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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2888874】 投稿者: しろくま  (ID:hs.YV0dyT/c) 投稿日時:2013年 03月 07日 18:51

    「春風」さま

     塾の暦では、もう小学六年生。
     つまり、もう「志望校」そのものに向きあった学習に入る、という意識を高めていってほしいところです。

     お子さんが、「クラスの維持」に意識が向くのは仕方がないことですし、それがまた学習意欲につながることも確かです。ことさら、「クラスは気にしなくてもよいよ」と、言う必要はありません。
     ただ、「これからは志望校にむけた勉強が大切よ。」ということを説明していってください。
     そういう中で、たぶん講師も、○○中学の場合は、××は不要、クラスも△△クラスより落ちなければよい、という説明をしていくので、自然な形で、無意味な精神的疲労は減少していくことになるとお考えください。

     しろくまの時代は、Vという名称のクラスはありませんでした。算数を傾斜評価してクラス分けするんですね。
     あきらかに三教科のトップ校に対応する、という考え方のような気がします。
     つまり、社会科が入試にある女子にとっては、そういうクラスは必ずしも必要ない、ということでしょう。

     お話しの中にある、C問題、とかB問題、というのは、いわゆる難度別に問題を分けてくれていて、指示がある、ということですね。

     説明会だけでなく、お子さんの模試などを持って、講師と面談し、さらにいろいろ「優先順位」を細かく指示してもらう、というのもよい作戦です。
     とくに算数に関して、目下のところ「不調」であるならば、ぜひ、そうしてほしいところです。

     いろいろ、塾も、「改変」をするものです。既存の方法で、あぐらをかいていると、すぐに保護者の信頼を失ってしまう、という場合もありますからね。
     ましてや、しろくまは25年以上前の講師です。しろくまといたころとは別の塾と思ってもよいのでしょうね~
     トップレ、というような講座はなく、最レとハイレ(ハイレベル特訓)というのがあったくらいです。ハイレがトップレなのでしょうか…
     VIP特訓、といいましてね。国語の記述対策の少人数講座があったのですが、今はそういうものはないのでしょうか…
     すいません、余計な「昔話」でした。

     二年前に、いちどたまたま算数の公開テストを目にする機会がありました。
     しろくまの時代から、算数は難度が高く、とくに右側は女子はいらないなぁ、という印象を受けました。きっと、学園長の橋本くんの作成だったのではないでしょうか。
     しろくまの時代も、「算数むずかしすぎるやろっ 何考えているねんっ」と、よく、ケンカになったことがあります。女子のコースの担当者は、あからさまに、説明会や面談で、「ああ、これはね、できなくてもいいです。これとこれだけ、復習しといてください。」などと言ってましたから。

     まぁ、作成者の気持ちもわかります。灘をめざす子だと、模試をかんたんにすると満点続出してしまいますからね…

     ですから、女子のコースを担当する算数の先生とは、よくよく話をしてください。できれば女性の算数講師で、お子さんの志望校出身の講師などがいるとよいのですが…

     四天王寺中が志望、ということですが… 直近のものはすいませんがみていません。ただ、算数は、ほんとうに多彩な問題で、問題の数だけ作成者がいるかのようなものです。
     ポイントとして、「後まわし問題」をどれだけ発見できるか、ということになります。
     夏休みまでは、「偏らず」「色々な種類」の問題に取り組んでいく、「広く浅く」学習が有効になります。
     
     算数に集中する、という意味では、やはり通常の講座を重視する姿勢でしばらくいかせてやってください。特別な講座、などは後まわし、という感じで。

     過去問は「見られ」ましたか? お子さんに解かせる必要はありませんが、ぱらぱら、と、見せて、「こういう感じの出題か」というところをつかませてやってください。
     ざっとみるだけでも、「あ~こういう感じか」ということがわかります。

     他の方にも申しましたが、クラス替えによってきまったクラスが「最適の場」なのです。そこでじっくり取り組めば、またクラスも上がります。

     「あげる」よりも「わかる」ための三月、というところはお子さんにも伝えてやってくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  2. 【2888890】 投稿者: しろくま  (ID:Lx3.fDGFe2M) 投稿日時:2013年 03月 07日 19:12

    「記述の対策」さま

     カフカの「変身」ですか~ いやいや、なかなかおもしろい作品をもとめてきましたね~

     近江商人の言葉に「丁稚には最上の絹に触れさせよ」というのがあります。
     わからなくても、ホンモノ、に接するようにしていく… 子どもだからって、「子ども向け」「かんたんなもの」というのを作為する必要はない、という考え方です。

     ただ、実際の入試問題と、読書、というのは、別の次元に位置しているもの、と、理解されたほうがよいこともまた確かです。
     それはそれで、おおいに楽しんでやっていってください。前にも紹介しましたが、短編で

     安部公房『棒になった男』

     なんかも喜ぶかもしれません。

     前にも申しましたが、「入試問題読書」は楽しいですよ。実際の入試の「長さ」のカンもつかめます。
     主観的時間制限(あなたが読みやすい速度で読んでみて。どれだけ時間がかかるか計ってみるからね、と、告げて読む。)で、読んでいく… 親音読・子黙読で進めていきます。
     みくに出版の銀色の「電話帳」(ギョーカイ用語でいう過去問集)を「読んでいく」というのが、さまざまな分野のものを読むことになるのでよいかと思います。

     自分の体験と、その文章に書かれたものの共通(共感)と相違を問うようなパターンですね。

     ☆ 作者(著者)の考え方、感じ方と「共感」できること
     ☆ 作者(著者)の考え方、感じ方と「相違」するところ

     これを分けて説明できる訓練をさせておく、というのがよい方法です。

     ささやかな日ごろの生活の中で、これは訓練できます。

     とくに女の子ならば、食べ物評価、などは訓練になります。

     実際にケーキを食べている、と、します。かりに母娘でケーキ屋さんに行ったとします。お子さんがモンブランで、お母さんがミルフィーユを食べている、と、します。どっちも好き! という場合もあれば、わたしはこっちがよいなぁ~ というときもあります。
     比較して、いろいろ語らせればよいのです。ショーケースのケーキをみているときでも、こっちとこっちどうしようかな~ こっち! となったとき、どうしてそっちを選んだの? というような問いかけをいろいろしていく、ということですね。

     これらは第一段階。

     そして第二段階は、

     AとBならA なぜなら(    )

     という短文作成問題です。ふだんから、発表型の短文学習を累積していくと、こういう種類の作文に向き合うときの骨格づくりができます。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  3. 【2890069】 投稿者: 春風  (ID:aLq1mhjv2jI) 投稿日時:2013年 03月 08日 16:46

    しろくま様

    先日は早々にお返事をいただきありがとうございました。

    早速、教育相談を申し込んでみようと思います。
    しろくま様のおっしゃる条件の先生に心当たりがありますので、教室に相談してお会いできるようにします。

    今まで何年も塾にはお世話になっておりますが、教育相談は初めてです!
    少し緊張しますが、頑張ってみます。

    それと、四天王寺の過去問も何年か分は持ち合わせていますので塾のない日に娘と一緒に開けてみようと思います。

    教育相談の結果などで、また相談させていただくかもわかりませんが、その時はまた、よろしくお願いいたします。

    ありがとうございました。

  4. 【2890150】 投稿者: 記述の対策  (ID:.wT3Yor6tbA) 投稿日時:2013年 03月 08日 18:03

    しろくまさま

    お返事ありがとうございます。早速銀本入手して取り組んでみようと思います。いろんな文章を読めるので楽しみです。日本には安部さんがいました。安部公房さんの作品もチャレンジしてみます。

  5. 【2893020】 投稿者: 娘を助けたいんです  (ID:ey8RoDQpNoI) 投稿日時:2013年 03月 11日 09:08

    しろくまさま

    お返事を早々に頂きましたのに、お礼が遅くなり申し訳ありません。

    しろくまさまのお返事を拝見させていただき、その後春期進学説明会にも顔を出してきました。

    しろくまさまのアドバイスのようにできるがどうか、少し自信もありませんが、何よりも本人のわかる問題を増やして行きたいと思います。

    まずは前の学年にもどり、算数の基本をやり、
    国語は山のような取りこぼした語彙を、後文章題を一緒に読んでいってみたいと思います。

    入塾したころは、神戸女学院に行きたいといっとおりましたが、それも本人の中で無理だと思い始めたようです。

    やはり現実を示してあげるのも親の役目でしょうか。

    重ね重ねの質問御許しください。

  6. 【2893652】 投稿者: しろくま  (ID:iYbRnAgU8To) 投稿日時:2013年 03月 11日 19:06

    「娘を助けたいです。」さま

     子どもの志望校の決め方、そして決めたあとの学習のモチベーションの高め方… あたりまえですが、これは子どもによって大きく変わるところです。

     たとえば、お子さんのように、最初、ある学校をめざしてがんばっていた、しかし、学習を続ける間に、本人自身も、「どうせ私には無理だし…」という、自身喪失を見せ始めたとします。
     そういう場合の対処としては、大丈夫! まだまだいけるよ! という、直接的な声かけ、というのは、あまり親がする必要は無いのですよね。
     ここは「他人から」言ってもらいたいところなんです。

     塾の講師に事情を話して、講師を通じて、「励まし」の言葉をかけてもらう。

     で、前にも申しましたが、家では、「成績の可視化」をしてやる、というのがよいかもしれません。
     模試を折れ線グラフにします。塾に通う始めたのが仮に小三だとしたら、いっそ小三からずらっと並べてやるんです。
     タテは偏差値、ヨコは月。で、神戸女学院の偏差値のラインを赤線や太線にし、その他、いろいろな学校の名前を書いて、横に線を引いておくんです。
     四天王寺、神戸海星、甲南女子、親和などなど…

     そうすると、本人が考えていなかったような、そして知らない学校の名前も知ることになりますし、どんな学校かな、と、本人が興味を示すようになるかもしれません。
     めざせ神戸女学院! と、強く後押しする、というのも一つの応援の型ですが、こういう方法も、お子さんの性格によってはよい方法になります。

     志望校を変更する、というのには、それなりに、いろいろな「理由」が必要なんですよね。
     「自分にはどうせ無理だ」「自分は合格できる」というそれぞれの確信に、明確な「理由づけ」をしてやる、というのが小6からが大切なポイントになるんです。

     「ねじれ」のある対応、というのが効果がある場合があるんです。

     一見、塾の講師が成績の分析や偏差値を語るのがよいように見えますよね。でも、逆に、塾ではそれが「あたりまえ」なので、かえって説得力が希薄になるときがあるです。「まぁ、塾の先生ならそういうよね」と、女子は妙に冷めたとらえ方をするんですよね。
     がんばれっ 応援するねっ まだまだいけるよっ と、親が声をかけても、ある時期になると、「そりゃ、親はそう言うよね」と、また妙に冷めちゃうんですよね。

     いったんねじってみるんですよ。

     塾の先生がほめてくれた、いっしょに喜んでくれた、行けるような気がする、と、言ってくれた… これ、リクツ抜きで子どもの心にしみるんです。

     何を根拠のない、気休めを言うてんのっ と、思っている親が、自分の細かい成績のことを知っていてくれて、「黙々と」整理して示してくれている…
     これ、けっこう子どもにとってうれしいことなんです。

     親自身が、よかれ、と、思ってやることって、けっこう子どもにとっては負担になることが多く、こうやったらよいやんっ と、いうこと、いくら声を大にしてせまっても、けっきょく子どもはしないんです。
     自分で気が付かないかぎり、改善はしません。

     気が付く材料をどんどん提供して判断は、子どもにさせていく… 情報量を増やす、ということがこれからは大切になります。
     そして、どうしよう、と、相談してきたとき、はじめてこちらの言うことを聞いてくれます。

     まだ、神戸女学院をめざすことをあきらめるには早すぎます。
     いろいろ情報を集めてやりましょう。今の成績でも、九月くらいに成績を伸ばして合格した、という子の例、あると思います。
     夏休み前までは、あえて子どもにとって都合のよい情報を与えていく、ということも悪いことではありません。
     また、逆に、いろいろ情報をあたえていくうちに、「適正に自分の今の成績でいける学校」というのを選べるようにもなっていけるわけです。

     入試に必要なことは、ネットワーク、ヘッドワーク、チームワークである、とはよく言われるところです。
     でも、しろくまは、ここに、親の「フットワーク」を付け加えています。情報を集める、面談をする、よい教材はないものかと探す…
     こういう「動き」は、まだまだできると思いますよ。

     まずは、ゆるやかに、長い目でお子さんをみてやってくださいな。

     あれもやろう、これもやろう、という気持ちはいったん捨てて、これをやる、これはしない、と、しっかりと選んでいく。

     何か追加質問があればどうぞ。

  7. 【2894600】 投稿者: 娘を助けたいんです  (ID:FXGrtuFrQh6) 投稿日時:2013年 03月 12日 13:44

    しろくまさま

    お返事を頂き、有り難うございました。
    先ず、私自信の出来ることからやっていきます。

    成績の可視化、見極め、まずはしろくまさまのまとめブログを参考にさせていただいて、国語からやってみようと思います。

    塾にも声がけしてもらいます。
    しろくまさまのお陰で前向きになれそうです。

    有り難うございました。

  8. 【2910449】 投稿者: カサブランカ  (ID:7eT7xyUJzvo) 投稿日時:2013年 03月 26日 11:33

    しろくま様

    いつも拝見しております。娘(新小4)の読解(国語)の解き方が気になり、アドバイスを頂きたく投稿致しました。よろしくお願い致します。

    2月から塾通いを始め、模擬試験・復習テスト等数回こなしました。成績は良い方ですが、記述を始め選択問題でも取りこぼしをします。先日、本人に尋ねて初めて判ったことですが「時間がないので、問題文を読まずに解いている」とのこと。読むスピードは遅くないはずですので、サラリとでも読んでから解いてみるよう勧めたのですが、「時間がないし、自分のやり方がある」と少々頑なになっております。

    英語の長文読解でそのやり方をしていたのは知っていましたが(問題を先に読んで、必要な箇所のみ読む)、国語の読解まで同様の解き方では非常にまずいと心配しております。まだ4年生ですので、時間や点数を気にせず「丁寧に読む」ことを勧めた方がよいのでしょうか?

    どのように声掛けしたらよいのか、アドバイスをよろしくお願い致します。

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