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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2297325】 投稿者: うさぎの母  (ID:YuRkiFj3aaQ) 投稿日時:2011年 10月 16日 17:09

    しろくまさん


    お礼が遅くなりました。

    いつもアドバイスありがとうございます。

    娘と同じ質問をする子がいましたか。
    そのお子さんも、今までの我が子のように、
    どこにあるのかなぁ~と、荒野の中をさまよっているお子さんだったのでしょうね。


    アドバイス頂いたことは、自作のしろくまさんまとめノートに書いて、
    娘にも教えました。
    こちらの方は、理屈は教えたので、演習しながら体で覚えてもらいます。


    また、4 の一文を入れるとは、上手く伝わらず申し訳ありませんでした。
    問題に、抜粋された一文があり、それを
    指定された部分のどこかの行に挿入するという問題です。
    (意味が通じるでしょうか。)



    本日は四谷の合不合でした。
    そこで、またまた質問です。
    宜しくお願い致します。



    娘は随筆が2題出たというのですが、
    私は、それはないでしょ~と思い、


    問題文を見てみると、確かに一見ガチガチのかたい説明文ではなく、
    前半の半分が話言葉も多く、随筆のように思われる文章なので、
    説明文だと判断できずに読んでいたのだと思います。


    娘には「で、どう読んだの~?」と聞くと、
    まえに両方の読み方をするからと覚えたから
    説明文の読み方と気持ちを読んでみたと言っていました。


    印をつけたところを読み返すと、
    確かに気持ちを表す言葉がなかったので、
    今思えば、説明文だったんだぁ~と、そんな感じです。
    (これで大丈夫なのかと・・・少々不安が・・・。)


    そんな、またまた珍事件がありまして、本人がそう思いこみながら
    読んでしまったてるので仕方がないのでしょうか?


    また、随筆文は前に、少しアドバイスを頂いたのですが、
    再度、読み方のアドバスを詳しくお願い出来たらと思います。
    宜しくお願い致します。


    ちなみに、今日の試験はその読み方で、150点満点で自己採点で
    100点ちかい点数でした。過去最高でした。



    あと、娘からのお願いです。

    私の文法の教え方が下手らしく、
    文法をはじめると 混乱してしまうようです。
    (本を読んで私も努力したのですが、
    上手く説明できなかったみたいです。)


    そこで、しろくまさんにお願いして、
    自分(娘)に対して説明してもらえないかということです。
    (私が間に入ると、ややこしくなるみたいです。)


    こちら、お時間頂戴できる時で結構ですので、
    どうか娘に宛てたアドバイスをお願いできないでしょうか。
    無理を言って申し訳ありません。


    では、過去最高の点数を出したのですが、
    説明文を随筆だと思い込んでいた娘の
    読み方や考え方に問題点があれば、
    今後の対策などのアドバイスを宜しくお願い致します。



    追伸 

    随筆文と説明文の判別はつきませんでしたが、
    過去最高点なの、今日は家族で乾杯します!
    しろくまさん、今後ともよろしくお願い致します。

  2. 【2297450】 投稿者: 転校生  (ID:bM7e4xQawBk) 投稿日時:2011年 10月 16日 20:17

    しろくま さま

    コメントありがとうございます。

    確かに高槻の算数は奇をてらうような感じはなく、親のレベルでも、「とっつきのよい」感じですね。桃太郎ときびだんごの問題などは、子どもが大喜びして、「この年に受けたかった」などと言っています。本番では、問題を楽しむような余裕があるかな?と思いますが、試験問題をつくられる先生方の雰囲気もうかがわれますね。


    高槻の理科はいかがでしょうか。我が子は3科受験ですから、理科でもかせがないといけませんが、社会を捨ててしまったことから明らかなように、暗記物がやはり苦手です。物理系の問題はあまり過去問に出ていないようですが。何か特徴的な傾向と対策があればぜひ教えてください。


    現在のところ、塾では偏差値50くらいまでの他校の過去問を練習しているようです。開明とか明星とかですが、手ごわい問題もあるようです。
    その中身チェックまでは親は手が回りません。基本は本人任せですが、せめて本命校の傾向と対策に合わせて、家でできる短い時間だけでも、手伝ってやりたいと思っています。


    別の方に回答されていた過去問の解き直しノートの作成などは大変参考になりました。

  3. 【2297578】 投稿者: しろくま  (ID:4bV5lSBd9f6) 投稿日時:2011年 10月 16日 22:33

    「ぽこぺん」さま

     この時期の「小6の女の子」の模試における算数の失点の原因は

    A.そもそも模試そのものが男子難関の算数対応にシフトしている
    B.志望校別の特訓が始まり、志望校に傾斜した難問をやりすぎている
    C.基本的な計算、易問の演習量そのものが低下している(他教科、とくに暗記物によって時間が圧縮されている)

     ということ、およびこれらの複合、というところに原因を求めるのがふつうです。

    Aについて

     塾の看板校に「灘・甲陽」がある場合、9月以降の模試は格段に難しくなります。というか女子中ではまず問われないような問題がどうしても出てきます。
     ですから、模試の結果を講師に持ち込んで

     「解けなくてはいけない問題」
     「解けなくてもよい問題」

     を分けてもらってください。担当のコースの算数の先生ならばきっと分類してくださいますよ。

    Bについて

     これはCと関連することですが、志望校別の特訓が始まり、また志望校の「冠」がついた講座などが出てくると、あたりまえですがそこに意識がむきます。それが悪いことではないのですが

    ☆ 志望校別では、その入試に特徴的な3割に特化した学習をする
    ☆ 志望校で出題された問題でも、どこにでも通用する7割の問題はむしろ通常の講義ので取り上げられている

     どうしても「志望校に特徴的な3割」は難問や奇問、とはいわなくても、「手をとめてしまう」問題が多く、それらを連続しているうちに「こんな問題、わたしにできるのか」という不安が女の子の場合は累積していってしまいます。
     そういう精神的な「不安」から算数不振に陥る場合があります。

     お話しにある「計算をまちがったり」「途中から式がおかしくなって」というところのうち、「途中から式がおかしくなる」というようなことは、こういう半分メンタルな部分が原因であることが多いんです。 

     特徴的な3割に取り組むことは続けてもらってもかまいませんが、解ける問題、できる問題をどんどん解いていく、という「易問流し」の問題をできるだけたくさん取り組ませてやってください。

    Cについて

     Bに関わることですが、本人の好きな分野、得意な分野に関しては志望校に特徴的な3割に取り組ませてやってもよいと思うんですが、苦手な分野、嫌いな分野というのは通常講義の小テスト、もっといえば小5分野にもどってかまいませんから、「易問流し」をさせてください。
     できる問題のできる手順、というのを忘れしまっている、というか、まぁ簡単に申しますと「腕がなまってしまっている」ということもおこっている可能性があります。

     まずは、ここはお母さんが焦ったり不安な顔をみせたりしてはいけません。一ヶ月もあれば十分修復できます。たしかにおっしゃるように、消化不良にもなっているとは思います。
     申しましたように、苦手な分野と得意な分野、嫌いな分野と好きな分野に分けて、この一ヶ月は「好き」と「得意」の算数に徹していく「復習」から入りましょう。
     「できる」という意識と手応えの回復が先です。

     塾の、むしろ「通常の講義」部分が大切です。ただ、宿題の部分は、「よい意味での手抜き」をこれからはしていかなくてはなりません。「宿題」の部分も、講師にお願いして「優先順位」をつけてもらいます。「すべてやりますが…」、とことわった上で、「優先順位」をつけてもらい、最優先のものしかしない、ということでもこの際よしとしてやってください。
     テスト直し、も、こだわる必要はありません。これからの講義・演習で「自動的に」復習もかかっていくはずですから…

     小6のこの時期は前にも申したことがあるのですが

    ☆ 多数で鍛えて個人で修繕

     という「形」がよいのです。個別や家庭教師に切り替えてももちろん対応できないわけではないですが… この時期は「個人で修繕」の部分で、家庭教師を投入、というのならまだ可能な作戦です。
     苦手、嫌いな分野を「ていねいに」解説してもらえる、ということが可能だからです。ただ、塾すべてをやめて、というのはこの時期は避けられたほうがよいと思います。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【2297717】 投稿者: ぽこぺん  (ID:vPECOyF13M2) 投稿日時:2011年 10月 17日 00:53

    しろくまさま

    アドバイスありがとうございます。

    算数の失点の原因はどれもあてはまるような気がしていますが、一番の原因は易問の演習不足と精神的なものが大きいかなと思います。

    勉強しても、頑張っても上がらない偏差値ばかりでは精神的につらくなるのは当然ですよね。

    そんな娘の姿を見て励まさないといけないのに、親の私のほうが不安であせってしまっていました。

    もう時間が足りないのではとも思い、思いつつも焦り、、、
    思い切って相談させていただいてよかったです。

    模試のやり直しの問題については正答率から解けないといけない問題を判断していましたが、塾のほうに相談します。
    宿題も相談します。


    塾の先生からは、通常のテキストの例題を解けるようにしてください。
    これはどの学校を受けるのにも必要なことですと言われています。
    6年のテキストに5年の内容もはいっているので、6年のテキストでいいですといわれていますが、娘の場合は5年のテキストからのほうがいいでしょうか?

    とにかく、平常の授業でも、志望校別の授業でも算数がいつも難しいといっています。
    だからといって算数の宿題を投げ出すわけでもなく、もくもくと取り組む姿を本当は励ましていかなければいけないのに、私が不安に思っていてはいけませんね。

    あと、算数に関しては、たとえば、平常では平面図形をやり、日曜特訓では文章問題をやり、といろいろな内容の授業を受けてくると頭の中で解き方がぐるぐるしてごちゃごちゃになるということがあるのですが、これも演習不足からくるのでしょうか?

    こういう時は易問流しとはいえ、どれくらいの量をこなしたらいいでしょうか?
    算数で得意なのは何?好きなのはなに?と娘に聞いてみますが、きっとものすごく少ないとは思うんです。
    ものすごく限られた分野でもかまいませんか?
    すらすらと解けるという経験を積むというのが一番大事ですか?

    また質問ばかりで申し訳ありません。

    勉強している娘を見ていると、こんなに頑張っているのにどうしてという思いと、何かが違っているんだなと思ってきたのですが、それが何か見えてきたような気がしています。


    まわりでは過去問に取り組んでいるとかいろいろな話を聞くとまた焦りますが、まずは娘に少しでも自信を持って算数に臨めるように、娘のがんばりが結果としてでるように私もしっかりサポートします。

    取り組むうちにまた問題がでてきたら、相談させてください。


    ありがとうございました。

  5. 【2298147】 投稿者: 算数があきらめきれない母  (ID:Lrf.QLssTSc) 投稿日時:2011年 10月 17日 13:25

    しろくまさま、2年前に上の息子で大変お世話になり、昨年も中学の勉強で
    いろいろと貴重なアドバイスをいただきましてありがとうございました。
    厳しい結果に泣きました上の息子の方は、入学当初もなかなか思い通りに
    行かないことも多く苦しい状態でしたが、2年になりましてからは、
    先生にほめていただけることも少しずつ増えてまいりまして、
    よい刺激となり頑張っております。
    本日も定期考査言ってくるよ~と言って張り切って出て行きました。
    本当にありがとうございました。
    今日は4年生の下の息子の国語についてご相談させていただきたいと思います。

    上の息子の時には受験勉強にも余裕がなく子供の主体性を軽視した結果、
    中学に入りましてから不都合なことが多かったものですから、
    これは親の私の責任であると考え、下の息子は方針を変えて、
    3年の時から、自習力を重視し、ほぼ放任でZ会の添削(中学受験コース)を与えて参りました。
    くもん式で先取りをしておりましたので、算数の方が得意で、上の息子とは異なり、初見問題に対する発案力は弱いものの、
    ケアレスミスがほとんどなく、これまで受けました他塾の模試でもできる問題は落とさないため偏差値も55-59の結果をいただいてまいりました。
    Z会の問題も受験塾では5年の内容を取り扱う
    問題もございますが、さほど困った様子も見せずに解いております。

    一方国語に関しては、もともと読書量が少なく、上の息子の読むような難しい本を
    手にしては、途中で投げ出してしまう癖があり、簡単な本でも絵があると
    読めるのですが、学年相当の本は最後まで読み通すことがありませんでした。
    ただ学習漫画や、通常の漫画は進んで読んでいます。
    3年生の頃は、Z会の問題や添削もなかなか正解まで記述できませんでしたが、
    答えあわせの際に、隣に模範解答を写させ、自力で書いた解答と重なっている部分に
    線を引かせて違いを考えさせたり、答えのきっかけとなる部分に印をつけさせたり
    していくうちに、記述の解答はほとんどかけるようになってまいりました。

    先日日能研の模試を受けてみましたところ、やはり国語は長文が読みきれず
    答えがわかりそうなのに、記述も白紙状態で帰ってきました。
    添削の場合は時間制限を設けず解かせますし、模試の国語の長文と比べますと
    短めですので、模試の国語はそろそろ厳しいかなと思っていたところでした。
    偏差値も50とちょうど真ん中あたりの結果をいただいてきました。

    そこで、そろそろ速読力をつけたほうがよいと思い、2学年前程度の図書を
    読んで、簡単に内容を話してもらったり、
    Z回の論説文や随筆については、段落ごとに大切な部分に線をひかせ、
    最後に線を引いた部分を読ませてあらすじをつくったり、
    段落がいくつかまとまったら、小見出しをつけてもらうようにしたりして、
    内容把握を強化しています。

    この作業がなかなか苦しいらしくて、国語はあまり喜んで勉強しなくなりました。
    と申しましても拒否反応を示すほどではなく、精読するとどうしても
    時間がかかるので苦しいのだと思います。

    上の息子で私自身が参ってしまいましたため、下の子供には、得点競争は5年まで
    させない方針で手前味噌でいろいろと努力してきたのですが、
    同級生で塾で頑張っているお友達を見てしますと、私自身も
    自分の方法でよかったのだろうかと自信がなくなって
    きてしまいました。

    理科社会については、特に理科で好きな分野があるようで、進んで添削や問題も
    こなしますし、社会は少し難航していますが、教材を与えれば(Z回のテキストの
    穴埋め版を作ったり、別の問題集の問題に知っていることを書き込んでやって
    まねさせるなど)自力で勉強できています。また算数も解けそうな問題は
    整理して解くことができています。
    ただ、いずれも時間制限を設けていないため、自分の都合のよい時間で作業を
    進めていますが、時間がかかりすぎるほどではありません。

    国語の勉強方法について、このような方法でよいのか、長文の理解に
    力点をおいてよいものかアドバイスをいただけますでしょうか。
    どうぞよろしく御願い申し上げます。

  6. 【2298330】 投稿者: 国語が底辺  (ID:BQrzadUH47g) 投稿日時:2011年 10月 17日 16:30

    しろくまさま、
    関東より失礼します。

    息子は現在小学4年、今年2月から大手塾に通塾しています。
    上の子が、今年受験を終えました。
    上の子の受験にかかりっきりになってしまい、
    通塾するまでまったく勉強はせず、
    ゲーム三昧の日々でした。
    当然入塾時の成績は4科とも偏差値30台でした。

    その後、息子の眠っていた脳みそは動き出し、
    現在算数、理科、社会については、
    四谷大塚組み分けテストで偏差値55前後まで上がってきました。
    (良い時は60を超えます)

    ところが、国語については、
    まったく上がる気配がなく、
    偏差値30~35程で安定(安定とはいわないですね)しています。
    平均点の半分も取れていません。
    読解では記号が2つか3つ合っているだけで、ほぼ真っ白な答案です。

    そのうち上がってくるだろうと見守っていましたが、
    もうすぐ5年生ですし、さすがに焦ってきました。

    このような偏差値では、
    おそらく塾の授業も座っているだけのお客さんなのではないかと思います。
    無駄な時間を過ごすより、
    思い切って国語は個別、家庭教師で対応しようかと検討もしています。
    ですが、志望校は上の子と同じ四谷偏差値60程の学校なので、
    超難関校というわけでもなく、
    4年の今からそこまでしなくてなならないか(費用は莫大にかかります)
    という気もしています。

    上の子も国語が大変苦手で、最後の最後まで足を引っ張りヒヤヒヤ受験でした。
    それでも、偏差値30台は取ったことがありません。

    このような息子には、
    どのような対策をとればよろしいでしょう?
    よかったらアドバイスください。

  7. 【2298347】 投稿者: おやじ  (ID:Bj2KL4TzpSk) 投稿日時:2011年 10月 17日 16:49

    たびたび小5息子のことでお世話になっております、おやじです。

    本日は緊張する方法を教えていただきたく、書き込みさせていただいております。

    と申しますのは、何故か国語の授業やテストの時だけ、緊張感が足りないようなのです。
    その結果、テストの成績も偏差値60超えが普通だった状態から、ずるずると下がって50を切るまでになってきました。

    国語の担当の先生も、「最近どうも緊張感に欠けているようです」とおしゃっていました。

    非常に抽象的で申し訳ないのですが、上手く緊張する方法を伝授いただけないでしょうか?

    算数、理科は本人も得意だと思っており、問題はありません。

    国語だけがどういうわけか苦手意識が芽生えはじめ、ここまで落ちてきてしまいました。
    (苦手意識が出始めた当初、小5はじめはまだ偏差値上は60超えておりましたので成績は悪くありませんでした。)

    私としては、まぁ、本番はイヤでも緊張するだろうとは思っていますが、
    本番までに国語が苦手科目として定着してしまうのを懸念しています。

  8. 【2298958】 投稿者: しろくま  (ID:6soeNvh56Mo) 投稿日時:2011年 10月 18日 06:02

    「うさぎの母」さま

     なるほど。そのパターンは、乱文整序の問題の変形のようなものです。話の流れの中で、一定の意味を持つ一文が、どこに入っていたか、というパターンですね。

     じつは、物語文の読みの中で紹介している

    A → B
      ↑
      C

     という形は、ある意味、説明文でも使用されているときがあります。(随筆などはほぼ同じ)
     とくに社会科学系の話の、全体というより、パーツ部分での説明ではよく使います。

    A(鎌倉幕府では源平の合戦や承久の変でご恩と奉公の主従関係ができた)

    ↓ ←C (蒙古襲来)

    B(土地を与えることができなくてご恩と奉公関係がくずれる)

     みたいな説明ですよね。一文に該当するものが、C(原因)であったり、B(結果)であったりする場合が「比較的」多いんです。
     ちょっと因果を意識して考えると、この部分だな、と、見当できる場合があります。

     一見、別方向の対策ですが、最初に申しましたように、乱文整序の訓練が有効です。

     教育大学の附属小学校などでは、昔、「いじわるばぁさん」や「サザエさん」の4コマ漫画を、ばらばらにして並べ替えさせる、という実験授業がありました。
     国語が苦手な子は、こういう「乱画整序」をしても、ストーリー展開などを理解しやすくなります。最近の子どもは漫画やアニメが好きな子が多いようですから抵抗なく「乱文整序」の訓練ができます。
     漫画の並べ替えばかりでは困りますので、たとえば、形式段落が比較的短い文章など、コピーして切り張りして並べ替える、みたいなところから入られてもよいのです。
     めんどうかも知れませんが、たとえば、新聞のコラムなどは、段落をつけてくれていますから、PCのワープロなどで打ち替えられて(ビジネスマンのお父さんなどでしたらいともたやすくできますよね)、乱文整序させてもよいかもです。
     PCの画面上などで扱えるならば、並べ替えも画面上でしてやれば、推敲や試行錯誤もさせやすくはなります。
     この際、乱文整序なども「電子化」してしまえばやりやすいとは思います。

     苦手だった国語が進歩していてよかったですね。できるとうれしい、うれしいと次もしたくなる、量が増えてまたできるようになる、という好循環が起こります。そういう循環局面に入りつつあると思うので、色々取り組ませてやってくださいね。
     しろくまも過去最高点の祝杯をあげたいところですが医者から酒は控えるようにいわれているので、ノンアルコールのビールでがまんしておきます。

     文法の話、ということですが、前から申していますように、もし、品詞名や活用などでお悩みの場合は中学受験の場合は不要ですよ。「敬語」と「判別」で十分です。言葉の係り受けを問う場合も散見されますが、志望校の出題傾向に是非、合わせて学習してください。でないと、大部分が徒労に終わる場合がありますので…

     どのような部分に「わかりにくさ」を感じておられますか? もう少し情報をくださいな。

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