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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2676537】 投稿者: しろくま  (ID:NmNAQYIi8sk) 投稿日時:2012年 09月 06日 22:52

    「困ったさん」さま

     最難関をめざす男子の学習は、どうしても、「量」を子どもに強いる局面があります。それほどほんとうはしなくてもよいのに、「それくらいやらないとだめだ」と塾も本人も保護者も思い込んでしまうときがあるんですよね。
     数をこなそうとするあまり、深い理解やなぜそうなるかのリクツ抜きでやってしまって、それまでできていたものまで解答力が低下してしまう…
     しろくまのよくいう学習インフレの状態です。

     あと、間違い直しなのですが… これは、男の子は確実にいやがります。
     基本的に最難関をめざす子はどうしても前を向いているんですよね。冠のついた講座や教材はすぐに取り組むのに、間違い直しとかやりなおしとか復習は大嫌いなんですよ…
     膨大な量の小テストの直しをすべてするのではなく、中からチョイスしてやる、ということができていればよいのです。
     ここは講師を利用するポイントです。「これらの小テストの見直しはどれからやればよいでしょう、優先順位をつけてください」と持ち込んで、すべてしなくてもよいので100あったとして優先度10番までをやっておく、くらいでよいのですよ。

     第一段階は、とりあえずは「これだけで」「まずは」よい、というところをきっちりとさせます。
     新学期になると格段に自分の学習時間が減ったような気になります。そりゃ夏休みよりも減りますよね。
     消化しきれていないのに詰め込むより、消化できる模範をしっかりとする、というほうが実際的ですし、効果があります。
     理科の復習は大切なのですが… ここは、まずは模試を分析し、本人にできていない分野を意識させます。
     そのうえで、おっしゃるように、前に進む、つまり、同じ範囲が復習できる新しい問題集にとりかかる、という方法でもよいわけです。

     二学期におこるであろうことを漠然と「不安」に思われず、まずは「形」にしてみましょう。

     カレンダーをよくみて、こことここにこういう行事が入る、この日曜日は模試、ここはこんなことで帰りが何時になる… と、あらかじめ「想定」してしまい、、いろいろなことを整理してみましょう。すべてを「想定の範囲内」にしてしまうと、気持ちも落ち着きますし、勉強の効率もあがりますよ。
     九月は生活の軸をそろえる(起床・食事・入浴・就寝の時間をすべて同じにしてしまう)のがポイントになります。その枠内でお勉強をすすめる…

     六年のこの時期こそそういうことはいくらでも出てきます。
     おどすつもりはありませんが、まだまだ乱高下が続いたり、思わぬ不振になったりはしますよ。受験というものは平穏には終わりません。
     なにも恥でもなんでもありませんからね。

     まず一度、本人とじっくり話をしてみてください。
     とりあえず、優先順位つけて、これだけはやりたい、という教科、分野あるかな?
     というところから入り、「きみにまかせるから、あなたの気が済むやり方で一週間やってごらん。」と、信じてまかせる、ゆだねてみる、ということをしてみてください。
     で、お母さんは、六月くらいからの模試をすぐに持って、講師に面談しに行きます。こういう状況で、これまでこんな感じで得点し、失点しています。九月、十月のやるべきことはなんですか? と、相談してみてください。
     そしてそれを本人に伝えて「あなたの勉強の参考にしてね」と本人に伝えるんです。
     「自分なりのナットクする勉強」というのを本人は忘れているんだと思うんですよね… やらないといけないことは親が指摘しなくても十分わかっている時期でもあります。そういうスタンスで子どもに向き合ってみてやってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2676557】 投稿者: しろくま  (ID:NmNAQYIi8sk) 投稿日時:2012年 09月 06日 23:06

    「悩める母」さま

     志望校のコースは「資格」制なんですね…

     まず、志望校別のコースというのは、志望校に特徴的な問題の対策に力点がおかれます。
     違うコースですとそれらの対策がおろそかになる、と、思ってしまう場合も出てきます。ただ、違う学校のコースでやっている内容でも、甲陽に共通する、掘り下げておくべき分野は取り扱われるわけです。

     ここは担当の講師と念入りに面談し、「この子の志望校は甲陽です。このコースで学習する内容で、甲陽に通用する部分と、足らない部分を教えてください。」と言って教えてもらう必要があります。
     で、しっかりと子どもにそれを伝える。たしかにコースは違うが、ここで習うこことここは甲陽に通用する部分だからね、と、認識させておけばよいのです。
     おそらく、「理科」が甲陽は応分の対策が必要なところだと思うのです。

     でね、お通いの塾では甲陽のコースの教材は購入できるのですか? とくに理科が手に入るとよいのですが… 二つのコースの教材をするよりは、コースが違ってもまずはそのコースのものをしっかり取り組んで、甲陽に通用する部分を掘り下げる、という姿勢でいればよいのですが、理科はちょっと目を通しておいてもよいと思います。

     得意な国語はしっかりと時間を回復しましょう。一問題一設問で進めてください。記述題にしぼればそんなに国語に時間を割かれることはなくなります。

     「できることから少しずつきっちり勉強する」

     ということに間違いはありません。他のコースにいることによって本人のモチベーションが下がることかないようにしてやる、ということが大切です。
     少し細かく大げさに「これは甲陽にも出ている」「これは甲陽にも通用する」というものを設定してやって「今の段階のレベルに適した、ちょうどよい甲陽の訓練ができているやん」と説明してやってくださいな。
     そうすることで、自分の今やっていることが無駄ではないのだ、という気持ちが持てるようになります。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2676606】 投稿者: しろくま  (ID:NmNAQYIi8sk) 投稿日時:2012年 09月 06日 23:35

    「悩めるカエル」さま

     しろくまの考えをストレートにお伝えすると、10月までは塾フォローの個別指導で、その様子から判断して10月からは個別指導による受験、ということに切り替えられたらよいと思います。
     九月の学習する内容は、すこし重厚な部分もあり、中学受験にとって大切な分野の学習も入るので、ここを二重で学習しておくことは損ではないからです。

     しろくまは子育て、ということに関してはやや違うように思っています。

     子どもは親が育てたいようには育たない、ということです。子どもも、自分がしたいようにはならない、ということを思っています。

     つまり、親も子も、そして周囲のものも、誰一人自分の思うようにはならない、というのが「育つ」ということなんですよ。
     ある一定の方向に進んでいるものには、いろいろな角度から力が働いているんです。それらの合力によって、一定の方向に進んでいるんです。

     親がこうしたい、自分がこうしたい、教師がこうしたい… で、ある一定の方向に進んでいるが、その方向は、みなそれぞれが思っている方向と角度にはなっていない、ということなんです。
     
     でも、その合力によって進んでいる、ということが大切なんですよ。

     子どもの育て方をまちがえた、と、悩む方も多いですが、子どもはお母さん一人で育ててはおりません。まわりのもの、すべてが子どもの成長にかかわっているからです。

     いろいろ子どもに働きかけましょうよ。それが思ってもみない方向に子どもを動かし、でも、それが悪い方向かどうかはけっきょく誰にもわからないのですよ。
     働きかけることは大切でこれからもずっとそうしていかざるをえない… 子育てなんてそんなもんですよ。

     個別、やってみましょうよ。で、個別のほうがよい、と、言い出せば、あるいはもうその気になっているかもですが、切り替えてそちらでやっていく。
     受験するにせよしないにせよ、どうせ理科でも社会でも中学にいけば習うことですから役に立たないことはないわけです。

     どんなに楽しく学校に通っていても、勉強は嫌い、なんてこともありますし、クラブをがんばることは苦しいことでもあるわけです。親のサポートもできることとできないこともあります。

     すべてを塾に伝える必要はありませんが、失礼だ、とはこの際考えられる必要はありませんよ。
     とりあえず、何かを始めて反応をみて柔軟に対応していく…

     何か追加質問があればどうぞ。 

  4. 【2676645】 投稿者: しろくま  (ID:3NBV/pk4znM) 投稿日時:2012年 09月 07日 00:09

    「ぶーぶー」さま

     昔、しろくまの友人の算数の講師が保護者説明会で

     中学受験をすると決めたら、合格しなければいけませんっ 合格しないなら受験はしてはいけないんですっ

     と、言い出して、おいおい、そんなこと言うの? と、なったときがありました。教務もひやひやして聞いていた、な~んてことがありました。

     一見暴言のような彼の話も、よくよく聴けばそれなりの意味がありました。

     しろくまはこの考え方がすべて正しいとは思いませんが…

     「合格をめざさない受験はありえないでしょう? 不合格ならそれはやっぱり失敗なんです! だったら合格させて終わりにしてやりましょう。第一志望が合格しそうにない… だったら第二志望を第一志望にしてやらなくてはならないんです。それができますか? そういうことも大切なことなんですよ。」

     彼の話の、言いたいことはわかりました。

     せっかく勉強してきて、応分の力がついてきている、だったらその力で合格できるところがその子にとってその時期における最適の場所である、ということはいえるでしょう。

     「受験をきめた以上は、どこか合格できるところに合格させてやる」

     というのも大切な視点であることは確かです。

     ずいぶんと余計な話をしてしまいました。お子さんにもハッキリと、「受験する以上は合格して終わりにしよう」とまずは言うてやってください。

     さて、「反省」「謙虚」「真剣」…

     子どもができることはこのうち「真剣」だけですよね。反省しないし傲慢だし… でも、真剣にはなれますでしょ。遊びなどはスポーツでもゲームでも真剣にやりますからね。

     お子さんのような子は、むしろ痛い目にあうほうがダメになります。どこか合格させてやる、できればその「どこか」が本人の行きたいところであるようにしてやる…

     で、いまのところノータッチのようですが、どうですか? それをいいことにしてサボっているようにみえますか?
     塾での学習の様子も講師に聞いてほしいところです。

     これからは、お子さんと一定の距離をとりながらも「間接的な」コントロールができるようにしていかれたほうがよいかもしれませんね。

     そういう意味からも、塾の講師は活用してほしいところです。先生を通じてこちらの伝えたいことを言う、家庭での学習がうまく進捗しないなら塾の自習室なりなんなりを利用する… 場合によっては短期間だけ、この教材のこれを使って教えてほしい、という方法で家庭教師などを投入する、ということも選択肢としてあります。

     ちょっと目先を変えた、新鮮なことを取り入れる、ということも場合によっては必要な時期でもあります。

     とりあえずは、勉強の開始時間に関しては厳しく指導して、内容に関しては口を出さない、でも、塾の講師には相談して、塾でいろいろ働きかけてもらう、ということもしていきましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。
     
     

     

  5. 【2676726】 投稿者: はるの母  (ID:s/FEfbfuS9g) 投稿日時:2012年 09月 07日 02:27

    しろくまさま、その節は有り難うございました。
    今年初めにお世話になりながら、すっかりお礼を言うのが遅くなり、申し訳ございませんでした。(実はまた息子が3月にインフルエンザ、4月には扁桃炎による高熱と病気続きでした。)

    実はあれほど望んだ、京都の第1志望校は前期、後期とも受験しましたが、合格は頂けず、地元中堅校に通学しております。
    「それでもあの体調からすれば、今通っている中堅校の試験に合格したのだから、たいしたものです。」と塾の先生はおっしゃいましたが、、、。

    本人は「こちらの学校で良かった。」と言い、満足して友人も結構できたようで、楽しく通っています。
    ですが、クラブにのめり込んでしまい、夏休みのクラブ合宿から帰り、また風邪をひいて不規則な生活になり、宿題もアップアップ状態でした。
    今のところ、「9月はクラブとの両立は体力的にしんどいので、クラブは休む。」などと担当の先生に申し上げたようです。

    全く以て、ここに来ても体調で苦労するとは、、、、と思ってしまいましたが。

    なんだか怠け癖がついた息子の生活を立て直すのは至難の業ですが、しろくま様がおっしゃったことを読み返し、「cool head & warm heart 」という言葉を頭に置いて誘導?していきたいと思っています。

    (英語は発音を教えています、まだまだ母親の手を借りている息子です。
    やはり中堅上位でも進学校は、公立に比して進度は速く、国語は古典も入り(古典でも読み方は教えたり)、現代国語の方もかなり難しい文章が出ています)
    自学自習できるのは何時のことやら、、、とため息をつくことしばしばです。


    本当にしろくま様、有り難うございました。
    せっかくご縁を頂いた学校です、後悔のない6年間を送って欲しいと思っています。
    親としての心がめげたときには、こちらをのぞかせて頂こうと思います。
    (合格体験版でのスレッドで述べるべきところ、場所をお借りして申し訳ございません。)

  6. 【2677564】 投稿者: おやじ  (ID:sCibxJ18OMg) 投稿日時:2012年 09月 07日 18:08

    しろくまさま


    息子(小6・灘中志望)の件でいつもお世話になっております、「おやじ」です。
    お世話になりっぱなしで申し訳ありませんが、今日は講座のやめ方についてアドバイスいただきたく思います。



    (8/30にアドバイスされていた、「悩んでいます」さまのお悩みと同じような感じなのですが…。)


    課題が多すぎるので、最レ算数をやめさせたいと考えています。
    が、本人は「絶対やめない!他の課題もちゃんとやる!」の一点張り。
    多分、最レ算数がステータスシンボルになってしまっているのだと思います。


    尊敬する塾の先生からのアドバイスなら従いそうですが、残念ながらどの先生も最レ算数は必要、との見解で、講座をやめる方向に導いてくれそうにありません。


    また、元々真面目な性格もあり、最レ算数を受講しながら、宿題を間引いてする、とか、最レ算数の成績は気にしない、ということも難しい状況です。(まして平常の課題を間引くこともできそうにありません。)

    こういう状況ですが、親としては最レ算数の膨大な課題に疑問を抱いており、(灘中上位合格を目指す講座になってきている気がします。)何としてもやめさせたいのです。
    これは単純に課題が多すぎて不要、というよりも、我が子には課題が多すぎて子どもがつぶれてしまうのを未然に防ぎたいがためです。


    字は汚いし、やることも雑な子ですが、真面目な部分だけはなぜかとても真面目で、出される課題は全部しないと気がすまないたちです。(おまけに頑固です。)



    「本人に他の勉強をすることの大切さと時間の確保の重要性を丁寧に説いて、ナットクさせたうえで、切り離さないと失敗します。」というしろくまさんのアドバイスを読んで、怖くなっています。

    何とか講座をやめさせる方向にもっていくアドバイスをいただけないでしょうか?
    特に「他の勉強をすることの大切さと時間の確保の重要性」とはどういうことを話してやればよいのか、もう少しつっこんだお話を聞かせていただけますと幸いです。


    どうぞよろしくお願いいたします。

  7. 【2678180】 投稿者: コスモス  (ID:XzAGp53w.nw) 投稿日時:2012年 09月 08日 01:08

    しろくま様

    丁寧なお返事ありがとうございました。
    先日書き込んだ後に保護者会がありました。開成の過去問は個別に添削してくださるということで少しほっとしました。が、筑駒は、日曜特訓が開成コースであるため、やはり添削はして頂けないそうです。

    そして、お言葉に甘え、20年の筑駒の息子の答えを書かせて頂きます。
    問一(1)前者は世の中の風潮などに左右されるが、後者は昔から変わらず、地方の文化を反映しているという違い。、、、これはー3点としました
    (2)色々な地域の方言や言い回しを調べることで、その言い方ににじみ出ている各地域の言葉の文化を知ろうと思ったから。、、、これはー1点としました。
    問二 きつくしめたりすることができなくなり、役に立たなくなること。、、これは○にしました。
    問四 (1)アンケートの対照が「アホ」「バカ」などの人をけなす言葉であるということ。、、これは○
    (2)我々は、色々な地域の「アホ」や「バカ」などのけなし言葉の使われ方について調べ、その結果から各地に昔から根付く分かを知りたいと思っています。どうぞご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
    、、これは−3点としました。

    採点は甘いような気もします。この年度は80点でした。

    問四は升目がありますが、問一問二は四角欄です。拡大コピーしてもこの解答はかなり小さな字で書いています。
    他年度では、模範解答自体が解答欄に書ききれないものもあるように思いますが、いかがでしょうか。

    そして肝心なことですが、今息子に必要なのは、やはり甲陽などの同傾向問題演習でしょうか。
    9月10月は模試が続き、過去問演習の時間をとるのはかなり厳しいですが、11月からはたぶん時間に余裕ができるはずです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  8. 【2679794】 投稿者: ぶーぶー  (ID:BaQqn2E96Lw) 投稿日時:2012年 09月 09日 12:21

    そうですね。やはり、おめでとう!!と言ってやりたいです。

    今、過去問にとりかかっていますが、第一志望校では、合格者最低点に10〜20点ほど届きません。本人も毎回の不合格判定にガッカリしています。
    志望校のうち、一番偏差値の低い学校(持ち偏差値のマイナス8)の過去問を暫くやってみるのは、いかがでしょうか?
    合格点に届けば、やはり本人もうれしいでしょうし。
    とりあえず、第一志望校は先送りにして、志望校の逆順に取り組ませたらと思います。
    こんなやり方ではダメですか?
    いつも困った時のしろくまさんで申し訳ありません。

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