる」さま

     「真剣に」考える、ということと「深刻に」考えることとは別ですよ。

     現在、まだ、小学5年生。何もない時期であっても、小5・中2・高2には、メンタルな面で不安定になるものです。
     寄り添い学習、というものは、子どもがそれを「素直に」受けて入れてくれるときに、もっとも力を発揮します。
     
     日々、実施される小テストと、模擬試験というのは、だいたい「三ヶ月の関係」が昔から言われています。

     小テストの勉強をしっかりしていく、そして小テストの点数がコンスタントに8割を越えるようになり、好きな教科だと満点も出始める… それを三ヶ月くらい続けていると、模擬試験に「ようやく」結果が出てくる、というものです。むろんこれは逆にもいえます。
     小テストで点数がとれなくなってくる、好きな教科や分野の得点力が下がってくる、三ヶ月すると模擬試験が急降下してくる…

     お母さんとのバトルは、まぁ「日々の学習」の中で始まったことですよね。すると、小テストで点数がとれなくなってくる…

     「私の言うことにいちいちへ理屈を言って」

     まぁ、子どもにとっては「へ理屈」も「理屈」なんです。ツジツマがあっていることと正しいことが別である、とは、わからないのが子どもというものです。場合によってはへ理屈にもつきあってやって、あまりリクツのおかしい部分をツッコミを入れないようにしたほうがいい場合もあります。

     そもそもの始まりは、やはり「小テスト」で点数をとれなくなり始めたところにありそうです。
     母子バトルも原因の一つでしょうが、小4の秋くらいになると、たとえば算数などでは単に「作業」をしていく延長線上に答えが出る、というようなものが少なくなります。
     手順が複雑になったり、わり算と引き算が、やりにくいように、ミスしやすいように配列されたモノが出てきます。
     すると、ミスをしてしまう、それをお母さんが、指摘する… 

     「こんなかんたんなところで何してるの!」
     「ほら、お母さんの言うたとおりじゃないのっ」
     「みてごらんなさいっ お母さんの言うたとーりにしないからよっ」

     子どものへ理屈を誘発する言葉を用いて叱責していませんか?

     「こんな…」「お母さんの言うたとおりでしょ」「お母さんの言うたとーりにしないからでしょ」

     という表現は、確実に子どもがイラっとくる表現です。むろん、お母さんがそういう表現になってしまったのは、その前に「えらそーに」言うてたくせにできていなかったもんだから、「ほらみてみなさいっ わたしの勝ちよっ」という意識がちょびっとあるんですよね。

     お母さんが正しくて、お母さんの勝ちなのはじゅーぶんわかっております。

     まずはこの「ミスをしてもミスを怒らない」というところが入りましょう。淡々と、場合によっては笑顔で、「あ、まちがったね、どこがまちがっているかわかるかな?」という軽い確認だけでよいのです。
     自分で「あ~ ミスして腹立つっ」と子どもが言うのはよいのですが、お母さんが腹をたててはいけません。
     小テストの寄り添い学習では、ここは基本のポイントです。

     「自分でする」と言うたときに、たとえそれが事実であっても
     「(えらそーに言うてるけれど)あなた前に答えを丸写ししてたじゃないっ」
     と言うのもタブーです。
     いっしょにやるときも、自分でやるときも、答え合わせは、親がする、のがあたりまえ、ということを徹底しておくことは大切です。その点、「まるまる」さまはそれを貫かれているわけですからOK。ただ、あなたが信用できないから、というのは、言わなくてもよいことです。

     「入試は自分で採点しないでしょ? 他人がするのがあたりまえだから、答え合わせも自分ではしないのがあたりまえなのよ」

     と、言い含めておけばよいのです。

     「なかなか復習の時間がとれない」

     ときは、「目の前」のことをしっかりすることに専念されてもかまいません。ただ、お話しにもあるように、その目の前のところが「キャパ越え」になりつつあるのは確かなようです。
     わかっているけどできない歯がゆさがお子さんにもあるので、へ理屈を述べたり、怒ってみたり…
     ただ、それも「甘え」の裏返しでもあります。お母さんだからこそ、そういう表現ができるというもの…

     毎回の復習テストのための学習「量」を精査しましょう。

     しろくまの原則は「小5は得意を磨く」「得意教科を作る」がテーマです。「得意不得意」は「好き嫌い」から生まれます。
     嫌いな教科をとりくませすぎると、子どもの気持ちは萎えてしまいます。
     嫌いな教科の小テストの範囲は、塾の先生に「優先順位」をつけてもらい、思い切って「全部しなくてもいいのよ」「難しいやつは今できなくてもよいよ」と、大きく言い放ってやって、実際、結果が悪くても一切怒らない…
     好きな教科、得意な教科は時間もたっぷりとってやり、「好きな教科ばかりでよいのかな…」と不安になるくらい、そういう部分をたくさんやらせていきましょう。
     好きな教科、得意な教科の勉強だけで一週間が終わるときがあってもこの際よしとしてやりましょう。すべて慢性的に衰微させてはいけません。何かを突出させて「足場」をつくって、「春休み」くらいにできていないところの復習をすればよい、という大きな気持ちで勉強させていきましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。 

  7. 【2266248】 投稿者: しろくま  (ID:ZgSNe6RIXQE) 投稿日時:2011年 09月 14日 19:54

    「しのむく」さま

     男の子は、突然、自分を語り始めます。とくにお母さんに対して… これは高校生になっても、大学生になっても、社会人になっても、そうですよ。

     まずは話を聞いてやってください。「なぜ、星光なの?」という問いかけです。

     改めて、色々問答を続ける中で、本人のモチベーションも上がるときもありますし、そういう考え方ならば、と、併願校の選択や、第2志望校の決定もしやすくなります。

     おそらく、塾の先生の話や、まわりの友人たちが志望校を話し始め、自分と同じくらいの成績の子が「星光をめざすっ」とか宣言し始めているのかもしれません。
     塾の一つの機能、「引っ張る」ということが作動し始めているわけです。

     じゃあ、算数がんばろーよ

     と、教科のがんばりにも持ち込めるわけですから、デメリットばかりではありません。

     ここは、しろくまがよく言う「成績の可視化」をやっていきましょう。

     もう小6の秋ですから、小テストと模擬試験の両方でやりましょうか。

     まずは、夏休みから(7月くらいから)教科別の小テストの点数をすべて出して、表にします。場合によっては、たいへんかもしれませんが「折れ線グラフ」化してお子さんに、成績の推移を見せましょう。
     同様に、模擬試験も、折れ線グラフ化します。こちらは今年3月から。

     3月・4月・5月・6月・7月・8月と、6ポイントできますよね。折れ線グラフにします。

     縦軸は偏差値、横軸は月。4教科ごとに4色でつくってやります。
     で、星光合格A判定の偏差値をズバっと横線で入れてやります。ついでに、あと3つくらい、星光より偏差値の低い学校の偏差値も入れておきます。

     こうして「本人の目」でみえる「形」に成績を示してやるのです。

     「合格」する、ということは、その学校に入って勉強する「資格」がある、ということです。
     上位で入っても苦労する子いますし、下位で入っても伸びていく子もいます。中に入って「改めて」気持ちを再構築できた子が、中でやっていける子です。偏差値だけではなく、校風や、通学時間や、トータルで学校選びをしていかなくてはならないんですよ。

     で、最初の話が大切になります。

     「なぜ、星光なの?」

     ということにしっかり答えられるように、お子さんにも「星光」だけでなく、いろいろな情報を提供してやってくださいな。
     「いけるレベル」でよい、という考え方から、「いろいろな情報を与えてなっとくできるところ」をみつけてやる、というようにして参りましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2266545】 投稿者: まるまる  (ID:IVmkTFS2x7Y) 投稿日時:2011年 09月 15日 02:53

    しろくま様

    今の現状を一気に書いてしまったものに丁寧なアドバイスをいただきありがとうございました。

    小5の娘は長女で、私たちにとっても初めての受験。私は田舎で育ったので中学受験とは無縁の生活をしていたためか、時間がたっぷりあり、誰にも言われることなく自分で勉強もし、大好きだった学研の「かがく」に夢中で掲載されている実験をすべて気がすむまでして遊び、たくさん本を読み、いろいろなことを考えて育ちました。そんな自分の過去と重ね合わせて子供を理解しようとしておりました。・・・だからでしょうか、娘がなぜもっと真剣にひとつのことに取り組めないのか?もっとよく考えないのか?宿題の答え合わせをしながら、苛立ち、叱責し、落胆し、
    深刻になっていったのかも知れません。
    まだまだ母として未熟です。ここで放棄しては子供も私も成長できませんね。

    たとえクラス落ちしても、ぐっと我慢して好きな分野を伸ばすように頑張ってみようと思います。
    夕食後、娘に、好きな科目は何?と聞くと(得意かどうかはあえて聞きませんでした)、
     「算数と社会」
    という返事。それだけでも満点とってごらんと言うと、娘の目がキラッと光りました。
    私から科目を減らすようなことを言われたのはよほど意外だったのでしょう(苦笑い)。
    でも、宿題の答え合わせと、国語のしろくまさん方式の読解を30分と、弱い漢字は細々とやっていこうと思います。

    それに、主人と一緒に考え、下がっていく流れを止めるために、環境を変える意味で、個別もお願いしようかとも思っています。ただ、しろくまさんのまとめブログにもあるように、慣れてきた頃に、後で聞けばいいやと個別に頼り切ってしまう心配はあるのですが・・・。

    とにかく、続けてやってみます。

    我慢して、我慢して、子供が学校に行っている間にストレスを発散しながら。


    すみません、もうひとつ質問させてください。

    ことわざ、慣用句などで、いろいろな形式の出版物が出ていますが、それらをこつこつ覚えさせたいのですが、少し今までの授業でやってきているので、はじめから問題形式のものを、何回もさせて覚えさせていくのがよいのか、「でる順・・」などで何回も覚えさせてから、問題形式のものに移ったほうがよいのか、どちらが定着しやすいでしょうか?娘は、残念ながら、テスト直前の急場しのぎの暗記に慣れてしまっていて、なかなか暗記物が定着しにくいですし、直前に覚えれば何とかなるという甘い考えが抜け切れません。この甘い考えをどうにか修正したいのですが、方法はありますでしょうか?

    お忙しいところ申し訳ありません、アドバイスをいただけるとありがたいです。

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