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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2952167】 投稿者: しろくま  (ID:zjczHmqsMHU) 投稿日時:2013年 05月 03日 08:16

    「この時期」さま

     この時期、学習に疲労する子、います。付けて加えて、問題の質・量の変化が小六になると顕著になります。
     親としたら、もう少しゆるやかに移行してよ! と、思いたいところですが、大きな断絶があるのも確かですね… 模試、小テストの作成者がガラリと変わるためです。

     いろいろなことがお子さんに重なったのだと思います。
     このままでよいだろう、と、子どもが思うときは、同時に、勉強に疲れているときでもあります。新しいことや違うことをしなくてもよい、と、言い聞かせていることと同値で、それは、これ以上のことはしたくない、という意識です。
     これ以上やらなくてもできているんだからよいや、という気持ちがおそらく小5の10月以降にあったのだと思います。

     技術的には、小5の10月以降の模試、学習単元をよく見直ししてみてください。きっとそのあたりの学習がびっくりするほど抜けていたり疎かになったりしているはずです。算数も理科もそのあたりから復習をかけて参りましょう。

     他の方にも申しましたが、子ども自身、わかっていますよ。わかっちゃいるけどできません、という状態なんですよ。

     国語は、見直しやふだんの学習は、「親音読・子黙読」で参りましょう。小6ですから本人音読はもうしなくてもよいと思います。
     あとは今、お母さんがやられている方法でOKです。

     気持ちがのらなくなっているときは、学校でも塾でも家庭でも、おんなじよーに、陰ひなたなく症状が出るのが男の子で、その点、やりやすいのですよ。

     問題点が深く静かに潜航して、入試前に出るよりもはるかによかったことじゃないですか。まだ夏休み前です。じゅうぶん矯正可能ですからね。

     夏休み前までは、国語の学習を本人にはまかせない、という形でいきましょう。

     申しましたように、方法は間違えてはおられません。

     まずは、親音読・子黙読を進めます。そのとき、テーマをしぼって、この問題を考えるからね、と、一言のべて、そうして設問も軽く読ませます。そうして親音読・子黙読を進めていきます。
     同時に、時間を測定する… これくらいの速度で黙読すれば、これだけの時間かかるから、残り何分で問題を考えればよいからね、と、見通しも告げてやります。

     で、その1題を考えさせる… あまり長時間思考させず、わからなければわからないでかまいません。模範解答をみせます。
     で、どうしてこういう答えになるのか、どこからこういう答えを作成者は引き出したのか、ということを考えさせます。
     記号選択問題のほうが取り組みやすいかもしれませんね。アではなくなぜイなのかを考えていこう、という方法ですね。

     申しましたように小5の10月以降の模試から、国語の見直しをしていくのがよいと思います。これも親音読・子黙読で、何か問題をしぼってやる…
     理由説明題チョイスがよいと思います。

     いくらでも巻き返しは可能ですよ。いろいろお腹立ちのことはあるかと思いますが、それもエネルギーの浪費とわりきり、淡々と進めて参りましょう。
     反抗に対して親が怒りをみせると、それは「反抗の成功」になってしまいます。
     かえって淡々と対応する、まじめに、真剣にお母さんはこう思うのよ、と、解くほうが男の子には効き目があります。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2952214】 投稿者: 赤い目のうさぎ  (ID:xvc6A5lYTe.) 投稿日時:2013年 05月 03日 09:13

    しろくまさま

    ごぶさたしていますがお元気でお過ごしでしょうか?
    寒暖の差が激しく風邪をひきやすい時期なのでご自愛くださいね。

    すみません。またまた相談です。6年生男子です。
    最難関コースから最難関校を受験しないので・・という理由で下のクラスにうつりました。平均偏差値70超
    えています。
    授業内容が聞いていた内容と違っていたので不満を持っていたのですが、家でフォローすればいいやと思い
    取り組んでいました。が、講師の先生方にやる気が感じられません。詳しいことは申し上げられないのですが、
    クラスの中にも不安は広がっていて、平均点も大幅にダウンしています。
    「ぼくたちのことはどうでもいいんだよね」と子供は思っているようです。

    塾に言ってもらちがあかないので、家庭でなんとかしたいと思っていますが、どうしたらいいのでしょうか?
    また偏差値70前後の子供が満足する勉強法、成績があがる勉強法があれば教えていただけると助かります。
    (息子は塾で先生にいろいろなおもしろい問題を解かせてもらってライバルと競い合いたいみたいですが、
    それができないのと、最難関コースにいるライバルに差がつけられそうでいらいらしています)

  3. 【2952228】 投稿者: 娘を助けたいんです  (ID:wZ2MLFL6/A.) 投稿日時:2013年 05月 03日 09:24

    しろくまさま

    せっかくのご旅行中にお返事を頂き、申し訳ありませんでした。
    親が迷ってちゃいけませんね。
    安心して今日から4日頑張ります。

    アドレスありがとうございました。
    晴天が続きますよう、御祈りいたします。

  4. 【2952254】 投稿者: 六年男子母  (ID:PFk52Y7EFbI) 投稿日時:2013年 05月 03日 09:41

    しろくまさま、早速に温かいお言葉をありがとうございました。

    そんなふうに応援しているなどとおっしゃっていただくことがありませんでしたので、思わず胸に熱いものがこみあげてきました。頼るものは自分しかない状態で頑張ってきたものでかなり自分の心が張り詰めていたように思います。

    塾には塾の機能があり、それは十分果たして頂いていると思います。それをよくも悪くもうまく利用するのが私たちだと気付きました。

    易問流しの具体的な方法をご教示頂きありがとうございます。しろくまさまのおっしゃる通り、まさに空洞ができている状態です。早く気付いてよかったと思います。

    今日からは合格自在の下に入ります。毎日二時間から三時間、苦手なところを中心に繰り返し、子どももよく頑張っています。やはり基本問題を自力で解けなければ、数字を変えて類題を即答させるを繰り返す、次の日にもう一度確認する、そうやって丁寧に長期記憶に変えていくことの積み重ねで、空洞を埋めてて行かなければなにないと思います。基本の定着はもうこの時期には塾ではやって頂けないでしょうから、家であと一カ月から二カ月かけてやっていきたいと思います。

    国語は本当に偏差値40くらいでしたが、しろくまさまの親音読、子黙読をしながら諦めずに宿題をしていました。ある時から少しずつ自分で解いてみたいと言い出して、宿題も自分でこなすようになってきました。親音読から一年半になりますが、ほぽ平均点が取れるようになり、良い時で偏差値を55取ります。足を引っ張ることがなくなりました。これからは、文章を読むときに問題を一問選んでから、読んでいくようにしたいと思います。子供は国語がすごく好きになり、記述もそれなりに埋めますが、まだまだです。
    抜き出すポイントは会っていますが、主語と述語を変化させてひとつの文章にするのが苦手なようです。本文をそのまま抜き出して主語と述語が合わないこともありますが、これも一緒に勉強して行きながら少しずつ身につけて行きたい課題です。いい方法はないでしょうか。

    しろくまさまに相談させて頂いて、とても明るい気持ちで前向きになれました。どなたかが理解をして応援して下さると思うと勇気が湧いてきます。
    子どもには塾の先生も時々声をかけて下さって、みんなに支えられての中学受験ですから有難いことです。
    また努力しても前が見えないような時、行き詰りましたらご相談させてください。入試までどうぞ温かい応援をよろしくお願いいたします。連休中に早速のお返事を本当にありがとうございました。

  5. 【2952507】 投稿者: この時期  (ID:XwPAT2Z5buk) 投稿日時:2013年 05月 03日 13:22

    しろくまさま

    お忙しい中、早々にお返事頂きありがとうございます。

    なんで、どうして…と頭の中でぐるぐるの考えておりましたが、色々な原因が見えてきて、何だか霧が晴れた気分です。

    国語については、今までの様に、親音読.子黙読の上、理由説明問題をメインに考える過程を一つ一つ確認しながら、解答と合わせて何故◯◯が違って△になるのかを考えるようにしていこうとおもいます。

    算数に関しましても、独りよがりですが、焦りを感じております。
    どの様に関わっていけばよろしいでしょうか?

    5年の10月以降の問題を見直すにあたり、間違った問題から解き直ししていくべきか、特に計算問題を重点的に解き、その過程を確認すべきか…

    国語は抵抗はありませんが、算数の場合は私が介入するのを嫌がります。
    多分、塾での解き方と違うのが原因のような気がします。
    分からない事を聞かれて考え方を説明する事はありますが…

    色々と考えてみましたがまとまりません。

    度々申し訳ありませんが、アドバイスいただけたらと思います。

    よろしくお願いいたします。

  6. 【2954424】 投稿者: ゆりこ  (ID:AovnOcStKA.) 投稿日時:2013年 05月 05日 04:23

    しろくまさま

    大変素晴らしいアドバイスをありがとうございました!

    地道に教えて頂いたことを息子と頑張りたいと思います。

    また迷ったら相談させて下さい!

  7. 【2955450】 投稿者: しろくま  (ID:O3K.rKNM5KM) 投稿日時:2013年 05月 06日 08:04

    「赤い目のうさぎ」さま

     まず、第一に、志望校やに合わせてコースを選ぶ、ということは何も間違えたことではありません。
     ただ、志望校の特色のうち、上位校になるとその特色が難問である、という傾向が大きくなるのも確かです。
     結果として、成績は高いが志望校が異なる、ということでコースを設定してしまうと、「物足りなさ」「量の少なさ」ということに「差」を感じてしまうことがあります。

     昔、しろくまのいた塾でも、志望校が変わった、ということで甲陽のコースから東大寺や星光を志望するコースに変更した子が、「レベルが違う」「内容が簡単」「宿題の量が少ない」と不満をもらす場合がありました。(しろくまのいた塾では昔は、甲陽のコースが2コース、星光のコースが3コースと言われていました。)

     お話のことは、よくわかります。
     志望校に即した学習、その志望校をめざす子たちに合った量と質の学習、というのがプログラムされているのが志望校別の特訓ですから、どうしてもこの部分の差異に不満は出てきます。そういう部分は、割り引いて、ある程度理解しておく、ということは必要なのですが…

     お話では、そういうところはふまえてはいるが、というお悩みですよね。

     まず、「授業内容が聞いていた内容と違っていた」という部分は、まずしっかりと塾側に伝えてもよいところです。
     塾の「上」が考えていることと、現場が考えていることに「差」があること、実際にはよくあります。
     「不満」は「不信」はもちろん、情報不足から生じていることもあります。このように当方は考えていたのに、実際はこうです、と、伝えたうえで、では、どうすればよいのか、ということを「要求」してみてもよいと思いますよ。
     勉強方法や、どのようなことを家庭で加味していけばよいか役立つ情報も得られる場合もあります。

     しろくまは、特別な難関ではないかぎり、通常の授業と志望校別の特訓というもので合格できる、と、思っている派です。場合によっては、志望校別の講座も必要がない…
     なんて話を言うと、そんなことはないっ と、怒られそうですが、通常の講義というのはどこの学校にでも通用する7割の内容をたいていの塾は網羅しています。
     小テストもあり、また、教材の中でも難度別に整理されている場合が多く、この部分をしっかりと習熟できれば、たいていの学校は合格できます。

     しかし! 子供は反復も嫌がるし、モチベーションにもむらがあり、「気まぐれ」な存在です。
     家ではなかなか勉強もしないし、母子のバトルなど精神衛生上、たいへんマイナスが大きい…
     それならば、と、志望校の冠のついた講座や特訓、特別な講義を用意して補ったり強化したりモチベーションを高めたり、ということで、いろいろなオプションが用意されるわけです。
     ほんとうに通常の授業をしっかりと仕上げることができれば、志望校別の対策は秋からでも十分な学校が多い。
     しろくまのいた塾では、灘・甲陽はめざす場合は、通常+最高レベル特訓、だけで秋まで持ち込み、そこに志望校別特訓をのせる、という方法をとりました。これだけで十分すぎるくらいいっぱいいっぱい…(関西では灘・甲陽が3教科なので社会はオプションなんです。)

     以前にお話しいただいていたかもしれないのですが…

     お通いの塾では、通常の講義がもう志望校別に分かれているのですか?
     下のクラス、ということは、通常の講義そのものが能力別にはなっていないのですね。

     まず、算数に関してですが…

     しろくまの友人の女性算数講師は、

     「そもそも算数の力があれば問題は解けるねんっ どこの学校の問題、とか、よく出るとか出ないとか、くだらんリクツはいらんっ」

     と、よく申していました。秋までは、しっかりと算数の問題に差別なく学習していけばよい、というのが基本方針です。

     いろいろなおもしろい問題を解かせてもらってライバルと競い合いたい、というのは、主として算数に関してではありませんか?
     算数の力のある子、というのは、とにかく難しい問題、おもしろい問題を解きたく考えるものです。
     その結果、易問流しや、丁寧な確認学習の量的学習が知らず知らずのうちに減少してミスが多発していく、という図式になります。
     今の「場」は易問流し、丁寧な確認学習の場、と、割り切って、最難関コースで使用されている教材を算数に関しては取り組んでみてはどうでしょうか。

     しろくまは、あくまでも適した場での適した学習、志望校に向けた学習、というのを重視している派です。
     でも、お子さんのように「適した場」が別の事由で「適していない」状態が発生している場合は、ぎりぎりまで(その志望校を受験する、ということにしておいて)最難関のコースで勉強しておく、というのもモチベーションの低下を防ぐためには、しかたがないことではないか、とも思います。

     繰り返し強調しますが、志望校別の学習は、志望校のコースでする、というのがもっともよいことですが、子どもはプライドやモチベーションによって成績が伸びたり維持できたりするのも確かです。

     一定の能力はあるが志望校のレベルは、最難関ではない、という場合の学習は、質と量のバランスが大切になります。
     算数は難しい問題で秋まで引っ張る。でも理科と国語は、あくまでも志望校のレベルのものを「量的」に増やす、という方針がよいと思います。

     何か追加質問があればどうぞ。
     
     

     

  8. 【2955456】 投稿者: しろくま  (ID:utuDVcu4uyw) 投稿日時:2013年 05月 06日 08:17

    「六年生男子母」さま

     応援できる、といっても、なにしろこのような場ですからできることに限界はあります。でも、そのできる範囲でいろいろお手伝いできるところはあると思います。
     受験の悩みにレベルが高い低いもありませんし、関の東西もありません。いつの時代でもよく似たことが起こっています。しろくまは、ちょっぴりそういうことを知っているというだけです。是々非々で取捨選択してくださいな。

     さて、国語に関しては、ここまできたなら、焦らず「次」の結果を求めようとしないことです。
     ポイントはおさえられているのに主述の関係がおかしかったり文の組み立てができていなかったりすると、ついつい「もうあと少しじゃないのっ」と思われるところですが、ここはぐっとこらえて、あくまでもポイントがおさえられているところを高く評価してやって、「しばらく」はこのままで参りましょう。

     まずは、本人の書いた記述は、模範解答と真横に並べて、「比較」していく、ということを念入りにしていきましょう。
     それから、これもちょっと変化球の方法ですが、記述の問題などは、お母さんもいっしょに解いて、模範解答・お子さんの解答・お母さんの解答、の、三つを並べてみるんです。

     そして二人でいろいろ「話し合って」みる。お母さんはこう書いた、模範解答はこう、あれ? お母さんも間違えてしまった、ぼくのほうがよいやんっ いやいや、模範解答が変なのかな、などなど、「解答いじり」の時間を増やしてほしいんです。
     しろくまも、塾の講師時代、記述の問題など、子どもたちを数人、黒板の前に出させて自分の記述を書かせて、それをみんなの前で添削していく、ということをしました。
     子どもたち自身にも「批評」させたのです。
     書けない白紙少年少女も、他人の書いたもの、模範解答を見ることになりますよね。
     そうして何がよいのか、どういうまとめ方をするのか、ということが身についていきます。
     あくまでも一つの方法、として、こういうことも今までの学習とは違う方法として加味されてみてはどうでしょうか?

     何か追加質問があればどうぞ。
     

     

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