最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2699331】 投稿者: しろくま  (ID:69Hjh6Rl5QI) 投稿日時:2012年 09月 24日 21:47

    「ごえもん」さま

     お子さんが「どうせ僕は灘なんかには絶対行けないから」と言っている、ということですが…
     お子さんの第一志望は灘、なのでしょうか? そういう意味ではなく、「灘に行くわけではない」という意味というか、「灘に行けるような能力がない」という意味で言った発言なのでしょうか?

     もし、洛星、東山を志望校としている、とするならば(社会をやっておられるのでそうだと思うのですが…)、この時期、模試ではなく、実際の過去問、との相性の検証を進められることをお勧めします。その意味では赤本に取り組まれればよいのですが、その前に…

     第一段階。算数の小五の模試ひっぱり出してこられて、算数の「できる問題」をどんどん解いていく、という易問流しをしていく。
     小6のこの時期はどうしても塾では難問チャレンジを進めていきがちで、解けない問題、できない問題をたくさんやり、あとからのやり直し、という作業に疲れる時期でもあるんです。単純に、算数の難しい問題に疲れている、という状況になっている気がします。二週間から三週間は易問流しを進められたほうがよいと思います。

     第二段階。志望校の赤本の算数を、実際の算数の制限時間で、一度解いてみる。
     これで、どれだけの得点が出るか、ということを一度確認する。あんがいとできた、こういうところで時間が足りない、などなど、本人に意識させてやる、ということですね。
     いつの年度でもよいので、二年分くらいやってみる… どの単元がやりにくかったか? ということを問うて、自分自身で、三つほど、これとこれとこれを何とかしたい、という指針を言わせる、ということをしてほしいですね。

     第三段階。その三つほどの再単元復習。偏差値50ない、ということは、みんなができている問題ができなくなっている、ということです。その三つほどの単元を集中して修復していく、ということをしていく必要があります。これを年内いっぱいしっかりやっていく、ということです。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2700210】 投稿者: 便乗させてください  (ID:odZB8JDo3mI) 投稿日時:2012年 09月 25日 16:04

    しろくま様

    抽象的な質問にも、くわしくご返答いただきありがとうございます。
    我が家は小6男子です。

    大手塾ではないため、かなりの時間自宅での勉強が中心になっています。
    現在は苦手なためややおろそかになりがちであった図形(平面/立体)と場合の数、規則性を重点的に演習しています。
    伴って変わる量や移動する図形なども同様です。
    速さや○○算などは得意なようで、親が理解する前に解法を考えます。
    今のところ、本人希望で東大寺学園など難関校と中堅校(統一日)を受験する予定です。

    11月頃まで苦手な分野を埋めていき、かつ難問にも対応できる基礎とセンスを磨いていくつもりでいます。
    中堅校を確実に合格しての東大寺学園受験であると本人にも言い聞かせておりますが、難関校になるとまだ偏差値が5〜10足りません。
    このまま本人の希望校を視野に入れて突き進むべきか、中堅校の対策を徹底すべきか憂慮しています。

    お時間がありましたら、アドバイスをお願い申し上げます。

  3. 【2701259】 投稿者: ごえもん  (ID:WikEHE8jxKM) 投稿日時:2012年 09月 26日 11:10

    しろくま先生

    お返事ありがたく、何度も読み返しています。本当にありがとうございます。

    子どもが「受験をしたい」と言ってきた時期が5年の11月頃なので、塾に行きだしてからまだ1年も経っておらず、5年生の模試は最後の模試1回のみしか受けられませんでした。その5年生の模試の算数は偏差値30台、泣きたいような点数でした。その後、深海魚から少しずつ浮上しようやく偏差値50弱までこぎつけています。

    すいません、もう少し質問させて下さい。

    夏休みに塾と別に栗田哲也さんのスピードアップ算数を易しい方から100問解いていますが、易問流しに適した問題でしょうか?

    赤本での過去問の相性というのは、子どもが解きやすく点数が取りやすい学校を受験する方向で、ということでよろしいでしょうか?

    まず算数は易問を流し、赤本で受験校を絞り、苦手な3単元を克服する。

    同時に社理を固めた方が良いと思うのですが、算数と似ているためか、理科の計算問題が苦手なようです。
    理科の計算問題は赤本で出題傾向を絞りそこを中心にやっていくというのでよろしいですか?理科も夏休みに塾とは別に問題集を1冊したので、その復習と赤本でよろしいでしょうか?
    社会も夏休みに塾とは別に問題集を歴史、地理とも少しずつ進めていて、地理は1回目はほぼ終わろうとしています。歴史は11月の洛星オープンまでにはまず1回目は終わりたいと思っています。問題は公民です。これについては何も対策ができていません。

    国語については、一旦偏差値が上がったもののまた、下がったりして安定していませんが、夏休みに塾の先生からはほぼ5本の指に入っていると言われています。しかし、語句などの知識問題が苦手なので、遅ればせながらこれからやろうと思っています。国語はあまりしていない、さぼっていることが気になります。

  4. 【2704201】 投稿者: みかん  (ID:ugzem5hkHMc) 投稿日時:2012年 09月 28日 13:53

    しろくま様

    初めて投稿いたします。
    しろくま様のあたたかい、的確なお答えをかなりさかのぼって読ませていただきました。とても参考になることが多く厚かましくも質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

    6年生の夏に主人の転勤が決まり、急遽関西で受験をすることになりました6年生の女の子です。関東では女子学院をめざして勉強をしておりました。
    関西の学校はほとんど知識がなく途方にくれながらも色々と調べてきました。その中で現在は女子学院に校風の似ている神戸女学院を第一志望と決め頑張っております。現在は関東在住ですので関西校の対策は塾では皆無です。情報もない中ネットで色々調べてきました。
    とりあえず古い年度の過去問を夏休み前にしてみたのですがボロボロでした。そこで夏休みは算数を強化すべくがんばりました。9月に入り再度過去問に挑戦したところ4科で合格最低点をギリギリクリアするところまではきました。(算数は70/100ほどの出来でした。)さて、質問なのですがネットで検索する中で神女の算数の過去問は20年はさせます!という記事も多く見られたのですが正直私はびっくりしました。関西の神戸女学院志望の子たちは大半がそれをこなしているのでしょうか・・・。またこなすほうかベターでしょうか?
    国語は要点まとめがなかなかできないようなのですがこれも過去問をこなしていくのがベストでしょうか。
    社会は神戸女学院特有の細かい設問に苦心しています。(知識がまだまだ不足しています)
    関東の塾に在籍しておりますので塾の授業での過去問演習も当然関東校です。塾には関東の過去問もずらっとならんでおります。また昨年度入試の主な学校の問題がのっております銀本も手元にありますのでこれらを活かした対策はないものかと悩んでおります。具体的には神戸女学院対策に有効な関東校がないものか?と・・・・。ぜひともしろくまさまのアドバイスをいただければと思い厚かましくも質問させていただきます。お忙しいとは存じますがどうぞよろしくお願いいたします。素人の私ではなにがなんだか・・・。とにかく不安いっぱいです・・・。

  5. 【2705028】 投稿者: みかんさま  (ID:XQV9wp/evBI) 投稿日時:2012年 09月 29日 08:32

    しろくま様 割り込み失礼いたします。しろくまファンの受験生母のひとりです。
    皆様へのアドバイスを読んで参考にさせていただいています。ありがとうございます。

    みかん さま

    現在関東在住とのこと。すでにご存じかもしれませんが、10月8日にSAPIXの「神戸女学院オープン」があります。東京にも受験会場が設定してありました。
    はじめてのことなので結果の評価はわからないのですが、関西人も西宮で受けます。(参加人数はわかりませんが)
    ご参考まで。

  6. 【2705619】 投稿者: まゆまま  (ID:xHWEKL3PtxM) 投稿日時:2012年 09月 29日 19:18

    はじめまして、中学受験を控える6年生の息子を持つ母です。
    元々国語が苦手な息子が10月下旬のプレテストを前に記述式問題がほとんど書けない状態になり、
    大変悩んでおりましたところ「しろくまさんのまとめブログ」に出会い、
    出来ない子供に対してもシンプルで大変わかりやすい方法を公開されていて大変感銘を受けました。

    先週より親音読、子黙読で、指事語の指示内容、逆接、要約の接続語の後の文に線引き作業をさせた後、
    模範解答逆流法で一緒に問題を解いていっています。
    おかげさまで、今まではいくら待って考えさせても答えられなかったような問題も
    一緒に読むことで理解して読むことができるようで、こちらが答えを言う前に解答することもできるようになってきました。

    しかし、これと並行して文章題一題は自力でさせているのですが、やはりそちらの方は全くというほど解けないのです。
    黙読で内容を理解するくらいに読み込むということができてないようなのです。
    親音読、子黙読から次のステップはどのように進んでいけばよいのでしょうか?
    親音読、子黙読の状態はどれくらいの期間続けていかなければならないのでしょうか?
    プレテストも目前に迫っておりまして焦っているのですが、
    なんとか自力で問題を解けるようにする方法はありますでしょうか・・
    又物語文の方もなんとかしなければいけなく・・ややパニック気味です・・
    突然に誠に勝手なお願いで恐縮なのですが、
    アドバイスいただけたらと藁にもすがる思いで書き込みさせていただきました。
    よろしくお願いいたします。

  7. 【2706100】 投稿者: しろくま  (ID:BUIyodhrtQM) 投稿日時:2012年 09月 30日 09:07

    「親子でもがく国語」さま

     高槻中は、しろくまの時代とは、問題の質が変化した学校群の一つです。最近のものは記号選択が中心になり、しかもなかなかの難問がそろっています。関西では四択が多いのに高槻中は五択です。

     もちろん、「心情⇔事実・行動」の問いもあるのですが、「私」型、つまり主人公が「わたし」である場合は、ここに「語感」つまり、表現から心情を類推することが必要になってきます。
     
     行動・事実→(心情)→行動・事実

     つまり、(  )の心情の部分が表記されず、それを事実・行動が示している表現で伝えようとしている部分があります。
     お話しにあげられている設問なら、もし、お子さんが「ア」か「エ」で迷ったとしたら、いちおう、考え方のラインとしては正しい方向にのっかていると思います。

     「わたし」の主人公は複雑である。AではあるがBである A⇔B

     二律背反同時存在… アンビバレントな心情は、ほぼ出題されるポイントです。

     という原則があります。客観型の物語はシンプルな心理なのですが、「わたし」型のものは、いろいろな「心のゆれ」があり、この平成23年の大問1のように、傍線部⑩までに「私」の心情のゆれが細かく描写されていますよね。
     細かい波のように… 

     「やわらかな光」「ざわついた」

     そして直後の

     「その時の顔がずっと忘れられなかった、けれど、その表情が何を意味しているのかずっとわからなかった」

     という「私」自身の心情説明の部分をしっかりと読む…

     「光」にはいろいろな表現がつきますよね。まぶしい場合もあるし、するどい場合もある。しかし、ここは「柔らかな光」なんですよね。
     反転法を用いると、「柔らかではない」つまり「かたい」… 

     「ざわついた」という表現は、プラスの表現かマイナスの表現か、明の表現か暗の表現か… ここを感じられるかどうかで選択肢と比較する必要が出てきます。

     「ア」だとどうしても、「焼きつくような」という部分が強すぎるような気がします。二重心理が含まれている選択肢なんですが…
     「イ」だと、「あたたかい」という表現と「柔らかな」という表現が同調できそうですし、「心はざわついた」と「心に引っかかった」が同調できそうです。

     回数を重ねると、「二重心理」の表現に気が付くようになるのですが…

     ここは、物語文の出題のうち、「わたし」型のものをチョイスされ、心情説明題を解いていく(一文章一設問で)、ということをしていってほしいところです。
     国語が苦手な子は、この二重心理、うらはらな行動と心理、というのがなかなか理解できないところです。
     親音読・子黙読で進めつつ、ここはこういう意味よ、この言葉の「感じ」は、プラスなのかマイナスなのか、明なのか暗なのか… そこからさらにふみこんで、「明だが暗」「暗だが明」という二律背反の表現に気が付くようにしていく、というかもう親がどんどん指摘してやってもよいと思うんですよね。

     高槻中に限らず、六年一貫校で、大学実績を一定以上出している学校の先生は、中学の先生でも高校生を教えていますし、当然、センター試験など大学入試問題を取り扱っています。
     高槻中も、センター試験のような選択肢のつくりを中学入試の問題でもしているわけですから、作題者は、高校生も教えているような気がします。
     (学校によっては、中学は中学の先生で、その先生が高校生を教えていない、という場合もあり、そういう国語は、子ども向けの心情表現のものが多く、女子中ではそういう場合が目立ちます。)

     高槻中は過去問の「模範解答からの逆流法」が威力を発揮しますよ。出題者の心情説明題の「形」をかぎとればうまく選べるようになります。
     他の学校の「私型」の物語文の心情説明題を「一文章一設問」でやりつつ、高槻の過去問を「模範解答からの逆流法」で(親音読・子黙読を念入りに)という方法でいけます。二か月かれば、きっとつかんでくれると思いますよ。

     何か追加質問があればどうぞ。 

  8. 【2706130】 投稿者: しろくま  (ID:cCkebKGqS7Y) 投稿日時:2012年 09月 30日 09:31

    「便乗させてください」さま

     大手塾でない場合は、ついつい「あの子はこんなこともやっている」「あの塾はこんなこともしている」と比較してしまい不安になりますが、大手塾でなければだめだ、という「勉強方法」というのは本来はないのです。
     子どもにはいろいろな勉強のスタイルがあり、キャラクターがあり、それから教科に対する興味の深浅があります。
     しろくまは、中学入試をめざす場合は、小4は学習習慣をつけることに重きをおき、小5には基本を徹底させつつも、得意教科、好きな教科をたくさんさせ、そして小6は「志望校そのものの問題にしっかり向き合う」というのが「柱」だと思っています。
     そして小6段階でも入試までの1年を3分割し、最初の4か月を学習習慣の確立、次の4か月を基本と興味のある分野の深化、そして最後の4か月は志望校にしっかり向き合う、という流れでよいと思っています。
     この時期は、まずは受験校の問題をしっかり「みて」ください。

     中堅校の過去問学習と、基本(基本は簡単な問題とは限りません。大切な問題と難易は別ですからね)の学習をすることが、東大寺の問題に対応できない、ということはありえません。
     学校名を隠して、この問題は東大寺ののものだっ と、指摘できる人はプロでもそんなにたくさんおられません。その学校に特徴的なものは全体の3割。
     どこにでも通用する7割をしっかりとしていく、ここでミスしない、という学習計画がダメなわけはありません。
     大手の塾だと、計画表の流れにのれないと、宿題がどんどん累積して消化不良となってしまい、その不安をまた量でおしきろうとして理解度が知らず知らず低下し、でも、やった気になってしまうものだから、10月の模試でひどい結果になってしまう、という現象を見せてしまう子もけっこういます。
     大手塾ではないがゆえに、「子ども応じた調整」が可能なのである、という気持ちをしっかりと持ってくださいね。
     
    (易問流し)

    1.数の性質 約数・倍数(これらは女子中のものを利用しましょう)
    2.単位と量 兵庫県の関学中、甲南中の問題が良問が多いです。
    3.速さ   これは一行から二行の短いものをチョイスします。

     これらは毎日、少しずつやってまいりましょうか。

    (過去問)

    1.平面図形・立体図形
    2.水問題
    3.場合の数

     これらは受験校および東大寺の過去問からチョイスしてください。

     これを11月半ばまで念入りにしていく、という作戦でどうでしょうか。他教科の勉強も疎かにできないので、この6テーマは家庭学習でやっていく、という指針がよいような気がします。

     この時期、憂慮されるのは当然ですが、考えながら行動する、ということが大切です。あれこれ迷わず(親はいくらでも迷ってよいですが)子どもには、しっかりと「これをするのよ」というテーマを明確に、確信をもって提案してやってくださいね。「これならできる」という提案が大切です。

     何か追加質問があればどうぞ。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す