最終更新:

3002
Comment

【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【4286697】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 15日 16:31

    東大理系OBさんのお子さんが慶應系ということで納得しました。
    進学校よりも、附属の方が思いきって英語に力を入れやすいですね。

  2. 【4286817】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 15日 18:45

    勝利宣言の後ですが。
    英語は暗記科目ですから、中学受験の時に英検準1級、東大レベルまでいっても、その後何もしなければ落ちていきますよ。まさに私自身の英語力がそうでしたから。
    だから、英語ができる子を中学受験で採っても、その後も特別クラスでブラッシュアップしなければいけない。
    数的処理能力は地頭なので一生ものです。
    こうした観点からも、進学校としては、算数>英語でしょう。
    また、渋幕の帰国の話をするでしょうが、帰国生は多様な経験が他の生徒の刺激になることが良いのであって、単に英検の点数が取れるとかではないんです。

  3. 【4286828】 投稿者: アメリカン  (ID:ORnI.bNz6Ew) 投稿日時:2016年 10月 15日 19:01

    >子供は、なにも考えずに、ほいほいと誘いに乗りました。

    ここが、運命の分かれ目でしたね。大変でも、飛び込んでみると、必ずいい事があるものです。
    中学受験も弊害があるけれど、大学受験も、ともすると弊害があるのかと思えてくる話でした。
    帰国が多い学校ならでは、という環境もポイントですね。

    話が前後しますが・・
    >家に帰ってもゲームやラインで四六時中あの状態なのだろうか?
    >スマホって中高生は規制されているんですか? 

    スマホは、まさに克己心の踏絵だと考えます。進学校ほど、生徒の裁量に任されているように思います。
    世の中が進歩するにつれ、能力のみならず、性格による成績の二極化も拡がっていると思います。
    私生活も、人物重視のAO入試さながらです。

    ところで、面白い事を発見しました。

    ◯「私立中入試に英語熱」
    ー 導入校続々、他教科と選択可能・個性化で学校の生き残り模索
    (朝日新聞)

    ◯「『世界の公用語』不可欠に」
    ー IT 情報〝読み書き〟海外とのやりとりも増加 「日本的経営」から「グローバル」へ
    (読売新聞)

    どちらも、英語の重要性を謳った内容ですが、いつの記事だと思いますか?

    なんと!それぞれ 2001年と2000年の記事です。
    15年以上も前から、同じ事を言われ続けているのです。
    いかに英語が一般的な日常に浸透していないか、という事でしょう。
    やはり、切羽詰まらない限り、語学は真剣にやらないでしょう。

    中学入試で全面的に取り入れるとなっても、高校受験の層と益々負担が異なってきてしまい、弊害はあると思います。

    幕張の田村校長は、住友銀行員時代、留学目前で家庭の都合で退職する事になったそうです。
    当然、留学の為の諸々の試験はクリアーしたのでしょう。ずっと昔の話ですが、そこでこれからの世の中は、グローバル時代だと察知したそうです。さすが、先見の明がありますね。
    やはり、実際に自分の身に降りかかってこない限り、「グローバル」は体感が難しく、語学は他人事なのです。
    実際、大学受験にあるから勉強しているというのが実態では?

    学校の水泳の時間で、ヒーローは、100%水泳教室の選手コースの子です。
    プールは、家にないので、環境は作れない。
    英語も、特に、話す・書く、は使い続けないと劣化する「技術」の一種なので、
    どっぷり浸かれる環境を維持できる事がまず最低条件です。

    算数は、できなけりゃ能力だと諦めもつくけれど、英語は、環境が整えば誰でもある程度できるようになるからこそ、なかなか曲者だと思っています。

  4. 【4286843】 投稿者: あおいとり  (ID:0rBAzvWpWys) 投稿日時:2016年 10月 15日 19:27

    学力というのは、地頭という漠然としたものというよりは、「学習の型」を見つけられる(発達面でのイレギュラーがあるなどの場合「見つけてもらう」必要があるケースも)かどうかで決まるのかな…と思います。

    http://oyaryoku.blog.jp/archives/58455881.html
    ペンネームがアレですけど、似たような話は高校の時社会の先生から聞いたことがあって、
    「とりあえず力業でどうにかなりそうな一科目から一点突破を図る」
    というやり方でまずは一科目伸ばす。
    (結局それは英語でも社会でも何でもいい。ただ、私自身が教える場合は、一度解き方の枠組みを体得すればそこからはあまりたくさん時間をかけずに済むようになる国語から先に仕掛けにいきます)
    そこから「自分の学習の型」というかこれをやれば伸びられる、というものを手に入れることで、他の教科まで波及的に伸ばしていける、という考え方もあるのは確かです。

    ところで、受験算数について私がもっているイメージというのは、本来なら自然に流れていけるはずの水をわざわざ高いダムでせき止めて、そこから越えないと流れていけないと思いこまされているという感じがどうしてもぬぐえません。

  5. 【4286890】 投稿者: 文章修行  (ID:9IjR9V/lpAA) 投稿日時:2016年 10月 15日 20:38

    >英語は暗記科目ですから、中学受験の時に英検準1級、東大レベルまでいっても、その後何もしなければ落ちていきますよ。まさに私自身の英語力がそうでしたから。

    算数が得意な上に中学入学時に英語も準1級、東大レベルなら、なぜ理Ⅲを受けなかったのですか?今年の予備校の合格体験記を2つチェックしましたが、理系で英語100点以上とっていたのは「全員」が理Ⅲ合格者でした。(数学で100点以上は当然理Ⅰにもいます)
    人事さんも中高でよほどさぼらない限り鉄板だったはずです。

  6. 【4286945】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 15日 21:20

    私の頃は、今のように医学部至上主義ではなく、文1もそれなりの地位を有していました。
    その後、官僚バッシングや司法制度改革などで、東大法学部は凋落してしまいました。
    今思い返せば、医学部にしておけば良かったのでしょうが、当時はそんなに医者に興味がなかったので。

  7. 【4286958】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 15日 21:29

    あおいとりさんの違和感の本質は、中学受験が学習指導要領の範囲の中で差がつく問題を出さなければいけない、という制約の問題であって、それが最も顕著な形で出るのが算数だということでしょう。
    理科も若干ありますね。化学式や、オームの法則を正面から使った方がわかりやすいのに、と思うことがあります。
    それに対する処方箋は飛び級しかないですね。
    そう言えば、TOEICさんは、英検準1級レベルの英語を中学入試に出すらしいけど、英語については学習指導要領の縛りはないと勝手に仮定してるのかな?

  8. 【4286963】 投稿者: 酒好きTOEICer  (ID:jm93oOafz0w) 投稿日時:2016年 10月 15日 21:34

    人事さん
    >そう言えば、TOEICさんは、英検準1級レベルの英語を中学入試に出すらしいけど、英語については学習指導要領の縛りはないと勝手に仮定してるのかな?

    英語は指導要領内でも4技能化と読解やリスニングのスピードで簡単に難しくできそうですし。それに限界があっても英検やTOEICで加点すればいいだけです。現状の帰国子女入試では英検準一級あります、というのは学力を相応に評価されているのではないですか?

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す