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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2516921】 投稿者: 国語  (ID:lur5mbyDxTw) 投稿日時:2012年 04月 23日 15:52

    しろくま様

    はじめまして。
    いつもこちらの板で大変勉強させていただいております。
    学年問わず皆さんのどんな悩みでもしろくま様が心あるお返事を下さり
    どんな壁にぶちあたってもその壁を乗り越える力=何より子供を信じる大切さを教えて下さるので
    私もいつもとても元気をいただいています。
    本当にありがとうございます。

    今我が家には小5の娘がおります。
    今年2月から通塾を始め、悪戦苦闘の毎日です。
    特に国語に悩んでいます。
    本は好きで図書室で黒魔女シリーズなどよく借りてきますが、その日のうちに全部読んでしまう
    いわゆる斜め読みタイプです。
    どうやら自分の好き勝手に読むことは好きなのですが
    筆者の立場に立ったり登場人物の気持ちを推察するような問題に
    正解できません。
    精神的にもまだ幼く、道徳的観念もまだ完全にはわからない様子。
    私もどのように対策していいのか困っています。
    ちなみに全国模試の偏差値は47~8あたりをウロウロです。
    何かアドバイス頂けたら大変嬉しいです。

  2. 【2517342】 投稿者: もやこ  (ID:KB4E8Q7bDKA) 投稿日時:2012年 04月 23日 21:25

    しろくまさま

    大変心のこもった、アドバイス、ありがとうございました。

    子供の気持ちが、大事にと言いながら、ついつい、結果や欠点に目が行き、親のほうが、気にしすぎてしまいました。

    ただ、そのおかげと言っては、大変失礼ですが、こちらで、ご相談でき、
    たくさんのアドバイスをいただき、
    目の前が明るくなりました。

    わくわくしながら、「親音読・子黙読」など、アドバイスいただいたことを
    実践していきたいと思います。

    恥ずかしながら、塾の算数の宿題を、子供と一緒に解いて、
    親がわからないときは、最近は、子供が教えてくれます。
     
    中学受験という、一つの目標に向けて努力できること
    人として
    成長を見せてくれることだけでも、本当は、しあわせです。

    そのことを、彼に伝えながら、忘れずに、一緒に、歩いていきたいと思います。

    まだまだ、始まったばかりですので、
    これから、いろんな悩みが、出てくると思いまので、
    また、こちらで、ご相談させてください。

    ありがとうございました!

  3. 【2518030】 投稿者: 四つ葉  (ID:eHx2Qw7ilJg) 投稿日時:2012年 04月 24日 11:41

    しろくまさん、具体的な勉強法をアドバイスくださってありがとうございました。
    深くうなずきながら読ませていただきました。

    過去問に目を通したり作業を小分けにしておいたりとまずは親ができることから始めます。
    そして塾の先生にも家庭での様子を電話でお話ししてみます。
    しろくまさんに言われるまでは塾の先生にやる気のない子供なんだとマイナスに見られてしまうのが怖く、またどの程度のことまでお願いしてよいのかと悩んでいたのですがおかげで一歩踏み出せそうです。

    入試まであと一年を切ったのにと焦りが膨れ上がり、あれこれとご相談してしまいましたが、親身にお答えくださって心から感謝しております。
    きっとこれからさらに悩み事が出てくると思います。抱えきれなくなりましたらその際はまたご相談させていただいてよいでしょうか。どうか宜しくお願いいたします。

  4. 【2518245】 投稿者: しろくま  (ID:q0bUewHoOHE) 投稿日時:2012年 04月 24日 15:48

    「国語」さま

     今年の2月といえばまだ始まったばかり、まずは悪戦苦闘、と考えられることがまちがっておられますよ。
     最初はできなくてあたりまえ。何度も申しますが中学受験の国語、というのは、もともと子どもにとって無理なことをさせているのだ、という前提に立ってやってください。できなくてもそれがあたりまえ。

     経験値もない、語彙もない、ましてようやくテストという形式、設問に触れる… これでスラスラできるほうが特別なんです。

     ご本が好きなんですね。それはうれしいです。子どもの読書、というのは実はケッコー偏っているもので、濫読、というのはなかなかしてくれません。
     でも、それでもよいんですよ。

     しろくまの時代、ものすごく国語が得意な男の子がいましたが、彼が読書していたのは江戸川乱歩の少年探偵団のシリーズと、モーリス=ルブランのルパンシリーズでした。

     よく、受験勉強が国語の勉強を疎外するようにおっしゃる方がおられますが、しろくまはそれすら懐疑的なんですよ。
     読書や国語の学習と、受験は対立するものではなく、かならず「調和」できることです。

     経験を通じて生きた語彙が増えるのも確かですが、実際、小学生くらいで、物語文に出てくるようなさまざまな状況、すべて経験することは不可能です。ましてや説明文や随筆にとりあげられている内容に、共鳴できること知識を持っている子、それほどありません。
     逆に、そういう物語文に接することによって、時々親がそれを解説してやったり補助してやったり、ということで「疑似体験」して身に付いていく、といえるわけです。

     ほらみろ、やっぱり読書が大切じゃないか

     と、ご指摘を受けそうですが、で、あるならば中学受験のために、いろいろな問題集やいろいろな入試問題の「文章」に接している子のほうが「読書」量は多いにきまっています。しかも、その種類の多さ、と、なれば、自分の好きな分野に偏る「子ども読書」よりも十分、「濫読」の役目を果たしています。

     ふだんなら読まない、読む気にもならない「本」を読める… 一冊じっくりのほうがよい! というご意見もじゅーぶんわかりますが、それこそ中学、高校になってからでそれはよいではないですか。

     しろくまも、塾で講師をしていた若いころは、受験は受験と割り切ろう、と、思っていたときがありましたが、実際に講義をしているうちに、「いやいや、これは十分、読書になっているし、ちゃんと読むことがまた入試問題を解くことに通じる」と思えるようになりました。対立ではなく調和が可能だ、と、思えるようになったんです。

     読書しているんだ、という子ほど、実は、ちゃんと読めていない、ということもわかりましたし、入試で点数をとるための読み方が、そのまま読書を楽しめる読み方にも通じている、ということもわかりました。
     
     よけいなお話しをたくさんしてしまいました。すいません。

     さて、まずはしろくまの定番、「親音読・子黙読」から参りましょう。

     「筆者の立場に立ったり登場人物の気持ちを推察するような問題に正解できません」

     というなら、「最初は」

     筆者の立場を教えてやればよいのです。
     登場人物の気持ちをこちらで推察してやればよいのです。

     いっしょに読みながら、わからない表現、むずかしい言葉が出てきたら、

     「これ、意味わかるかな?(数秒) これはね…」

     と、しつこく考えさせないで、さっと答えてやる、というのでかまいません。

     「作品と設問の分離」、という意識も少しずつつけていってやりましょう。筆者や作者に向き合う、のではなく、出題者の意図、というのに気が付かせる、ということです。

     「どうして出題者はこれを答えにしたか」「どうして出題者はこっちではなく、そっちを答えに選んだか」

     という部分を考えさせる、ということです。

     この点に関しては、お母さんが「ボケ」で、お子さんは「ツッコミ」ですよ。あ、場合によっては、二人で「ボケ」てもらってもかまいません。
     これ、どうしてこうなるんやろなぁ~ お母さんもわからんなぁ~ と、同じ視点におりてやって、いっしょに考えていく、というのもよい方法です。
     長く考えないで「模範解答からの逆流法」をセットにしていきます。「なんでこんな答えになるのかな?」と考えていく、ということです。
     お母さんがうまく「ボケ」ると、子どもはツッコミになってくれます。子どもに解説させていく、問答を通じて答えに近づいていく、という方法がとれれば大成功です。

     入試問題の文章「で」、疑似経験値を増やし、語彙を増やし、こういう気持ちのときはこんな行動を人はするときがあるんだな、と、わかるようにしていけばよいのです。

     物語のときは、前から申し上げているのよう

     A → B
       ↑
       C

     の、心情変化の枠組みさえ読みとれるようにしておけば小5段階はOKとしてやりましょう。

     説明的文章は、例(具体)→意見(抽象)の構造をまずはとらえる。そうして読むときには指示語の指示内容を確認して、文脈を追えるようにしておく…

     親音読・子黙読で、これらのところをふまえていくことができれば第1段階はOKとしましょう。

     改めて新しい素材を用意する必要はありませんよ。お通いの塾は、講義の前に、前回の講義の範囲の小テストをする、という流れになっていませんか?
     講義でとりあげた文章以外、問題集が小テストの出題範囲となっていませんか? そういうものを、親音読・子黙読、模範解答からの逆流法で、どんどんやれば小テストのお勉強が「答え丸おぼえ学習」にはなりません。

     あと、小5のうちは、模試の順位と偏差値は気にしないでください。どのような問題、どのような文章で得点できていないか、ずらっとならべて「親が」分析しておいて、「子どもにはいちいち言わず」、ああ、この子はこういう文章のときに点数とれていないなぁ、と、理解しておいてください。
     それを小5から小6になるときの春休みの集中学習素材にするために「コピーして切り張りして」おいてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2518786】 投稿者: 国語  (ID:lur5mbyDxTw) 投稿日時:2012年 04月 24日 23:46

    しろくま様

    お忙しい中ありがとうございました!
    そして数々のご指摘心から感謝します。
    おかげでスタートが遅かった分焦っていた自分(子供ではなく)に気づきました。
    当面模試の順位や偏差値は気にせず子供の弱点分析を行うことが大事なのですね。
    本当にありがとうございます。
    目からウロコのアドバイスばかりで、本当にご相談してよかったです。


    「親音読・子黙読」私に上手くできるかどうか不安ではありますが
    早速やってみます。
    「筆者や登場人物の事だけでなく出題者の意図を探る」
    何だか私もわくわくしてきました。
    ボケと突っ込みも楽しみながら?子供に寄り添って一緒に頑張る・・・やはりこれが大事なのですね。
    ちなみに週に何度くらいできたら効果的でしょうか?
    時間がないうえに授業の復習と小テストにてんてこ舞いですので、
    ここら辺で時間割を見直さなくてはと思います。

    また国語の問題集もいい読書になるとのお話、なるほどです。
    娘もいつも国語の問題を読むのは楽しいと話していますので
    授業で手をつけていない問題の文章をどんどん読ませてみようかなと思いますがどうでしょうか。
    物語分の心情変化の枠組みや説明的文章のセオリーを確認する練習にもなればと思うのですが。


    厚かましく重ねてのご相談本当に申し訳ありません。
    こんな心配性の私ですが、しろくま様のお陰で前向きにまた頑張れそうです。

  6. 【2519241】 投稿者: しろくま  (ID:mc5eR8oM.sk) 投稿日時:2012年 04月 25日 11:56

    「国語」さま

     何度も申しましたように、受験勉強は苦行でも修行でもありません。結果としてどうしても「得点する」力にこだわってしまうことになりますが、算数にせよ、理科にせよ、国語にせよ、問題を考えて解く、というのがつまらないわけはありません。もともと「楽しい」ものなんです。

     もちろん、厳しくしなくてはならないことはありますよ。生活習慣や約束事を破る、などはしっかりと管理しなくてはなりません。でも、点数が悪いこと、偏差値が低いこと、順位が低いことは果たして「怒る」こと、「叱る」ことでしょうか? 違いますよね。

     もともと模試や小テストは「できているいないか」の試験紙にすぎません。ぜ~んぶ満点なら「試験受けた意味ないやんっ お金かえしてっ」と叫んでもよいくらいです。

     「週に何度くらいできたら効果的でしょうか?」

     毎日です、な~んてことはありませんよ。でも、毎日少しずつ、というのでもOKですし、何曜日に、と、決めておかれてもかまいません。「おもしろい」と子どもが言い出したら、ずっ とやっていてもかまいません。
     時間割の再編成、というのは是非してみてください。

     国語も算数と同等に扱う… といっても実際はそうはいかないことはわかります。でも、なぜか国語の勉強って、疎かにされがちです。入試ではほとんど算数と同じ配点で、理科や社会よりも配点が高い学校があるのに… あらためてこのことも再認識されて、「今までよりも」国語の時間を確保できる計画を立ててみてくださいな。
     算数の「やりすぎ」に注意し、優先順位などを講師につけてもらって、うまく算数の「量」を加減してみてください。

     授業で手をつけていない文章ならば、どんどん読んでいきましょう。また、どこの学校のものでもよいですから、「入試問題読書」をしていきましょう。

     いくらでも重ねて質問していただいてかまいませんよ。問答しているうちに頭が整理されていく、というものです。
     何か追加質問があればどうぞ。
      

  7. 【2519543】 投稿者: パイの実  (ID:ZoLznYSQKFw) 投稿日時:2012年 04月 25日 16:23

    しろくまさま

    269ページ、4/17に質問させていただいた、「パイの実」です。

    立て続けにすみません、問題が発生しましたのでアドバイスいただきたく、再々度の投稿になります。

    「模範解答からの逆流法」なのですが、子どもが「それってカンニングやん!そんなにイヤヤ!」と言い出しました。

    「カンニングじゃなくて、解答のコツのようなものをつかむためにやっているんだよ。」
    と(それであっているでしょうか?)言っても、
    「でも先に答えみたら勉強にならない!」と…。

    息子は根がまじめなのでそう考えてしまう気持ちもわからなくはないのですが
    こういう場合、どのように言ってやればよいでしょうか?

  8. 【2519795】 投稿者: パイの実  (ID:ZoLznYSQKFw) 投稿日時:2012年 04月 25日 20:00

    そんなにイヤヤ!(誤)→ そんなんイヤヤ!(正)です。
    失礼いたしました。

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