最終更新:

3436
Comment

【3795638】偏差値72…選択肢が男子校しかありません。男子校で後悔しないか?

投稿者: アイス   (ID:gPtRUdDNkuQ) 投稿日時:2015年 07月 15日 23:30

小学5年の息子の志望校について悩んでいます。

入塾して以来成績が伸び続け、現在塾の定例テストの偏差値は72で安定、この前の首都圏模試偏差値は74でした。もちろんこれから落ちるかもしれませんが…。

第一志望校を決めたいと探しているのですが、予想以上に偏差値が良くなってきたため選択肢が男子校しかなくなり戸惑っております。

主人はトップ公立→塾無しで国立大学に行ったので、もともと中学受験には反対でした。ですが現在の公立中学の内申制度に不安もあり、今は中学受験することに意見が一致しております。

でも、主人は、男子校は人間形成に影響が出る、公立でも私立でも良いが絶対に共学にしたほうが良いと主張しております。
通学しやすいところで偏差値だけで言うと、駒場東邦か筑駒…になるのですが、主人は男子校は絶対やめたほうが良いと譲りません。

通学できる範囲で1番偏差値が近い共学だと渋渋ということになりますが、塾の先生に今から渋渋第一志望ではこれからのモチベーションに繋がらない、もっと上を目指すべきだと言われてしまいました。
確かに、もう少し上のレベルも狙える偏差値なのに、あえて渋渋しか受験しないというのは、なんだか勿体無いような気もします。

息子は渋渋は見学したことがあり気に入っております。
息子に聞くと、男子校か共学はどっちでも良い、そこにこだわりは全く無い。と言っておりますが、中学の間は男子だけで楽しくても、高校生くらいになるとやはり女子がいない寂しさで辛くなり、二次元に走ったり、共学が良かったと後悔するのかな…と不安に思います。
(息子はスポーツは苦手な方で、性格はおとなしく草食系です。他校の女子をナンパできるタイプではありません。)


そこで質問です。御三家レベルの男子校に行かれた方、6年間男子校で後悔していないでしょうか。トップ男子校に行くメリットは何でしょうか。

また、偏差値ギリギリの学校に入学した場合と、持ち偏差値より下の学校に入学した場合、学校のレベルによって本人の出口の大学進学先のレベルも変わってくるのでしょうか。

アドバイスよろしくお願いいたします。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【5100005】 投稿者: 東京女子医科大学 「創立者の想い」  (ID:cQ26NIRQAp6) 投稿日時:2018年 08月 30日 11:11

    私が東京女子医科大学の前身である東京女医学校を創立したのは明治33年でありますが、当時いかにも低かった婦人の社会的地位を向上せしめようとしたのが動機であります。婦人の地位を向上せしめるには、まず婦人に経済的能力をあたえなければならず、それには自分が医師でもあるし、また、医学医術は婦人に適している立派な職業でもありますから、これを専門に教育する機関を創立することを考えたわけであります。また、私が学びました済生学舎は共学のため風紀が乱れ、そのため女子の入学を拒絶するようになりましたことも私が女子のみの医育機関の必要を感じた動機の一つでもあります。以上のべましたことが創立の根本趣旨のあらましであります。したがいまして、私の考えの根底にあるものは医学ではなくて婦人であります。もし医学教育のみに眼をそそぐならば共学の方が有利かも判りません。また、病院の経営のみを考えたならば共学の卒業生が勤務する方が楽かもしれません。しかし私の建学の趣旨は上述のとおりでありますので終戦後の困難な時期にもついに初志をまげませんでした。すなわち、終戦後の我が国の医学教育制度改革に際して、女子医学教育を固執することの不利を各方面から公式非公式に勧告されました。けれども、私はいかなる不利な条件があろうとも、この信念をまげまいと考えておりましたので、外国の事情などをいろいろ説明して、女子医学教育の必要性を強調したのでありました。その結果、ついに女子医科大学が認められることになったわけであります。そして、現在では「東京女子医科大学」が本邦唯一の女子医科大学であります。
    「女子医科大学創立と存在の意義」
    (『医人』7巻5号、1958年)より



    ================
    「当時いかにも低かった婦人の社会的地位」は1900年の開校から100年経った今も低いままです。
    東京医科大学の不正入試は、女子校はまだ「女子校としての役割」を放棄してはならないことを浮き彫りにしました。

  2. 【5100006】 投稿者: お茶の水女子大学 TG受け入れ会見  (ID:cQ26NIRQAp6) 投稿日時:2018年 08月 30日 11:12

    学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在するという国立大学法人としての本学のミッションに基づき判断した。

    今回の決定を『多様性を包摂する女子大学と社会』の創出に向けた取り組みと位置づけており、今後、固定的な性別意識にとらわれず、ひとりひとりが人間としてその個性と能力を十分に発揮し、『多様な女性』があらゆる分野に参画できる社会の実現につながっていくことを期待している。
    はるか以前の社会と比べると格段に進歩したが、それでも様々な場で女性が職業人として活躍するには困難がある。その現状を変え、女性たちが差別や偏見を受けずに幸せに暮らせる社会を作るために、大学という学びの場で、自らの価値を認識し、社会に貢献するという確信を持って前進する精神をはぐくむ必要があると考える。

    それが実現できるのは、女性が旧来の役割意識などの、無意識の偏見、そういったものから解放されて自由に活躍できる女子大学だろうと考えている。
    本学はすべての女性たちがその年齢や国籍等に関係なく、個々人の尊厳と権利を保障されて、自身の学びを進化させ、自由に自己の資質能力を開発させることを目指している。その意味からも、性自認が女性であって、真摯に女子大学で学ぶことを希望する人を受け入れるのは自然な流れだろうと思うし、多様性を包摂する社会としても当然のことと考えた。

    Q)共学化の予定は

    共学化の予定はない。何十年も後に、社会が変わったときには共学化もありえるかもしれないが、現状ではその可能性はないと思う。ご存じのように、女性が社会で男性と同等に暮らせる現状ではない。いわゆるアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)から解放されるのは、女子大でと考えている。



    ================
    共学教の皆さん、「勉強ばかりじゃダサい!日本を飛び出せ!多様性多様性!」じゃないんですよ。
    勉強すらまともにさせてもらえないんです。
    日本どころか性別の壁から飛び出せないんです。
    肌の色や母語の違いばかりが多様性じゃないんです。

  3. 【5100021】 投稿者: F  (ID:hfFnTTGQgr.) 投稿日時:2018年 08月 30日 11:35

    投降者: 日本の教育の問題点 (ID:hfhCufBSxXM)さんへ

    女性蔑視の代表としてイスラム国家を挙げておられますが、かつて夫の赴任に帯同してイスラム教徒の多い国に住み、今でも何人かのイスラム教徒とは親交が続いている身として、日本の教育の問題点 (ID:hfhCufBSxXM)さんの視点が女性教育を語る上で誤りであることを是非申し上げたいと思います。

    高等教育における工学部卒業生に占める女性割合(Source: UNESCO Institute for Statistics, August 2015)
    (イスラム諸国)
     オマーン52.7%
     ブルネイ41.8%
     マレーシア38.7%
     シリア 36.0%
     スーダン 31.8%
     UAE 31.1%
     バーレーン27.6%
     カタール27.4%
     トルコ24.8%
     イラン24.7%
     サウジアラビア 3.4%

    (非イスラム諸国)
     フランス25.6%
     韓国 24.0%
     英国 22.2%
     オーストラリア21.2%
     米国 18.5%
     スイス 14.0%

    因みに日本はリストにありませんでしたが、工学部の在学生に占める女性比率は14.0%に過ぎません。
    一方、世界で最も多くのイスラム教徒を抱えるインドネシアでは工学部の在学生に占める女性比率は48%です。

    要すれば女性教育においてイスラムは決して後進的ではなく、例えばSTEM教育の核とされているエンジニア分野などではサウジアラビアという例外を除いて殆どの先進国より女性割合が高いのです。

    そしてSTEM分野の女子教育における日本の位置付けが異常であることに気づいて欲しいと思います。そして、それは数パーセントに過ぎない別学の責任ではなく、あくまでも日本でマジョリティを占める共学というシステムが日本の受験制度と不調和であることが原因であることに気づくべきです。そしてそれを解決できるのは、今現在は別学でしかありません。

  4. 【5100074】 投稿者: 通りすがりの・・・  (ID:ZaxLQGeB6eA) 投稿日時:2018年 08月 30日 12:32

    あの表は、Cygnusさんが書いているように、「首都圏上位中高一貫校25校の合格力さん」が作成したものです。
    大変な力作と思います。
    あの表からは、個々の学校について議論するのではなく、入学時の学力と進学実績には相関がある、と結論するにとどめるのが正しいと思います。
    あのデータを横軸入学時偏差値、縦軸を加重偏差値とすると、男子校と女子校とでそれぞれ別な直線に乗ります。
    これがどういう意味を持つのか、を考察したのが、今朝がたの私の投稿です。

  5. 【5100078】 投稿者: 通りすがりの・・・  (ID:ZaxLQGeB6eA) 投稿日時:2018年 08月 30日 12:35

    その通りですね。
    もう一つ、女性で初めての、そして唯一のフィールズ賞受賞者は、イスラム圏であるイランの女子校出身である、ということを、声を大にして言いたいですね。

    日本の共学は、1945年時点では先進的でしたが、2018年時点では世界に誇るようなシステムでもないですね。

  6. 【5100091】 投稿者: あぽろ  (ID:ejPyh4bnNk6) 投稿日時:2018年 08月 30日 12:51

    ロングライダーさん、こんにちは。

    わあ、赤面です。ロングライダーさんの重点は「クラス内の学力差とそれに対する適正な指導の容易性」ですね?お恥ずかしいです。かなりいい加減にスレッドを読んでいたことをお詫びします。教えていただいた文科省の資料に、日本では学校内での学力差が小さいことが指摘されておりました。この学力差の幅の感覚が、首都圏のみなさんと私とでかなり違っていることも認識しました。ロングライダーさんのおっしゃるところの「学力の伸長は別学>共学」は納得いたしました。共学が女子の理系成績をダメにする、という趣旨ではないのですよね?

    大変失礼いたしました。本当に申し訳ありません。

  7. 【5100102】 投稿者: Cygnus  (ID:FXMU88zg3wo) 投稿日時:2018年 08月 30日 12:59

    他の方がご提示くださった女子校設立の歴史や意義、さらに女子校と共学校女子の実績の違いを丁寧に辿っていくと、女子校や別学校では、それぞれの性別に適した教育がなされ、性差の短所をカバーして長所を伸ばす対応が工夫されているのに対し、共学校では、相反する傾向を持つ男子と女子が共存しているため、結果的にはどちらか一つの標準に合わせざるを得ないように見えます。
    しかも、共学校においては、女子の特性に配慮した理数教育とキャリア教育がなされているかという課題が曖昧に放置されている可能性があるように思います。

  8. 【5100103】 投稿者: あぽろ  (ID:ejPyh4bnNk6) 投稿日時:2018年 08月 30日 13:00

    あ、すみません。論点が変わっていましたね。
    お邪魔しました・・・。

あわせてチェックしたい関連掲示板

このスレッドには書き込めません

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す