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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【1977691】 投稿者: 算数があきらめきれない母  (ID:.V71Kds8J.A) 投稿日時:2011年 01月 13日 15:53

    過去最低さま すずさま 成績のび太? さま 

    昨年の終了組です。不合格になるなんて考えもしなかった(傲慢な母でした。。)第1志望校から不合格をいただき、併願校に通っています。
    昨年はこちらの掲示板でしろくまさまや、夏の頑張り様、美ら海さま
    はじめ関西の素敵なお母様方のメッセージに励まされ、1月に県外、2月に第1、併願校を受験をしました。私に何かできることはないかと、黙っていられず、出てまいりました。

    週末から統一日に臨まれきっと落ち着かない日々を送っていらっしゃる
    ことと思います。我が家は前受けの県外チャレンジ校では、敢えて痛みを感じてもらおうと、無理な受験をさせてしまいかわいそうなことをしたと反省する反面、今思えば合格する見込みのないチャレンジ校に食らいついたことはその後の受験に大きな意味を持ったのだとも感じています。

    息子の場合、チャレンジ校の算数の学力がどうしても足りていませんでした。1月中はこのレベルの高い算数を中心にチャレンジ校の対策をしていました。それが今思えば第1志望校を落とした要因の一つとなったのですが、試験日直前の1週間前から学力がのびていました。チャレンジ校はもちろん不合格でしたが、第1志望校の算数は不安なく臨むことが
    できました。
    ただアンバランスな勉強により他の科目で落としてしまいましたので、
    素人の対策不足で、このような方法はお勧めできません。

    チャレンジ校は、学力が明らかに不足していましたので、最後まで
    子供に「大丈夫」と気休めは言いませんでした。
    チェレンジだから、周りの子よりもできないのだから、「後ろから付いて
    いけばいい。君が受かる可能性は少ないけれど、他の人がうっかりという
    可能性もゼロではない。取れる問題も他の子よりも少ないのだから、大切に解く。」
    そういって受験日まではモチベーションを高く持たせました。子供は最後まであきらめずに付いてきました。

    私は仕事があり、県外チャレンジ校の受験には付いていかれませんでした。
    送り出した日、学力が足りないことはわかっているのですが、不合格になる感じがしませんでした。もちろん合格する感じもしませんでした。
    でも合格する可能性がたくさん秘めている時間が存在したのだと今思います。不合格でしたが、一番充実した受験だったと思います。


    第1志望校と併願校は連日受験でしたが、第1志望校の試験が終わった直後に、「もう第1志望校は、昨日までと違って不合格の可能性をこれから心の中に持つことになったよ。でも明日の併願校は、たっぷりの合格の可能性が残されているよ。だから合格に向かう時間にしよう。」
    と子供と話したことを思い出しました。

    今まだ私の心の中にはいろいろな思いが残ります。併願校は素晴らしい学校で気持ちを切り替えてはまいりましたが、この一年もう一度試験日に
    戻りたいと何度も思いました。どんなに大きなチャレンジであったとしても前日までは、まだ合格の可能性が確実に残されています。その時間をお子様と大事になさってください。不合格になったらとか、うまくいかないかもしれないとか、いろいろな不安はあるかもしれませんが、そういった不安は試験が終わってから結果がどうであれ、感じる時間が必ず存在します。

    それと、しろくまさまがお勧めのカイロですが、、、足の裏に張るものは正確にわかりませんが、「きりばい」というところのカイロがお勧めです。他の会社のカイロよりも少しお高めですが、
    一度に温度が高くなりすぎずに適度の温度で安心できると思います。お子様が少しでもリラックスされよい受験をされることをお祈りしています。

  2. 【1977984】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 13日 21:15

    「ぶーぶー」さま

     前のも申しましたが、「やる気」なるものは、なかなか外部からの働きかけによって生まれるものではありません。これは、スポーツ界のコーチの方々もみな口をそろえておっしゃるところ… けっきょく本人自身…
     「可燃物」を準備することが大切だ、と申したことをうけて、文化祭や学校見学をまわられたことだと思うんです。第1段階は、まずは成功ですよね。とにかく、気に入った学校、めざすべき学校が見つかったわけですから…

     で、あとは、それを「お勉強」にむかわせる「動機」に変えていく、ということになるわけですが…

     まず、春休みまでは「環境の整備」に徹しましょう。

     それは、「生活の軸」の確立です。前にもしろくまは申しましたが、小学生に勉強に向かわせるのは、ある一定の強制力を必要とする、ということです。主として

     「開始」と「持続」

     に関してです。まず第一の「開始」に関してですが…

     たいてい、机に向かうまでに「バトル」があるんですよね。

     よくよく、お子さんの様子をみてください。いつまでたってもだらだらして、勉強にとりかかる時間がおそい… 言わなければ勉強を始めない…
     こういう部分を、「やる気の無さ」と「真剣さに欠ける」と評価してしまいますが、これは子どもならある意味フツーの反応です。
     中学入試において、こういう「始め」の様子だけで本人のモチベーションを語るのは避けてやる、ということです。

     男親は、「言われないとできないなら、勉強なんてやめてしまえっ」と、テーブルひっくりかえし系の怒り方になりがちですが、ここはしょうがない部分なんですよ。
     体によいと思っていても苦い薬は飲みませんし、治療しないといけないとわかっていても歯医者さんに喜んでいく子ども少ない… ここは「強制力」の必要なところで、その点、他の躾や教育と同じ部分。

     一定の時間がきたらビシっと勉強させる… その際にバトルがあるからといって子どもにやる気がないとは評価しない、という原則を持っていてください。
     もちろん、その時の気分にもよりますが、机の前に座るまでがたいへんで、やり始めたらそれなりに勉強をする… というのであればOKとしてやりましょう。

     で、第二の「持続」…

     集中力がないっ すぐに体がくねくねとしてきて、長続きしない…

     大胆なことを言うと、これすら「やる気がない」こととは違うんですよ。この部分は、小学生のうちにちゃんとケアしておいてやらないと、中学生や高校生になっても、本人の悩みになる場合があるんですよ。

     「やらなあかんのはわかっているのに、イマイチやる気が出ないねんなぁ~ なんか集中できへんねん」

     と、なっている高校生、けっこういます。

     やる気があると集中力は出ますが、集中力がないからやる気がない、とは、思わないでやってください。

     けっこう、このことは子どもは気にしているところでもあって、本人も苦しむところなんです。これは、自身のキャラクターに適した勉強を見つけられていない、あるいは、「かくあるべし」勉強を強制されてしまっている、というのが原因です。

     「お母さんが若いときはこうだったのよ」
     「お父さんはこうだったんだ」

     勉強とは、こうやるのが当然だっ

     と、せまりすぎていて、それができていないことを「やる気がない」と評してやってはちょっとかわいそうだ、ということです。
     たとえば、長い時間、一つの教科をし続けるのが、集中力だ、と、評価されがちです。
     そんなことはないんですよ。一定時間勉強すればよいのですから、30分やって、すぐ別の教科にうつってもよいのです。

     「そんなコロコロ変えるようなのでだめだっ しっかり1教科集中できないとっ」

     というのが「かくあるべし」勉強の押しつけなんです。

     「苦手な教科の克服が大切だっ」「わからない問題はわかるまで考えろっ」

     これも、ついついやってしまうところ… それでガンガン前に進める子もいるんですが、むしろ、「好きな教科」「得意な分野」をたくさんやらせて、「できる問題」をまずたくさん解かせて、ということを「入り口」にしてやるほうがよい子もいるんですよ。

     お子さんの場合は、少し、好きな教科と好きな分野を勉強させていく、というところを入り口にしてやったらどうでしょうか。それと並行して、本人の好きな趣味や遊びもしっかりと織り交ぜる…
     勉強した後のお楽しみ、というのもしっかり用意してやりましょう。

     あと、塾はしばらく続けてみることをおすすめします。大手の場合ですと、「スケールメリット」が学年が上がるとかかってきます。同じ志望校をめざす子が一定数以上出てくると、塾友の影響、というのを子どもよく受けるようになります。
     志望校の名前のついた講座なども出てきて、「可燃物」も増えてきます。

     もちろん、ちがう塾に転じたとしても、そこがご本人の行きたい学校に実績を持っていて、同じ学校をめざす子が多い塾への転塾ならば問題はありません。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【1978032】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 13日 21:53

    「愚問で申し訳ないのですが」さま

     関西旅行が楽しめてよかったですね。喜んでもらえてしろくまもうれしいです。

     さて、昔、関西では大阪府も、おっしゃるような環境でした。中学入試などは少数派で、「公立中学→公立高校→大学」というのが自然な流れで、中学入試といえば一部の私立と、教育大学附属中学の入試が中心でした。
     私立高校も大部分は公立高校のすべり止めで、現在では六年一貫校で有名な私立も、校長先生自身が「いゃ~、うちは公立のすべり止めで、専願ではなかなか受けてもらえません」と当時はおっしゃっておられました。

     大阪では、塾、というと「高校受験のための」というのがごくごくフツーでした。

     さてさて、しろくまも前置きが長くなっちゃいましたね。

     しろくまは、中学受験の塾にいて(高校入試もありましたが灘や甲陽などの特殊な高校用)、中学受験に携わってきましたが、べつに公立中学・公立高校でのお勉強、というのを否定などしていませんでした。
     大学入試で結果を出すための勉強には、いろいろなルート、方法があって、ようするに子どものキャラクターや発達段階に合わせて準備していけばよい、という考え方をしています。

     たとえば、なぜ、私立中学を選択するのか? ということを校風や教育理念などの話を抜きに、「大学入試」という観点に絞って話すなら、一つは「進度」の問題があります。
     いわゆる公立中学のカリキュラムよりも「速く」前に進む、「先取り学習」というところがあります。

     これは明白に違いますよ。たいていの私立は、中学3年間で高校1年や2年の内容にふみこんでいきます。
     で、その「速さ」についていけるためには一定の能力が必要であるから、試験をして、それに耐えうる子を学校に入れる、ということになるわけです。

     もう一つはそれと並行して「深度」が問題になりますよね。進度をヨコとすると深度はタテの問題です。同じ平安時代を習うにしても、一方は藤原氏の台頭を道長と頼通の話で終わらせ、一方は、冬嗣や良房、基経から話を始める…

     中学の指導要領の範囲外の内容をどんどん取り入れていく… 公立中学でもそれはできるぞっ と、おっしゃられる方もおられるかもですが、現実、高校入試というものがあり、高校入試問題を解く演習をしなくては、高校そのものに合格しませんので、高校入試に出ない範囲の学習をして高校受験を迎えるわけには現実いかないのです。これが一つの壁になります。

     ただ、それでもなお、ようするに6年間で大学入試に必要な知識を蓄えられれば、6年ぴったりでそれをそろえようが、4年でそろえようが、「見た目上」の結果は同じになります。
     だから、公立中学・公立高校という流れでも、それぞれの空間で、しっかり勉強させてくれたなら、よいわけで、そういう環境に公立中学や公立高校がなっているか否か、というのが、「私立」を選択するか、しないか、の次の問題になってくるわけです。
     現実、「公立中学には、ちょっと行かせたくないので受験します」という方が、しろくまのいた塾ではかなりおられました。中学受験を選ぶには、それぞれの方のそれぞれの理由が明確にあって、他人がとやかくいえないところがあり、その意味においては、公立中学も私立中学もしっかり存在できて、「選択の自由」がある世の中がよい、と、しろくまは考えています。

     まず第一に、お話しにありますように、もし、数学を「先取り」してやらせるならば、もう「中学入試」はさせないのだ、と、かたく決心してください。数学と算数は違うものです(学問的云々ではなく入試において)。算数は「算数」をしっかり理解させなくてはならないと解けない、ということです。安易に数学でも解けるぞっ と、考えられたら失敗します。

     子どもは、暗記分野においてはけっこうキャパがあるんですよね。へんな話、若いうちに色々おぼえたことは大人になっても忘れはしません。ですから、社会や理科の暗記物に関しては、中学入試勉強は、中学に入ってから、高校に進んでもなお、役立つことは多々あります。

     「進度」の速さの魅力にまどわされると、中学受験がアドバンテージに見えますが、中に入ってついていけなくては何の意味もなくなります。
     「深度」の深さの魅力にまどわされると、中学受験がアドバンテージに見えますが、中に入って理解できなくては何の意味もなくなります。

     この点は、お子さんのキャラクターをよく考えられて選択すべきところです。

     それからもう一点、「これから先、娘に丸投げしてしまうのも、危ないです」とおっしゃられていますが、それは、変な話、「今は」危ないだけであって、「未来では」そうではない、と、いう展望も持ってほしいところです。
     どこかで親は、子どもから離れなくてはなりません。親がいつまでも教えられないのとは裏腹に、親抜きでも子どもは理解して成長していきますからね。子ども成長も信じて「ゆだねる」ということもしっかりと見極めてやってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【1978051】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 13日 22:20

    「メル」さま

     それは心配なさらなくてもよいですよ。原因はわりと明白で、小5で1月や2月の公開でそういう現象に陥るのは、

     「問題演習」の不足

     が、原因です、と、言うと、いやいや、しろくまさん、ちゃんと勉強しています、難問に嬉々として取り組んでいますし、得意を伸ばすつもりでやらせてきましたよっ と、おっしゃられることだと思います。

     まず、「得意を伸ばす」方針はおおいにOK。しばらくはこの方針でいってやってください。
     こういう子は、算数の難問が大好きで、きっと考えているだけで楽しいんですよ。たぶん理科なんかでも、自分の好きな分野などはどんどん難問に挑んでいきたくなるのではないでしょうか。知的好奇心もこれからますます強くなりますよ。

     ようするに、問題演習、といっても、かんたんな問題の、しろくまがよくいう「易問流し」をしていない、あるいは手がまわっていなかった、ということだったのではないですか?

     こんな問題できるもんっ と、まぁ、見下しはしていないと思うのですが、できるからやらない、ではなく、わかっている問題、できる問題ほど、たくさん数をこなす時間をとってくださいね、という話なんです。
     わかっているのにこんなかんたんな問題解くの、めんどくさいっ と、なっては絶対にいけません。とくに難問チャレンジを続けてきた子は、問題判別力もついてきているので、ぱっ とみて、あ、これは解ける、となったら「やらない」で、おや、これはどうやるんだ?? という問題に興味と能力をつぎこんでいく、ということをするんですよね。

     公開テストで、平均が高いとき、というのは、とうぜん、みんなが解ける問題が多く出題される、ということで、お子さんが、ぱっとみて「あ、これはできる」と思う問題である、ということです。
     だからこそ、ミスをしたり、答案が返ってきてから、え? なんでおれ、こんな答え、書いているんや??? となるようなまちがいをしているのだと思います。

     小5の初めのころの公開テストの、「左半分」ばかり、本人が「え~ こんなん簡単やってっ なんでやらなあかんの?」と文句が出るようなものを「流して」いってください。小テストなどもそうです。
     本人もびっくりするくらいミスをしたり、かんちがいと早のみこみで解いたりしていることに気が付くかもしれません。

     2週間ほどやるだけで効果が出ますよ。

     国語に関しては、前にも申しましたように、小5の10月以降、作成者はいろいろなゆさぶりをかけてきます。
     
     文章が長くなる、文章のレベルが高くなる… このいずれか、あるいは両方になります。

     とくに物語文が長くなると、女の子の中には時間制限内にできなくなりますが、男の子の場合は、それに耐えうる子もけっこういます。ところが、物語文の質的変化が出ると、男の子はやられるんですよね…
     「客観型」から「私型」の物語文になると、細やかな心情、複雑な主人公の心理などを問うものになり、とたんに失点する男の子が出てきます。
     国語で物語文が苦手だとすると、「私型」の物語になると、とたんに失点しているのではないでしょうか? とくに心情説明を記号選択で出題すると、大人からみて、はぁ?? なんでこれを選ぶの?? というような選択肢を選んでしまう男の子が大量に発生します。
     
     「最難関の入試とは異なる」から、と、気にしないのではなく、それがそういう答えになる、ということは、しっかりナットクさせておきたいところです。
     なので、くどくど、もう一度考えなさいっ わかるまで考えなさいっ ではなく、しろくまの定番、「模範解答からの逆流法」で、過去の公開テストを流して「問題文読書」させていってください。

     やったぁ~ できたぁ~ は、モチベーションも上げますが、同時に慢心の種も播いています。
     わかっている、しっている、というもののチェックをする1月・2月にしてみてくださいね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【1978060】 投稿者: 5296  (ID:6jVwl.Tzbhw) 投稿日時:2011年 01月 13日 22:24

    しろくま様

    こんばんは。

    いよいよあさってになりました。。

    皆様と同じ様に不安でいっぱいです。。試験当日に着せようと思って洗濯していたセーターが風で落ち、不吉な予感がして
    仕方が無いとか。。とにかく不安な日々です。

    そんな今日、土佐塾からの合格通知が来たのですが、順位を見てびっくりでした。。。
    とっても悪くて女学院どころでは無いと思って余計に落ち込んでおります。帝塚山も落ちてしまいそうで不安です。
    お陰で今日二回も包丁で手を切りました。。。

    やはり土佐塾の順位はそれなりに女学院の合格を反映するもんなのでしょうか?

    娘も少し不安になってしまい、マイペースな彼女も弱音を吐くようになってきました。

    今年に入ってから娘は急にやる気になりました。

    どうしてもっと早く!!!の思いでいっぱいですが、最後までやる気のないまま行くのかと諦めていたので、少し心残りが無くなった感じです。でもやはり気づくのが遅く、テスト直しや暗記などやり残した事が多すぎで、とても間に合いません。

    花子さんの問題もやっと今日手をつけることが出来、一回で合った問題、やり直してできた問題、解らない問題が2問
    ありました。ペンギンが出てきたりと楽しそうに解いていました。解き方をまた質問させていただくかもしれませんが
    間に合うかどうか。。(汗)

    明日一日、塾の先生は塾から帰ったら何もさせるなとおっしゃいますが、そんなもったいない事を出来るほど余裕はありません。本当に不安でいっぱいです。

  6. 【1978102】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 13日 23:07

    「あと1日! 何をすれば??」さま

     あと1日の過ごし方…

     10人いれば、10種類の過ごし方、勉強のやり方がありますね。ちょっと、昔を思い出しました。

     入試の前日は、小学校はどうされるのでしょうね。休まれる方もおられましたし、休まずしっかり行かれる方もおられました。人によって状況はさまざまです。ちょっと遠方への受験となるので前日はもう学校は休ませます、という方もおられました。学校の友達が大好きで、前日であってもふだん通り学校行ったほうが緊張や不安がまぎれるのでいつもどーり行かせます、というご家庭もありました。

     休まれた方の話ですが…

     午前中は家でお勉強、午後からは塾で「前日特訓」… 多くの方はそんな感じでしょうか…
     ちょっと違う例の話ですと…

     ある女子中を受けた方のお話です。
     受験する学校に「下見」に行かれた方がいました。むろん、下見などはとっくにすませておられたのですが、前日にもう一度、と、学校の門前まで行かれたんです。
     どこの私立中学も、前日は「準備」でバタバタしていますが、たいていは大掃除されていますよね。(京都の洛星中は、前日は教室をすべて開放し、受験生が下見できるようにしておられました。)いつもより早い時間に生徒たちが下校する… 門前で母子が立っていると、何人かの生徒が、明日受験ですか? と、声をかけてくれるという「ハプニング」が起こりました。

     がんばってね! わたしの後輩になってね!

     と、思いのほか優しい言葉をかけてもらえて、がぜん、やる気になったことと不安と緊張のうち、不安が消えた、ということがありました。

     前日の朝から、本番の時間どーりに動かれた方もいました。まず、当日と同じ時間に起床、食事をして準備をして、そうして実際に行くカッコをしてみる…
     で、時間割どーりの時間に、1時間目の教科の勉強をし、入試の時間どーりの時間に休憩をし… というやり方の勉強をしておられる方もいました。明日はこんな感じよ、ということを一度シミュレーションされたわけです。

     さて、ご質問は「何をするべきか」ということでした。

     これに関してはしろくまは、いつも「何をしていいかわからないときは、何をやってもいいときだ」ということを申して参りました。
     もっと言っちゃうと、「あれこれ悩んで堂々巡り」でもよいですよ。

     前日にたまたまみていたところが出た! という事件も実際の入試では起こりますが、案外、前日にやったことが大当たりしちゃうと興奮して、ミスを誘発、ということもセットになってしまい、10点採れて他で10点ミスする、みたいな笑えない話もあるんですよね。

     「何をやってもいいんなら、しろくまさん、決めてよっ」

     とか、言われちゃうかもしれませんよね~

     公民の復習に使うっ という「決心」はよいですね。まずはそれを「軸」にしましょうか。緊張をほぐす目的も兼ねるなら、前日は1問1答式で、「親子でいっしょに」会話をしながら、というのが女の子にはよい方法です。
     (男の子は逆に、「前日はおまえにまかせた。いっさい口出ししないから、ちょっと独りで部屋にこもって、自分なりの勉強をしなさい」と、おまえを信じているぞ、みたいな雰囲気をつくりだすとよいんですよね。)
     ついでに「歴史」は小学校の教科書をひっぱりだしてきて、そこに書かれている人物だけをお母さんが問うていく、というのもアリですよ。「この説明はだれのことかな?」みたいなやりとりです。
     「地理」は産業別だけにしておきましょうか。農業・工業・水産業・貿易・運輸の五大テーマのうち、「昨年出ていないモノ」をやっておく。

     理科は「得意」分野だけにしましょうか。「よく出る分野」はもう塾でやっています。前日、「よく出る分野はこれだっ」と思ってやりすぎると、それが出なかった場合の落胆ととまどいは、女の子の場合は緊張増幅の原因になりかねません。案外、「よくでる分野は前日に確認しすぎない」というのがよいのですよ。
     もっと具体的に! と、お思いならば、「水溶液」の実験系を1問(中和がよいですね)、「水中微生物の名前」確認、「人体」をざっと教材を読んでおく、くらいで参りましょうか。

     国語は… 外の人さまが、「しろくまさんのまとめブログ」で、直前追い上げ講座、をまとめてくださっています。漢字の書き取りなどをざっと流しておく、という程度でよいですよ。また、「しろくまといっしょに近・中・標を」のシリーズでの「解き方」などを確認しておく、というような作戦でもむろん可です。
     
     おっと、こんなに言うてしまうと三時間メニューですよね。

     「公民」、得意な理科の分野(思いつかなければ「中和」と「人体」)、「漢字の書き取り」

     で、あとは、残り時間と相談、ということでどうでしょうか?

     

  7. 【1978148】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 13日 23:44

    「息子の受験応援団長」さま

     いっしょにお風呂に入って話をする、ということで思い出した話があります。

     その子は、お母さんがおられず、お父さんと二人で暮らしておられました。お弁当もお父さんがつくられ、塾にも、お仕事があったにもかかわらず、おむかえに来られていっしょに帰られる、ということをされてきました。
     かなり厳しく、勉強のご指導もされていたようで、本人も、テストの点数が悪いと怒られるねん… と、けっこうビビっておりました。

     前日、いっしょにお父さんとお風呂に入ったそうです。お風呂にいっしょに入ることも、それまではあったそうですが、あんまりしゃべったことはなかったそうです。ですから

     「明日、入試やなぁ~」

     と、お父さんが話し始めたときは、本人は、ちょっと驚いたそうです。何を言うのか、と、思ったら

     「今まで、すまんなぁ ずいぶん無理させたわ ようがんばったな もう今日は、風呂あがったら寝よか」

     お父さんの、あの「ようがんばったな」の一言が忘れられません、と、その子は後に話してくれました。

     多くを語らなくても子どもには伝わるものがありますよ。作為無く、伝えたいことを簡潔に、で、よいと思います。

     入試の本番で、手がふるえない子は少ないですよ。けっこう、いろいろなタイプがあります。
     始まるまで、ふるえていた子、始まってから、ふるえた子…

     たいていの学校は、申しましたように採点の都合もあり、1時限目が国語の場合が多いのですが、緊張するタイプの子は、文章を読むところから始めても空回りすることが多いんですね。
     何か「作業」から入ることをお薦めします。

     たとえば、冊子型に問題が綴じられている場合は、あえてゆっくりめくっていって、大問の数を数える… 解答用紙を解きやすいように半分に折る…
     漢字の書き取りから始める… などなど、思考を必要としない作業から入る、というのが一般的です。
     また、背筋を伸ばして正しい姿勢、というのもこういうときは役立ちます。問題用紙に顔が近づきすぎていると、緊張は増幅されるんですよね。ちょっと目から問題用紙までの距離をとってから読みなさい、というのも大切です。

     受験の前日… どういう言葉をかけるのがよいかな、と、あれこれ考えすぎるものですが…
     逆ですよね。お子さんにしゃべらせてやってください。こちらから声をかける、というより、お子さんの話を色々聞いてやる、という一日のほうがよいかもしれません。 

  8. 【1978166】 投稿者: しろくま  (ID:JfoiInxqz.U) 投稿日時:2011年 01月 14日 00:11

    「5296」さま

     お気持ちはわかります。

     そもそも、呪術的なことを申すならば、持ち物や着物は、「身代わり」なのですから、当日着るはずのセーターが「落ちる」、というのは不吉を落としてくれたことになるわけです。縁起が悪いことでも何でもありません。
     縁起は担ぐものであって、縁起にふりまわされてはいけませんよ。

     なんというか、顕微鏡的に物事をながめる必要などありません。一位で合格しようが最下位で合格しようが、合格は合格です。そもそも「前受け」は実力以外のベクトルが働いていますよね。
     緊張であったり初めての経験であったり、本命校ほどの研究をせずに受けているものだから形式に習熟できていなかったりと… 順位などどうでもよいのですよ。その問題で、できなかった問題や、本人が気になった問題を解けるようにしてやる、理解しておく、という「直前学習のネタ」にしてやってくださいな。

     よくこの時期、やり残したことがある、と、お悩みの方がおられますが、「やったところまででゴール」なんです。入試直前に「やり残し」というものはありません。
     申しましたように、すべてやりきったっ もう何もすることがないっ わが子は完璧だぁ~ で、入試の朝を迎える、という方など、少なくともしろくまは知りません。

     できるところまでをする、ということでよいのです。

     ちょっと外は寒いかもですが、親子で一度、ベランダでも物干しでも出てみてくださいな。
     雲がなれば星でも見上げてくださいな。
     で、星をつかむように、ぐっと背伸びをして深呼吸です。
     
     お月さまは出ていますかね?
     月は古来、不吉を洗い流す、清浄作用があると申しますよ。日光浴ならぬ、月光浴で身を清めるのもよいではないですか。

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