最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2313631】 投稿者: 迷走の母  (ID:i6qxyoZsOB.) 投稿日時:2011年 11月 02日 00:03

    しろくまさま

    早々のお返事有難うございます。

    おっしゃるように「やる気になれば大丈夫」と思っているふしがありましたので、9月以降はもう時間がない。受験するならやるしかないとこんこんと話してきました。また「やらないなら、受験をやめなさい。公立でしっかり勉強して高校受験を頑張ればいい」とも伝え続けてきました。
    塾にも子供の状態を話し、先生も家でしないならと、毎回居残りをさせて問題を一問でも多く解かせたそうです。その状態が続いて・・・ご相談させてもらった状態になりました。

    先日塾を辞めると言って来た時に「受験をするなら塾で頑張るしかない」と話しましたら、「塾に行かないと受験は出来ないの?自分で問題集を買ってやる。そして受験する」と言いました。「塾に行かなくても受験は出来るが君の目指す学校は塾と言うツールを使わないと自学では難しい。お母さんでは教えきれない」と申しますと、「ほっておいて」っとなった訳です。

    現在、塾では通常授業と志望校別特講プラス講習も受けています。塾の先生は宿題は習熟の確認なので気にしなくいい。まずは授業を受けて貰いたい。と言われています。
    ほぼ毎日5時間は塾で勉強をしています。私もしっかり塾で勉強していれば、ひとまず様子をみようと思いつつ、時間のなさにこれでいいのかと不安になりご相談しました。
    ブレーキからほぼ10日ほど経ちました。今日はブレーキ以降初めて理科の宿題をしました。こだわっている算数はやれませんでしたが、「やるよ」と口にしました。また自主的に居残りをするとも言い出しています。
    最終的な判断を下す前にもう少し本人に任せて様子をみてもよいのでしょうか?
    過去問は塾でどんどんさせているようですので、見守ることでよいのでしょうか?

    何度もすみません。

  2. 【2313681】 投稿者: ぽこぺん  (ID:vPECOyF13M2) 投稿日時:2011年 11月 02日 02:59

    しろくまさま

    さっそくのアドバイスありがとうございます。

    「にごり」のお話本当にそうですね。

    子供のためにと思って塾の先生に相談して「こうしましょう」といわれたことは私がしっかり取り組ませるようにしなければと、もしうまくいかなかったら私に責任があると思っていました。

    それでいい部分とダメな部分があるということですね。

    娘の性格も「ほっといて。自分で考えてやるから」というより、「いっしょにやって。そばでみててほしい」というタイプなので、近くで見ていると厳しく言いたいことがあったり、それが原因でお互いイライラしたりと。。。

    娘との間にズレがでてきてしまっていたんだなと深く反省しているところです。

    このまえも過去問でおしいところまで解けていたのですが、正解にはならずまたその勘違いも同じことを何回もしているところだったので、
    「またこの問題途中から間違って。でもここから先を気を付けたら正解だね」
    と言ってしまいましたら、
    「先生に聞いてわかったもん。それ以上言わないで。こんなんも解けないのかって言われてる気がするから」
    と娘にいわれたところでして、、、
    きつい調子ではなく、私としてはあれあれまたこのまちがいしてと思いつつ「おしかったね。もうちょっとで正解」
    といいたかったのですが、そうとは受け取っておらず、責められていると受け取っていました。
    ご指摘の通りです。

    今までわからなかった問題が解答を見ないでとけたときや、やっとわかったというときは「この解き方説明したいから聞いてね」といってきたことがたびたびありました。
    その時は気持ちが前向きといいますか、、、
    私が「ここはこうでしょ」と説明してやっているときはどうしても空気が重くなり、、、

    これからは「発表型」でやっていきたいと思います。


    塾の先生からも課題の絞り込みの返事をいただきまして、さっそく取り組んでいるところです。
    その際に、わからないところがあれば、どこの講義のところでもいいから質問にくるように言われています。

    ところが娘はなかなか自分から質問に行かないんです。
    解説を見ても「うーん」となっている場合は、質問に行きなさいと言っても「もうちょっと考える」とか「今解説見てわかった」とかいいまして、、、

    質問に行くのにちょっと勇気がいるみたいです。
    どうしてなのかわからないんですが、、、
    事前に私が事務の方に連絡したりするとスムーズなんです。少し手をかけすぎてしまったかと思っています。

    あとは今取り組んでいることをいつごろを目安に終わらせていくかということなんですが、、、

    算数の復習はあとできればあと2週間でやり切りたいというのが目標です。(易問と塾から絞り込んだ課題)
    それから過去問に入っていこうと思っていますが、このようなペースで大丈夫でしょうか?
    もしかしたら復習にもうちょっと時間がかかるかもと思うのですが、過去問もやらないといけませんし、塾のほうでも総復習にかかってきますからそこでも補えるかと思っています。

    もう少しスピードアップが必要でしょうか?

    いろいろ取り組むべきことがわかってきたのですが、時間をどのように割り振っていったらいいのか悩んでいます。
    ある程度復習しないと過去問も解けないでしょうし、かといって過去問にも時間がかかると思っていますので。

    本来なら塾の先生に相談となると思うのですが、今のところ娘なりのペースになっていますので、これからの時期でこの課題をいつまでにというような目安がありましたら教えていただけたらと思います。

    よろしくお願いいたします。

  3. 【2314527】 投稿者: しろくま  (ID:6tK8NKPldmo) 投稿日時:2011年 11月 02日 22:03

    「四年生女子」さま

     最初にズバっと言ってしまいますと、理科や社会なんて、塾の先生のおっしゃるように、「今は」小テストでしっかり得点を積み重ねる、日々の計画表の№ごとの勉強に取り組んでいく、ということで十分ですよ。

     やはり算数と国語… この場でみなさんとおつきあいをさせていただくようになり、頭の古いしろくまも、ずいぶんと最近の入試の「研究」をしてきました。洛南は、しろくまの時代は男子校で、そのころから算数はずいぶんと手間のかかる、時間内での処理を要求されるものが多く、文章題の「速さ」の難問、立体図形の問題などなど、女子が得点しにくい問題がたくさん見られます。
     共学化されてから、何か「配慮」があったのかというと、まったく無し… 女子が受けるからといって特別なことは何もされずにきているように見受けられます。

     志望校が洛南・四天となりますと(目下のところは併願可能なわけですが)、四天も理系の大学・学部に、すさまじいといっていいくらいの実績を持つ学校ですから、算数なども難問も入ってくるでしょうし、(国語はずいぶんとここ数年で緩和されましたが)、時間内の処理が要求されるものとなっています。

     まぁ、だからといって、女子の場合、お子さんにはけっして「算数むずかしいわよっ」「だからこれくらいできないとだめよっ」「満点とるつもりでやりなさいっ」、などと「余計な」プレッシャーを「今から」かけてはけっしていけません。

     難しい問題「も」出るから、
     「時間をかけて」
     「小6の夏休みすぎまでに」、

     しっかりできるようにしようね。

     という言い方をしてやってください。難問を、「今」できなければならないのだ、と、いう追いつめ方はぜったいにしてはいけませんよ。

     国語の長文に関しては「主観的時間制限」で、とにかく、あなたの黙読速度はこれくらいよ、ということをしっかり認識させて「速く読むこと」を強いないようにしてやってください。

     おっしゃるように「そこまで四年生でしなくてもいい」という感じでいきましょう。
     ただし、五年生になったら、得意な分野、好きな教科に関しては、「そこまでやらなくてもいいかな」と思うくらいやらせてもよい、ということです。
     しろくまの学年別基本方針は

     四年生はできるだけバランスよく
     五年生は得意をより得意に磨いていく

     ということです。バランスよく、というなら社会も理科もやらないといけないじゃないかっ と、思われるかもですが、何も理科と社会をするな、と、言うているわけではありません。
     単元ごとにしっかりと小テストのための勉強をし、小テストで講師のほうからがんばらないとこの点ではだめですよ、と、言われないかぎりの点数をとり続けていけばよいんです。
     それで「ちゃんと」できている、というか十分すぎるほどです。

     そもそもしろくまの時代は社会は「小5」からで、しかも地理のみでした。それでもしっかり得点できていましたよ。小4や、ましてやそれより下の学年から「社会」をする、ということをしてしまうと

     塾のクラスをあげるための「暗記学習」
     模試の成績をあげるための「暗記学習」

     に、陥って情報インフレで、やったそのときは覚えているが、すんでしまうと忘れてしまう、という「体質」を作ってしまう懸念があります。

     中学入試のための心構え、というのをあげるとキリはないのですが

    ☆ 完璧を求めてはいけない

     ということは確実に言えます。いついつまでに○○を「仕上げて」、どの分野をどれくらいまでとれるようにして、いついつには今までの穴を埋めて… と、ものすごい「計画」にむけて邁進してしまうお母さんもおられますが、まず、勉強というのは、いつまでやっても「仕上がる」ことなどないものなのです。
     なぜなら、やればやるほど、それは、できないところを発見していくことになるからです。

     小4の社会の公開テスト… それで範囲が広くなる、というのはちょっとしろくまの古い頭ではイメージできませんね。小4で社会は何を塾で習うのでしょうか。都道府県や地形、地図の読みとり、などでしょうか?

     まず、社会はお通いの塾が「積み上げ式」なのか「スパイラル方式」なのか、よくみてください。

     積み上げ式は、小5・地理、小6・歴史と公民、みたいに層状に学年ごとに積み上げていくパターンです。スパイラル方式は、小5で地理・歴史、小6でも地理・歴史、というように、下の学年で基礎、同じことを上の学年で発展、というようにやっていくパターンです。
     後者であるならば、ますます小4での社会は「小テスト学習」に徹して、模試の得点・順位は気にしない、という大度に構えてやってほしいところですね。

     理科と社会に関しては、

     模試は「おおざっぱ」に、小テストは「緻密に」

     というような取り組みでよいですよ。

     「200人中、半分の女子は上位3つの中学に合格」

     と、書かれていますが… え?! それって女子が200人いて、そのうち100人ほどが洛南と四天王寺と神戸女学院に行くっていうことですか??

     それはすごいなぁ… (さすが前田さんの創った塾ですね…)

     女子というのは、男子とちがって、「手をかける」と合格「率」は格段に上がります。きっとあれこれ色々なことをしてくださっているんでしょう。

     むろん、そのことがアダになる場合もあります。先生がいっしょうけんめいしてくれているからっ と、女の子は無理をしてしまう場合もありますし、期待に応えようとして空回りになる場合もあります。

     社会と理科は、「今は」復習主義で参りましょうよ。どうでしょう、お母さんとお子さんで「誓い合い」ませんか?

     模試がわるくてもよし! お母さんも怒らない! そのかわり、できていないところはキッチリと復習していこうね!

     さて、実はそれは「小5」への下準備でもあります。
     学習していくうちに理科も社会も必ず「好悪」「得意不得意」が浮かび上がってきます。
     おぼえているところと忘れているところは、単に「好き嫌い」が反映しているケースも少なくありません。

     こうして来年の春休みまで「得意不得意」「好き嫌い」を明らかにして、「よし、この得意なところを小5ではもっと得意にしていこうねっ」としていきます。

     申しましたように、小5は「何かを突出させる」ということに力を注いでください。算数の、この分野なら自信がある、理科のこの問題ならいつも満点とれる、というところをつくって小6に持ち込む、ということになります。

     苦手の補正は小6「夏休み」、ということでよいんですよ。女子向けの暗記物のプリントなんかも、たぶん「特別に」用意されて出てくるんではないでしょうか。
     洛南は、実験系・思考系の理科が出てきます。暗記もある、思考系もある… 灘、というより甲陽の理科、ですよね。
     物理化学系が入ってくるのも小5ですから、そのときは「じっくり」考える時間をとった学習、つまり家庭学習では理科をやや多いめに時間設定した計画を用意する… 講義をよく聴き、それをノートにまとめていく、ということをしっかりと取り組めばよいでしょう。

     あとは申しましたように臨機応変に… 

     「計画」に合わせる学習に陥らない
     学習に合わせる「計画」

     という意識で参りましょうね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【2314563】 投稿者: しろくま  (ID:6tK8NKPldmo) 投稿日時:2011年 11月 02日 22:31

    「迷走の母」さま

     詳細を説明していただき、ありがとうございました。それならば「二つの方法」のうちの「前者」でやって参りましょうよ。

     本人に任せる(しかし、それは塾に任せる、ということで、塾に任せる、といっても家庭での様子を情報として塾の先生にも提供し、こまめに面談をしていくことも付加する)

     という「基本」方針でいきましょうよ。

     「自分で問題集を買ってやる」

     という話にも、一部のってやってもよいですよ。つまり、塾の教材をやる、というのも、自分で勝って問題集をやる、というのも、けっきょく同じだ、ということがわかれば、それはそれで勉強は前進しますからね。

     お子さんは、きっとやはり「自分の学習スタイルがあり、自分のやりたい方法で取り組みたい」と思って来られたと思うわけです。

     とくに「自主的に居残りをする」というのはたいへんよいことです。親の管理下の「学習」ではなく、塾という家庭外の空間での「自習」に充実感と、非拘束感を感じる男の子はことの他多いのです。

     塾ではしっかりやっていますよ

     という評価も、女子より男子のほうが多いですからね。

     「本人に任せて様子をみる」

     もちろん、お母さんは塾の先生とはこまめに連絡をとりあって進捗状況を教えてもらう、ということも大切ですし、お母さんが本人に伝えたいことも、塾の先生に代わりに言ってもらう、ということをしていくのもよい方法です。

     「過去問は塾でどんどんさせている」

     ということなので、演習「量」は一定以上確保されることでしょう。あとは「自習室」での勉強時間を増やし、かつ、積極的にわからない部分を塾の先生に質問に行けるようになればOKですね。

     「自分で考えすぎないで、わからないことはちゃんと質問しなさいよ」

     くらいの「干渉」はあってもよいですが、あとは「見守る」という姿勢でよいと思います。

     男の子はおもしろいもので「距離をとる」と、近づいてくる、という姿もみせるようになります。

     あなたに任せるわよ、として、2週間くらいが経過すると

     あと、何をやったらよいかなぁ… と、ぽつりと話をしたりします。

     「見守る」というのは何もしない、ということではありません。過去の小テストをコピーしてノート見開き左側に貼って、右側は白紙、というものをたくさん用意しておいてやって、「こういうのがあるんだけれどやってみる?」と、「何か言うてきたら」出せるモノを準備しておく、ということなどもしておいてもよいですよ。
     プリント類の整理なども、本人がやらなくてもお母さんがやっておいてやればよいわけです。

     見守る、というのは、いつでもスタンバイしている、ということなのです。

     あなたに任せる、という態度をとってやってみてください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2314633】 投稿者: しろくま  (ID:6tK8NKPldmo) 投稿日時:2011年 11月 02日 23:42

    「ぽこぺん」さま

     いろいろ、前に進んでいるではありませんか。お話しをうかがうかぎり順調ですよ。他の方のレスでも申しましたが

     すべてのことを完璧にしようとしない
     
     ということです。

     計画とは近づくべきものであって合わせるべきものではない

     ということです。

     物事は計画通りにはいきません。むしろ計画通りに進んでいるほうが、何か同時に問題が潜航して進んでいる、と、考えられたほうがよいくらいです。

     さてさて、今回のお話しの一つ、「質問」に関してですが…

     これはまず、講師の標準トークは

     「質問に来る、ということができる、ということも入試では大切なことです」
     「質問行けるような気持ちの強さがないとだめです」
     「だから、なんとかがんばって質問に行くようにさせてください」

     です。ためしに「なかなか質問に行けないのですが…」と講師に相談してみてください。
     きっと、こういうトークが「まず」返ってくるハズです。

     もちろん、それはそうなんですよね。何も間違えたことではありません。ただ、質問に行けない、という理由は、「勇気」だけではなく、質問の仕方がわからない、わからない部分をどう説明して自分のわからない部分を伝えたらよいかわからない、ということなんです。

     まずお子さんに

     「質問」と「教えてもらうこと」は別のことである

     ということを最初にハッキリと認識させてやってください。

     この問題がわかりません、というのは「質問ではない」ということです。

     「模範解答はこうなんですが、わたしはこう解いてこうなりました。」
     「模範解答はこうなんですが、これではだめですか」
     「こういう解き方でもよいですか?」

     こういうものが「質問」なんです。

     あなたの「?」は、「質問」なのか「教えてもらうこと」なのか、どっちなのか? という分類をまず、します。
     「教えてもらうこと」は、ちょっと準備をします。そのわからない問題をコピーしてノートに貼り、そのノートを持って質問に行く、ということをします。
     もちろん、その場合、2種類出てきます。白紙で教えてもらいにいく場合と、途中まで式やら何かを書いてもっていく場合です。ここまでできたかこっからがわからない、ということが痕跡として残っていると、講師も説明しやすくなります。また説明してもらうときに、講師がそこに書き込みもしてくれますから、聞いただけで後で考えると、また、わからなくなった、ということも防止できます。

     質問に行く勇気がない子には、第1段階としてしろくまは「コバンザメ質問」をお薦めします。

     じつは、「よくできる子ほど質問に行く」という法則があります。ほんとに質問にきてほしい子は、なかなか質問にこない、と、算数科の講師はよく言うておりました。

     誰かが質問に行ったら、いっしょにすっとヨコにくっついて、あるいは近い距離から、その質問をきく、ということをするんです。
     たいていは、ほぼみんな同じ部分でひっかかりがあります。また、わかった気になっていても、質問をきいて「あ、そういや、そういうことがわからないな」ということに「気が付く」ことが多いんです。
     むしろ自分で質問をするより、「コバンザメ質問」のほうが有益なケースが多く、「ああ、こういう質問すればよいんだ」とか「こういう部分を聞けばよいんだ」と「学習」もできます。

     この点は、一度、お子さんにお勧めください。これが第1段階、と、申しましたが、第2段階は、「ついでにヨコから便乗質問」がしやすくなる、ということです。

     さて… もうひとつのご質問ですが…

     「今のところ娘なりのペースになっていますので…」

     とありますが、これを否定的にとらえられる必要はありませんよ。「お子さんなりのペース」ということが、実はもっとも「適切な消化速度」ともいえるからです。

     ざっと速くに到達して理解が7割
     トロトロやっても、やった分はしっかりおぼえて3割未到達

     というのは、けっきょくは同じ得点になります。

     こういう話のときに思い出すのが稀代の兵法書『孫子』にみられる

     拙速
     巧久

     という二つの単語です。

     拙速 まずくてもすばやくやる
     巧久 ゆるゆるとうまくやる

     勉強も、この単語の使い分けですよね。復習や易問は「拙速」でもよいが、難問や志望校の問題は「巧久」がよろしいように思います。

     拙速 さっさとやって、後から穴埋め
     巧久 じっくりやって、やった範囲は完璧に

     算数の復習はあと2週間でやりきりたい…
     それから過去問に入っていく…

     それでよいと思いますよ。ただ、最初の話、2週間でやらないとだめだっ と、その枠にしばられないようにしましょう。
     「拙速」と「巧久」の孫子の言葉をうまくかみ合わせて調節してくださいな。

     申しましたように、この時期、塾の企画は、前に進んでも復習ができるようにしてはくれているハズです。お母さんは、ますば肩の力を抜かれて、「~せねばならない」と気負いすぎないようにいたしましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2315533】 投稿者: ぽこぺん  (ID:vPECOyF13M2) 投稿日時:2011年 11月 03日 22:39

    しろくまさま

    お返事ありがとうございます。

    質問に関してのお話ですが、おっしゃっているとおりです。

    質問にいくと、まわりの子たちもなんとなく先生と質問に来た子のまわりに集まってきて、、、、
    とか質問にいったら、自分の前の人も同じ問題の質問だった。。。
    ということもありました。

    「質問」と「教えてもらうこと」とはちがうということ、なんだか「はっ」としました。
    本当にそうですね。

    「コバンザメ」から始めたいと思います。

    あとは
    さっさとやってあとから穴埋め
    じっくりやってやった範囲は完璧に

    を心がけます。

    易問で娘に足りなかったところを補って、塾の課題を選別して必要なものを優先順位をつけて取り組んでいくというやり方で頑張ろうと思います。

    算数の成績の相談からはじまり、私の考え方や、志望校のこと本当にいろいろと大切なことに気づかせていただきました。

    これで余計な迷いもなく気負いもなく頑張れそうな気がしていますが、もし困ったことがおこったときは駆け込ませてください。

    お会いしたことがないのに、私たちが困っている状況をよく理解してくださり、的確なアドバイスをいただいて本当に感謝しています。
    受験に対してうつむき気味だったところを、しっかりやるべきことを見えるように教えていただき前を向いてがんばっていけるように勇気づけていただきました。

    本当にありがとうございました。

  7. 【2315640】 投稿者: 四年生女子  (ID:9l4D6VZ7m2w) 投稿日時:2011年 11月 04日 00:49

    さっそくのアドバイスありがとうございます。
    頭がすっきり致しました。

    おっしゃる通り、クラスを本人がとても気にしているので(刺激のあるお友達と離れたくない)
    理科や社会の復習テストの点数に、親子で一喜一憂し、半年後の公開テストで出たときに忘れていて、
    また落ち込み、その単元をつぶさないとと、問題集をしたりしておりました。

    塾はスパイラル方式で、3回すると言われてました。
    社会は四年生は地理のみです。
    三か月ごと位に復習プリントも入っています。
    ということは、間違っても、次に覚えればいいよと大きくかまえていたらいいのですね。

    最近、算数が立体図形になり、得意だった算数も大変になってきたので、そこに注力することにします!

    女子は、洛南19、天王寺73(19は洛南併願)神女23が去年の実績です。
    神女が例年より少なかったです。
    洛南以外は、六年生で頑張れば誰でもいけます!と力強くいわれました。
    確かに数をみればそうなのかもしれませんが、なかなか初めての受験なので
    そんな簡単なはずはない・・・と親子で不安を感じ、余裕のあるうちにできることを
    しとこうという思いが強くなっていました。

    親子でちょっと真面目にやりすぎたかもしれません。
    娘はともかく、私はもう少し気持ちに余裕を持って、明るくおおらかな母ありたいと思いました。
    ありがとうございました。

  8. 【2316036】 投稿者: 京都受験生母  (ID:7eJiU55n3P2) 投稿日時:2011年 11月 04日 13:59

    しろくまさま
    はじめまして京都の受験生母です
    いつも拝見させていただいておりますが
    今回は厚かましくも教えていただきたいことがあり
    投稿させていただきました

    どうかご指導ください


    洛南の板で新しいスレッドを立てて質問させていただきました
    そのあとに「そうだ!しろくまさんの…」と気付いた次第で
    マルチポストのようになってしまいますが申し訳ありません

    洛南国語の受験対策についてですが
    過去問の中に「可」と「欠」を組み合わせてできる漢字
    「正解=歌」というような出題があります
    あの出題に合うテキストが存在すれば教えてください

    アマゾンで検索すると漢字パズルというものはたくさんあるようですが
    どれも真ん中を当てる種類のようなテキストのようです。

    他の学校の過去問を参考にしようにもあの出題形式は他校で出題された
    ものを再度出題するとは考えにくいと思うのはあさはかでしょうか

    できればこういう形式のテキストがあれば助かるのですが
    この出題形式はどうやって勉強するのでしょうか

    崖っぷちなので書店を探しまわりましたが見つからず焦るばかりです

    よろしくお願いします

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す