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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4244037】 投稿者: 需要はある  (ID:kXTiffJJbhA) 投稿日時:2016年 09月 11日 13:51

    次々論点をずらされるのには苦笑しかないですが
    「筑駒落ち開成・麻布合格の学力の生徒を集めて麻布並進学校は作れる」かどうかについては、意図的に作ったわけでないにしても「開成」「麻布」自体が現実にそういう学校(筑駒を落ちた生徒も相当数いて現実に東大くらいには合格している)なので、あとは「進学校」の定義だけで完了ですね。
    サンデー毎日だけで終わる話でしょう。
    「その命題については」数字だけ見ればよいということです。
    残る疑問は
    「その命題ははじめから議論の対象として登場していない」
    「同種の命題すら扱われていない」
    のに、何いってんのかなということくらいでしょうか。

  2. 【4244066】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 11日 14:15

    先々有効、の先々が東大二次という意味なら、経験のある方は殆どが有効と仰っているのでは?
    先々=研究とか、社会人としての活躍とかだと、また子となるかも。

  3. 【4244085】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 11日 14:26

    ところで、前に文系に数学の難問は不要と書いて怒られましたが、理系の方は、東大二次まで古文漢文の入試をやることに意義を感じられますか?

  4. 【4244114】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:ZjhBtVOqMuU) 投稿日時:2016年 09月 11日 14:54

    需要はある さん
    文脈を追ってもらいたいんですが

    「筑駒落ち開成・麻布合格の学力の生徒を集めて麻布並進学校は作れるか」
    →作れた
    「算数未受験中学受験生上位の生徒を集めて麻布並進学校は作れるか」
    →?

    前者に対して
    高い算数学力が東大受験に有効だから作れない、というのはおかしく
    後者に対して
    高い算数学力が東大受験に有効だから作れない、というのもおかしいです

    どっちも筑駒当落線上に至らなかった受験算数の敗者です
    現に後者で渋幕帰国入試など有力と思われる入試枠は存在します

  5. 【4244123】 投稿者: 需要はある  (ID:kXTiffJJbhA) 投稿日時:2016年 09月 11日 15:02

    酒好きさん

    文脈を追っていただきたいのですが。
    後者はだいたい「あおいとり」さんの問題設定に沿っています。
    ここでテーマになっているのは「ある種の中学受験における算数の出題が『進学校』としての成立要件になっているのか?」ですよ。
    前者に対して具体的な算数の問題についての検証の必要性が「中立的」かどうかと、後者の議論の中で「具体的に出題されている問題群の検証」が必要かどうかは同じことではありません。
    私は後者については「じゃあ受験算数と呼ばれているのはそもそもどんなものなのか」という事実抜きの議論は不毛だと考えているというだけです。

  6. 【4244140】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:ZjhBtVOqMuU) 投稿日時:2016年 09月 11日 15:12

    需要はあるさん

    >「ある種の中学受験における算数の出題が『進学校』としての成立要件になっているのか?」で>すよ。

    だから「算数学力が東大二次数学に有効だから作れない」は論理としておかしいという
    話をしているんですけど。もともと傾向と例外の話ですよね?

    「算数学力が東大二次数学に有効」→傾向
    「算数抜き入試で云々」→例外

    「傾向はこうだが一定の例外集団は成立しうるか」→「傾向はこうだから成立しない」

    これを正当な論証として認めるわけですか?

  7. 【4244164】 投稿者: 需要はある  (ID:kXTiffJJbhA) 投稿日時:2016年 09月 11日 15:24

    私は「その方向の論証に参加していません」。
    ですから、「そのグループ」にくくられても困ります。
    だいたい、私自身地方出身でしかもかなりの「地方」ですから、中学受験をしていませんし高校も近所にあったから行ったというだけのところです。
    つまり自分自身が「受験算数のトレーニングをしなくても東大くらいは簡単」という証拠になっているわけです。近所に塾もなかったですしね。
    しかし、灘や麻布や開成などの算数の受験問題は楽しいものが多いと思います。
    理由は省略しますが受験自体は検討しましたので、小学校の4、5年生のころに入試問題は眺めてみました。
    簡単だなと思いました。
    でも面白かったです。
    現在の入試問題も知っていますが、くだらない問題を出しているのは結局それなりのレベルの学校に過ぎず、トップ校の出題方針はおおむね悪くないというのが私の見解です。

  8. 【4244193】 投稿者: 需要はある  (ID:kXTiffJJbhA) 投稿日時:2016年 09月 11日 15:48

    追加しますが、数量というのは判断の上で大事だと思いますよ。
    かつて「英才児を集めた学級」というものが研究され、高等師範や大学の教育学部附属でいくつか実現していたわけですが、見方を変えると何十人かは集めなければならないわけです。
    「背景人口が大きい」というのがないと成立しません。
    大都市部にあるか、そうでなければ全国から集まるだけの理由が必要になってきます。
    鹿児島も人口は多いですが、かつて鹿児島ラサールに秀才が数多く集まっていたころの背景人口は、もちろん市や県のレベルではなく文字通り全国だったわけです。
    なので、「算数抜き選抜を行うトップ進学校」を立ち上げるのは相当困難で、現実的なのは「トップ進学校が算数抜き入試で一定数を募集する」という形態でしょう。
    渋幕の例があげられているのでわかるように、特に問題なくそれは部分的に実現していると思います。
    国立の実験校はそもそも「進学校を作る実験をしているわけではない」し、問題を見ていないで論じる人に言っても無駄なのでしょうが「算数の難問など出していない」です。

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