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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2143001】 投稿者: しろくま  (ID:YDxywdPc/1.) 投稿日時:2011年 05月 26日 19:51

    「困っています」さま

     改めまして、レスが遅れて、申し訳ありませんでした。

     男の子の多くは、国語の、とくに物語文が苦手な場合があります。さまざまな表現や心情に対して

     こんなんおかしいっ
     なんで? こっちでもええやんっ

     と、「作品に入らず」、最初からシャッターをおろしてしまうケースもあります。

     まず、第1に… まずは設問そのものに向かわせるようにして、あまり、「こういう文章なら」「男の子と女の子が出てくる文章だと」できない、わからない、苦手だ、という意識を本人に持たせないようにしてほしいのです。
     たしかに、「文章」によって、できるできない、というのはあります。子どもの知っている語彙、子どもの共感できる心情、が、あるか否かで点数は上下します。

     よ~く読むと、中学入試でとりあげる物語は、一定の「枠組み」があって、「入試問題」を通じた「物語文」の「読書」を続けていくなかで、そうして、同様の設問を解くことによって、「だいたいの」こういう場合にはこういう答えだな、というのがみえてくるものです。
     物語が苦手、という漠然とした意識は別によいのですが、物語文の中でも、こういう話はできない、ということを親があまりに指摘してしまうと、「その文章は解けない」ということが刷り込まれてしまい、模試ならまだしも、本番でその文章が出たときに

     「あ、もう、おれ、だめ」

     となり、できる設問もできなくなってしまいます。国語だけではなく、それに続く教科にも影響を与えかねません。こちらから、あなたはこういう文章はできないから… という話はしないでやってくださいね。

     さて、第2は、実際の対処策ですが…

     以前にも申しましたように、物語文は、「客観型」と「わたし型」があります。まずは『電話帳』から「客観型」のものを選んでやってください。
     男の子と女の子の心の機微を扱うものであっても必ず、中学入試で使われるものは

    A → B
      ↑
      C

     の、心情変化の場面である場合が多く、ほぼ、同じようなまとめ方で心情説明が可能になります。さきに申しました

     「設問そのものに向き合わせる」

     というところに意識を持っていってほしいのです。「けっきょく同じやん」(でも実際はやはり少し違うんですよ)と、思わせるようにもっていってやります。

     場合によっては、小4や小5で用いていた教材に立ち戻ってください。

     行動・心情一致型 と 行動・心情不一致型

     があります。低学年のものは、行動・心情一致型が多いのですよね。まずは、ここをしっかりとやらせる。これらの場数をふんだ上で、はじめて、「思っていいることとは違う行動をしてしまう」という心情が理解できるわけです。

     「ふつーならこうやけど、こうならないんよね」

     の、「ふつー」をまずは理解させる…

     ですから、まずは、本人はいやがるかもしれませんが、小4や小5の物語で、しかも「客観型」のものから入り、「私型」にもっていく。素材は、とくにあえて男の子と女の子の機微に関するものにこだわらずランダムに選択していく。

     もうすでにやっていただいてはいるかもしれませんが、

    1.親音読・子黙読で
    2.設問は1つにしぼり

    3.記号選択のもの

     を、選ぶ、ということから入ってみてください。最初から本人の言葉で説明させるのは、「負担」が大きいと思うのです。まずは、すでに出題者が説明してくれる「心情の説明」を選ばせる、というところから入ってみましょう。
     そうして、記述は、模範解答からの逆流法でいく…

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2143127】 投稿者: しろくま  (ID:XiFA4qUxsss) 投稿日時:2011年 05月 26日 21:50

    「まるも」さま

     「いろいろと事情があり、何とかしてあげたくて」

     と、おっしゃっている以上は、ご事情がおありなのでしょう。しろくまは、そういう色々な事情から急遽中学入試を思い立って、「何とかしたいのですが…」というご相談を、塾講師をしていたときに、たくさん受けました。むろん、ご事情をお明かしいただく必要はありませんよ。事情はまったく人それぞれ…

     お母さまが「何とかしてあげたくて」とおっしゃる以上は、きっとお子さんが、何か決心をされてお母さんに「受験させてほしい」と強い意志でたのんできたのでしょう?

     お子さんに「やる気」がある以上は、手遅れ、ということはありません。

     むろん、受験ということを甘くみてはいけないことは確かです。いくつかのの条件をクリアした上で「手遅れではない」と言えるようになります。

     急遽、受験をする、ということになった場合、しろくまがいつも質問していたことは、

    1.中学受験に向かうためのやる気に関して

     まず、お子さんが中学受験をしたい、と、思う理由に関してなのですが主として2つあります。

     1つは、何らかの理由で、「ある特定の学校に行きたい」という場合。
     もう1つは、何らかの理由で、「とにかくどこでもよいから中学受験をしたい」という場合。

     実は、この2つのどちらかによって、塾の選択方法や勉強の仕方、今後の計画が大きく変わります。

     目標が「特定の1つ」である場合と、「不特定多数」である場合によって、作戦は異なりますので、お子さんはどちらの場合なのかをお教えいただけませんか? 理由は教えていただく必要はありません。「特定」タイプか、「不特定」タイプかをお知らせください。

    2.現在までのお勉強の様子に関して

     まったく中学受験の勉強はしてこられませんでしたか? 塾にお通いではなかったとしても、通信添削や、あるいは問題集など、「小学校教育」以外の何かそういうお勉強をされてきましたか?

     とりあえずは、この2つに関しては回答してもらえませんか?

     さて、もう1つのお悩みに関してですが…

     「母親は何をすればよいのか」ということですが、まずは、肩の力を抜いてくださいね。よく、「お母さんが教えている」、「わからないところはお母さんチェックする」、「お母さん自身も中学入試の経験がある」、などなど、これから塾などに通うことになると、さまざまな話が耳に入り、そのたびに、

     「あ~ みなさんに比べて、わたしってぜんぜんダメだわっ」

     と、なる局面がくると思うのです。

     まず、これらはお子さんの入試とは無関係の「雑音」だとお思いくださいな。「中学入試の半分は親の入試である」とはよく言われることで、そのことは、しろくまは否定しません。
     でも、これは、「ご主人のお仕事の成功の半分は奥様のおかげです」という話と同じで、人それぞれの、まったく異質の関わりでの話なのです。

     
     中学入試における母のあり方は

     できることは全力で自分でする
     できないことはできる人にまかせる

     ということです。

     「母親は何をすればよいのでしょうか」という回答は、「お母さんができることを全力でやってあげてくださいな」ということです。そうして、「できないことを背伸びしてやろうとはせず、できる人にまかせましょう」、ということです。

     塾に通うようになれば、塾の先生にまかせてしまうんですよ。むろん、お母さん自身がわからないこと、知らないこと、何も臆せずぜーーーんぶぶつけてください。「そんなことも知らないのか?」と思われるかもしれない、などと思う必要はありません。わからないことはわからない、知らないことは知らないっ と、ひらきなおっちゃってください。ここでカッコつけちゃうと、お子さんの自身のがんばりを阻害することになりかねません。
     家庭教師をつけられるにせよ、個別に通うことになるにせよ、わからない、こういうときはどうしたらよいか、と、思ったら、どんどん質問して、できることならやってあげて、できないことなら「おねがいします」と言うてしまうんですよ。

     もちろん、しろくまもご利用くださいね。こうして、この場においでいたたげたのですから、もうその第一歩は踏み出しておられます。しろくまも協力させてもらいますよ。

     1つ1つ、できるところから片づけていく、というのも、これからお子さんが勉強していく上で大切な姿勢です。
     できないことは後まわし、できる部分から手をつけていく、というところから入りましょう。

     とりあえずは、さきほどの質問にご回答いただけますか?

  3. 【2143258】 投稿者: 兵庫県  (ID:h8DKWn6V0zQ) 投稿日時:2011年 05月 26日 23:35

    しろくまさま

    お休みされていたのに、このような時期に書き込むのも憚られましたが...

    息子は小学6年です。
    国語が本当にできません。平均点すらとれません。
    物語分も説明文も論説文もできませんが、特に物語文は苦手のようです。
    論理エンジンも受けておりますが、効果が出ているのかよく分かりません。

    塾では、「国語は毎日問題集をするように」と言われており、塾の授業や宿題で国語をしない日は、「塾で教える国語(文学的文章の読解)問題集」と「合格トレイン読解」をしています。

    『近畿の中学入試問題』も、家にあるものが終われば買う予定ですが、標準編の前に、5年のものを購入すべきてからやり直すべきでしょうか?
    「塾で教える国語 問題集」もほとんど正解できませんし、塾のテストも正答率が8割のところも間違えたりします。

    志望校は白陵ですが、記述が多いため、余計に、正直もうどうしたらいいか、何から手をつけていいのか、頭を抱えています。
    記述が多い入試問題を出す学校対策として、もう夏前で時間もありませんが、何から地道にしていけばよろしいのでしょうか?
    お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスいただけたら幸いです。

  4. 【2143405】 投稿者: しろくま  (ID:RoPIxXeGMo.) 投稿日時:2011年 05月 27日 06:38

    「兵庫県」さま

     小6のこの時期、国語が平均点をとれないと、やはり焦るな、と言われても、親子ともに気持ちが弱くなってしまうもの…

     でも、まだ夏休みは越えていませんし、10月からの二ヶ月間の「取り組み」が実質的な「記述での得点力」の調整時期になります。国語は追い上げのきかない教科ではない、ということはありません。国語も他の教科と同様、追い上げのきく教科なのです。
     追い上げ方、勉強の持って生き方が違うだけです。

     平均点がない子、でも、受験校が明確に定まっている子には

     あせらせない くらべない 手を広げすぎない

     が3原則になります。

     「あせらせない」と言うても、やはりもう小6… と、なりますが、まずは大きな見通しを本人に示してやりましょう。

     「まだ、夏休み前だよ、夏休みにまとまった時間をつかって国語に取り組もうね。長い文章と実際の問題演習は、その時期にもっていこうか。書き取りもたくさんやりすぎず、今は小4の配当漢字をしっかり書けるようにしておこうか。秋から本格的な記述の訓練をすればよいから、今はかんたんな文章からやろうよ。」

     というような話をしてやってください。

     「くらべない」というのは、模試の結果のうち、順位と偏差値はひとまず見ない、ということを親子で「意識」してください。その問題で何点とれているのか、すら、ちょっと後回しにして、どういう問題ならば解けているか、を、まずは見ます。

     苦手意識があると、なかなか、うまく分析もできないものです。「こういう問題ならば解ける」という「どこか」を見つけてやってください。「とれる問題」「これならわかる部分」ということの「発見」です。

     ずらっと小4や小5くらいの小テストや模試をひっぱり出してきて、「できていた問題」をみつけ、本人に、これはわかる問題かな? こういうのならわかるんだね、という「できた確認」をしてみてください。
     で、軽く、どうしてそうなるのかちょっと教えて、と、聞きながらやってみてください。

     1つは、「できる」ところがあるんだ、という気持ちを持たせる、というメンタルな意味もあるのですが、「できる問題」をとにかくたくさんさせていくための準備です。

     「手広くしない」というのは2つの意味があります。大きい話からいくと、問題集や参考書などをあまりたくさん準備しない、ということです。
     できれば、

     物語文は小4から
     説明文は小5から

     という、発達段階を1つ、あるいは2つずらせてやっていきましょう。

     小さい話だと、「1文章1問題」で流していく、という作戦です。

     すべての問題は解かせません。何かテーマをきめます。「指示語」の問題だけ、やろう、空欄に接続語を入れるのをやろう、理由説明題だけやろう、と、やっていきましょう。
     物語文などは、記号選択のものを「模範解答からの逆流法」でやっていきます。

     英俊社の「近・中・標」は、前年度のものは、小5のものも含めて手に入りますか? 前年度のものは、しろくまは解説をこの場でやったことがあります。前年度のものが手に入るならば一度しろくまの方法でやらせてみてください。しろくまのやり方がお子さんとぴったり適合するかもしれません。
     (小5のものは、英俊社さんから来年度用が発売されたら、同じことを小5のものでもやってみようかと考えています。)
     
     詳細な作戦を立ててさしあげたいのでちょっと次の質問に答えていただけますか?

    ① 「白陵」が第1志望ですが、今後の成績によっては第2志望に変更されますか? それとも白陵しか考えておられませんか?
    ② 併願校は計画されていますか? もし、具体的に受けるところが決まっていれば、それも教えていただけますか?

  5. 【2143505】 投稿者: まるも  (ID:l.5XaMZNajo) 投稿日時:2011年 05月 27日 08:55

    しろくまさま


    あたたかいお言葉を頂いて思わす涙してしまいました。
    私も肩に力が入りすぎていたのですね。

    しろくまさまからの質問の答えですが、

    1、については、不特定型です。取り合えす今の環境から抜け出したい、と
    いう理由からです。ただ困ったことに我が家は交通の便が悪く
    通学にとても不便な場所にあります。男児が通える学校は限られていて、
    学力的に見ても受けられそうな学校は2.3校しかないと思われます。


    2、については、今は近所にある受験対応でない個人塾(生徒5人くらい)に
    通っています(5年生から)国語・算数です。

    昨夜、いつもは9~10時には布団に入る子が、11時まで机に向かっていました。
    いつまで続くかわかりませんが、子どもなりに、本気のようです。
    この気持ちを大事にしつつ、上手にサポートしていければと思います。

  6. 【2144295】 投稿者: しろくま  (ID:KlapVQUcB3w) 投稿日時:2011年 05月 27日 20:37

    「まるも」さま

     不特定多数型は、「情報」が大切になります。
     特定型は、「傾向」が大切になります。

     むろん、いろいろな学校を受けるにあたってもそれぞれの傾向は大切です。特定の学校を受けるにしても情報量は大切です。

     でも、とりあえず、どこでもいいから私立中に進みたい、という場合は、まず

    ① ふだんの学習を通じて、どこの学校にでも通用する7割の部分の力を涵養する
    ② できるだけ多数の受験者がある模試を受けて、データを集める

     ということが大切になります。夏明け、10月の2つの模試で、合格可能性の高い学校を導き出し、二ヶ月でその学校の傾向に沿った学習に特化する、という作戦が有効になります。

     お子さんの場合は、大規模塾で能力別クラス編成になっていて、とりあえず合格したクラスで夏休み前まで「まずは」目の前の学習をこなしていく、ということがよいとは思います。ただ、

     「通学に不便な場所にある」「男児が通える学校に限りがある」

     ということになると、微調整が必要になりますよね。

     折衷と申しましょうか、「情報」は、大規模塾がおこなう模試で得て、「傾向」は、その学校に一定数以上の実績を持つ中小塾で養う、というのも有効になります。
     その地域で、2・3校、ということは、そういう地域にはそれらの学校に実績を持つ塾があるはずです。ただ、規模が小さいとクラス替えがなかなか大きく行われず、よくできる子とあまりできない子が1つのクラスに混在してしまい、なかなか有効な学習が受けにくい、ということも確かになります。
     むろん、小規模ですと「融通」を効かせてくれて、個別の対応などもしてくださる可能性は大きいですが、入塾前に、この点はハッキリとたずねておかれる必要があります。

     志望校は○○中学です。小6からの入塾で、未履修の分野もあります。それらは対応してくださいますか?
     対応してくださるならどういう方法ですか?

     と、食い下がってください。塾によると「小6の今ごろからですと責任は持てません」とそもそも入塾を断る塾もあります。断らない場合でも、あたかも「入塾が遅いのだから、成績伸びなくてもこっちのせいではないよ」といわんばかりの話をされるところもあります。
     それでも、「やれるだけのことはやってくれる」と請け負ってくださるところと、「あくまでも特別なことはできないのでこちらのスケジュールにのってください」というところに分かれますが、もちろん前者を選択されたほうがよいことになります。

     そして何より、本人による塾の見学、ということをさせてください。何せ、本人にやる気があるわけですから、その勢いに棹さすためにも、本人の気に入る塾をみつけてやる、ということです。
     男の子はわりとしっかりと決断します。ここは親がこっちがよいかな、と、思っても子どもの決定にしたがってやります。

     さて、技術的なことですが…

     3教科校ですか、それとも4教科校ですか?
     目下のところ、11時まで机にむかっている、と、おっしゃっておられますが、主として「何の教科を」いっしょうけんめいに取り組んでおられますか?

     まずは「好きな教科」「得意な教科」をガンガンやらせましょう。まずは何かを「つきぬける」ということが大切です。
     この時期、「苦手」と「嫌い」は大胆に後まわしで可です。「好きな教科」→「得意な教科」へという持ち込み方ですよね。

     しろくまの懸念は、もちろん「算数」と「理科」の化学・物理系なんです。算数はもちろんなのですが、理科の物化系は、もっとも塾での学習が「効果」をあげるポイント。自学と大きな差がつくのが理科の解法とその理解なんですよね。
     もし、家庭教師などをつけて追い上げ、ということをなさるのなら、あんがい今の時期は算数より理科のほうが有効なんです。
     まめ電球・食塩水など、ちょっとしたコツで理解できるものが、自分でやっているとどういうわけか解けない、という子もいるんです。
     受験対応でないところでも、算数をなさっていることは活用できますよ。そういう場で学んでいると、算数の中でもどういう単元が「好き」かということは本人も実感できています。その好きな単元を突破口に徹底的に学習していく、ということです。

     さて、お母さんに「できること」の基本は、学習環境の整備と時間管理です。
     スケジュールの「枠」はお母さんが作って、そこで何をするかはあなたが決めなさい、と、言うてやってください。

     なに、難しいことではありませんよ。「生活の軸」をしっかりとそろえてやる、ということです。
     毎日、同じ時間に起きて、同じ時間に入浴し、同じ時間に食事をし、同じ時間に休憩して、同じ時間に就寝させる、ということを管理してやってください。
     生活の軸がしっかりしている、ということが集中力や持続力に通じます。それからこれはしろくまがよく言うことですが、

     「環境の同一化」

     です。まず、机上は40㎝×60㎝のスペースにしてください。入試の机の広さがこれだからです。できれば、イスに座って机に向かう、というスタイルです。
     さらに言うと、そういうスペースと、もう1つ、リラックスしてじっくり考えられるスペースです。こちらは机上のレイアウトは必要ありません。時間制限もとくになく、算数の難問や理科など「考えて理解する」学習をおこなうための「場」です。

     とりあえず、「よし、がんばろう、お母さんも協力するね」という宣言をすると同時に、学習スペース作り、まぁ最初は整理整頓と清掃から入りましょうか。
     まったく新しい気持ちで始めていくよっ という「空気」をしっかり作ってやりましょうね。

     いろいろ微調整が必要なこともあるかもしれません。お通いになられる塾の先生もしっかり活用してください。もちろん、何か困ったことで塾の先生にたずねにくいことなどがあれば、お気軽にしろくまにお声かけくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  7. 【2144344】 投稿者: 困っています  (ID:SieczKaR1EI) 投稿日時:2011年 05月 27日 21:26

    しろくまさま、
    このたびは、お休みされていたとは知らず、また、不慣れなため、以前のスレに書き込んでしまったものまで、ご覧いただきご回答くださりありがとうございます。

    思い返せば、五年生の夏前までは、国語ができない、ということはなかったのです。しろくまさまのお話を伺い、文章が難しくなるにつれ、母である私が、できない意識をうえつけていたような気がいたします。おっしゃるとおり、テストでも、国語が一科目目ですと、ほかの教科もさえない点数になってしまっています。
    まずは、4,5年生の短い文章から、苦手意識を払拭していきたいと思います。設問を一つにしぼる、というところがよいですね。これなら、根気のない息子もつきあってくれそうな気がします。記述の逆流法は、早速授業の復習から取り入れてやってみます。
    また、ご報告とご相談させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


    案内人さま
    しろくまさまに投稿のことお知らせいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼もうしあげます。

  8. 【2144458】 投稿者: 兵庫県  (ID:c2FQWObj2ug) 投稿日時:2011年 05月 27日 22:45

    しろくまさま

    お忙しいところ、ご丁寧にありがとうございます。

    早速ですが、
    ①子どもの希望が、「白陵」ですので、そこしか考えていません。
    ②統一日に白陵がダメだった場合は、後期で淳心を受けるかもしれませんが、公立かもしれません。

    英俊社の「近・中・標(23年度)」は、先日注文しました。
    (小5のものもネットで注文できるようですが、まだしておりません。)

    しろくまさまのアドバイスをいただき、夏休みに集中して頑張ろうという話をしました。
    ただ、夏休みもお盆以外はほぼ毎日、朝から夕方まで夏期講習がある予定で、宿題も出るでしょうし、
    時間がとれるのか不安です(時間は作らなければダメなのですが)。
    本人は、漢字、四字熟語、慣用句、ことわざは得意意識はあるようで、
    「読解を頑張らないとなぁ」と言っておりました。

    まとめブログで、逆流法に目を通しました。
    国語を一緒にしておりますと、ついつい、私も怒ってしまう感じになるのですが、
    先に解答を見る方法だと、苦手意識を持つ子どもも、やりやすそうであり、
    探せることによって、少しずつ自信を持たせることができるのではないか?
    という気がしてきました。

    よろしくお願いいたします。

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