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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2298962】 投稿者: しろくま  (ID:6soeNvh56Mo) 投稿日時:2011年 10月 18日 06:24

    「転校生」さま

     関西の私立に、最近は男子校が減ってきましたよね… 昔の人間のしろくまとしてはさびしい感じがしています。
     私立の選択、というのは大学実績などももちろん判定の材料にはなりますが、塾の偏差値表だけみられて学校探しをする、というのは(それはそれでキッカケにはなりますが)、後々、「ああ、こんな学校もあったんだ」という後悔につながらないとも限りません。
     公立とは違う教育を求める、という部分に、キリスト教や仏教、男子教育や女子教育、などなど「目に見える」部分の「差異」が昔はありました。
     ただ、ふりこはまたもどる、というところがあり、共学化がすすんでそれがよい、となっても、みんながそうなると、特別さをもとめてまた違う価値観を求める…

     「うちはこうだがみんなにあわせる」も教育の視点
     「みんながこうでもうちはこう」も教育の視点

     星光・明星・高槻などなど、昔っからの男子校は、男子校であることを貫いてほしいなぁ、宗教教育やそれぞれの建学の精神、というのをブレさせずに続けてほしいなぁ、という気がします。
     民主主義国家の教育というのは「選択の自由」がないといけないと思います。ある部分は同じ、でもある部分は違う、選択肢が少ない、というのはしろくまの世代の人間は短絡的にファシズムに結びつけちゃって、どーもまた逆の柔軟さに欠けちゃうんですが、やっぱり色々な学校が用意されてほしいですよね。

     ずいぶんと余計な話をしてしまいました。すいません。高槻は、そういう意味では北摂にあって個性的な位置づけの学校ですよね。

     さて、理科に関してですが…

     昔っからですが、第1問目をいわゆる「物理・化学」系の問題で、がーんとぶつけてきます。難問のときもあるし、やけに今年はかんたんだな、という年もありますが恒例の「オープニング」です。
     物理化学系が苦手な子は、はい、これは後で考えま~す、と、生物系の問題から始める、というのが、まぁ、塾でもきっとご指導が入るところでしょう。
     「浮力」「音」など、時々、あまり深くはやらない分野の出題も出てきて、これはこれで対策をしておく必要がありますが、やはり実験系の「ものの動き」は類題を他中にもとめて、練習しておく必要はあります。
     また、「てこ」なども設定がややこしいものもチャレンジしておきましょう。
     六甲の理科などと、出題のコンセプトが似ているかもしれません。環境など現代的な問題も理科の切り口で問うものがみられます。
     「植物」に個性的な出題がありますが、まずは兵庫県の女子中にみられるような理科の「暗記物」は易問流しとして幅広くおさえた上で、第1問目の物理・化学系の問題をふだんは「じっくり」考えておく、という作戦がよいと思います。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2299248】 投稿者: 崖っぷちの小学6年生保護者  (ID:PCuhsmjghlo) 投稿日時:2011年 10月 18日 12:28

    しろくまさまへ

    はじめまして、小学6年生(男子)の保護者です。
    受験まで後わずか、なかなか国語の得点力が上がらないことに焦りを感じております。(具体的には、短時間に大量の設問を処理せねばならない洛南の過去問で得点できません)
    是非ともアドバイスをお願いします。

    まずはウチの子の様子を詳細にお話しします。
    小学4年より、浜、望の次に来るレベルの準大手進学塾に入塾
    本命校・・・洛南
    併願校・・・大阪星光または洛星
    成績・・・・6年の9月までは総合偏差値で68~65あたり。
    理科と社会でぶっちぎりの成績を取り、算数も比較的得意。(特に理科の力学・化学の計算問題が大好きです)
    しかし国語は苦手意識が大きく、5年までは偏差値60程度を維持しておりましたが、6年前半の実力テストでは55あたりまで低下(50まで落ち込むこともありますが、たまに65まで上昇することもあります)
    6年後期の最難関コース実力テストでは平均点を下回り、洛南過去問もぼろぼろの日々です。
    最近では、焦って本文書き抜き問題ですら誤記したり、字が汚いで減点されたりと散々です。
    ただし、小学4~5年の頃は読書に夢中になり、今でも活字を読むことは大好きです。

    「保護者から見た国語の問題点」
    問題数が多く、時間に追われる洛南過去問で得点出ません。
    (試しに時間無制限でやらせてみたら、なんとか合格点を取れます)
    本人は「とにかく時間がないので、最後まで解答することだけしか考えられない。本文をじっくり読めてないので、簡単な選択問題すら間違えてしまう。いきあたりばったりになっている。またハイレベルな塾生に囲まれる最難関コース実力テストの会場は、気分的に苦手。」と言っております。

    逆に、通常授業で実施する問題演習で、解答用紙=原稿用紙と見間違えるほど記述問題が多く、全体の設問数が少ない洛星、大阪星光は、かなりの高得点を取れております。(特に本文そのものが物語として面白い洛星と高槻は、楽しみながら解いております。また長い記述問題も大好きです)

    また、説明文、物語、随筆について、特に弱いジャンルは見当たりません。
    (女の子が主人公の物語文でも大丈夫です。)
    漢字、ことわざ、四字熟語などの知識分野、そして助詞、助動詞などの識別は比較的得意ですが、勉強として面白みが感じられず、対策が遅れがちです。(そろそろ集中して知識分野の総復習をと考えています)

    見るに見かねた塾の国語担当者様も本腰を入れて、個別指導に乗り出していただいており、問題演習(洛南の過去問)&解説の時間を一対一で設けていただいております。
    その際、国語担当者様から頂いたアドバイスは、
    ・洛南や類似校(四天王寺や開明)を、制限時間マイナス5分で解く訓練を積む。これを繰り返すことで、自然と得点力は増す。
    ・洛南の合格ラインはそれほど高くないので、時間がかかりそうな問題はとばしてしまう。
    ・この子の場合、設問を先に読むなどの小細工は、かえって混乱する。本分→設問の順に正攻法で進めるべき。
    ・志望校の過去問を穴があくほど繰り返すべき。これで得点力は高まる。
    ・あと3か月あれば、大丈夫。
    以上です。
    国語担当者様はベテランで塾の看板教師にもなっておられるほどの方です。しかし、6年後期は具体的な解答のコツやテクニック的なことはあまり教えず、とにかく過去問に慣れろという主義のようです。

    「ご相談」
    時間に比べて問題量が多い洛南や四天王寺タイプ(60分で説明文、随筆、物語の大問が3つ)の苦手意識が強く、具体的にどのように対策を練れば良いかが解りません。
    配点が国150、算150、理50、社50の洛南を前に、国語を克服せねばと焦っております。
    どのようにすれば、時間に追われるタイプの学校に対応できるようになるのでしょうか?
    また、国語の場合、1度やった過去問は、正解を覚えてしまうため、繰り返しても効果がないと思うのですが、やはり繰り返して解くべきでしょうか?

    是非とも具体的なアドバイスをお願いします。

  3. 【2299650】 投稿者: うさぎの母  (ID:vOCfTdCWp06) 投稿日時:2011年 10月 18日 18:54

    お返事ありがとうこざいます。


    さっそく祝杯をあげて、またまたやる気になっております。
    なんと、なんと、ネットで得点をみると、
    自己採点プラス10点で110点近くだったのです!!!
    これは幻かとふと思うほど・・・本人も興奮して、
    早く平均点が出ないかと楽しみにしております。



    ①一文を挿入するのは、さっそく新聞のコラムをパソコンに
    落としてみたいと思うのですが、
    自宅では経済新聞しかとっていないので、これからためになりそうで、
    この新聞ならお勧めの欄がありますよというのがあればぜひご紹介ください。
    特別ないようでしたら、いくつか購入して今週中に購読しようと思います。



    説明文はしろくまさんのアドバイスの方法で、
    ある程度のものは読みこなせるようになってきました。
    祝杯をあげて、またまた問題が・・・。


    ②専門用語が凝縮したかのよううな説明文で、どうも考えこんで
    しまうようなのです。
    こちらは、つい最近悩んでいた文章の中盤あたりの文章です。

           ↓

     私たちの体を構成する体細胞には、遺伝子情報を担う染色体が
    二三対(四四本)は、常染色体と呼ばれ、男女共通の染色体である。
    そのうち一対は、女性がXX、男性はXYと、男女で異なる性染色体であり、
    それ以外の二二対(四四本)は、常染色体と呼ばれ、男女共通の染色体である。
     その染色体二三は、それぞれ一本ずつ母親と父親の両方から染色体をもらうが、
    遺伝子として発現するのはいずれか一本である。どちらが発現するかは、一部の
    優先の印かのついた遺伝子を除き、ほとんどランダムに決定される。
    したがって、全体のゲノム、すなわち一人の人間がもつすべての遺伝子情報は、
    二三対の染色体で両親のどちらの遺伝子が発現するかによって相違が生まれ、
    その種類の組み合わせにより(2 23)=70,368,744,177,664(約七0兆)通りとなり、
    同一の両親が現在の地球の人口の一万倍の子どもを産んではじめて、
    同一の遺伝子配列をもった子どもができるという確立となる。
    (説明がまだまだ続きます。)


    ここで、何を言ってるんだろうと・・・?頭の中が混乱してしまって、
    ここから先は、頭が混乱したまま読んでいたので、その先は何を言ってるのか
    わからなくなってしまったということなのです。
    一応、指示語、~のだ、逆接語には印がついていたのですが。
    どうも専門用語が羅列された文章だと、この混乱が起きるようです。


    読む時のアドバイスをしたいのですが、
    ~のだ、指示語、逆接語、要約してる後以外は、
    さらりと読んでしまっていいよと言っていいのか?
    読む時の具体的アドバイスをどのようにしたらよいのでしょうか。
    これを克服できると、かなり説明文の点数も安定するような気がしますので、
    どうかよろしくお願いいたします。



    ③文法は、しろくまさんのおっしゃる通り、
    「敬語」と「判別」のみやっています。
    余談ですが、私が学生時代に何が国語で嫌いNO.1がこの文法です。
    まずは自分が克服しようと頑張ってはみたものの、空回りしてしまっているみたいです。


    娘とのやりとりを詳細に書こうと思ったのですが、
    びっくりするほどに、まとめブログの方に載っていたことが、
    先日の親子のやりとりなので
    まとめブログより抜粋させていただきます。

    >「しろくまの話は、つまらない」の「ない」は何でしょう??
    >え、「ぬ」に置き換えられるじゃん! だから助動詞! 「しろくまの話はつまら『ぬ』」と言えるしね~
    >と、思ったら、落とし穴にはまりました~ 「つまらない」の「ない」は、「つまらない」という形容詞の一部なんですよ。
    >そんなこと言っちゃうとわからなくなるやん~ と、困る子も出るので、
    >
    まさに、このやりとりそのものでした。
    もちろん助動詞とかいう言葉は使いませんでしたが、
    「ない」でハマり、抜け出せなくなりました。


    そこで「ない」は、まとめブログから、しろくまさんまとめノートに書き教えました。 

       ↓

    ☆ 助動詞「ない」は裏返すことができるが形容詞の一部「ない」は裏返せない
     食べない⇔食べる 進まない⇔進む 書かない⇔書く 読まない⇔読む 見ない⇔見る
     でも、「少ない」の「ない」は裏返せないですよね。「つまらない」の「ない」を裏返すと変でしょう?
     この本はつまらない ⇔ この本はつまる 意味不明


    「ない」の活用のように、他の活用も簡単にわかりやすい方法はあるのでしょうか。
    また、言葉を入れ替える判別のやり方も、私の説明だと下手なのか
    わかりずらいそうです。



    ④ここからは私の質問です。


    「に」「で」「が」「の」「と」
    「ない」「られる」「そうだ」
    「ような」「た」「だ」「から」「ながら」

    これの全部の活用を覚えるようにと言われたのですが、
    やはり全て覚えるべきなのでしょうか。
    それとも、まだ沢山あるのでしょうか。

    また、第一志望の学校に出題されていた過去10年のものは、

    「の」「が」「れる」「う」

    です。

    だぶってる年度はないので、出題されるとしら、
    それを差し引いた判別だと思うので、ある程度まとを絞って
    やっておいた方がいいかと感じています。

    でも、どこまでやればいいのか、
    文法は大大大の苦手分野なので、アドバイスをぜひお願い致します。

    すいません。今日はとても長くなってしまいました。
    言葉足らずで、文章もまとまりがないので、伝わるか不安ではありますが、
    よろしくお願い致します。

  4. 【2299798】 投稿者: 転校生  (ID:bM7e4xQawBk) 投稿日時:2011年 10月 18日 21:08

    しろくま さま

    そうですね。それぞれ学校の独自性や伝統校らしさって大事にしてもらいたいですよね。いまは共学化の流れですが、男子校の良さを持っている学校だと思うので、ぜひともそのままでいてもらいたいですよね。第一志望としたのは男子校であることと理系に強いことなので、自由な校風といわれているところを含めて、良いところを残して行ってもらいたいです。

    ところで、理科の傾向おしえていただいてありがとうございます。
    我が子は物理系が大好きで、過去問はぱっと見でとっつきが良かったようなのは、物理系が第1問だからですね。
    てこやばねのややこしそうな問題を考えるのが大好きです。なんというか、よく言えば、知的好奇心が刺激されるような問題、というのでしょうか。算数でもニュートン算とかいう私には分からないような問題をおもしろがって解いています。
    得意分野で点数を稼げるよう、こちらも他校の過去問など取り組ませてみたいです。

    我が子は、そういうタイプなので、こつこつ真面目に取り組めば点数を稼げる暗記物がダメです。植物や、漢字・語句など。社会を捨てて3科にしたのも暗記がだめだからです。それでも、生き物に興味があって、動物図鑑や昆虫図鑑を小さいころから眺めているので、生物は結構いけます。ここへきて、これまでこつこつ頑張ってこられた子どもさんたちと開きがでてきたかなぁ、と親は感じていますが、本人もきちんとテスト結果を自分で分析して、足りないところをやっていこう!と思ってくれたらよいな、というのが大きな課題です。・・・と、独り言のぐちみたいになってきました。読んでいただきありがとうございました。

  5. 【2300066】 投稿者: マッチー  (ID:zFDolomTkvg) 投稿日時:2011年 10月 19日 01:43

    しろくま 様

    はじめまして。
    関東在住6年女子の母です。

    夏以降の算数の伸び悩みを相談させてください。

    少しづつ算数が伸びなくなってきているので塾のデータを元に弱点を探してみましたら、
    娘の場合『相似・立体図形と比』など、図形が明らかに足を引っ張っているようです。

    7月終わりに受けた『立体図形』のカリテはボロボロだったので復習をして夏期講習にのぞみました。
    が、夏期テスト3と4のテストも結果は悪くそれも『図形分野』が原因でした。
    夏明けの模試の算数も図形分野の間違いで偏差値も上がらずでした。

    夏休みには、夏期講習(難問テキスト使用)のテキストの他に前期のテキストをコツコツと復習していましたが、なかなか力として現れなかった上、
    夏休みは難問ばかり取り組んでいたので結局何も得られないまま終わってしまった感があります。
    夏前から自分で計画を立てて勉強したがるようになり、夏休みは私はほとんど口を出さずにに見守った結果です・・。

    本人は下がっていく成績とは裏腹に、夏前よりもモチベーションも高く「図形を克服してレベルアップしたい」と申しておりますので何とか力になってあげたいと思っています。


    本科テキストは基礎だったら出来ますが、テストだと「相似の補助線がひけない・相似だと気付かない」などが本人の感想です。
    過去問も数年取り組んでみましたが、図形がネックで思うように点がとれず今はストップしている状態です。
    あと3か月・・・図形の克服にどのような学習をしていけばよいでしょうか?

    今まで間違えたカリテ・公開模試の図形分野はすべてコピーをして解き直そうと思っています。

    どうぞ良きアドバイス、宜しくお願い致します。

  6. 【2300367】 投稿者: 秋冷  (ID:cLrBotAmv0I) 投稿日時:2011年 10月 19日 11:56

    しろくま様、はじめまして。

    中学受験を終え、第一志望の中学に合格をいただき入学したのですが、
    その後の学習(定期考査)で頭を抱えております。

    受験と定期考査では真剣さが違うのは重々承知なのですが、どうしたら
    良いか答えが出ず、昨年の今ごろずっと欠かさず拝読させていただいた
    色んなお子さんと接してこられたしろくま様になにかヒントでもいただ
    けたらとすがる気持ちです。

    息子は精神年齢が幼く、受験時も最後まで自学自習はできず、母親が
    丸付けや進捗状況の管理をしてまいりました。

    中学に入り、学校側も自己の自立を重んじる方針でしたので、1学期の
    中間は本人に任せました。結果として欠点が数教科出ました。
    その時点で親子でよく話し合い(と親は思っております)、期末に関して
    一緒に計画を立てることをしました。ただ実行は本人の意識に任せ
    たところ、数は減ったもののまた欠点の教科が出ました。

    夏休みの宿題も本人に任せていたところ、殆どしておらず、8月の半ばから
    親が管理をして終わらせました。

    そして2学期の中間テスト。勉強の仕方が分かってないのじゃないかと
    いうことで、数教科一緒に勉強し内容もチェックしました。

    最後の2教科は口頭で注意するだけで本人に任せました。

    見事この2教科が欠点になりました。

    本人曰く「勉強しないといけないと分かっていたけど、眠たかったので
    あとでやろうと思って寝てしまった」でした。

    いつでもこのように「あとで」「なんとかなる」と自分に言い訳して
    悪い結果を経験するのに、全く経験からの学習が出来ずに同じことを
    繰り返します。

    親が管理してやらせればやりますが、こと学習に関して自発的に
    やりたくないけどやらなければ…といった意識がありません。

    この先自発的な気持ちが湧くのを期待して手を貸していくべきなのか、
    やはりそれは本人のためにならないので、放校覚悟で本人に痛い思いを
    させ続けるべきなのか(欠点は部活停止につながるので、部活命の息子
    は勉強はしないくせに欠点になると落ち込んだりします)、どうしたら
    良いのでしょうか?

    何かヒントだけでもいただけないかと厚かましくも中学受験の板に
    書き込みさせていただきました。

    お時間あるときで、後回し後回しで結構ですの、一言アドバイスいただけ
    ないでしょうか。どうか宜しくお願いいたします。

    ちなみに欠点になる科目は決まって直前の努力が結果に出る社会理科系の
    暗記科目です。学習能力的についていけていないとは感じません。努力が
    たりないと感じます。

  7. 【2300824】 投稿者: しろくま  (ID:1YPLmg/882E) 投稿日時:2011年 10月 19日 21:33

    みなさまへ

     知人の法事で鹿児島に行っておりました。レスが遅れて申し訳ありません。もっと早くに帰宅する予定だったのですが… さきほど帰宅いたしました。明日、必ずレスいたしますので、しばらくお待ちくださいな。すいません。

  8. 【2301064】 投稿者: しろくま  (ID:sPLYihLetuc) 投稿日時:2011年 10月 20日 06:49

    「算数があきらめきれない母」さま

     子どもには、子どもの数だけ発達段階、というのがあって、まずはその発達段階に適した場所でしっかりと学習すれば、確実に成長していけるんです。
     それを色々な大人の思惑から、(親の愛をバイアス、なんて言ってしまうのはいけないことだと思うんですが、ついつい親も愛するあまりにゆきすぎてしまうことがあって)歪めてしまうときってあります。
     合格した学校が「そのとき」の適正校なんです。そこでしっかりと取り組むかぎり、さまざまな才能に気が付きやすく、また多くの共鳴できる友人にも遭遇し、しっかりと成長できます。
     いまごろが定期考査の時期なんですか… そういえば、卒塾した子たちも、10月の第一週や第二週あたりによく「質問」をしにきました。
     中1の最初のころって、自身の出身の塾は「もう一つの母校」で、けっこういろいろな話をしにきてくれましたし、定期考査の対策の質問などに、学校の帰りなどに立ち寄ってくれたりしていました。
     最初は同じ塾出身の子たちが「グループ」を形成しているんですが、いろいろな学校行事を通じて「溶融」していって、中1の二学期も過ぎるころには、塾に顔を出すこともなくなってきます。
     秋が深まるころに

     ああ、あいつらもとうとう自立したなぁ~

     と、「第二の卒業」をさびしいやらうれしいやらに感じた秋でした…

     さてさて、弟さんは、小学4年生。ただ、塾ではぼちぼち、小5の学習内容も、「前倒し」に入れてくるところもあります。

     お話しにある方法のうち、

    A「隣に模範解答を写させ」
    B「自力で書いた解答と重なっている部分に線を引かせ違いを考えさせたり」
    C「答えのきっかけとなる部分に印をつけさせていく」

     これらは何も間違った方法ではありません。ただ、しろくまとしては、

     模範解答「を」みつめさせすぎない
     模範解答「で」文章を読み直す

     というところに留意してほしい、と、付け加えておきたいと思っています。

     ついつい、模範解答をよくみなさいっ 自分の答えとどう違うか考えなさいっ と言うてしまうところなんですが、どうしても子どもそう言われると、ほんとに「そのまんま」解答をじっとみつめてしまって、大人のその言外にある「文章とつきあわせて」という意味を汲み取らずに「考え込んでしまう」ことになります。

     「模範解答からの逆流法」は、どうして、そういう模範解答になるのか、作成者はどうしてそれを模範解答にしたかを、「文章から」読みとる、というところが大切になります。
     ですから、Cこそがもっとも大切な部分。ABももちろん「前提作業」としてやらせてよいのですが、それを「目的」とならないように、「それくらいわかるだろう」と思わずにみてやってください。

    D「読書量が少なく…」
    E「難しい本を手にしては途中で投げ出す…」
    F「学年相当の本は最後まで読み通すことがありません」

     というところは、たびたび申し上げるように心配はいりません。そこをお兄ちゃんと「比較」してやるとかわいそうです。まったく別の「個性」である、と、みてやってくださいね。

     Dですが、じっさいの入試問題(まだ小4ですからこれに当たることはまったくありません)や問題集の「文章」を読むことも立派な「読書」になっています。
     教育評論家の方々や一部の小学校の先生方が、

     「また子どもなのに入試問題ばかり解くなんてっ」

     と、お怒りになられることの一部はしろくまも否定しません。でも問題集にとりあげられている「文章」を読むことは立派な読書です。
     「問題集読書」「入試問題読書」は、じゅうぶん一冊の本を「読み通す」こと以上に小学生に適している、と、思っています。
     なが~い物語の、なが~い説明文の、ある特定の部分を抜粋して「読む」わけですから、多種多様な文章に接することができます。
     ちゃんと「読書」になっています。

     最初に申しましたように、子どもには、子どもの「発達段階」があります。語彙・経験、そしてそれにねとづいて何に「共鳴」できるのか… これらは「遅滞」というより本人の興味、好き嫌いに由来する「個性」の場合も多いのです。
     「1つ前の学年」相当の文章でよいではないですか。また、長い難しい文章などを「今」読めなくてもいっこうにかまいません。
     実際の入試に出題されている程度の「長さ」の文字数の文章を読めればそれでOK。となれば、「入試問題読書」がもっともお子さんには向いている、とも、いえるでしょう。

     物語文くらいならば入試問題でも読めますよ。「親音読・子黙読」でやってみませんか?

     教育、というと、ついつい「○○道」というように「道」的に理解して「修行」や「苦行」がよいのだ、と、思われる方も多いのですが、中学受験に関してはほぼ錯覚だ、と、ご理解してください。

     もちろん、量や訓練には一定以上の苦しみはあるのですが、

     「この作業がなかなか苦しいらしく…」

     という部分を続けさせると、「国語嫌い」になってしまって、それが後々の「国語忌避」になり、国語が嫌い、演習量の低下、国語の得点力低下、苦手意識… という悪循環に陥ります。

     親がなんとか国語をできるようにしよう、という「作業」が、かえってどんどん国語をできなくしていく、ということになります。

     迂遠かもしれませんが小4配当の市販の問題集などをざっと親音読・子黙読で「問題集読書」をして、本人が興味を持った文章、おもしろいと感じた文章にしぼって、おっしゃられている方法を「さらっと」やらせて、「ちゃんと」できていないことにもいっさいケチをつけない、というところから入っていってください。

     理科が好きな子ならば、理科に関するような説明文をチョイスして「問題集読書」でよいんです。
     嫌いな文章、苦手な文章を「読む」必要など「今は」まったくありません。

     本人が「へぇ~」と思う内容が書かれている文章に「共鳴できる音叉」をもっている、と、いえます。そういう説明文ならば小4でも「設問」に取り組ませてもOK。そして「解き方も身に付く」文章です。

     しろくまが理想とする「問題集」というのは市販されていません。だいぶ前にもこのことは書いたのですが

     「理科が好きな子の国語問題集」
     「社会が好きな子の国語問題集」
     「スポーツが好きな子の国語問題集」

     って、出版社の方、つくってくださいませんかねぇ… 小5までの問題集ってこんなのでよいんですよ。

     生物が好きな子って、昆虫の説明文、動物の説明文、植物の説明文って、ほんとに興味深く読みます。
     社会が好きな子って、日本はこうだがアメリカはこう、みたいな比較文化の説明文、大好きです。
     野球少年は、クラブ活動なんかで悩む少年が主人公の物語文、満点とっちゃいますよ。

     お子さんが好きそうな文章を問題集や入試問題から探してきて、それをコピーして切って貼って、お子さんのための問題集・文章、集めてやればよいんです。
     そして設問にこだわらない。どうしても何か考えさせたいときは1文章1設問で…

     で、これはこいつが嫌いな文章だな、というやつも密かに集めておいて、

     「○○くんが大嫌いな文章の問題集」

     というのも作っておくんです。で、小6の夏休みくらいにそれをみせる。

     げぇ~ なんやそれ~!?

     と、なるんですが、男の子っておもしろくて、よーーし、じゃあそれやってやろーじゃんっ て、なるんですよね。
     「これをやれっ」というより、「これできないやろっ」というほうがやりはじめる場合があるんですよね。

     すいません。ちょっとズレた話になってしまいました。でも、まだまだ工夫はできますよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

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