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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2496412】 投稿者: しろくま  (ID:CWe4IYBVdjE) 投稿日時:2012年 04月 05日 21:32

    「どうしよう・・・」さま

     レスが遅れて申し訳ありませんでした。ちょっとしろくまはうっかりしていて、例の春の嵐の前に、塀の上に並べていた植木鉢を下におろすのを忘れていて… 後かたづけがたいへんでした。

     「生まれ持った能力が高いのでしょうか」

     この話は、中学受験では必ず出てくる話です。

     もちろん、頭がよい(ただし、ここではお勉強に適している頭脳という意)子はいますよ。これは間違いありません。
     ただ、たとえ灘であったとしても、そういう子ばかりで募集人員が埋まることはありません。まぁ中学に入ればわかりますが、どこのクラスにでも飛び抜けた子が3人はいます。(中学受験が終わり、中2くらいになった子がおられる場合は、たずねてみればわかりますが、賢い子3人はだれだれとだれだれとだれだれ、と即答するはずです)

     合格する力があるから合格します。
     能力が高いことと合格する力が同じでないのが入試です。
     塾の順位や模試の成績が高いから合格するんではありません。これは実はまったく別のものです。

     とくに早期から学習している子は、模試「で」力をつけるのではなく、模試「を」勉強してしまう…

     高学年で成績がよい、というのは、あくまでも塾のクラスや模試の成績がよい、という意味にすぎません。

     人間の努力にはむろん限界はあります。とくに受験は、時間に限りがあります。受験日のラインに間に合わなかった、というだけで、その子の能力が劣っている、ということはありません。
     そのとき、その時間に間に合わなかっただけ、なのです。

     「その時間」に間に合う「努力」をしなければ、どんなに能力があっても合格できません。
     中学受験の努力とは、ある意味、間に合わせるための努力なんですよね。

     雑音や先入見なく、純粋に子どもの成績に向き合い、志望校との適正をよ~く考えて、今から計画的に参りましょう。
     何か追加質問があればどうぞ。

     
     

  2. 【2496460】 投稿者: しろくま  (ID:CWe4IYBVdjE) 投稿日時:2012年 04月 05日 22:09

    「五里霧中です」さま

     いやいや、しろくまにお声かけくださる方に古参も新参もありませんよ。どうかお気軽に。

     今は4教科のお勉強を始められているわけですね。

     せっかくお声かけいただいたのに、少し質問があるのですが…

     五年生、ということですが、この時期のことで確認したいのですが、新5年、ということでよろしいでしょうか?

     先生の勧めもあって、ということですが… 「普通コース」は「受験コース」に比べて、難問ではなく基本問題を中心にするコース、あるいは課題など量的に少ないコース、あるいはその両方のコースなのでしょうか。
     それとも、受験はしない、学校の内容を復習、深化させるコース、なのでしょうか。成績がともなわないため、一時的にそのコースへ回避させ、基本の力を維持させつつ、受験をするモチベーションに回復すれば受験コースにもどる、という「作戦」なのでしょうか?

     「受験のコトがまったくわからず今頃になって…」

     と、いろいろご不安なところがあるでしょうが、たいじょうぶですよ。しろくまもお手伝いいたします。
     わからぬところ、納得いかないところ、などをしろくまと問答して参りましょう。それだけでもだんだんと整理されていきます。

     入試はやはり、算数が大切です。個別の算数を付加されている、ということは何も誤りではありません。社会と理科に関してですが、家庭教師は「短期集中」型、分野特定、のほうが効果的ですよ。つまり夏休みなど長期の休みに集中してある特定の単元を教えにきてもらう、という方法です。

     たとえば、小5段階ですと社会ならば「地理」を重点的に仕上げる… 理科ですと、物理・化学系ですね。
     乾電池、豆電球、磁石と方位磁針、力のつりあいとふりこ。とくに力とつりあいに関してはしっかり理解させておきたいところになります。

     あと、しろくまの友人のアイデアマンだった理科の講師がよく言うていたのは、まずは、理科を好きになってもらうのが大切。家庭教師は、小5のうちは、あるいは理科が苦手な場合は、できるだけ楽しく好きにしてくれるのを目的とした「教え方」をお願いするのがよい、と、いうことです。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2496508】 投稿者: しろくま  (ID:CWe4IYBVdjE) 投稿日時:2012年 04月 05日 22:53

    「ぽんぽこ」さま

     やり方そのものは間違っておられません。塾の方針に即した、と申しますか、やり方に準じた、「模範的な」学習をされています。

     だいたい、三ヶ月くらい、模試とふだんの学習にはタイムラグがあります。今の成果は三ヶ月後に出る…
     夏休み前くらいの模試には成果は出るとは思います。

     ただ、問題を理解する、ということよりも、小テストで点数を出すための学習に知らず知らずのうちに、なっている、という部分もあるかもしれません。つまり、課題や範囲がやや多くなってきて、「こなす」学習になっている可能性もあります。

     前から申しておりますように、小5のテーマは、しろくまは「得意教科をつくる」、好きな教科や分野をたっぷり勉強させてやる、ということであると考えています。
     得意をおしころして、苦手な分野や教科に力をかけすぎてしまって、気持ちが萎えているかもしれません。
     こういう部分も、模試の伸び悩みの一因にもなっている場合もあります。

     あとは、環境の同一化です。机上を40㎝×60㎝にし、勉強時間も模試の時間と同じにする、ということです。
     ふだんの家庭学習のペースが、本番の模試で狂わされているのかもしれません。

     とくに女の子は、細かい、いろいろな要素の複合で、力が出せなかったりします。「自信」というより、「できる、と言いきかせている」のかもしれません。どこか不安な分野がほんとうはあるのかもしれませんが、それをちゃんと理解する前に、とにかく宿題を終わらそう、と、なっているときもあるかもしれません。

     一度、その点も本人に聞いてみてください。

     何か追加質問があればどうぞ。

     

  4. 【2496755】 投稿者: ぽんぽこ  (ID:hYwo6sEKYvE) 投稿日時:2012年 04月 06日 09:04

    返信ありがとうございました。

    春の嵐、大変でしたね。お怪我はありませんでしたか?


    しろくまさまの返信を読んで、思い当たる節が多々あります。
    確かに、目の前にあるものをこなす事で精一杯になっていると思います。
    いつも課題と時間に負われて余裕があまりありません。
    それに、クラスアップのために勉強をしているような、
    (それ自体は悪いことだとは思いませんが…いいのでしょうか?)
    本来、我が家が目指した中学受験の動機とは違う方向に向かっているような気がします。
    あまり考えすぎないほうがいいのでしょうが…親がブレてしまってはいけないですよね。

    志望校は決まっていてとても行きたがっているのですが、
    成績も届いたり届かなかったりで、いまひとつモチベーションがあがりません。


    娘に不安なところを聞いてみました。
    テスト前は、たくさん勉強したからできる!と思えるけれど、本番での自分に自信がないようです。
    たとえば、記述問題なら、まとめ方はこれでいいのか、とか、選択問題なら、この記号で合っているのか、とか。
    実際の問題を見たときに、難しいと思い込んでしまっているようです。
    前に学習した単元を忘れてしまっていたり、家で解き直したらできる問題も空欄にしてしまったり・・・
    やはり、問題自体を理解していない部分が多いのだと思います。
    環境を整えることも大事ですね。実践してみます。

  5. 【2499020】 投稿者: よう  (ID:fpmLNCCi8v2) 投稿日時:2012年 04月 08日 09:33

    しろくまさまご返信有り難うございました。

    成績が下がって(クラスが下がって)私が少し動揺してしまい・・・他塾の体験などに行ってしまいました。
    そこでも国語ができなくて一年前の様な成績はとれませんでした。

    子供は他塾の体験が嫌だったようで、体験しただけで入塾はしないことにしました。

    成績が下がっていろいろ塾に行っている自分が情けなくなってきました。
    結局頼るのは塾ではないと思い、子供と二人で国語をがんばっていくと決めました。

    しろくまさんがよく書いている方法で頑張っていこうと思います。ありがとうございました。

  6. 【2499671】 投稿者: さくら  (ID:UfRc0TtawwE) 投稿日時:2012年 04月 08日 21:18

    しろくまさま

    はじめまして。現在三年と五年の子どもを最レ算数に通わせています。しかし、平常クラスの入塾時期を検討中です。

    受験準備には限りがありますが、五年生の兄は出遅れ気味でしたので、今なんとか、最レがとれる位置で四苦八苦しております。

    弟は三年からの入塾がよいか、または、四年からの入塾がよいかと、悩んでいます。

    弟も三年の最レはとっていますが、平常クラスには通っていません。時々、百位内には入っていますが、国語に不安があります。

    やはり、三年から土曜スクールにも通うほうが後々後悔しなくて済むでしょうか。とりとめのない質問ですみませんが、よきアドバイスをお願い致します。

  7. 【2500010】 投稿者: しろくま  (ID:Uh4YmM4MNb6) 投稿日時:2012年 04月 09日 06:43

    「さくら」さま

     現在3年と5年というのは、新3年と新5年ということでよろしいですね。「土曜スクール」というのは、どのような講座でしょうか。
     ふだんの授業以外に、基本的な内容を積む、というようなものでしょうか。それとも、ふだんの授業ではなく、日曜日の講座と土曜日の講座、というのが別に3教科(あるいは4教科)ある講座ですか?

     浜学園に通っておられるのでしょうか?

     まずは、お兄ちゃんのほうですが、最レ算数に現在通っているが、ふだんの講座はまだ受けていない、そろそろ受けさせようか、という話ですね。
     現在はどうかわからないのですが、昔の算数の最レは、もともと資格順位がかなり厳しく(そういう子たちを囲い込んで難問に取り組ませる。具体的には灘・甲陽・ラサールが照準)、平常の講座が「復習」になっていくようなカリキュラム立てになっていました。
     つまり、優秀者にとって「最レ」が平常で、「平常」が弱点補強講座、という形になっていました。(しろくまの時代は、弱点補強講座、というのがあり、平常の弱点を補う、というものがありました。)

     資格にとどいていれば、そこでやっていける、という判断にはなります。
     ただ、点数がとれる、内容が身に付く、ということとはまた別に、算数が好きな子ですと、授業が楽しい、ということになって、なかなか最レをやめることを嫌がるケースがあります。
     入試全体の戦略と、志望校によっては(灘や甲陽がギリギリの場合でも)平常の講座のほうがむしろ大切で、ここでしっかり力を涵養し、受講資格よりも少し上の力をいくらか本人に設定してやって、模試などで「そこを越えたら講座をとろうね」というようなめざすべきハードル(比較的達成しやすいが現在の力より少し上、という設定)を用意してやる、というような方法がよいような気がします。

     弟さんの場合ですが…

     ここはなかなか難しいところですが、いっそ柔軟に考えられて、まずはやってみる、というのも1つの方法です。
     ただ、本人に「やるだけやってみて、だめならやめたらよいやん」「順位や偏差値にはこだわらないでおこうね、お母さんもそれは何も言わないからね」とあらかじめ言うておきます。

     小3あたりでは、

    ○ 順位や偏差値を「本人には意識させない」
    ○ でも「お母さんはしっかりみておく」
    ○ しかし、「そのことに関しては本人には一切言わない、圧力をかけない」

     という原則で参りましょうか。

     ここもお兄ちゃんの話と同様、まずは平常のほうが大切です。三年の「最レ」というのがちょっとしろくまにはまったくイメージはできません。
     「先取り」つまり、小4や小5の内容をやるのか、という感じしかわかりませんし、国語でそのようなことになっているならば、国語に不安がある場合には「先取り(学年1つ上の文章レベルなど)」は絶対にお薦めしません。

     土曜スクールというのは、基本内容をやる講座、という理解でよろしいでしょうか? あるいは最レの対象以外の学校用の講座なのでしょうか?

  8. 【2500090】 投稿者: さくら  (ID:UfRc0TtawwE) 投稿日時:2012年 04月 09日 08:52

    しろくまさん、早速のお返事をありがとうございました。とても親身になって下さって温かいお言葉を頂いて、とてもありがたい

    です。

    今、二人とも、浜学園に最高レベル算数のみ通っています。これは、一学年上の算数を先取りするような内容と聞いています。

    土曜スクールは通常の平日のコースの授業の国語と算数の内容と同じ内容を土曜日に一日でするものです。

    家が遠いので、今、新五年生の子どもは、普段は、近所の小さい塾でのんびり勉強していますが、週一回だけ浜学園に通って、賢

    いお友達に囲まれて刺激をうけて算数の授業を受けるのが楽しいようです。しかし、難しいので四苦八苦しながらも、このお陰で

    公開でも算数は八割ほどは得点できていますので、これだけは続けて行かせてあげたいと思っています。

    新三年の子どもは公文の算数だけを勉強しています。

    二人とも、まだ時間があれば公園で遊んだり、友達とゲームをしたりして遊んでばかりいます。テストの結果を見て、まだま

    だ上下しますので、悪い時には、「遊んでばかりいるから」と私はつい叱ってしまって、自己嫌悪に陥ってしまっていました。

    今後は、三年生の弟は公文も分数が終わりましたし、あまり落ち込まない明るい性格なので、土曜スクールのクラスにも入

    れて賢い子どもたちに揉まれながら勉強を始めさせようと思います。弟は最レ算数が楽しいといってまだ負担にはなっていません。

    しろくまさんに頂きましたアドバイスを忘れずに、通常のクラスの勉強を大切にしながら、成績については叱ったり何も言わず

    に、しかし、しっかりと弱点などは把握して見守るようにします。

    なんだか、上下する模試の成績ばかりが気になって、焦って悩んでいた気持ちがすっきりしました。思い切って前向きに通わせ

    てみようと思います。ありがとうございました。

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