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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4241300】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 09月 08日 21:08

    TOEICさんの渋渋渋幕の話はいつもながら意味不明ですね。大学受験という観点から、算数のある入試が有利かどうかを議論しているのだから、帰国生同士の大学進学実績を比べるべきで、受験生側の志向の話をしてもしょうがありません。

  2. 【4241306】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:ZjhBtVOqMuU) 投稿日時:2016年 09月 08日 21:14

    >受験生側の志向
    受験生側の志向というのはどのような学校が人気が高いかということで
    それは学校の偏差値、入学難度とかなり近いです。学校の偏差値、入学難度は
    進学実績と相関が強いです。

    年収1000万-2000万の世帯が渋幕帰国と渋々帰国のような算数の有無でわかれる二方式で算数の存在をことさら重視していなければそれは実績を上げる確率の高い受験生の志向ということです。

    渋々渋幕の帰国限定の進学実績なんてデータは出てないでしょうからエリート家庭の安定戦略を推測して評価するしかないのでは?

  3. 【4241311】 投稿者: ROM  (ID:oKv0MyOGcY.) 投稿日時:2016年 09月 08日 21:17

    今まで参加していなかったですが、興味深く読ませていただきました。

    バラードさんと同意見で、算数と数学の違いというか境目が良くわからないです。
    また、受験算数はその後の数学に繋がっていると思うのですが。
    その証拠に、中高一貫の進学校は凄いペースで中学数学を終わらせて、高校単元に入ります。
    それに生徒たちがついていけるのは、数学の素養がある子を入試段階で選別していることと、算数の勉強を通じてその後学ぶ数学の基本を理解しているからです。
    (ある中学校が2年生で赤チャートを配ったと聞いて笑ってしまいました)

    確かに受験算数にやりすぎな面はありますが、今の小6段階での選別では他に良い手段がないので仕方ないのでは。
    先々は英語が加わって算数の比重は低くなるでしょうね。
    でも算数が主要科目の一つというのは変わらないです。
    (一部の学校では算数無しはあり得ると思います)

    最後に、今の受験算数に問題があるとすれば、根源は東大・京大・国医をもてはやす日本の社会と大学制度の問題でしょう。
    それを是としながら、受験算数だけ否定する意見は??です。
    (動機さんの、子供が可哀想論には別の反論がありますが、割愛します)

  4. 【4241316】 投稿者: アル  (ID:8SbOEiPbyrg) 投稿日時:2016年 09月 08日 21:24

    人事さん

    ご説明をありがとうございました。
    おっしゃることはよくわかります。



    あおいとりさん

    数学先取りオプションですが、
    高学年での算数を発展クラスと基礎クラスのように算数の時間数の一部で分ける授業というのはどうでしょうか?内容は算数で、ということになります。

    英語や国語などもそんな感じで、クラスの全員が同じ授業のときと習熟度で別れるときをつくれば、落ちこぼれや吹きこぼれへの対応策に少しはなるのかな?と考えます。

    でも、これ、保護者はどう考えるのでしょうね。

  5. 【4241318】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:ZjhBtVOqMuU) 投稿日時:2016年 09月 08日 21:28

    算数でポテンシャルをはかれるとしても子供の交換が不可能な親の立場からスレば選抜側の事情よりも学ぶ知識の使いみちの方が重要でしょう

    一方、算数が苦手で素質に難がある子どもが入ってくれば一人あたり進学実績
    で不利になりかねません。しかし定員が多めにいれば素質に問題ない子もいてその子たちの学力を英語で事前に底上げしておいたほうがいいのだ、という発想はありえます。

    1000人の定員で勝負できる桐蔭学園系が中学の英語入試の影響で
    復活するかもしれませんね。もともと桐蔭の経営戦略は大枠は相当優れていたと
    思いますし渋谷学園の先駆者と言える存在です。底力は十分でしょう。

  6. 【4241374】 投稿者: アメリカン  (ID:9M3s/HgqukE) 投稿日時:2016年 09月 08日 22:20

    話があっちこっち飛び回り、すみません。
    算数と数学の違い、考え始めると面白いですよね。

    英語もついでに加えてしまいますが、算数は、まずリンゴの数から始まり、英語も an apple という単語から。アダムとイヴも原罪はリンゴ(聖書は木の実だけど)。人は何かというと、リンゴが原点のようです。

    算数ですが、指導者によっては、あの複雑な図形問題を、内緒で π を使わせ、最後に受験解答用のお化粧として、3.14を掛けさせるそうです。汚い数字書いて計算ミスするのを少しでも回避し、3桁の掛け算は最後の1回で済まそう、という魂胆です。
    そもそも算数は、3.14というウソ?を教えるところが、文字通り子供騙し。数学では、π を使うからまだムズムズしなくなるものの、でも結局は、π の値は、誰にもはっきりと答えられない というところが数学の奥深さ。
    真実に近づくには、膨大な数字を並べなくてはならず、それでも永遠に到達しない。まるで宇宙です。
    だから哲学と並べられるのかな。

    算数も英語もキリスト教も、目に見えるリンゴから始まって、難度が上がると共に、抽象的で深遠な物に化けていく。

    なんだかよく分かりませんが、完全にイメージの世界で語ってしまいました。
    なにせ答えがはっきり分からないもので・・。

    バラードさん、算数と音楽の融合というと、幻想即興曲の最初、右手が4つ、左手が3つのリズムを思い出します。いや、右手が16、左手が12というべきかな?
    ああいうのが大好きで、我ながら、結構上手かったです。(過去形)

  7. 【4241603】 投稿者: 結論はでましたね  (ID:k3Ec6sJGtYU) 投稿日時:2016年 09月 09日 08:49

    結論は「算数抜きの進学校はありえない」。大学入試が現行通りなら数学できるものが有利=その能力は受験算数で判定できる。

    中高からの数学で受験算数をやらなくても大学入試には望めるが、受験算数であれこれの考え方を「知っておく」「習っておく」のはその後にも有利だ。

    大学入試が数学で点数を稼げない仕組み(センター試験レベルに統一)になれば数学できる生徒の優位性は減殺される。推薦入試やAO入試がもっと増えて高校数学が教科書レベルで出来れば入学可能とすれば数学の価値は下がる。

    だが、受験生が大学入試数学にチャレンジするのが日本の科学技術を支える元になっているのなら、大学入試の数学レベルを落とすことは国益に反するのではないか? 数学オリンピックや算数オリンピックに数学マニアが参加するのもいいことだ。どんどん奨励したらいい。

    受験算数がなぜ過酷なのかは縷々述べられているが、要するに「落とすため」「選抜のため」だから難問を入れて平均点を下げざるをえない。全員95点以上に並ぶならケアレスミスがあるかどうかになる。それでは選抜試験にはならない。

    肝腎な事は子供の状態を良く親が観ること。まだ無理そうなら(難問に対処するだけの素質がない)高校受験にする。それでも大学入試には間に合う。逆に中高一貫生(受験算数出来た子)を高校段階で抜くことも十分可能。

    過酷な中学受験させるかどうかは親の子供を見る眼力次第。

  8. 【4241721】 投稿者: バラード  (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 09月 09日 11:06

    ROM様、アメリカン様 ありがとうございます。同意見です。

    エジソンが小学校の時、1+1が2にならない、、粘土みたいなぐにゃぐにゃしたものを合体させると量は倍になっても、個数は1にしかならない、と先生にかみついて放校になったという話? 聞いた事がありますが、算数も数学も難しいです。

    音楽のお話、300年前から偉人の残した楽譜の書き方、基本は変わってません。
    これ、ある側面、数学であり数式です、演奏しないとただの記号です。
    音の高さ(ヘルツ)、音の長さ(秒に何拍)、音の大きさ強さ(デシベル)という単なる空気の振動表したものが、数式に生まれかわる= 物理的にはコンピュータに取り込みやすい。

    すごくよく考えられてます、真ん中A音が440ヘルツだとオクターブ上のA音が880ヘルツとハモる。平均率とか作って体系つけたバッハは数学でも天才?
    加えてバッハやショパンの自筆楽譜は実に美しい。
    メトロノーム出来てやたら喜んだのはベートーベン、一秒間に何拍打てるか、以前の作品にもすべて速度表示を書き込んだとか。

    アメリカン様書かれた幻想即興曲、たぶんそのとおりで、左手6+6拍の間に、右手は8+8拍同時に弾く。私の好きなバラードなど、右手13連音符とか、17連とかも出ますね。

    一方の側面、演奏するとき、国語的要素の情緒や感情、思想や思いいれ、風景や自然なるものを作曲家や演奏家が表現する、パーソナリティ、オリジナリティが大事なのでこの両面で成り立っていると思っています。これはITでは出来にくい。

    話がそれていますが、初等レベル、中等レベル、高等数学、そこから先未解決数学、とかもう一度、算数数学を分野もレベルも再編してグローバルにも通用する、受験でも通用する、[今の課題は、わからなくなったら、その時点でその子は取り残される、いやになる]、、分野もきちんと分けたらいいのでは。

    この分野の数学は好きでなく苦手だけど、立体平面図形は、自分のやりたいデザインに活かせるから、、とかやり直せたらいいかなと思っています。

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