最終更新:

3002
Comment

【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【4240782】 投稿者: 需要はある  (ID:ZohvYvL3GYI) 投稿日時:2016年 09月 08日 12:39

    「教科書以外から出すな」を意図的に曲解した結果の珍問は例が多いです。
    古代中国の都の平面図を示し、さあ市場はどこだ?と選ばせた世界史の問題。
    もちろん市場がどこに位置しているかはさまざまな意味があり、長安とバグダッドとパリで「位置を示した上で」その違いを論じるんだったら立派な問題です。
    発想が根本的にだめですね。
    コロイド溶液で、分散質の種類を示して正負どちらに帯電しているかを問う問題。
    これは研究者が激怒しました。
    実験しなけりゃわからんだろうと。
    以上は「教科書に図がある」「例示として記述があった」ということから「適法」なんでしょ?という情けない開き直りに基づく出題です。
    中学入試でよく出ていた「イラガの越冬形態」。
    正解は「前蛹」で、これは蛹のように見えますが実は幼虫です。
    虫屋にはたまらない楽しい話ですが、だからといって必須の知識のように聞くのは間違ってます。
    出題の根拠は「教科書にのっていたから」です。
    それは「例示」だって、何べんいったらわかるんだか。
    「何をどのように出題するか」は作成側の能力が問われる話です。
    生徒を試験する以上に自分たちが試されているという自覚が求められています。
    「他も出しているからなんとなく」時計算などを出している学校は、自らの能力の限界を告知しているのだと思います。
    でも、そんなところあったかなあ?

  2. 【4240896】 投稿者: アメリカン  (ID:9M3s/HgqukE) 投稿日時:2016年 09月 08日 14:08

    時計算、開成2014年で出ていますね。

    http://www.inter-edu.com/nyushi/2014/kaisei/mat/02.php


    全く横ですが、需要はある様の、固有名詞がポンポン出てくる並外れた記憶力について、妙に納得です。岡田康志さんを何度も出したのは、まさか模試仲間?!
    岡田さんは、灘の天才として、Tefu さんと共に話題にされていらっしゃいましたが、学問系の岡田さんと違って彼はホリエモン系になってしまいました。お金の匂いが漂っています。IT系は仕方ないか。

    戻りますが、中学受験で、算数の代わりに英語が出されたら、塾業界はパニックですね。
    講師の募集から、テキスト作成から、大混乱が予想されます。
    学習指導要領で漢字が1006字に厳選されているように、単語も厳選してくるのかな?いや、活用するからややこしいか?!

    昨夜、こんなテストを見つけました。

    http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/lirg/resources/goitokusei/goi-test.html

    ただの語彙テストです。国語でも英語でも通用するでしょう。
    でも恐ろしい事に、これで、理科や社会の知識も測れるようになっています。もちろん意味まで書かせればですが。理社は、その実力が興味関心と比例しがちなので。

    語学は単なるツールといえども、いや、ツールだからこそ、守備範囲が広すぎて、算数・数学よりよっぽど嫌らしい科目だと思います。

  3. 【4240985】 投稿者: バラード  (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 09月 08日 15:49

    アメリカン様の、塾の英語講師のご心配はたぶんないと思います。
    中受で英語の試験が算数に代わることもないと思います。

    今、大手小学生向け塾では、国私立受験コースと、公立一貫コース、あと公立高校難関向けなるものが教室によってはあって、小5-6で英語、小6で数学などいわゆる先取りやったりしてます。
    英語は、アルファベット単語と併用して、日常会話とリスニング主体なので、随分小学生で恥ずかしがらず、怖いものなしで、発音というよりイントネーションとアクセントの付け方が(中学生より)いいです。

    中学生向けも英語開催してるし、文系講師は女性もよく英語も出来、昨今は帰国子女も集まります。あとは給料次第。

    それより、小学校の英語の先生のほうが足りないかもですね。
    ただ学芸大やほとんどの教育学部ではキチンと対応してますし、20-30代の先生なら大丈夫でしょう。問題は年いったベテラン先生。

  4. 【4241078】 投稿者: 風雲  (ID:i6CoAzcn9O6) 投稿日時:2016年 09月 08日 17:00

    是非はともかくとして、2020年を目処に小学校英語の教科化を一部学年で目指しているようです。しかしながら、バラード様がおっしゃっている通り、小学校の英語教員の確保をはじめ、授業時間の確保、評価の方法等、課題もまだ多いと思われます。
    最終的に学習指導要領の内容がどのようなものになるかにもよりますが、何らかの形で中学受験に英語が入ってくると思います。
    ただし、現行4教科+英語の試験は、負担がかなり大きくなるため、英国数3教科のような試験になるかもしれませんね。算数の代わりに英語という形態は少ないのではないでしょうか。
    ちょうど大学入試改革で新試験が実施される頃でもあり、小中高大と入試形態がかなり変わってくることが予想されます。
    塾の先生も大変かもしれませんが、それより各学校の先生が大変です。もっと大変なのは実際に受験する子どもたちです。

  5. 【4241122】 投稿者: 岡田康志さん  (ID:CrJcvNJnVlo) 投稿日時:2016年 09月 08日 17:45

    確か、高2の時に、高3に交じっての東大実戦模試(たしか?)でトップを取った、と記憶している。(当時は成績優秀者がカタカナで表示されていたので、”オカダ ヤスシ”、としか知らなかったが)
    大学で、彼の同期の灘出身者に話を聞く機会が有ったが、数学に関しては別次元で、カリキュラムと全く違う事をやっていた、との事だった。

  6. 【4241173】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 08日 18:45

    ちょっと前のバラードさんの質問ですが、算数と数学の違いは、数学では、解答に至る過程を一定のルールに則って論理的に証明できる必要がある、という点だと思います。
    算数では、いくつか当てはめていったら答が出ちゃったというのも許されます。
    なぜその解法になるか、というのは算数でも必要ですが、それを万人に説明できなくても構わない。なお、バラードさんの仰っているのは算数ではなく算術だと思います。

  7. 【4241196】 投稿者: アル  (ID:8SbOEiPbyrg) 投稿日時:2016年 09月 08日 19:23

    人事(じんじ)さん

    算数も答えに至る道筋を説明できないとだめだと思います。

    入試問題には、答えだけでよいものもあるのかもしれないけれど、学校では、小1でも、図や絵をかいて説明できるような学習の仕方をしていると思います。

  8. 【4241218】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:ZjhBtVOqMuU) 投稿日時:2016年 09月 08日 19:50

    鉄緑会やグノーブルなどは中1から数年間英数の時間数がほぼ同じ。受験近くなると数Ⅲが増えるが逆に英語が比重高い私文専願や海外大志望も出てくる。中1段階では英数の実質的比重はそこまで差はないのではないでしょうか。これは近い将来に中学受験での英語の重要度は算数より大幅に低いところではとどまらないことを暗示しています。

    鉄緑会といえば内情をよく知らないのに以前ここで「この程度の塾」呼ばわりしてしまったのは言い過ぎだったので撤回します。関係者がいたらすみません。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す