最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2233153】 投稿者: しろくま  (ID:hRWbWZStKSY) 投稿日時:2011年 08月 11日 17:26

    「牛車のごとし、クニャ息子」さま

     はい、元気にしておりますよ。昨日、今日とたいへん暑い日が続いておりますね。塾などでは冷房が効いてはいますが、かえって体調をくずしたり、子どもでも、肩や腰の冷えから具合の悪くなることもありますので、暑くとも食べ物は冷たいものは控えさせて、温かいスープなど用意してやってくださいな。

     スピードの件に関しては最初にご相談いただいたときからの懸案ですが、しろくまは

     「結果として速くなる学習方法」

     がよい、と、考えています。速くさせようとはするな、速くなるようにしむけろ、ということです。

     そういう意味でも、前にも申し上げましたように「時間を計ってみるね」という主観的時間制限でずっと演習させ、自分がその問題を解くのに何分かかったのか、という認識の回数を増やしていけば、「結果として速度はついてくる」と思います。

     ただ、そうとはいえ、現実に「時間配分」に失敗していては、やはりどこかの部分で「速度をあげる」訓練も必要にはなってきます。

     国語に関してなのですが…

     「模試と志望校の問題の比較」

     は、されましたでしょうか? 模試はわりと時間制限内にできないような量を課す場合もあるのですが、実際の入試では、国語は案外と時間内に解ける「時間と量」である場合が多いのです。

     長文であっても設問数が少ない
     設問数が多くても長文ではない

     など、志望校の国語の特徴に合わせた「時間のレイアウト」ができればよいと思うんです。

     過去問を一ヵ年分、一度、目を通してみられては?

     (少し先の話ですが、ようするに志望校の問題で時間配分ができればよいので、これは、主観的時間制限で一度やってみて、「あなたはこれを何分かかったわよ」とやっていけばよいのです。)

     算数は、志望校によっては「計算問題がない」ところもあります。

     「環境の同一化」をそろそろ濃厚に意識されたほうがよい時期になっていると思います。

     たとえば、算・国・理(・社)の配分が60分・60分・40分・40分ならば、それぞれの教科の家庭学習時間も60分、40分で一区切りさせる、ということですね。

     算数など、図形の問題は「主観的時間制限で」、速さなどの文章題は「客観的時間制限で」というような使い分けをし始めてもよいかもしれません。
     もっとざっくり「好きな(得意な)問題は客観的時間制限で」「嫌いな(苦手な)問題は主観的時間制限で」というような使い分けも取り入れていきましょう。

     まぁ、でも、とりあえず、好転していっているとのお話ですから、ここはぐっとこらえられて、もう少し、本人に時間を与えてやってもよいと思うんですよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2233489】 投稿者: クロヤマ  (ID:O0veJyiO4XI) 投稿日時:2011年 08月 11日 23:11

    初めて質問いたします
    2年生女児の母親です。作文の指導についての質問です。のんきな質問ですみません。

    文章を書く事が好きな子供です。作文の課題は、いただいた用紙からはみ出すほどの量を、一気に書き上げます。
    ただ、年相応といいますか、他人に読んでもらう事を意識した文章ではなく、読みにくいです。
    初めに構成などを考えると、すっきりするのになあ・・・と考えます。

    しかし、担任の先生は「作文への親の介入一切禁止」の方です。
    そのお考えは本当にすばらしいと思います。低学年ですし自由に書いたものをほめてもらうだけで十分だと思います。
    しかし、進歩がみられないのです。この1年、作文に関しては同レベルです。
    読書量もかなり多いですし、会話もしっかりしていると思いますが、このまま自由な作文をいつまで続けたらよのでしょうか?
    担任の先生にお聞きしましたが、個別に考える事はできないようで、2年生だからこれで十分でしょうというものでした。

    親としては少しでも進歩につながるようなアドバイスをするべきか、悩んでしまいます。
    プロではありませんし。。何か妙案はございますか?

  3. 【2234105】 投稿者: 牛車のごとし、クニャ息子  (ID:5rW2WKn4qHw) 投稿日時:2011年 08月 12日 16:25

    しろくまさん、早速お返事をいただきありがとうございます。
    先に、しろくまさんの言われた温かいものをというお話ですが、最近息子がお吸い物など温かい飲み物をよくほしがり、不思議がっていました。
    塾はクーラーが効きすぎて、寒いというので、上着を持っていかせていますが、朝からお晩まで塾での生活で、体全体が冷えているんですね。しろくまさんの最初の話でまず、「なるほど~!!」と唸ってしまいました。


    さて、「速さ」に関してですが、気になっていたのが、志望校の一つで上げている帝塚山中学(奈良)のことでした。ここは基本的な問題が数多く出題され、スピードと正確性が必要という風によく書かれています。
    ケアレスミスが多く、スピードに難のある息子がここを志望校に挙げるのが間違っているのかな・・と、漠然と不安を感じていました。
    しろくまさんのアドバイスをうけて、基本的な問題が多い帝塚山なら今やらせてみてもいいかと、早速買ってあって過去問平成18年をやらせてみました。

    スーパー理系もないころで 合格ラインも今よりは低いんだろうと思いますが、その一次の専願に4点足りませんでした。
    しかし、時間に関しては、国語は途中時間が足りなさそうで飛ばした小問3問をやる時間がなかった。あと10分ほしかったと言っていましたが、算数はわからない問題があり解けなかっただけで、時間が足りなくて解答できなかったということはなかったようです。


    もちろん現在の合格点にはまだ遠く、これから力をつけてもらう必要はありそうですが、やみくもに心配する必要はないかとホッといたしました。
    塾の先生には、まだ過去問はさせなくてよいといわれていますが、古い年数のものを他の学校も少しやらせてみようと思います。
    身の程知らずな息子にとっては、帝塚山は、滑り止め的な存在です。現実を知るためにも過去問は効果がありそうです。

    しろくまさん、本当にありがとうございます!!これからが本当の山場ですから、きっとお邪魔することもあると思います。その節は、またよろしくお願いいたします!!

  4. 【2234123】 投稿者: しろくま  (ID:OVVS5jfudCE) 投稿日時:2011年 08月 12日 16:36

    「クロヤマ」さま

     お返事を書こうとしたのですが、お盆前の来客が入れ替わり立ち替わりで…
     すいません、明日、必ずレスしますね。しばらくお待ちくださいな。

  5. 【2235119】 投稿者: しろくま  (ID:s6JhODRhtnw) 投稿日時:2011年 08月 13日 19:37

    「クロヤマ」さま

     のんきな話でもなんでもありませんよ。作文、というのは、しろくまはとくに大切なことだと考えているんです。

     まず、担任の先生の「作文への親の介入一切禁止」というご指導は、一切禁止、というと何か厳しい口調のようですが、わからないわけでもありません。
     「書くこと」をいやにさせてはいけない、というのが小1・小2の大切なポイントです。

     しろくまは以前に、教育は「コントロール→ドライブ→自由放任」の発達段階をふまえるものだ、というお話をさせてもらったことがあります。でも、おもしろいもので「作文」というのはこの逆のルートなんですよね。

     「自由に書かせる→きまりごとに即して書かせる→テーマや書き方を設定する」

     合わせて、以前に「随筆」というのは、

    ☆ 抽象から具体を抽出して、その理由を想起させる

     という話もしました。低学年の作文は、この「随筆」の書き方なんです。

     お題 今日あったこと(抽象)→ 作文 お盆で仏さまをお迎えした(具体)

     という流れです。

     さて、お子さんのように読書量も多く、作文が好き、とにかく色々書く… でも、他人に読んでもらうものではなく、なんだかもう一歩前に進んでほしい… 「次のステップ」にどうやればもっていけるのか… 考えたり迷ったりするところですよね。

     ちょっと、ご面倒かもしれませんが、お子さんといっしょに「作文」を「楽しく」やっていきませんか? ちょっと古い方法があるんですが、国語そのものが嫌いではない子には有効です。
     むずかしいことではありません。

     「題名当てゲーム」

     というものです。

    Aタイプ 

     二人にべつべつに教師がそれぞれ違う「お題」を出します。それに即して作文を書かせます。で、できた作文を交換し、お互いに相手が何というお題を教師から与えられているか考えさせる、というゲームです。

    Bタイプ

     友人に、自分の書いた作文を読ませます。で、その友人に作文の題名を当てさせる、というゲームです。

     この方法ですと、「自分の作文のテーマを相手に伝えたい」という意識がより自然な形で働きます。やればわかりますが、おもしろいもので、これを続けていくと「長さ」もだんだん短くまとまるようになっていくんです。

     そこで、しろくま風に、3段階で、お子さん用にアレンジしてみますと…

    (第1段階)

     まず、ちょっとゲームしようよ、と話しかけます。お子さんが書いた、すでにあるたくさんの作文を用意させて、「題名、隠してみて。その題名、お母さんが何か当ててみるから」ともちかけてみてください。
     で、本人に作文を「音読」させて、お母さんはだまって聞いて、「その題名は○○ね!」とかやってみせるんです。
     「はずれ~」となるかもしれませんし「おしい!」となるかもしれませんし、「あたり!」となるかもしれません。

     「はずれ」の場合は、「え~ じゃあ何?」と聞いてください。すると「題名」を言うでしょう。とりあえずは「あ、そうか~」と答えてから「お母さんは、こう思ったからこういう題名かと思った~」と告げてください。まったくお母さんの思ったとーりの感想でけっこうです。
     で、それをどんどんやっていく…

    (第2段階)

     こんどは新しく何か作文をお子さんに書かせます。「どんな題名の作文かはナイショにしてできた作文お母さんに読ませて、題名当ててみせるから」と持ちかけてください。

    (第3段階)

     これはちょっとご面倒なら、省略してもらってもよいのですが、お母さんも参加です。「今から30分後に、それぞれ書いた作文発表して、お互い題名の当てっこをしよう」というゲームにしてしまいます。
     時間を制限していること、そうして相手に題名がわかるように書く、という意識が自然に生まれる、ということ、しかも「相手が当てる」というゲーム意識が働きますから、すぐわかる題名と作文が直結するような書き方をしなくなります。

     え~ しろくまさん、わたし作文苦手なんですよ~ まして題名と作文の関係なんかうまく考えられないし、へんなこと書いて子どもに悪影響が出ては… と、心配してしまうお母さん、心配いりませんよ。しろくまがついています。とっておきのコツを伝授しますね。かんたんなんです。

    A → B
      ↑
      C

    A 最初に思っていたこと B あとで思ったこと C そのように考え方をかえるきっかけになったコト・モノ

     の、流れて書いてください。で、題名はC、なんですよ。気持ちを変化させたモノ、コト、考え方を変えたモノ、コト、が題名なんです。
     お母さんは、一貫してこの「鋳型」にはまった作文を書き続けてください。こうすることで、お子さん自身が「そういうことが題名になるんだ」「その話のテーマってそれなんだ」に気が付かせてほしいんです。

     実際の入試でも、ある場面がとりあげられていて、「この場面に題名をつけるとしたら何にしますか」という問いがあったりします。これ、Cなんですよ。

     もちろん、第3段階に、お父さんが参戦してもかまいません。お父さんが、お母さんとお子さんに題名をそれぞれ出す。で、互いに交換して、相手に出された題名を当てる…

     こういうゲーム的な手法にすると、30分後ね、原稿用紙一枚(400字)以内でね、なんてどんどん「枠組み」も設定できます。
     自由に書かせていたところから、次の一歩へのブリッジにしていけますよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2235259】 投稿者: 時間が足りない  (ID:uIi.c4pKQDU) 投稿日時:2011年 08月 13日 22:21

    初めて質問させてください。4年生ですが算数で悩んでおります。
    最レ算数を取っていません。今は夏休みで時間はあるのですが、普段はなかなか時間が無くこれ以上<周3回塾に通いそれをこなすのにいっぱいなので取っていませんがクラスの皆さんは殆どが取っているようです。すんなり勉強をしてくれると時間も足りるのですが嫌々やるので時間がかかります>
    矢張りやる時間が少ないと余計に算数嫌いになるので取ろうかなそれとも今も消化f量気味なのにこれ以上は無理をしないほうが良いかな?と迷っています。

  7. 【2235313】 投稿者: クロヤマ  (ID:wLWfXZfGzSk) 投稿日時:2011年 08月 13日 23:07

    しろくま様、作文についてのアドバイスありがとうございました。
    「うーん」とうなりながら、数回読ませていただきました。

    危ないところでした。このアドバイスを読まずに作文に口出しをしていたら、
    文章を書く楽しさを半減させていたかもしれません。

    「意識が自然に生まれる」かどうかは自信がありませんが、
    教えていただいたゲームは、おそらく楽しんでくれると思います。
    夏休み中にチャレンジしてみます!

    「好き」なことを「好き」なまま、「コントロール」できるようになってほしいです

  8. 【2235720】 投稿者: しろくま  (ID:yF7n9p2p7wI) 投稿日時:2011年 08月 14日 13:43

    「時間が足りない」さま

     まず、小4のときに注意してほしいことは

    ☆ バランスの良さ

     です。「あたえられた課題」を「自分のペース」で、「できるだけ丁寧に」着々と進めていく、というのを理想としてください。
     むろん、矛盾も出てきます。

     「自分のペースでは終わらない」
     「丁寧にしたいがすべてできない」

     このようなときには、新しい講座や課題を付加するのは避けて、「算数」「国語」「理科」の週3回の通常の講義に力点を置くのです。
     友だちや周囲の子たちは、講座を付加することもあるでしょうが

     「他の子はそうでもうちの子は違う」

     の意識を強く持つことが小4期の学習上の留意点です。

     しろくまは、まずは通常の講義を重視する派です。これをしっかりとやっている限り、「どこの中学でも通用する7割」の部分は涵養できる、と、考えています。
     日曜日なども、無理にイベントや講座をつぎ込む必要はありませんよ。

     「何か新しいことに手を出さない」

     というのも小4学習の大切なポイントです。今あることをしっかりと掘り下げる…

     また、優先順位をしっかりとつけてやることも大切です。どうでしょう、算数科の講師に面談など申し込まれたことはありますか? 状況を説明してもらいましょう。

     模試などもみせて、「今できていなくてはいけないもの、まだできていなくてもよいもの」にしっかり分類してもらい、「できることから手をつけていく」というようにしましょう。
     課題も「すべてやらせるつもりですが」と断った上で、「優先順位をつけてもらって」、「まずこれはちゃんとやっておきましょう」と言われたことから片づけていく…

    ☆「できる」ことよりも「わかる」こと

     が、大切な小4です。課題をこなす、ということに気をとられて、わかっていないのに先に進む、ということは避けるようにしてください。
     同時にクラス落ち、などがあっても焦ってはいけません。「最適クラス」で「最適学習」を進める、という意識も強く持ってくださいね。

     何か追加質問があればどうぞ。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す