「女性宮家創設」へ｜掲示板スレッド

☓それが公表の福祉との口実で、権力によって悪用されぬ警戒感も必要だろう。
〇それが公共の福祉との口実で、権力によって悪用されぬ警戒感も必要だろう。

他スレであるが、例の理研問題で、またひとつ法の正義について考える材料が増えたようだ。

＞われわれも、これに無用に慣らされることは、自らのオツムで考えることの放棄＝愚民化への落とし穴であることを自覚せねばならない。
それゆえ、トクヴィルが主張するように、「結社」「地方自治」などでの学習訓練が重要視されるのではないか。


トクヴィルが見たアメリカの地方自治は19世紀初の昔話である。サンデルのコミュニタリアニズムがドイツで失敗した事例に学ぶべきであろう。

日本国の伝統、文化を無視した結社、共和制への夢想は、反社会的なコミュニティーを生むだけである。

＞本来は任意加入の団体なのに、学校保護者というだけで、十分な説明による加入手続を行わず、あたかも強制加入のように、いきなりPTA会費を請求することが問題なのである。（自由様）

なるほど。
熊本の訴訟の件は父親が問題としている論点が何かなのは存じません、単に前触れなしの強制的なものに対してなのか、ＰＴＡの入退会を自由にしたいものなのか。

自由様と音速の貴公子様は強制的な所を問題としていらっしゃる。
でも、世のお母さんたちはそこのとこをそんなに問題にしてるかなあ？って思います。
小学校に上がる前からＰＴＡの加入や組織については事前に知ってる方がほとんどで、入会についてはそこまで問題にされるかたはなかったように感じていました。
親たちはそれよりも問題視しなければならない案件がほかにもありますからね。

まあ、ＰＴＡ側が十分な事前説明と本人の自由意志による加入手続きをすれば良いだけのことですよね？
入学前の児童保護者がＰＴＡ入会について納得できるだけの説得力を、ＰＴＡ側が付けることができれば問題解決ですかね？
ようするに、「ＰＴＡ！絶対入りたーい！」って保護者の方から殺到するくらいの組織へ「各小学校毎に」生まれ変われば良いんですかね　　　　温

自由さん

＞サンデルのコミュニタリアニズムがドイツで失敗した事例

失礼ながら、これ間違いありませんか？色々検索してみたんですが、紹介頂いた日本語版Wiki以外にこういう指摘は見当たりませんでした。Wikiの英語版、ドイツ語版にもありません。僕はコミュニタリズムもフランクフルト学派（特にハーバーマス）もある程度呼んできたつもりですが、このような話は知りませんでした。もし他にもこのことに言及したソースがあれば紹介願えると幸甚です。

＞地域社会の公共性の基盤となる思想を米国から逆輸入し、サンデルらの主導するコミュニタリアニズムに頼ったドイツでは、フランクフルト学派の企図した通り、かつてテニアスが提唱した伝統的な「民族共同体」的着想を破壊することに成功を収めた。しかし、ドイツの地域共同体からは自国の歴史・文化・伝統が失われた。

こんなことが、コミュニタリアニズムのような学説によってなしうるでしょうか。前半は思想界内部の話なのでありえるかもしれませんが、ある思想によって一国の地域共同体からその国も歴史・文化・伝統が失われるという事態は僕には想像がつきません。そもそもコミュニタリアニズムが想定する共同体は、文化・宗教・民族等によって結ばれた国家と個人の間にある中間体ですので、僕は疑わしく思います。

また、テニアス（テンニースかテンニエスが普通だと思いますが）の論は進化論であって、社会はゲマインシャフトからゲゼルシャフトに変遷していくという考え方なので、テンニエスが伝統的な民族共同体的着想（ゲマインシャフト）を提唱した、という言い方もミスリーディングだと思います。

＞あたかも人民をアトムに見立てて、

これはまさにコミュニタリアニズムがリベラリズムを批判した点であって、コミュニタリアニズムは個人は原子論的な存在ではなく、共同体の価値で染められ自然な絆で結ばれている、という考えなので、むしろ反対の方向だと思います。共同体の中で個人ができるのは自由な対話と理性の働きによって共通善を探し当てることと(この部分がハーバーマス等と共通)している部分に、個の萌芽が見られるとは言えるでしょうが、これも認めず、個人は100%共同体に塗りこめられた存在だとするならば、しばしばコミュニタリアニズムに向けられる全体主義・国家主義との指摘が該当してしまうのではないでしょうか。

Walter Reese=Schaeferという学者は知りませんでした。原典を読んでみようと思いましたがネットにはなく、図書館でも探してみます。

＞まあ、ＰＴＡ側が十分な事前説明と本人の自由意志による加入手続きをすれば良いだけのことですよね？




キミはよく知らないのだろうが、PTAにとっては最も恐るべき自殺行為。わかっていても拒み続ける。笑

これをやれば、この組織が任意で加入するものだということがハッキリ保護者に認識させてしまうからだ。


保護者の不認識に付け入り、こんな基本的でまともな手続きができないでやっと成り立つ崇高なる社会教育組織。



私ねぇ、AVより興奮するんだよねぇ。コレ。



アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！！！





w

＞これをやれば、この組織が任意で加入するものだということがハッキリ保護者に認識させてしまうからだ。

もう認識してるよ。
親たちは（少なくとも私の学区では）そんなことを問題視してないって言ってるやん。ＰＴＡが必要だと思って入ってるんだから。
任意でもいいんですよ。任意だろうがなんだろうが関係ないんですよ。

ＰＴＡ組織になんらかの問題がある学校では、任意にすりゃ人が減るだろうけど、それは、各々の学校での問題ですよ。

＞任意でもいいんですよ。任意だろうがなんだろうが関係ないんですよ。



だから、それは入会意思のある者はそうだが、入会意思がハッキリわからなくても口振りで学校納入金と一緒に会費集めてるじゃないか？なぜ入会書類を用意するなど法的な手続きをしない？




泥棒みたいな組織の肩を持つのかね？スレ主君。笑




w

法の世界では、ロールズに代表されるリベラリズムが最も主流の正義論である。
自由主義経済にたちながら、平等の要素を取り入れた福祉国家の施策を実現できるものとして、
良識ある保守派の人々からも支持されるのではないか。
とくに、富や財の再分配を推奨する点は、現代法が要請する資源配分機能への期待にも応え得るものだ。
おそらく、民主党の岡田代表の目指す立ち位置もこのようなところであろう。

また、その延長線上で、米国で行われた積極的差別是正措置も検討する価値が大であるものと考える。
実際にわが国でも障がい者雇用につき、この考えを導入した。
また、法とジェンダーに関わる問題解消としても、この視点からの政策導入の必要性を感じる。

むろん、そこに日本の「伝統」「文化」などという、一見もっともらしい俗耳に心地よい口実を弄して、
愚かな抵抗を画策する頑迷固陋な墨守派が邪魔をしよう。
しかし、長い視点で見た場合、歴史は明らかに普遍的な人権を尊重する方向に向かっている。
〇〇人や〇〇民族以前に、生来的に人はみな自由で平等であるとの大原則が優先されるべきである。

この歴史的根拠薄弱な『建国記念の非（おっと間違えた『日』であった）』に、
とくにこのことを訴えておきたい。