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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2935801】 投稿者: ネッシー  (ID:oSCMTckUi4s) 投稿日時:2013年 04月 18日 15:44

    こんにちは。はじめまして。
    いつも優しさのにじみ出る素敵なアドバイスをありがとうございます。

    お忙しいところ、自分のような者が相談してごめんなさい。
    我が家は経済的な事情で私立の中学は考えていないのですが、Nの無料テストから
    中学受験の勉強に興味を持ち、高卒の自分が問題集を買ってぼちぼちと子どもに勉強を教えています。
    中学受験も大学受験も全く経験がなく、イライラきりきりしながらも楽しんでやってる部分もあります。

    4年の時々受けるN公開模試で算数60、その他50~55くらいで、なかなか悪くないなと思っていたのですが
    5年生で初めて受けた公開模試が国語52、算数63、社会59、理科59と国語はともかく、過去最高の成績でした。
    平日1日1時間、休日は2時間を目標に(実際はなかなかできません)漢字と理科社会の基本事項を暗記。
    算数は、文章題を一日2問から3問くらいを自分で選んで解いています。
    算数についてはカリキュラムという考えがなく、やりたいものをやらせています。
    知人からのいただきもののテキストの6年生の物を使用していますが、反面5年の範囲に穴があると思います。
    5年の範囲をたまにやらせますが、難問のある6年用を好むので、まあいいかという感じで見守っています。
    私自身が全く算数が分からないので、本人か旦那にまかせている状態です。

    息子は年のわりに幼く、体力もないです。
    4年生の頃は9時に寝て7時に起きていましたが、最近9時半に寝て6時半に起きられるようになりました。
    欲がなく、まわりの目を気にせずマイペースです。
    なので良い学校に入りたい!と燃えるタイプではないです。
    読書や漫画が好きです。空想と観察も好きです。
    友人や家族ととおしゃべりするのが好きです。

    こんな感じなのですが、しろくま様にいくつかアドバイスをいただきたいのです。


    ◆勉強の進め方に関しては、かなり適当ですが、このままマイペースでいこうと思っています。
    私が仕事をしているので、長期休みも頑張っても1日に3時間くらいの勉強しかできないと思います。
    5年6年の夏休みに、その程度の勉強時間だと、やはり問題があるでしょうか。
    (単刀直入に言えば偏差値が急降下するでしょうか)


    ◆算数が得意なのですが、基礎が完璧でないまま、どんどんやりたいものをやっていくのは
    やはり良くないでしょうか。


    ◆幼いおっとりした男の子が、急に変わる例(良くも悪くも)を経験談から教えていただけないでしょうか。
    もしくは変わらない、という例でもありがたいです。

    お忙しいところ申し訳ないです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 【2936076】 投稿者: しろくま  (ID:bJJF4GTJoeA) 投稿日時:2013年 04月 18日 20:28

    「ルル」さま

     レスが遅れて申し訳ありませんでした。人間ドッグに行っておりまして、そのままホテルにしばらく滞在しておりました。
     検査前ってドキドキで、そして結果で異常なし、と、わかると、なんだか楽しい気分になって元気が出ますよね~

     すいません、余計な話をしてしまいました。

     受験の国語、というものが個別指導や家庭教師が一定の成果を出す、というのはよくわかります。
     とくに苦手な子は、よりそって、そうしてどこにひっかかっているのか、を、じっくり見てやる、またその子のペースで学習をしてやる、というのがよいと思うのです。
     ただ、やはり入試というものはトータルなバランスが大切で、一つの教科専門、というとどうしても他の教科との連携、というのが弱くなります。
     塾だと、講師控室では、裏の担当の講師(同じクラスを受け持つ他教科の講師)と話しを進めて、え?あいつ国語、そんなにできないのか、とか、へぇ~ 国語得意なのに算数あかんねんなぁ、というような「情報交換」をして、国語の先生から算数がんばるように声をかける。算数の先生から国語がんばるように声をかける、ということができるんですよね。
     そういう「チームワーク」というのが、最後には力を発揮します。
     
     理想をいえば、お通いの塾で、個別指導的なことをしてくださる、というのがよいとは思うのですが…
     あくまでも、塾の学習を補ってくださる、という形式の国語の塾ならば、短期間に成果も出ます。
     相手にまかす、ではなく、家庭教師にせよ、個別指導にせよ、こちらから、これをやってほしい、こういう傾向の問題で得点が出るようにしてほしい、という要求をすることが大切です。
     主導権をこちらが握る、ということですね。

     もちろん、相性なども重要。
     一度、お試しされてみてはどうですか? ことのほかうまくいく、という場合もありますし、う~ん… これなら別にうちでもできる… みたいな場合もあると思うんですよ。

     あまり良き回答ができなくて申し訳ありません。
     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2936094】 投稿者: しろくま  (ID:6T0.4508RCQ) 投稿日時:2013年 04月 18日 20:42

    「り~り」さま

     レスが遅れて申し訳ありません。人間ドッグの検査も終わり、結果は良好でちょっと浮かれてしまいました。長く返信できずにすいませんでした。

     「戦う算数」

     というのは、一つの単元学習に終わらせない、ということです。

     実際の入試は、計算問題、図形、速さ、○○算、図形などなどで構成されていますよね。
     で、しろくまがよくいうことなのですが、入試は、どこにでも共通する七割とその学校に特徴的な三割で構成されています。
     志望校別や塾の講座では、図形のときは図形の授業しかしませんし、○○算のときは○○算しかしませんよね。あたりまえです。小テストももちろんそれに対応してそうなっていますでしょう?
     その学校の特色ある問題ばかりを演習する…

     でも、実際は、いろいろとりまぜて、トータルの時間で配分して解く…
     時間配分も考えなくてはならないし、そもそも○○算、という単元では、その方法で解けばよい、と思って解くので、あんがいと解けるんです。
     算数が苦手な子は、問題をみて、これはどの方法で解くのだろう… いったい何算で解けるのかな、と、考えてしまって、「解き方の方法」を見つけることが「算数の思考」だと誤解しているんです。

     実際に、いろいろな問題をとりまぜている演習を、つまり入試のように「通し」で演習していく、という時間をとってほしい、という話なんです。

     いろいろある問題の中の一つとして○○算が解ける、ということですよね。
     実戦(実践)的な算数、という意味で、「戦う算数」と、わたしの友人の女性算数科講師がよく言っていた言葉なんですよ。

     なので、三種類くらいの単元からランダムで問題を抜き出して組み合わせて解いていく、というような、「頭をあえて一つにしぼらせない」という学習もしていけばよいかな、と、思います。

     復習、というのはそういう感じでももちろんよいのですが…
     見直し、の、ときに、あまり考え込ませない、ということも大切です。
     解説を読み、そしてわかればそれでよし、とする、という方法ですね。

     難問に関しては、算数版の模範解答からの逆流法、でもよいのです。
     模範解答をみる。どうしてこういう答えになるかわかる? と、はいっていく方法ですね。
     解かなくてもよいよ、できなくてもよいよ、という算数の問題も、一応、こういう方法でやっていく、というのもアリです。

     国語の復習、というのは、やはり答えをおぼえてしまう、ということになっては意味がありません。
     なぜ、そうなるのか、そして記号選択では、どうしてアではなくイなのか、が、説明できるようにさせていく、ということが肝要になります。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  4. 【2937233】 投稿者: しろくま  (ID:ryDVTDsZeIs) 投稿日時:2013年 04月 19日 20:46

    「ネッシー」さま

     返信が遅れて申し訳ありません。昨日、ほかの方に投稿した後、知人から電話が入りまして、そのまま長電話となり、返信できなくなりました。申し訳ありません。
     「自分のような者」などとはおっしゃらないでくださいな。しろくまこそ、ほんとに自分のような者がみなさまに偉そうにアドバイスなどと、恥ずかしいかぎりです。

     実際に中学受験をする、ということと、中学受験のお勉強、というのは、別々に考えられても何も問題はありませんよ。
     むか~しは、附属の小学校の子がよくしろくまのいた塾にも来られていたのですが、灘などを受験する、という方以外は、しっかりとお勉強させたい、中学受験をめざす子たちがどれほど勉強しているかわからせたい、どうせ大学入試のときにそういう子たちがライバルとなるのだから、いっしょに勉強しておいてもよい、などなど、いろいろな理由から通塾されておられました。

     親の学歴なども無関係。でもね、おもしろいもので、自分の子どもが中学受験する、そうしていっしょに勉強しているうちに、「いや、なかなか、おもしろいですね。」「勉強になります。」と、親のほうが楽しみ出す、ということがありました。今はどういう制度になっているかはわかりませんが、しろくまのいた塾は授業の見学、というのができたので、親がよく授業を見学に来ておられて、うんうん、とうなずきなが授業を楽しそうに聞いておられる方もいました。

     どうか親子で楽しくお勉強してくださいな。どんな形であっても、お勉強して知識が増えて、わからないことがわかる、というのは楽しいもんです。
     算数がわからなければ、お子さんに教えてもらう、というのも、実は子どもにとってもよいお勉強になります。

     へぇ~ この問題、どう解くの?

     とか、絡んでみてください。人に教える、というのは、もっとも理解を深める方法なんですよ。
     昔は小学校などで学習発表会、というのがあり、テーマをきめて子どもたちがいろいろ調べて保護者に発表する、というのがありました。発表型学習、というのは、子どもの理解を深める重要な手法です。理科でも社会でも、家庭内プチ学習発表会、みたいなこともしてやってもよいかもです。

     それから、模試に関しては、四年から五年になるときに、「大きな壁」が出てきます。質・量ともに変化するからです。
     国語などですと、文章が長くなる、物語では主人公の心の描写が細かくなる、説明文ですと表現、単語の難度が高まり子どもの語彙を超える…
     一つは慣れで解決してくるところですが、模試後に「親音読・子黙読」で文章だけを「読書」してやる、そうしていっしょに模範解答を対照させて問題をみていく、という方法で復習していってください。

     小五のテーマは得意を磨く

     と、申しました。もし小5のうちに、得意教科や好きな単元、というのがなければ、小六の今ごろから夏休みにかけては、苦手なものは夏休みにまわして、得意をつくる、好きな分野をたくさんやらせる、というような形でよいですよ。

     生活の規則正しさ、というのは結局、学力の向上と深いかかわりがあります。成績のよい子は生活のリズムが規則正しい…
     友人や家族とおしゃべりするのが好きならば、「発表型」の学習に適しているかもですね。

     さて、ご質問に関する回答ですが…

     まず第一に。量的学習と質的学習、ということを誤解しておられるかもしれません。偏差値、というのは、ある集団の中の、特定の教科における位置、ということを表現しているものにすぎません。
     極端に申しますと、自分の学力がまったく変化しなくても、まわりの子たちの成績が下がれば偏差値は上がります。
     自分の学力があがっていても、まわりの子たちの成績のあがり方のほうが大きいと偏差値は下がります。
     なので、時間が五時間でも下がるし、一時間でも上がるかもしれません。
     学習時間にこだわるよりも、その時間に「何を」するのか、ということが重要になります。たとえば、理科の小5の内容を再度確認しておく、算数などは改めて、比と割合と速さの問題をしっかりと復習しておく、などなど…
     「何を」していくか、というところに視点を置いてみてください。今までの模試などずらっとならべて、今、この子はどういうところを苦手としているか、どういうところが得意か、などを点検していくだけでもよいのです。

     第二の算数に関してですが… よいではないですか、好きな単元に力を入れていくのは。算数は、どんな問題でも足し算、引き算、掛け算、割り算、しか使いません。何を解いても力はつきます…
     とは、言うものの、このまま偏った学習をしてしまうと、ほんとうはこれからおもしろく思えるようになる機会も減らせてしまいます。
     ふつう、どこか志望校がある場合は、その学校の問題だよ、と、話をむけると苦手な分野も食いついてくるところなのですが…

     「好きな単元を3やれば苦手なところを1する」

     という感じて進めてみられてはどうでしょうか。算数が得意、好きだ、という子は、けっきょく苦手、嫌な分野も、取り組んでいくうちに必ず好きになるしやるようになりますよ。

     第三。いったい子どもは、どう「化ける」のか…

     男の子は、基本的に変わらない部分が多いのですが… 迂遠な話で申し訳ありませんが、高校生くらいにならないと、「お、変わったな」という実感を持てないかもしれません。
     ただ、はっきりといえることは、「目的地に向かう」というときに男の子は変わります。
     いや、けっこう目的地ははっきりしているんですが、動き出すのに時間がかかるんですよね、男の子は…
     目標に向かって動き出したときに変る。これが男の子です。

     志望校、というのもあるのですが… わりと、自分の興味のあるもの、というものにのめりこむようになります。びっくりするほど掘り下げようとする…
     そのときに、どれだけ親が、それをばかにしないで、いっしょに乗って協力してやれるか、なんですよね。
     趣味に共感してくれると、力を発揮します。
     子どもには子どもの「哲学」があって、それに共感してやると、おお!わかってくれるか~ となって、調子が出てくるんですよね。

     他人と違うところをみつけてことさらほめる。

     これが男の子を動かすツボです。異質の評価、というのが大切になります。お、そこ評価してくれるの? うれしいなぁ~ というところをみつけてやってほしいですね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2938605】 投稿者: ちゃ~ちゃん  (ID:r/exik3cGuw) 投稿日時:2013年 04月 21日 01:04

    しろくまさま。
    こんばんは。

    小4の男の子です。
    国語のことで悩んでいます。

    おそらく国語は嫌いではない感じなのですがテストや模試などでは時間がいつも足りません。わからない訳ではないようで時間延長してやると記述もそれなりに書けています。

    おそらく設問に答えるまでに時間がかかるのだと思います。

    読書も嫌いではなく就寝前に20分程度文庫本などを読んでいますが、読むスピードは早くはないと思います。

    時間が足りない子の場合はやはり読書でしょうか?

    解答した部分の正解率はとてもいいのですが白紙部分でなかなか点数に結びつきません。お忙しいとは思いますがアドバイスいただけると嬉しいです。

  6. 【2940224】 投稿者: ルル   (ID:dzosKKAzvVM) 投稿日時:2013年 04月 22日 14:15

    しろくまさま

     人間ドックお疲れ様でした。
     ご異常なしとの事 本当にホッとしますよね。
     常々 色々なご相談をさせていただき親子共々本当に助けて頂いていますが、
     しろくまさまご自身のお体には十分ご自愛くださいませ。
     
     6年生の受験までの月数を考えますと、
     子供の成績にどうしても気持ちが焦ります。
     大型塾の授業や先生からのアドバイスで進歩はしている様にも
     感じますが偏差値が出る公開模試のテストの難易度が
     吸収している速度よりも難しい...
     やはり残された日々を無駄なく後悔する事なく
     本番を迎えたいなぁ~っと子供に合う先生を見つけ出せると良いなぁ
     っとは感じています。
     この所 苦手な国語に時間を費やしていた所
     全体的に皆々様の算数の点数が伸びてきた事もあり得意だった
     算数でも今後足を引っ張りそうな予感がしています。
     そして 社会理科に至っては暗記物が苦手、
     国語の読解力が付けば暗記物も出来て来るものでしょうか!?
     
     皆さんも頑張ってこられる終盤戦 偏差値を上げるには
     並大抵の努力では厳しいのでしょうか!?
     子供の頑張りをみていますと、まだまだ届かぬ学校を視野に
     頑張らせたいなぁっと願う所ではありますが
     親のリサーチ不足で全滅は可愛そうだなぁ~っと悩ましい所です。

     これからもどうぞ宜しくお願い致します。
     

  7. 【2940625】 投稿者: アイテム  (ID:vCsZ5kPoAnU) 投稿日時:2013年 04月 22日 21:34

     以前にも、ご相談させていただきましたが、息子のテストの受け方で、気になるので

     どうしたら良いかお教え下さい。

     復習テストー 範囲がはっきりしているからなのか、きちんと復習できてほぼ満点

     公開テストなどー 結果はいまいち、難問は比較的とれて、計算や正答率の高い問題

              で間違える。国語は、記述はとれ、選択の記号問題で間違える

     自宅で時間を計りテスト問題や過去問をすると、ミスは少なく点数は取れる


      このように、一番大切なところでなかなか良い結果が出せません。
     
     こんな場合、本番と同じ様な環境にして、公開などのテストの過去問(まだ、一度も

      していないもの)など、時間を計りどんどんさせて練習した方がよいのでしょうか

     本人の、意識が低いからどうしょうもないのでしょうか

     六年になると、偏差値で志望校の講座や夏期講習のコースを分けられてしまいます。

     息子の場合、最難関コースになると思いますが、その中でもさらにクラスが分かれます

     内容は同じことをしますが、先輩ママさんに聞くと、先生の対応に差があるようなの

     です。とても嫌な感じですが、現実なのだと思います。

     親ばかですが、とてももったいない間違え方をして点数を落とすので、何とかならない

     のかと考えてしまいます。

      親が焦ってはいけないと思いますが今まで勝手にやらせていたので、こうなったのか
     
     と反省したりしています。

     というのも、塾で優秀な子どもさんのお母様数人ですが、毎回授業を参観されています

     ノートを取り、最後まで一緒に勉強されているのです。授業が始まる直前まで一緒に復

     習されています。私の息子は、塾も一人で行くので、一緒に並んで歩くのももう嫌がり

     ます。ある程度なんでも一人でさせすぎたから、雑になったのかとも思います。

     お母様が参観されている方の子どもさんは、とても大人しくて素直そうです。

     いまさらながら、横についてやった方がよいのかとも考えて」しまいます。

     しろくま様、良きアドバイスをよろしくお願いします。

  8. 【2940705】 投稿者: しろくま  (ID:Xk8T2..YbhU) 投稿日時:2013年 04月 22日 22:50

    「ちゃ~ちゃん」さま

     まず、それは心配はない、と、お思いくださいな。
     いま、小四ですよね。まだ、時間制限、という枠を意識される必要はありません。この時期、時間内で解くのだ、という意識を持たせすぎると、読みが雑になりますし、読み飛ばしのクセついてしまいます。

     今は、とにかく、しっかり読んで、考えて、理解する、ということに時間を使ってください。
     やりなおしのときは、時間制限無し、で、よいのです。

     読書は、本人にまかせるとして、模試の見なおしなどは、「親音読・子黙読」でいってください。
     これは、適切な黙読速度はどれくらいか、ということも身につけることができる、というメリットもあるからです。
     適切速度への矯正、ということですね。

     とはいえ… 毎回、小テストもあるでしょうし、定期に模試もある… それは実際問題として時間制限がある…
     なんとかしたい、というのは当然のことですよね。

     くれぐれも申し上げますが、自然な形で速度をあげていけばよいので、無理に制限内に解くことはさせないでください。

     そこで、しろくまがよく言うのは、主観的時間制限という方法です。黙読速度をしっかりと把握させる、ということですね。
     まずは、お子さんが、模試などの文章をどれくらいの時間をかけて読んでいるのか、測定してやってください。あなたはこれくらいの文章を読むのに、○○分かかっているのよ、と、伝えるわけです。だから速くしろ、などはコメントする必要はありません。毎回測定して伝える…

     ただ、それだけのことを続けているうちに黙読速度は上がっていきます。

     そのうえで、時間の感覚、を、身につけさせてやります。自分はこれくらいの時間で本文が読めるから、問題を解くのに何分使えるな、という意識ですね。
     これをしろくまは「時間のレイアウト」をさせる、と、言います。

     模試などの場合は、出題のパターンはだいたい一定です。何から解いていくか、という順番などもあらかじめきめていく、ということも大切ですね。

     最初の話にもどってしまいますが、時間を意識して解いていく、ということは小五の夏休み、に、持ち越してもかまわないのです。
     今は、家でもう一度時間をあたえて考えさせれば解ける、ということのほうがはるかに大事なことです。
     今の得点力よりも、小六での得点力、というのが大切ですからね。

     時間のレイアウトの訓練、主観的時間制限の素材としては、物語文よりも説明文のほうが取り組みやすいと思います。
     何か追加質問があればどうぞ。

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