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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2877031】 投稿者: しろくま  (ID:cH2Mf4Avn7k) 投稿日時:2013年 02月 25日 21:54

    「赤い目のうさぎ」さま

     どうかお気になさらず、お気軽にお声かけくださいな。
     
     さて、中学受験、というのは、半分は「心理学」を必要とすることかもしれません。
     理論的には、塾の先生がおすすめされた方法は何も間違えていませんよね。まずは、基本。現状の身の丈にあった場で学習する、というのは何も間違っていません。
     でも、ここが子どもの心理のびみょ~なところなんですよね。子どものキャラクターによっては、「どのような場」に自分が立っているか、ということそのものがモチベーションになっている場合があるんですよね…

     しろくまの経験では、男の子の場合、

     通常の授業のクラスは目下の身の丈にあったクラスで。
     志望校に関する講座は背伸びをしてがんばる。

     という「原則」を意識されればよいかと思っています。

     ふだんのクラスが落ちてしまうことをものすごく嫌がる子がいるのですが、ここはしっかりと基本を涵養する場です。見栄やプライドも受験には必要ですが、通常のクラスに関しては、夏休みまでは身の丈にあったことを徹底させる…

     お子さんの場合は、志望校に関するクラスは「背伸び」をせさる、という方法がよいとは思います。
     どうなんでしょう、今から変更、というのはできないのですか? 通常の講義がもう小六になると志望校のコースと連動しているのでしょうか?

     「プレッシャーをかけられずのびのびできる。」
     「宿題が少ないぶん課題をみつけてこなしていける利点をいかしていこう。」

     というお母さんの声かけは何もまちがってはおりません。まさに「これ」がお子さんに求められているところなんです。
     ただ、メリット、デメリットは裏返しで、プレッシャーをかけて伸びていく子もいるし、少ない宿題に「なじんでしまう」と、キャパが増えない、という場合もあるわけです。
     まことに「さじ」加減というのは難しいですよね…

     しろくまは、受験は、苦行や修行であってはいけない、と、思っている派なんです。「極端の排除」というのが理想だと思っています。
     そこで、

     「通常講義は身の丈」「志望校の講座は背伸び」

     ということでバランスをとる、というのがよいように思っています。

     ただ、お通いの塾の「システム」、方針、というところとどれくらい合わせられるか、というところなんですよね。
     
     「一つ下にしたほうがよい」と言われた、ということは、「一つ上にしてもよかった」ということでしょうか?
     もし、可能ならば、一度上をチャレンジさせてみる、させてから、やっぱり無理でしょ、となるか、いやいや、わりとついていけているよね、と、なるか、判断してみるというのはどうでしょうか。

     何か追加質問があればどうぞ。 

     

  2. 【2877380】 投稿者: 赤い目のうさぎ  (ID:3hiL7H1B3Gw) 投稿日時:2013年 02月 26日 09:04

    しろくまさま、お体の具合が悪いのにお返事ありがとうございました。
    あれこれ悩んだり塾に相談したりもしたのですが、どうにもならずこちらに来てしまいました。本当に助かります。

    塾のクラスですが志望校別編成になっていまして、最難関コースでは灘・開成を狙わせたいようなのです。「そこまでやらなくても、というなら下のクラスへ、地元の難関校なら傾向もちがうし。」ということでした。最難関コースにいたときは真ん中より少し前にいたので、やっていけないこともなかったかもしれません。ただ灘、開成を狙うにはちょっと・・・・という感じでした。
    先生方のことは大好きでしたので居心地が悪くやめたわけではないです。
    志望校に合わせた難しい問題をやらせてもらえる・・と前向きな気持ちで下のクラスに行きました。


    でも今のクラスでは漢字の小テストにしてもチェックが甘く、前なら×のところが○になっていますし、志望校別のテキストも簡単でほとんど得点できてしまうのです。塾の方針は変えられないので上に上がって最難関校を受験するか、このまま留まって、足りない分を家で補うかしかなさそうです。息子としては後者でいきたいようなのですが、かなり強い意志がいりますよね?

    しろくまさまのブログで「以前は女の子の最難関コースがなく灘の問題をやりたい子でも『ここまでやらなくてもいいから・・』となってしまう」というのを拝見したのですが、それに似ている気がします。そのあとどうなさったのでしょうか。何か対策があるのでしょうか。

    また最難関コースではやっていることも高度な上、気を抜くとついていけないという緊張感、お友達との席次争いのプレッシャーがあったのですが今はそれもなく、本人も「前のライバルに負けたくない」と思いながらも具体策があるわけでなく安易な方に流されています。それで私が焦ってあれこれ言ってしまうという状態で、それもどうなんだろう、家族関係が悪くならないだろうか・・・というのも悩みの種です。

    ぐちゃぐちゃと書き連ねてしまい申し訳ありません。
    またこのような場合、どのように声掛けをしてどのような勉強法をすればいいのか、おすすめの参考書や家庭学習法などあるのでしょうか。
    質問ばかりで申し訳ありません。

  3. 【2877682】 投稿者: とら子  (ID:ZpDYys8FGq6) 投稿日時:2013年 02月 26日 13:40

    このスレをROMさせていただいて、気づけば中学受験終了した息子がおります、とら子と申します。


    息子は第3志望の学校へ進学が決まりました。
    第1志望があと数点で不合格だったのもあり、しばらくは繰り上げを待つ日々でしたが、
    繰上げがこないまま時が流れ、さすがに諦めがついたようです。


    そんな息子が「どうしても塾に行きたい」と言っています。
    (その塾は中学受験前からリサーチしていて、第一志望へ進学できたとしてもその塾へ行くつもりだったようですが
    第一志望不合格だったことで、以前にもましてその塾へ行きたいようです。)


    目指すは東大理科3類。


    親としては学校の授業を大切に、塾なしで頑張ってほしいという気持ちがあります。
    (第3志望ではありましたが、よい学校へ進学しますので。)
    金銭面では塾へやれないことはありませんが、学校の授業がおろそかになってしまわないか心配です。
    また、自学自習の習慣がついて欲しいという気持ちもあります。


    しろくまさん。
    こういう場合、通塾を許可してもよいのでしょうか?
    因みに苦手だった国語は開講科目にはなく、英語・数学だけ、週2日の受講になります。

  4. 【2877896】 投稿者: クッキーモンスター  (ID:dEdGRAprgIo) 投稿日時:2013年 02月 26日 16:27

    しろくま様

    はじめまして。
    現在小4の娘がいます。

    小4夏まで通信教育を受講後、9月から先生一人の小規模塾に
    通っています。
    こちらは西の方(しろくま様より)で、国立受験を目指しております。
    レベル的には受験ナビでは偏差値64でした。

    4教科必要で、すべて基礎中心の問題。
    理科・算数が少し難問がでる感じです。(なので高得点争いとなります)

    お聞きしたいのは、塾をうまく活用する方法です。
    3月から平日週3回塾があります。(小5授業となります)
    テキスト・塾内模試(月一回)は新小学問題集を使っています。
    小4での模試は2教科だけで、平均が算数50 国語55ぐらいです。

    国語は本人が大好きです。
    今は漢字検定の勉強と、計算(一行問題)を朝晩各5分~10分程度
    やっています。
    (最近はじめました)
    今後は理科・社会の模試も入りますし、算数の特殊算や図形問題の
    弱い部分をやっていきたいのですが、週3回塾があると
    その授業の復習だけでいっぱいなような気がします。

    今月までは週1回のみだったので、宿題以外にも余裕があったのですが、
    今後は週単位・月単位どういった形で勉強していくのがベストでしょうか?

    小5で習うものがが一番大切だと思っていますので
    ひとつひとつ取りこぼし無くやっていきたいと思います。
    どうか、アドバイスお願いいたします。

  5. 【2879349】 投稿者: しろくま  (ID:6Xq7EwyW04A) 投稿日時:2013年 02月 27日 18:38

    「赤い目のうさぎ」さま

     いえいえ、体のほうは心配いりません。何やら昨年から足をよくケガしちゃいます。
     なるほど。状況が見えてきました。

     以前、こんなお話、たしかにしました。

     「女子の学校はほとんど難問を出さないので、灘の問題などを解くようになっても、そこまでやらなくても… と、親も講師もなってしまうときがあった。」

     男の子と女の子は、またケースは違うのですが…

     通常の授業が志望校別になっている、ということなのですね。
     もう一つ、ひっかかるところがあるのですが、上のコースに在籍すると、受験校を強制される、ということなのでしょうか?

     志望校のコースというのは、「ゆるやかな縛り」というイメージがしろくまにはあります。

     最近は、志望校のコースに「資格」があって、その志望校を受けたいのにその志望校のコースに入れない、ということがあります。
     その逆、つまり、志望校のコースの資格を得てその志望校のコースに在籍すると、その志望校を受けさせられる、ということになっているのでしょうか?
     
     目下のお子さんの心的状況は、かんたんに言えば、その志望校への「思い」が強くなってくると、ほぼ解決してくる、ということです。
     女子の例を出して申し訳ありませんが、昔は、灘のコースで勉強したい、という女子がいました。
     ところが秋になると(しろくまの時代は三月一日が入試日でした)、本人自身が志望校への思いが強くなり、同じ志望校をめざす子たちと「一体的」に頑張りたい、という思いが強くなって、モチベーションも高くなっていきました。

     目下のところ、お子さんの場合は、ライバルとなる子たちが、灘・開成のコースに多く存在している、ということですよね。
     男子と女子を差別するつもりはないのですが、女子は一体的な学習、というのを最終的に好むようになります。(もちろん孤独の好きな女の子もいます。)
     それに対して、男子は、志望校にかかわらず、最初は(しろくまの時代ならば秋までは)難関校をめざすコースで「引っ張り上げる」というのが効果的でした。
     
     そこで、二つのことでなんとか問題は緩和、解消できるかもしれません。

     一つは申しているように、「志望校=受験校」への意識を高める、ということです。意図的に、家庭でする問題も志望校のものを多くそろえ、小六の今の時期でもかまいませんから、志望校への見学、または実際にそこに通う中学生に話を聞いてみる、などなど、志望校そのものへのアプローチを増やしていく、ということですね。
     「自分が受ける学校はここなのだ」という意識を少しずつ高めていく、ということです。

     もう一つは、成績、とくに模試、そして小テストを「可視化」してやる、ということです。
     ライバルの存在、意識する友人、というのも大切ですが、自分の自身の「位置」、成績などをしっかりと意識させる。
     そのためには、小テスト類はみな表にして得点を明示し、模試はヨコを月、タテに偏差値をおいた「折れ線グラフ化」して示してやります。
     小五のデータは手元に残っていますか?

     小五のものからずらっと用意してやって部屋などに掲げてやります。
     さぁ、あなたの過去はこうだったよ。これから未来を刻んでいこう、というようにしてやります。

     入試は、倍率が存在し、あたりまえですが、だれかが合格者で、だれかは不合格者です。むごいようですが、合格者と不合格者の「差」はそのときの得点以外ありません。
     よって、その「だれか」を意識せずして受験はありえません。

     ただ、その「だれか」が自分であればそれでよいのです。自分自身をのりこえる。王守仁の「克己」という言葉の意味はここにあるんですよね。
     自分の成績の推移を「可視化」していく、ということは克己のための環境作りの一つになります。

     何か追加質問があればどうぞ。

     

  6. 【2879402】 投稿者: 初心者  (ID:hcwuy4iMJ9E) 投稿日時:2013年 02月 27日 19:37

    お出かけが楽しみになるような素敵な杖が見つかりましたか?

    ネガティブな状態の中にでも、ポジティブなことを探したり、何か楽しくなるような方法を考えたり・・・しろくまさんに、身を持って教えられているようです。

    なかなかどんな方か想像するのは難しいですね。
    何と言っても外の人様が使われている画像が目に焼き付いています。
    それに、あまり二枚目だと受験とは全く関係なさそうで、どちらかと言えば俳優よりはアナウンサーの方が想像しやすいですね。
    例えば・・・(年齢は関係なく)草野仁さんとか・・・。

    すみません。
    つい、そういう話の方につられてしまって。
    ・・・子供の事をいえませんね(汗)

    算数の進め方、解りました。ありがとうございます。

    悪い成績でも、気にしなくて良いのですね。
    前もって教えて頂けただけでも、気持が楽になり、進めていけそうです。

    春季の講習は、テスト直しになってしまいそうですが、時間を作って、近・中・標に取り組んでみたいと思います。

    今年は、これから、まだまだお世話になることと思います。

    どうぞ、よろしくお願いします。

  7. 【2879517】 投稿者: しろくま  (ID:ZQu0Do.vnc6) 投稿日時:2013年 02月 27日 21:07

    「とら子」さま

     新しい出発のとき、ですね。
     しろくまが何度も申し上げるように、合格した学校が適正校なのです。お子さんの努力を認めてくれた学校が一番素晴らしい学校ですよね。

     さてさて、しろくまはいつも思うのですが…

     入試、というのは、ぜ~んぶ、すべてを「味方につけた」者が成功する、と、思っているんですよ。とくに大学入試はそうです。

     昨今の学習って、ど~も、「引き算」なんですよね。これは無駄、これは入試に出ない、これはやってもしょ~がない…
     能率、という名の下に、いろいろなものがそぎ落とされていって、「幅」というものが身につかない学習…
     塾や教材が昔と違って「発展」しすぎたせいかもしれません。

     自分の身の回りにあるモノ、コト、ヒト、すべて「味方」につけてほしい、と、思うんですよ。
     友人も、塾も、学校のお勉強も、本も、教材も… 「すべて」入試に役立つんです。ムダなものなど何ひとつない…
     以前に「新しい出発の話」というのをシリーズで投稿したことがあります。機会があれば、ぜひ、読んでください。「外の人」さまが、「しろくまさんのまとめブログ」というのを作ってくださっていて、そこにも掲載していただいております。
     そこでもお話ししたことなのですが…
     学校で習う、美術、音楽、家庭科、書道、体育… これらもすべて「味方」につけて大学入試にちゃんと役立たせることができるんですよね。
     大学入試の現国など、これらから得た知識と教養などが十分に役立ちます。

     学校の授業と塾の学習は対立するものであってはいけません。それなのに、学校だけで十分、塾の勉強だけやっていればよい… そういう「とらわれ」からいったん離れてほしいところです。
     何かを切って得られるものなど、あんまりありませんよね…

     よいではないですか。塾に通わせてやれば。むろん、学校のお勉強だってちゃんとやる。どちらかが疎かになる、疎かにする、ということがあってはいけません。
     ただ、子どもにとって、もっとも長く存在する空間は、まちがいなく学校です。ですから、そこで学ぶこと、というのは最重要に考えて当然です。

     六年一貫校に通う子たちの「塾」の活用法の第一は、「得意な教科」を塾で伸ばす、というのが一番よいように思います。
     私立中では、共通一次試験に通用するような部分をしっかり涵養できます。得意な教科をさらに伸ばす、より高度なものを身に着ける、という利用の仕方がよいような気がしますし、昔の子どもたちは、みな、そういう活用をしていました。
     自学自習の学習習慣… これは大切ですよね。でも、塾を「利用する」、教材を「学習する」というのも、大きくいえば「自学自習」ではないですか。
     自らの意思で、自ら選んだものを、自ら取り組んでいく…

     昔の関西の公立高校の生徒たち、というのは、そういう「力」を持っていました。すべての教科、すべての学級活動、すべての学校行事に、のめりこむように全力を尽くす…
     それらを通じて得たものを自らの「教養」として京大や東大に入っていきました。何かしかできない、何かしか知らない、という子、あんまりいませんでした。トータルに秀でていた…

     昔、灘の先生に「今年の大学実績、どんな感じですか?」と話したことがあります。すると、

     「今年の子らは、クラブも学校行事も、いっしょうけんめいでしたから、きっと大学入試の結果もよいですよ。」

     と、おっしゃっていました。また、京都の洛星の先生も

     「ひとりの努力は足し算です。みんなでやる努力は掛け算です。クラブ活動がさかんな学年は、みんなすべてのことに力を出しますね。」

     と、おっしゃっていました。

     すべてに「活力」を持たせてがんばらせてやってください。とくに本人が「やりたい」ということについては、まずはやらせてみせる…

     あたって砕ける、というと陳腐な表現ですが、若いときにしかできないことですよね。
     やらせてみましょうよ。はっきりと、「学校も塾も、両方しっかりできるようにしなさい。」と言ってやればよいんです。

     で、これは入試に出ない、これは入試で不要だ、何が出るとか出ない、とか、小さいことをブツブツ言うようなら、

     「そんなことを言うのはキャパがないのだ。理Ⅲなんかそんなこと言うている時点で無理!」

     と、きっぱりと言い放ってやってください。
     男の子は、大きく突き放すと、くらいついてくる、という習性があります。

     「自分が出会う、いろいろなモノ、コト、ヒトをすべて自分の味方にしていきなさい。」

     と、言うてやってくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【2879573】 投稿者: しろくま  (ID:3FTS8PN1cRg) 投稿日時:2013年 02月 27日 22:03

    「クッキーモンスター」さま

     まず、しろくまがよく言うのは、

     小四はバランスのよい学習
     小五は好きな教科をつくり、得意を伸ばす学習

     という原則です。

     小四は、点数や順位にこだわらず、学習習慣の確立を図る。
     で、これがもし、確立されないまま小五を迎えれば、小五の夏休みまでは、「しろくまの小四原則」でいく、ということです。

     いまの時期、塾の暦では新小五となると思います。おっしゃるように講座も増え、学習内容のレベルも上がります。

     天気に関するイギリスのことわざに、

     「三月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく」

     というのがあります。

     それに似て… 学年にかかわらず、三月の成績は、激動するんですよね… 三月をクリアすれば、おだやかな「春」になります。

     まずは小五タイプの学習習慣の確立です。

     おっしゃるように、週三回、ということに慣れるための三月、と、考えられて、成績の変動、順位の変動は気にしない、というように考えてください。

     そこで、「小五原則」も組み合わせて…

     得意な教科は国語、として、算数や理科では、「好きな分野」はありませんか? 全体の計画としては、得意な教科、好きな分野を「厚め」に計画してやってください。

     算数に関しては、苦手な分野は思い切って「夏休み」に先送りしてしまう、そうして夏休みにしっかりとこなしていく、という方法をとります。
     それから「小四原則」も取り入れて、「計画」をしっかりと立てます。

     「祝祭日利用」です。

     三月、四月、五月、七月。とりあえず、ここまでの祝祭日に「何をするか」をもう今から計画してしまうのです。
     小4の苦手なところ、やっておきたい分野、そういう復習の「時間帯」に設定します。
     そのため、塾の講座に関しては、「通常の」講座だけをしっかりと、淡々とこなしていく、という方法をとります。

     それから塾の先生の活用です。

     小規模塾の最大のメリットは、「生徒一人一人に適した方法の提供」です。
     お子さんの状況を明確に伝えて、算数などに関しては「優先順位」を問題ごとにしっかりとつけてもらって進めていく、ということですね。

     それから、発想の転換、も必要です。

     「ひとつひとつ取りこぼし無くやっていく」

     という方針に縛られないようにしてください。あえていうなら、少々のとりこぼしがあってもよいので、得意な教科、好きな分野をたっぷり伸ばしてやろう、細かい成績には今年はこだわらないぞ、くらいの大きな気持ちをもってください。

    ☆ ~しなければならない、ではなく、~しよう

     という心持ちですね。

    ☆ これができない、あれもできない、ではなく、これはできる、あれはできる

     というプラスカウントをしていく、ということですね。

     また、あらかじめ、週目標、月目標を設定してやって、

     今週のテーマは、算数で行こうか、と、設定したら、時間を算数に偏らせる、ということですね。
     お通いの塾は「学習計画表」みたいなものがあって、「先の見通し」は示されているでしょうか。
     そういうものをみて、今週はこれ、今月はこれ、という「重点目標」を定めて進めていく、という方法でもよいわけです。

    ☆ すべてをきっちりする、のではなく、ここはしっかりやる

     という設定が大切になります。

     何か追加質問があればどうぞ。

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