最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2119668】 投稿者: 白イルカ  (ID:0n1YZs1KRek) 投稿日時:2011年 05月 07日 00:02

    しろくま様
    ありがとうございます。
    過去問に関してのアドバイスを拝読し、以前、塾の全体会で「この時期に過去問をやらせて、お子さんが解けない、と叱る親御さんがいらっしゃいますが、『まだ』出来なくても当たり前ですので叱らないで下さい」と先生がおっしゃっていた事を思い出しました。AかBか、A+Bか、いずれにしても、どういった形で対策されるのか、確認した上で計画を立てようと思います。
    読解の通読してから構成、に関しましても今は『まだ』そのままで、志望校対策が始まるまでは、じっくり取り組んでいこうと思います。
    塾の、国語科担当の先生方は「読解は今のままで大丈夫です」とおっしゃいますが、時折過去問を『概観』しては、寒気がしております。
    しかし、近視眼的にならないよう、過去問に関して質問した際に、今後の課題も確認し、見えていない部分と見え過ぎている部分を精査したいと思います。
    しろくま様、冷静な御助言を頂き、大変助かりました。お蔭様で、頭が整理出来ました。ありがとうございました。
    今後ともよろしくお願い致します。

  2. 【2121167】 投稿者: 青ざめた母  (ID:8zL.bKaQ4pI) 投稿日時:2011年 05月 08日 13:20

    しろくま様へ

    お久しぶりです。
    麻布についてこんなに研究してくださって
    本当に頭が下がります。今年の受験生は心強いと思います。
    感動の(親はびっくりの)入学式を終え
    息子は楽しく麻布に通っています。
    やはり授業は書かせるものが多く
    教科書は使わず、親は手を出しようにも出せません(泣)
    数学は体系数学のようなので、高数もあるし、通信もとっているし
    何とかなりそうとは思うのですが
    英語をどうしようと悩んでいます。
    宿題もなく教科書はロッカーに置きっぱなしで
    通信はやっていますが
    例えば音読するとか単語は何回も書いて覚えるとか辞書をひくとか
    単語カードを作るとか基本の勉強方法を知らないのです。
    私が言っても「言われてないもん!」と反抗的です・
    宿題も殆どないので、どうしたらよいかと。。
    英語の今までの宿題はアルファベットを書いて来るが一回だけでした。
    塾はまだ考えていないので
    この時期の英語の勉強方法を何か教えて頂けませんでしょうか?
    宜しくお願い申し上げます。

  3. 【2121583】 投稿者: しろくま  (ID:fk6bvXFuIzI) 投稿日時:2011年 05月 08日 21:17

    「青ざめた母」さま

     お元気でしたでしょうか。
     新しい生活が始まりましたが、前にも申しましたように、新緑の薫りが立つころ、新中1の子どもは変わり始めます。もちろん、よい意味でも悪い意味でも…

     まず、親から距離を置き始めます。ただ、仮面は2つ。学校ではものすごくいい子、でも家では反抗的… 男の子は中1から、女の子は中2くらいから、かもしれません。

     男の子の反抗は、まぁ、反抗というほどのものではないのですが(底辺に甘えがありますから)、

     「わかっているのに、今やろうとしているのに、言うんだもんなぁ~~」

     というムカつきを親に感じます。

     言われてないもんっ!

     というのは、よーーく子どもが言うセリフですよ。自分の都合のよいほうに、子どもは必ず解釈します。
     月曜日に毎回小テストがある、でも、たまたま先生が次小テストね、と言わなかった、すると言わなかったから小テストはない、と、勝手に解釈するんですよね~ で、言ってなかったもんっ と、なるわけです。

     定期考査でも、ここから出るとは聞いてないっ とか、よーーく子どもは言います。

     そんなリクツはどーでもええから範囲はすべてやっていくんじゃっ!

     と、父親なら確実にキレる言い訳を子どもはよく言います。

     「言われてないもんっ」

     に大しては、次のように本人に問います。

     1つは、まず、「では、何と言われているの?」と問います。ここで回答は2つのどちらかで、こうこうこういうやり方をしなさい、と、「他の」何かやり方が示唆されている場合と、

     「とくに何もおっしゃっていない」

     の、2つになります。つまり「もう中学生なんだから、いちいち言わないから『自分なりの』学習法をしなさい」という意味をこめての先生の「沈黙」…
     麻布は確実に後者でしょう。言われたことしかできない子、では、痛い目にあう、ということを学ぶことになるでしょう。

     え~ そんな脅かさないでくださいっ と、言われそうですよね。でも、痛い目にあう、というのも貴重な体験ですし、それを自分で飲み込んで「次」にむけて走り出す、ということも男の子はできます。

     さてさて、中高一貫の英語、というのは、それぞれの学校によって特徴があります。

     テキストと問題集が定められていて、学習+宿題+小テスト、で、構成されているもの… ここに最近ではヒアリングや外国人の英語教師を絡めた会話、というのが中学の英語学習の基本形でしょうね。
     もちろん、学校によっては、英作や文法の授業だけ独立させて、さらに週2コマ用意している、というパターンもあるでしょう。そこでちょっと質問なのですが…

     教科書は使わず、ということですが、それに変わる「プリント」などはあるんでしょうか?
     目下のところ、どのあたりまで英語は進んでいますか?
     アルファベットの宿題は、筆記体学習のことでしょうか?

     これらをふまえて再回答させていただきたいと思います。
     

  4. 【2122651】 投稿者: 青ざめた母  (ID:8zL.bKaQ4pI) 投稿日時:2011年 05月 09日 18:48

    しろくま様へ

    焦りまくってお世話になっていた日々と
    同じの丁寧なお返事を頂き、本当に嬉しいです!!

    あのころに比べれば今はとっても幸せなはずなのに
    親の心配というのは、終わりが無いのだなとつくづく思っております。

    英語は毎日あり1日は外国の先生の授業といったものみたいです。
    テキスト(バードランド)はもらっていますが(持って帰ってこないので)
    、どこら辺をやっているかは不明です。
    英語はプリントはなさそうです。
    まだとてもとても筆記体にはたどりついていないと思います。
    授業の進度はとてもゆっくりなかんじが。。
    家でやっている難関中高一貫講座(ハイレベル)の方がきっと進んでいます。
    ただやっているだけなので単語を書いて覚えるとか
    音読するとかに拒否反応がありありと。。
    この学校は英語は自分でやらないと大学受験で大変な事になると
    あちらこちらに書かれていますので、早く何とかしないと!と
    またまた焦ってしまったのですが。

    書店に行くと英語の勉強法は私の若かりし頃と比べると山のようにあり
    今の旬の英語の勉強法というのを私も知りません。
    もしかしたら今の若い子は、単語カードも使わないのでしょうか?

    紙の辞書も案内がなかったので、まだ電子辞書しか購入していません。
    これだけで十分な気もするのですが。。
    便利な世の中ですよね。

    乱文申し訳ありません。どうか宜しくお願い申し上げます。

  5. 【2122774】 投稿者: しろくま  (ID:/G3DBfVCub.) 投稿日時:2011年 05月 09日 20:52

    「青ざめた母」さま

     親の心配… まぁ言ってしまいますと、死ぬまで子どものことは心配する、というのが親ですよ。結婚しても孫が生まれても、ずっとずっと心配していく…
     子どもにすれば心配をかけるのも孝行のうちの場合がありますよ。

     さてさて、英語のお勉強ですが…

     わりと古典的な英語学習のようですね。私立の一貫校では、英語の「進度」に関しては、2派にわかれます。一学期のうちに猛スピードで進む、と、言いたいところですが、よくよく考えてみると、「公立中に比べて時間数が多い」ということで進んでいく、というパターンがその1つ。
     案外、一学期のうちはこのパターンが多いですよ。一般的に私立一貫校の英語は、αβ、AB、ⅠⅡなどなど、学校によっては名称は違うものの「2つ」で進行していきます。ネイティブの授業は中2から導入の学校が多いのですが、中1からやっているんですね。
     公立の倍近くの時間、英語をしている学校もあります。ですから、1時限あたりの内容はさほど違わない… 進学実績がある私立中でも、検定教科書をしっかりつかってフツーに進めていく、ただし、副教材が重厚で、そこから小テストの範囲や定期考査の範囲が指定される、というパターンですね。
     もう1つは、質・量ともに、ぶっ飛ばしていく、というパターン。教科書は3年分ドサっと配られ、読んでおきなさい、で、おしまい。先生が用意されたプリントや他中が副教材としている教材を主教材としてガンガン進めていく…

     個人的には、しろくま好みは前者です。ゆっくりスタート、二学期から加速開始!

     お子さんの場合は、もっとも簡潔でオーソドックスに、まずは、筆記体を「自学」で進めていく、ということをしましょう。他中との比較はあまり意味がありませんが、昨今は公立中でも春休みに筆記体を練習しておきなさい、と、ペンマンシップの宿題が出ているケースもあります。筆記体はある程度書けるようにしてから入学、というところが多いので、もう筆記体はすべて書きこなせるようにしておていも可です。
     ここにみられるように、英語は

     「予習主義」

     というのが、昔からよく言われる学習姿勢ですよね。

     その意味で、テキストが学校に置かれていて持ってかえってこない、というのがちょっとわからないのですが…
     そういう方針なのでしょうか… 通称、オキベン(関東でも言うのでしょうか、関西では、勉強道具一式、テキストやノートを持って帰らず学校に置きっぱなしにしちゃうこと)、という状態になっているのはよくわからないのですが…
     そのテキストを授業で使っているとしたら、持って帰って、予習して次の授業にのぞむ、というのがそれこそ昔の授業の定番です。

    ○ あらかじめ単語を調べる
    ○ 単語帳を作成する
    ○ 単語ノートをつくる(これは例文ごと抜き出して、その単語を用いて別の例文を自分で書いていく。あくまでも教科書に書かれている例文を逸脱せずに)
    ○ テキストに合わせたヒアリングの教材が購入できるならば(場合によっては学校の購買部で購入できるものもあり)購入して耳から学ぶ学習をする

     辞書は、これも、大阪の女子高で英語の講師をしている知人から聞いてしろくまは驚いたのですが、中1段階で、辞書引きをあまりさせないみたいなんですよ。「辞書」の指定がなかったり、使わなくてもよいです、みたいな指導が入るようなんです。
     しろくまの時代は、英語のお勉強といえば、学生は教科書とノートと新英和中辞典と単語帳、というのがおきまりのパターン。英語の勉強の机上には、辞書、というのが置かれている、というのが「英語の風景」だったのですが、中1くらいでは、

     「辞書はまだ使わなくてもよいですよ」

     という、へ?? まじで? というようなトークがあるみたいです。しろくまの時代、大学受験生はアンカーが例文がよい、ということで使用しているものもいました。ちょっとカッコつけてロングマンの英英辞典、なんてのも持っているヤツなんかもいましたが、最新のおすすめは何なんでしょうね…

     しろくまは、昔の人間ですから、辞書は「読む」派です。という意味で、電子辞書より、「辞書」が好きですね。
     こんなことを言うと、学校の先生に怒られるんですが、授業中、なにげに辞書を開くと、なんだこの単語は、というのが目につく… ふと、読んでみるとなかなかおもしろい… みたいな感じで、「辞書読み」しちゃう、というのも学生時代の授業中の「風景」ですよ。(不思議なもんで、おもしろいですよね、授業中に先生の話聞かずに、資料集や辞書なんかを読み耽るのって。)
     こんな学習、というのも、まぁイレギュラーですが学生時代にしていってほしいところでもあります。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2123019】 投稿者: 青ざめた母  (ID:8zL.bKaQ4pI) 投稿日時:2011年 05月 10日 00:27

    こんばんは!
    しろくまさま、さっそくのお返事を有難うございます!


    ○ あらかじめ単語を調べる
    ○ 単語帳を作成する
    ○ 単語ノートをつくる

    やはりこの予習主義の勉強は普遍ですよね。安心しました。自信を持って息子に伝えます。
    今日、英語について聞いてみたところ「やっと教科書に入った。」との事でした。???
    自己紹介の英語をやっていたようです。
    辞書については「カタカナ表記でないもの」くらいの指定でやはりまだ買わなくてもいいような
    ニュアンスだったようです。
    こんな進度で2週間後には初めての中間テストです。
    これでガツンとショックを受ければ何とかなるのか・・・
    筆記体を自習で進めるべきなのですね。春休みにやっておこうと教材は持っていたのですが
    ブロック体で終了でした。
    テキストのヒアリングCDは教科書に付いたままになってます。。

    もう中学受験は終わってしまったのですが、時々ご相談させて頂いてもいいですか?
    今でも息子が「めんどくせ~」と言う時には「しろくまさんに言われたでしょ!めんどくさいは禁句!」
    と言うと効果てきめんです。
    頂いたアドバイスは全て印刷して「中学受験の思い出」ファイルに閉じてあります。
    本当に本当にしろくまさん有難うございます。
    お身体だけは気を付けてくださいませ。

  7. 【2123931】 投稿者: しろくま  (ID:VuEm23zix2w) 投稿日時:2011年 05月 10日 19:47

    「青ざめた母」さま

     前にもお話ししたように、入試担当の先生、とくに受験当日の会場担当などの先生は、美術・音楽・体育・英語(3教科校の場合はこれに社会)の先生が多かったのです。というのも中学入試の作成、採点業務に携わらないからです。
     監督の先生や色々な窓口など、こういう教科の先生が多かったですね。
     ですので、昵懇にさせていただいた入試担当の先生には英語や社会の先生が比較的多かったです。で、英語の先生がお話しされていたことで、

     「中1の1学期の英語の中間考査、無しにしてほしいわ~」

     というのが印象的でした。
     たしかにそうですよね。いくら進学校であっても、なかなかこの定期考査の作成は難しいですよね。「小テストよりかんたんな中間考査しか作れない」とボヤいておられました。

     だいたいの学校は五月の第4週くらいが定期考査があるんですよね。少なくとも、しろくまの時代はそうでした。

     私立の周辺には、いろいろな塾が「寄生」しています。その学校の定期考査の対策や、その学校の進度にあわせた個別指導などなどをしてくださるところです。
     けっこうそういう塾は、その学校の過去の定期考査を入手していまして、まぁ変な話、「傾向と対策」をするんですよね。とくにコース別になっていて、中1から中2、中2から中3へのステップアップクラス替えがある学校の対策をする、というような感じです。
     お勉強には違いありませんが、そうまでして「力」を持ち上げても、「ほんとうの力」の涵養にはなりません。
     もし、そういう塾が周囲にあって、お友達が行かれていて、まぁ、それで「対策」が万全であっても、何と申しましょうか、「ずるい」とか「うらやましい」とか思わず、誰ともどことも比較せず、純粋に学問に向き合う、

     学校-学習-わたし

     の、一直線の関係に身をおけるようにしてやってくださいな。これから六年間、お勉強は入試のためのお勉強だけでは先が細ります。知性と教養を磨く六年間、麻生のような学校はそういうことが可能な学校風土があると思います。そういう部分を大切にしてやってくださいね。

     「めんどくさい」「べつにええやん」「またあとで」

     は、中学受験の禁忌であるだけでなく、六年一貫校の中に入ってからの学習・生活態度にも通じる言葉だと思います。
     こういうセリフは、むしろ中学生のほうがよく使うかもしれません。

     きみがめんどくさい、と、思ったことほど今必要なこと
     めんどくさいことがめんどくさくなくなることが能力が上がった、ということ

     きみがべつにええやん、と、思ったということは、ほかにもっといいことがあるのに、これ「でも」よい、と、レベルを下げていることです
     べつにいい、より、もっといい、をめざしましょう

     きみがまたあとで、と、思ったときに考えてほしいことは、じゃあ、いま、何をするのか、ということです
     いま、することがあって、あとで、というのは優先順位をつけた、ということです
     いま、することがないのに、あとで、というのを怠慢、というのです
     ジュースはしぼり立て、ごはんは炊き立て、魚は獲れ立て、なんでも「○○立て」がいちばんおいしいのです
     あとでする、とは、旬を逃すこと
     いまする、とは、物事のもっともおいしいところをつかまえる、ということです

     こういう話を是非してやってください。

     いつでもまた、ご訪問くださいな。そのとき、どうか終了組さまの成功体験など付加してくだされば、この場におられる受験組のみなさまの参考になるでしょうから。機会があれば、しろくまにご協力くださいな。

     
     

  8. 【2125212】 投稿者: 青ざめた母(今は明るい母)  (ID:8zL.bKaQ4pI) 投稿日時:2011年 05月 11日 19:37

    しろくまさま

    優しいお言葉を賜り、心からお礼申し上げます。
    また寄らせてくださいませ。
    有難うございました。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す