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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2304132】 投稿者: しろくま  (ID:FNbu3MHsvg6) 投稿日時:2011年 10月 23日 12:31

    「りんご」さま

     添削をしてもらっていて、そのコメントが

     「読みが雑」
     「もっとじっくり丁寧に」

     と、なって返ってくる場合… また、しろくまならどういうときにこういうコメントするかなぁ… と、考えてみました。

     1つは「不足」に関してですよね。書いて欲しい部分が「足りない」… ここもおさえてほしいなぁ~ というときにそう書く気がします。

     もっとじっくり丁寧に読む、ということを要求される「記述」… 

     物語文の場合、理由にせよ、心情説明にせよ、前から申している

     A → B
       ↑
       C

     という、書き方にする場合が多いのです。

     「最初はAだったが、CによってBになった」という鋳型ですよね。

     C、つまり、気持ちを変化させた原因や、B、その前の状況などがしっかり書かれておらず、Bに至っている場合がそうなりますし、Bの結論になるためのCやAを違うところからもってきてしまったいる場合もそうなります。
     Bは正しいのに、ACのチョイスを間違えているやんっ ちゃんと読みなさい、ということです。

     説明文は、「例(具体)→意見(抽象)」という枠組みで構成されています。

     抽象の理由は具体に求めて、具体の理由は抽象に求める、という書き方になっておらず、抽象の説明を他の抽象に求めて、その意見を構成する具体例をたどれていない、という場合がそういうことになります。

     やはり、「文脈」をしっかりと追う読み方、を、していない可能性はあります。
     以前に「指示語」の指示内容をおさえながら読む、ということをお薦めしましたが、ひょっとすると、最近はめんどくさくなって、テキトーに流しているかもしれませんね。改めて、指示語の指示内容を確認しながら読む、それの連続が実は「あらすじ」になっている、ということを再度強調してやってください。

     物語文では、気持ちを変化させたモノ・コトをしっかり意識させる
     説明文では、指示語の指示内容をしっかりふまえる

     という読みの訓練、というか意識を高めてみてください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2304137】 投稿者: 「崖っぷちの小学6年生保護者」  (ID:MN0ha39M7II) 投稿日時:2011年 10月 23日 12:40

    しろくまさまへ

    アドバイスありがとうございました。
    本日、子どもは最難関講座&模擬テストのため外出しており、その隙にと洛南国語の大人音読スピードを計っております。
    また、子どもにしろくま様プランを提示する前に、私が設問の部分を読んでから本文を読んでみるなど、試しております。

    そして、子どもが、洛南国語の物語について、最後の設問を読んでから解いてみてどうなるか・・・、その結果は近日中にご報告しますので、その節はよろしくお願いします。

    また、洛南国語の同傾向異学校について、是非ともご教授をお願い申し上げます。

  3. 【2304138】 投稿者: しろくま  (ID:FNbu3MHsvg6) 投稿日時:2011年 10月 23日 12:41

    「算数があきらめきれない母」さま

     親音読・子黙読の場合は、大人のスピードでもむろんかまいません。ただ、そのときは、ちらちら、と子どもの顔色といいますか、顔の様子をみて、視線が本文からそれていないかをよくみてやってください。
     わざとときどき、あれ、これは何て読むかな? とか、これはこうよ、と、その場面のかんたんな絵を描いたりとか、わざと中断してみる、というのも大切です。ちゃんといっしょに読みなさいっ と、言葉で言うと、子どもはわかってるってっ と、反発してしまう場合もありますから、ときどき、この字はなんて読むかわかる? とか、物語文ならば、リズムをつけて「抑揚」した読み方、芝居がかった読み方でもかまわないからしてみてください。(わざとへんな読み方してボケてみて、子どもにツッコミ入れさせる、というときがあってもいいのですよ。)

     ごめんどうですが、子どもといっしょに読む前に、親が必ずその文章は目を通しておく、というのも大切です。漢字が多い文章、ひらがなが多い文章、いろいろな文章で難度もそれぞれちがいますよね。それにあわせて速い、遅いもかげんしていく…
     子どもの好きそうな話、子どもが嫌いな話、などなどの読み方、読む速度などなど、これは赤ちゃんからその子とつきあってきているお母さんだからこそできる「塩加減」ですよ。ここは「かくあらねば」ではなく「うちの子にはこうしよう」ということでよいのです。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【2304252】 投稿者: しろくま  (ID:grpOp0.gWbg) 投稿日時:2011年 10月 23日 14:31

    「ぽこぺん」さま

     追加の質問がおありだったのに気が付かずごめんなさい。ちょっとたくさんのお話しがあって、わからなくなっていました。ほんとうに申し訳ありません。

     塾の先生がおっしゃるように、通常の講義は

    ☆ どこの中学でも通用する7割の部分

     に、力点が置かれています。あとは

    ☆ 広く浅く

     というように分野を設定しています。かんたんに言いますと、過去問の傾向が来年も続くとは限らない、傾向が変化するときだって入試にはある、志望校はあくまでも「いままでの傾向」をおさえているにすぎないのだから、傾向が変わって違う分野が出ても、通常のものをしっかりやっていれば大丈夫ですよ、というセーフティーネットの役割も果たします。

     ただ、であるがゆえに、算数などでは講義№が後ろに行くほど、「やっていない分野」がないように「広く」広げすぎている場合もあり、そこの単元はあんまり深くしなくてもよいのにな… ということまで今までの№と同じ質・量で小テストなんかが行われるときもあります。

     あくまでも、志望校の傾向をふまえて、でも、傾向が変わったときに「あせらない」ように色々しておく、という時期に通常の講義はそろそろさしかかってきます。

     などで「例題復習」に徹するのは9月末日までのものをとくに重点的に、ということでよいとは思います。

     お子さんの場合は、小5からの遡りでもよいですが、そのときは本人にズラっと小5の単元をみせて

     「ここから、やりたいやつ、選んでみて、なんでもよいからね」

     という方法を取り入れると、スムーズに復習に入れますよ。本人のやりたいやつから取り組ませる、というのが復習させるときの大切なポイントです。
     「どれがいいかわからない」と言うたら「じゃあお母さんが選んであげるね」と渋滞なくぱっとこれとこれ、と指示してやってください。
     あらかじめお母さんが考えていたのと一致していたら(たとえ一致していなくても)大げさに、「ああ、それ、お母さんもそれがいいと思っていたのよっ」と言うてやってください。
     復習に取り組む前の不安、というのは、できるだけ女の子の場合は取り除いてやってほしいんです。

     この闇のむこうに何があるかな?

     と言うて前に進ませるのは男の子、

     この闇のむこうに○○があるよ

     と言うて前に進ませるのが女の子、

     です。とくにいっしょにいこうね、と手を引いてやるのがよいので、「お母さんもそう思っていた」「それがやっぱりよいよね」と、同意してやる、というのがポイントです。

     なるほど… 志望校でやる部分と、通常でやる部分の単元に齟齬があるので混乱する、というタイプですね。
     どうでしょう、お通いの塾のカリキュラムでは、どちらかがどちらかを追いかけていく、というような単元構成にはなっていませんか?
     平常で平面図形をやったあと、日曜特訓でまた平面図形がくる…
     日曜特訓で文章題をやったあと、平常でまた文章題がくる…

     スパイラルがかかっているようになっていたら

     これはね、こういうことになっているでしょ? と、計画表なりカリキュラム表なりをみせてやって「安心」「なっとく」させてやってください。

     もし、そうでない場合は、日曜特訓でやった図形の範囲と同じ範囲の平常の教材や小テストを重ねてやって復習させていく、と、ご家庭でスパイラルにしてやってもよいと思います。
     お子さんのキャラクターによっては「頭を1つにしぼってやる」ほうが理解が進む場合もありますからね。

     そういう場合は嫌いなものは何? と、嫌いなほうを選ばせてください。ただし、計画表やカリキュラム表ぜんたいをみせて聞くと、みんないやっ とか、女の子はすべてにシャッターをおろしてしまう場合があるんですよ。そういう場合は、半分だましみたいですが

     これとこれと、2つの中で、どっちが嫌い? と、少しずつ小出しにして選択、嫌いなほうをチョイスさせ、そうでないほうを累積して復習させていく、という方法がよいと思います。その日ごとに、「これとこれ、どっちイヤ?」と聞いて「じゃあ、イヤじゃないほうね」とやっていく、というのもよいですね。

     やはり、すらすら解いていく、という「できる体験」はさせてやってほしいです。もちろん、難問じっくり、という局面も必要ですが、先に「すらすらできるね」という手応えを味わってほしいと思います。

     お母さんのみつめるのはまわりではなくお子さんだけにしてやってください。
     まわりは塾の先生がちゃんとみてくださっていますからね。

     子どもによって、やるべき段階はちがいます。むりに背伸びをさせない、できるところをじっくりでよいのです。その結果、少々他人とは違うことになっていても、それでOK。本人にいちばんよい方法、本人の成績が伸びる方法は、他人が成績を伸ばした方法と一致するとは限らないのですからね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2304429】 投稿者: 牛車のごとし、クニャ息子  (ID:HGvxoRXZgYI) 投稿日時:2011年 10月 23日 18:17

    しろくまさんへ

    たくさんの相談の中、お返事をいただきありがとうございます。
    国語の時間のレイアウトのことで、追加質問させてください。

    9月10月と国語の偏差値は8月から20ポイントも下げたままでした。(他は少しは持ち直したのですが)
    近々に志望校模試があるので、星光平成18年度の国語を自分ペースでやってもらいました。
    自分の速度では75分かかりましたが、7.5割くらい正解できました。
    大問1の読解に16分57秒かかりました。


    息子は、今の読解スピードなら選択問題などは、ほとんど迷わずに選ぶことができるので、読むスピードを上げるのは嫌だといいます。
    現に9月の失敗は、「これくらいの速さで読んでみなさい」という特訓の先生のアドバイスに合わせたせいだと
    言って、かたくなでして・・・。
    しろくまさんのほかの方へのアドバイスを読むと息子の読解ペースを崩さないほうが良いのか、
    やはり少しは強制する必要のあるスピードなのか、判断できません。


    では、どうしたら早く説き終わることができるのか話し合いました。
    やはり以前のやり方に戻って、「記述を後回しにする」ということです。
    一度したうえで相談も考えたのですが、塾で忙しくゆっくりこういう時間のレイアウトをする時間がとれません。
    (一度学校を休ませるべきかと思案中です。)
    とにかく、それで時間が間に合うのか、再度練ってみようと思いますが、これくらいなら補正範囲なのでしょうか?


    夏は、星光も受験校として視野に入れていましたが、今は遠のいています。
    ただ自信も失っているので、次の志望校模試で時間のレイアウトの成果が少しでも出ればと思いました。
    しろくまさんのご感想をお聞かせください。

  6. 【2304606】 投稿者: しろくま  (ID:vYXsSc12tl2) 投稿日時:2011年 10月 23日 22:07

    「崖っぷちの小学6年生保護者」さま

     過去問かぶりを避ける、という意味で、関東の中学の問題をセレクトしてみました。ただ、もちろんすべてピッタリというわけではありません。洛南とたいへんよく似た、という学校は比較的少ないようです。とくに、文中型の語句系のものは、関東では独立題にしているケースが多く、ですので、語句系のものはまったく抜き、ということでお考えください。あくまでも読解中心、ということで。

     何か1つのものを解いてやるぞ、という意識で読むと、同時に他の問題も解ける「読み方」にもっていきます。洛南の場合は、とくに物語はとくにそれが顕著で、最後の理由説明題、心情説明題を1つ意識して読むとずいぶんと違うと思うのですが…

    (同傾向異学校)

    ○東邦大学付属東邦中
    ○日本大学第三中(第一中も使えます)

    ○攻玉社中[説明文のみ]
    ○聖光学院中[物語文のみ]
    ○神奈川学園中[物語文のみ]

     何か追加質問があればどうぞ。

  7. 【2304645】 投稿者: しろくま  (ID:vYXsSc12tl2) 投稿日時:2011年 10月 23日 22:42

    「牛車のごとし、クニャ息子」さま

     星光の平成18年の問題をみてみました。星光の国語の制限時間は60分… 昔もそうですが、比較的時間には余裕がある学校だと思っています。この分量ですと、他の中学ならば50分でしょう。
     じっくり読んで、考えてね、という出題者の「意図」が感じられます。つまり、しっかり読めば確実に答えがわかる問いです。
     説明文などは、たいてい最後は「内容把握題」で、内容に合っているもの、そうでないもの、を判別させる問いなどはしろくまの時代のものと変わっていません。とりあげられているものも平易な文章で読みやすい…

     物語文に星光は特徴があります。ただ、しろくま読解がじつはたいへんよく適合していて、平成18年のものなど、最初の記述などは

    A → B
      ↑
      C

     文末「~のだ」は心情の解き明かし、ということを知っていれば、いきなり最初から記述に入られても正解できます。

     この平成18年の大問1の読解で17分だとして、残りは43分ですよね? この問題で17分ならば何も問題はないように思える(それどころか20分以上かけてもよい)のですが、トータルで60分を越えてしまった理由は何だったのですか? 説明文にそれほど手間がかかってしまった、ということなのでしょうか?
     ちなみにしろくまは大問1は22分かけて解きました。

     星光は、「物語文じっくり、説明文テキパキ」がざっくりとしたレイアウトのポイントです。しろくまは、黙読速度は、物語文は比較的ゆっくり、説明文は比較的速く読みました。その程度の「加減」でよいと思います。とくに星光の物語文は、心情変化が明確な(というかその読み取りに力点をおいた)文章ですから、心情の変化をしっかりとらえながら読む、ということが大切です。

     もし、本人にそれほど抵抗がないなら、速度を上げるとしたら説明文で、ということになりそうです。

     もちろん、むしろ補正するべきでしょうが、この時間のレイアウトをしっかり練る、というのはちょっとまとまった時間をとってしっかり検討されたほうがよいですよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2304661】 投稿者: 崖っぷちの小学6年生保護者  (ID:MN0ha39M7II) 投稿日時:2011年 10月 23日 23:01

    しろくまさまへ

    早々のアドバイスありがとうございます。

    子どもが最難関レベル模試に行っている間に、保護者が洛南国語の最新3年間を、しろくまさんのアドバイスを実践しながら解いてみたのですが、少し質問があります。

    物語は最後の設問1つだけ、先に読ませて、それを解くつもりで読む・・・・とのことですが、
    ほとんどの場合、洛南国語の物語の最終問題は、ラストの場面の登場人物の気持ちのオチを問うもの。
    なるほどなるほど、これだけに答えるつもりで本文を読めば、しっかり全体をよむことになるのですね。
    納得です。
    しかし、たとえば、H21の大問2 最後の問題は(11)脱落文です。
    この場合でも、脱落文がどこに入るかを意識しながら本文を読むのでしょうか?
    それとも1つ前の(10)気持ちを問う問題を意識して読むべきなのでしょうか?

    そして、もう1つ質問ですが、洛南の説明文と随筆に必ず出る、内容要約文の穴埋め問題ですが、これの効率的な解き方はありますでしょうか?
    というよりも、この問題に先に目を通しておくべきでしょうか?

    話は変わりますが、先ほど子どもが帰宅し、最難関レベル模試の結果ですが、やはり国語は偏差値50なかったとのことです。
    この模試も時間に比べて設問数が多く、息子の苦手なパターンです。
    そろそろ国語上向いてくれればと祈るばかりです。

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