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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3219125】 投稿者: 焦る母  (ID:vwYMHF.b5ck) 投稿日時:2013年 12月 25日 23:05

    しろくま様

    はじめまして。関東から失礼いたします。

    いつも参考にさせていただいておりましたが、今回は算数の事で相談に乗っていただきたいと思い、書き込みをさせていただきました。


    息子は、芝中学を第一志望としております。

    算数の過去問を5回分ほど解きましたが、40点程度しかとる事が出来ません。

    合格者平均点は、65点〜70点ぐらいのところにあります。



    息子の状況ですが、算数の偏差値は日能研で平均61です。

    過去問で点数が取れないので、基本に穴があるのではないかと思い、11月から近中小5と標準にて易問流しをしてきました。

    現在は過去問演習と易問流しをしつつ、近中標の解けなかった問題のやり直しをしています。

    単元で不安なのは、速さと図形と場合の数です。

    割合は、なんとか数問の間違いですむのですが、速さになるととたんに出来なくなります。

    また、図形は小5の発展問題でつまづいていました。

    場合の数については、まだ取りかかれておりません。



    更に、第一志望である芝の過去問だけでなく、他の男子校の算数も合格者平均点より10〜20点ほど低い点数しか取れません。

    偏差値50ぐらいの学校で、ようやく合格者平均点を上回る事が出来ましたが、

    適正校と思っている学校の算数の点数が取れない事に不安を感じています。



    残された時間で算数の得点が取れるようになるには、どうしたらいいのでしょうか。

    しろくまさんのアドバイスをお願いいたします。

  2. 【3220258】 投稿者: しろくま  (ID:61Hb2f64dEw) 投稿日時:2013年 12月 27日 10:34

    「算数があきらめきれない母」さま

     おっしゃるような方針は正しいとは思うのですが、しろくまも「まず読む、そして問題を解く」というスタイルを推奨していた派です。

     ただ、問題「形式」というのは、たしかに受験生に、とくに小学生には影響を与えます。しろくまが何度も申している「環境の同一化」とも関係があり、やはり、受験校の「出す」そのままの「形式」に慣れておく、というのは大切なことなんです。
     模試などは紙の節約から、一枚(国語は二枚)でおさめようとする場合もあり、上下二段で、タテヨコ二列で問題を用意している場合があります。
     おっしゃるように、設問も目にしながら問題を読む、ということができている場合があるんですよね。

     「読んでから解け」

     といっても、受験生は、ざっと設問はみながら、問題文を読んでいるので、正確には、ゆる~く、設問を目にして、だいたいこんなことが問われているんだな、と、おおまかな感じをふまえながら文章を読む、ということをしているハズです。

     ですから、問題が配られたら、何問くらい出ているのかな、どんな設問かな、というの精査しなくてもよいから「目を通して」から始める、ということはやっておいても悪いことではありません。

     あ、今の時期から、本人が続けている「スタイル」を変更するのは混乱のもとになります。

     「冊子の形で設問が見えなかった」
     「文章全体の量がわからなかった」

     というならば、半ば解決したようなもの。次からは、設問を軽く目を通す、文章全体の量を意識してみる、ということだけでも格段に改善します。
     今回は、それをしていなかった、ということだけですから、あまり焦らず深刻に考えなくてもよいと思いますよ。本人も、それほど不安を抱いていないと思います。

     一見逆のような方法ですが、むしろしっかりと丁寧に読むという意識の訓練はしておく必要があります。
     前にも比喩的に説明しましたが、受験のためのスピード訓練は、楽器の訓練と似ていて、速いパッセージや、難しい場合は、まずは「ゆっくり」「確実に」「一音一音」弾く練習をします。
     雑で時間に間に合えばよい読みをしても、結局は解けません。時間に間に合うことと問題が解けることは別だからです。

     丁寧に読む訓練をしているうちにしだいに速度が上がっていく、ということが大切。
     むしろ、しろくまがたびたび紹介する「ブロック読み」を取り入れながら、時間計測をし、5000字を、第一段階として内容理解が希薄にならない速度がどれくらいかを確認してから、設問に取り組める時間を算出し、その時間で考えさせる、というレイアウトをさせていくほうが得点につながりますよ。

     今からスタイルの激変は避け、今本人のやりやすい方法の範囲内で微調整していくことを心掛けてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【3220275】 投稿者: しろくま  (ID:61Hb2f64dEw) 投稿日時:2013年 12月 27日 10:54

    「模試の判定」さま

     今の時期、親も子どもも、心の中で想起してほしいことは、

     もともと、どうして中学受験をめざそうとしたのか。
     どうしてその志望校にきめたのか。

     という「最初の」気持ちを思い出してほしい、ということです。

     理由は人それぞれで、他人からみればばかばかしいようなことでも、それぞれのご家庭にはそれぞれの考え方もあります。

     子どもにとって一番よいことは何なのか?

     ということを考えられて中学受験をきめて志望校をきめたはず…

     ここは「軸」の部分でズレてはならないところです。

     中学受験は、「現実」と「理想」の狭間を親子で右往左往するものです。行きたい学校があるが成績が届かないときもある…

     「模試の判定」さまのお気持ちがブレているとか、「軸」を失っている、とかいう話ではありませんよ。お気をわるくなさらないでくださいね。

     「合格点をとれる学校」が、「行きたい学校の一つ」で、「子どものためになる」「家庭の教育方針に適合している」学校ならば、その学校に変更されることを吟味されても別に問題はありません。不合格、というのはつらいもので、しろくまの友人の算数の講師だったやつは

     不合格になるなら受験はするなっ

     というムチャクチャな檄を飛ばすときがありましたが、彼の言いたい気持ちはよくわかりました。

     単に、「合格点をとれる学校」「偏差値表で自分の子どもの偏差値とあっている学校」だから、そこを志望校にする、ということになってしまうと、それはある意味「受験の失敗」でもあります。
     「偏差値表」は「学校の序列」「子どもにとってよい学校の序列」では断じてありませんからね。

     さてさて、

     「過去問を解いて年度によって合格点に達しないときがある」

     というその年度の問題こそ、「今の」やるべき課題が隠れている宝の山です。

     過去問を解いて合格点に達していない年度があるから志望校を変える、というのも一つの現実的対応ですが、じつはそのことから次の「始まり」で、そこの「できていない」ことの分析、そしてやるべきこと、できていなかった部分を発見して修復していく…

     そういうことに過去問演習は利用すべきです。

     ただ、「理想」と「現実」の狭間で、振り子を現実の側に振るならば、願書は二か所出しておき、本人の意見をよくきいてやったうえで、「できていな部分」の克服が、入試までにできない、という見通しがたった段階で変更する、という直前の舵きり、を計画してみてください。

     再度、強調しておきますが、その変更する「合格可能性が高い」学校が、あくまでも本人にとってよい学校で、ご家庭の教育方針にも合致している学校である、ということを抜きにして変更してはいけませんからね。

     変更するために必要な、直前舵きりをとれる体制は親が十分用意しておいてやって、今は、六甲合格に「不足している」ことを分析・研究して頑張らせてやりましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【3220392】 投稿者: 模試の判定  (ID:Sx03Nf2It0A) 投稿日時:2013年 12月 27日 13:04

    しろくまさま、温かいお言葉をありがとうございました。

    同時出願で最後のかじ取りができるように準備しておけばよいと知り、それまではただ弱点を埋めるように努力したいと思います。
    やり終えた過去問の解答から、弱点を拾い出してもう一度その範囲を復習してみようと思います。まだ20日ほどありますから落ち着いて取り組みたいと思います。

    得点アップのためには、

    国語は漢字が半分しか取れないため後3問取りたいところです。

    算数は文章題の部分で部分点対策がまだです。
    言葉で説明しながら解答を書くことが苦手なようです。式だけを書いているのですが、部分点対策としまして、文章をどのように入れていけばよいかが分かりにくいようです。解答を写すなどが効果的かと思いますが、何かよい方法がございましたら教えて頂けないでしょうか。

    理科は複雑な長文をまとめながら解いていくこと、暗記分野

    などです。塾のテキストをやり直すか過去問を繰り返すかどちらが効果的でしょうか。



    入試を始めたころの三年前の頃を思い出してみますと、入試に合格することは漠然とした目標でした。志望校も決まっていませんでした。しかし、今になって振り返りますと、中学受験の勉強は学力面だけでなく、精神面においてもずいぶん成長できたこと、これは入試の結果よりも最初の大切な目標達成ではないかと思えるほど子供は成長したと思います。自分で計画を立てて実行することができるようになったことは将来も役に立つと思い嬉しく思います。

    また、苦手科目も諦めずに努力をすることで、結果的に成績は上がりました。三年前には、しろくまさまのアドバイスの通りに国語の長文問題を親音読、子黙読で、毎日親子で国語を頑張っていた頃が懐かしいです。悩みの国語は6年生の11月になり偏差値が10上がりました。思いがけないことでした。あの頃にしろくまさまに出会えて感謝です。これも大変貴重な経験となりました。

    今からできるだけ具体的に子供の得点アップのための計画を立てて、的と量を絞り、気力体力を維持しながら、入試の日を迎えたいと思います。今から早速、子供が塾から帰るまでに、計画を立てようと思います。

    最後は入試日には子供に受験校を決めさせることにします。親としてはどちらの学校でも子供がご縁を頂いた学校は良い学校であると思っておりますので黙って見守ることにします。お陰さまで、もやもやとした迷いがなくなり、今日すべきことが見いだせただけで気持ちは落ち着くものですね。子供にも、塾の勉強と、少しの弱点補強の勉強で、落ち着いて入試日を迎えられるように欲張らずに考えてみます。

    しろくまさま、お忙しい中、早速のお返事をありがとうございました。
    寒さが厳しくなってまいりましたので、しろくまさまもくれぐれもご自愛くださいませ。

  5. 【3220468】 投稿者: 洛南の算数  (ID:AFchzO0G2r2) 投稿日時:2013年 12月 27日 14:07

    しろくまさま。
    初めて書き込みします。
    娘が洛南を併願で受験する予定です。
    現在、娘は四谷の提携塾で勉強しております。
    国語以外の教科は四谷偏差値70前後あります。
    国語だけ他教科より偏差値が10以上、下がってしまいます。

    しかし、洛南の過去問を解いたところ、
    国語は150点満点中、100点以上は取れますが、
    算数がなかなか100点を越えられません。

    娘が言うには、「四谷のテキストと問題のタイプが違う」からではないか……と。
    娘がもともと苦手な
    場合の数
    規則性
    の分野になると、ほとんどできていない状態です。
    立体の切断なども、解けたり解けなかったりのようです。

    残り1ヶ月切った今、算数をあと10〜20点アップさせるために
    どのような勉強方法をとっていけば良いでしょうか。
    どうぞよろしくお願いします。

  6. 【3220595】 投稿者: 「算数があきらめきれない母」さま  (ID:Tk6mTk1AvVU) 投稿日時:2013年 12月 27日 16:25

    しろくまさま

    ご親切なコメントをありがとうございました。
    もともとゆっくり、じっくり考えるタイプの息子ですが、国語以外の3科目については
    塾での指導もあり、速く解く訓練も加えておりましたのですが、
    国語のみは、私も丁寧に読解することが最も重要だと考え、
    あえて、速く解くという訓練をしてまいりませんでした。
    塾での試験は毎回散々な結果が多く、得意の算数とは偏差で20弱落ちることも
    ございましたが、定期的に与える過去問では、解けている事が多かったものですから
    まさか、最後の試験になりこのような結果が待っているとは思いませんでした。

    しかし、しろくまさまのコメントを拝見し、私自身が誤って指導をしていたのではないかと
    思いました。

    内容が希薄にならない程度の読み方については、あまり意識してまいりませんでした。
    そして丁寧に読んでおりますが、丁寧に読むからスピードがあがる、、、ということは
    息子に問うことはありませんでした。
    まず、この部分から着手してみます。
    読み方を変えるということではなく、息子が理解しやすいように読む、そのために
    どうすれば良いのか、、を考えてもらいたいと思います。


    私も楽器を演奏いたしますので、しろくまさまの比喩は体感しております。
    楽器の練習にあてはめるならば、もしかしたら、一つの段落を
    ゆっくり読んだ時にどう読んだか確認をさせ、
    一文一文の役割を説明させたうえで、もう一度、
    説明させた内容を言葉で表現しなくてもできているかを
    ある程度のスピードの読みで確認するということかと思いました。
    コンクールなみの練習ですと、おっしゃる通り、決して速いレッスンはせず、
    音程一つ一つがきちんとできているか、、を1時間以上かけて意識して練習する。
    それだけ、ということもございます。
    しかし最後の5分間だけ、通して弾くときには、音程一つ一つは意識せずに
    きれいに弾けているということになります。

    もしこのような解釈が間違っていないのでしたら、
    一度、段落ごとにどのように読んでいるのか、説明をさせてみて、
    その後、もう一度速く読ませてみます。
    読んだ時に、自分がわかるように自然にメモや線が引けていくことを目標と
    したいと思います。



    甲陽中学の問題は、私が使用しております過去問は、1枚につき1題、2段組みになった
    もので、1日あたり2枚の分量で地元の志望校と同じレイアウトでございます。
    (ただし、地元の志望校の方が、記述が少ない分、文章量と、設問の量が多いです)
    そのため、意識しなくても全体の分量がわかり、読みの濃淡をつけてこなせていたのだと
    思います。

    また試験時間は目いっぱい使って良いと思っておりましたが、
    甲陽をはじめとする記述の多い学校の場合は、下書き、精査、見直しの3段階を経て
    最も良い答えを書くことが重要なのではないかと思うようになりました。
    そういたしますと、現在は、丁寧によみ、設問の答えを書いて、過去問の答えのうちの
    要素が1つ不足するということがあるかないかという状態ですので、
    本番では、ここに見直しの時間を加えますと、時間が不足することになります。。。。

    本番は緊張して、思うように読むことができないかもしれません。
    深くじっくり考える甲陽の問題と、長文をてきぱきとこなすことを要求する
    学校の問題と2種類で弱点を補強してみたいと思います。


    チャレンジで始めた甲陽の勉強、算数と理科はしろくまさまからのアドバイス通り、
    丁寧な思考を心がけた結果、
    ずいぶんと学力が上がってまいりました。本当にありがとうございました。
    算数は思考量の異なるラサールと地元受験校の2校の対策が必要ではございますが、
    時間に追われる受験生に丁寧な思考をせよというのは難しいことでございましたが、
    国語はもう一度丁寧な読解によりスピードを上げることを目標に微調整をしていきたいと
    思います。

  7. 【3220780】 投稿者: 甲陽学院  (ID:2.Kw4OGp1Q6) 投稿日時:2013年 12月 27日 20:35

    2014年度中学校入試願書受付中
    12月27日(金)現在募集人数200名に対し199名の応募

  8. 【3221102】 投稿者: しろくま  (ID:61Hb2f64dEw) 投稿日時:2013年 12月 28日 09:35

    「焦る母」さま

     お返事が遅れて申し訳ありません。年末年始のお買いものに出かけたり片付けしたりとバタバタしてしまっておりました。
     大阪には黒門市場、京都には錦市場、というのがあり、年末はこの二つの市場でいろいろとお買いものをいたします。関東でも、きっと年末などに多くの人が集まる市場があるんでしょうね~

     余計な話をしてしまい、申し訳ありません。
     関東からのご来訪も歓迎いたしますよ。

     入試の制度や日程的なお話は、しろくまはもう30年近く前の講師なので何の役にも立てませんが… 芝中学は2月1日に入試があるんでしょうか。
     だとすると、関西よりも二週間くらい後に入試がありますね。まだ一か月ちょい時間がありますね。十分、算数の対策が可能だと思います。

     前にもお話ししましたが、基本的に「模試」と「過去問」というのは、連動しない、ということなんです。

     え?? 模試なんだから入試に対応しているのでは?

     と、思われる方が多いのですが、実は、模試は基本的に「どこの中学にでも通用する七割」が出題されています。いや、塾によっては「看板」にしている、数を出さないといけない学校、というものの「形式」をベースに作っていたりします。

     関西では洛星、というところの国語は物語文しか出ないですし、その点、関東の麻布中であったり暁星中であったりも同様で、通常の模試の国語ではこの学校の合否はあまり判定できません。(麻布に関しては他教科すべてそう言えます。)

     模試はあくまでも、苦手な分野、その当該月でできていない範囲や分野が「わかる」ためのもので、模試一本の成績で志望校の対策ができている、と考えているとたいへん危険です。

     お子さんの場合は、これからは志望校の形式と過去問の習熟によって、時間のレイアウトやよく出る傾向の算数の対策をすればよいんですよ。

     速さ・図形・場合の数

     これらは、とくに西高東低。関西のほうが算数は良問が多いので、「近・中」を使った学習は効果があったはずです。

     この時期、過去問学習を通じて、できていない算数の単元が明らかになり、むしろよかったとお考えください。

     「速さ」に関しては

     速さの比は進んだ距離の比
     速さの比はかかる時間の逆比

     この基本を再度徹底させてください。「速さ」ができないのは「比」がわかっていないのです。
     「比」ができないのは、幼いころ、引き算と割り算が嫌いだった子で、分数の計算が「めんどくさい」と思っていた子どもだったはずです。

     ふだんの計算練習も、割り算・引き算・分数の混合されたものをたくさんやらせてください。
     で、易問流しも「比」に関する問題に特化してやりましょう。素材は小テストレベルのものでOKです。

     これら三つの単元は関西の女子中で良問が多いのです。神戸女学院中は難問がありますが、神戸海星中、甲南女子中などのそれらはなかなかよい訓練ができます。

     場合の数は「近・中」を活用してほしいところですが、もちろん早急に過去問のそれをさせてみてください。

     せっかく「図形」「速さ」「場合の数」という「とりくむべき課題」が出たのですから、この三つをしっかりとやりましょう。
     「三色問題」にしてしまいます。図形を一題、速さ一題、場合の数一題をプリント一枚にコピーして、それを解かせていきましょう。
     一日に同時にこれらをする… 一つずつではなく、三つを一セットにしていく。
     時間制限は「何分かかるか測定する」という方法で、「制限」はかけないでやらせてください。

     それから「図形」は「誰かに本人が解説させる」という発表型にしてみてくざい。むろん「誰か」は親でかまいません。

     できた! となったとき、お母さんに解き方教えてよ、という方法です。
     「できた」ということで終わっている学習を連続しているとどうしても図形は定着しません。再度、「人に説明する」ということをさせていると、だんだんと図形そのものが理解できるようになります。
     「速さ」の文章題も、「できたら解き方教えて」とあらかじめ言うておいてから解かせる、というのも効果的です。ただし、それらは易問でやらせてください。

     雑な解き方や、ほかの問題に普遍化できない解き方をしていることがわかります。
     図形などのうち、面積問題に関しては「裏ワザ」や、こうすれば一発で解ける、という手抜きな方法ばかりを累積してしまっている可能性があるので、なぜ、そうなるのか、ということをしっかりとふまえた復習をさせてみてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。 

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