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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2921334】 投稿者: 赤い目のうさぎ  (ID:xvc6A5lYTe.) 投稿日時:2013年 04月 05日 16:53

    しろくまさま

    桜の季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
    いつも相談にのっていただきありがとうございます。
    実はまた困ったことがおきてしまい、もう泣きそうになって、またこちらにきてしまいました。

    前回最難関コースから一つ下のコースにきたことで相談をさせていただきました。
    けっきょく下のコースにとどまり、3月初めの模試では72以上の偏差値が出せ、
    ほっとしていました。
    ところが、春休み前にだんだん算数の力が落ち始め5年生の時は8割~9割はとれていたのが7割に・・・・しかも4、5年生の時は解けていた問題で落としているのです。てっきりテストに集中できていないせい、また応用問題を解かせてもらえないことのフラストレーションがたまっているせいだと思い、春休み中はテスト形式にし、時間をはかり、昔落とした基礎問題と入試問題で類似のやや難しめの問題(ラサール)をやらしてみました。これで大丈夫だろう・・・・と思っていました。春季のテキストも9割以上の出来でした。
    ところが、春季明けのテストで5割しかとれていなかったのです。。。。。多分平均を10点以上下回っていると思います。
    過去に悪かったときでも6割5分はとれていたので(年に一回程度)あまりにもショックで子供を罵倒してしまいました。

    どこに原因があるのかさっぱりわかりません・・・・
    どれも見たような問題ばかりなのです。以前の息子が解けていた問題です。もちろんもう一度解き直しをしたら9割以上解けました。
    社会と理科は9割軽く超えていました。国語は健闘していてだんだん上がってきています。
    でも算数が・・・・

    ・・・・なにかある。と思います。


    単なるスランプでしょうか?でもそうとは思えません。
    演習量の低下でしょうか?
    普段の問題の難易度が合ってないのでしょうか?
    先生の説明はわかりやすいと言います。お人柄も好きなようです。
    好きなタイプの先生だけれど相性は悪いのでしょうか????
    実はクラスを変わったばかりの時にある先生から子供が傷つくようなことを言われました。それが響いているのでしょうか?


    親はどのような声掛けをしたらよいでしょうか。
    なぜこのような点数になったか本人も親も塾も把握できていない状態です。
    今後どう取り組んでいったらいいかわからず途方にくれています。



    申し訳ありませんが、しろくまさまお力をお貸しください。

  2. 【2921337】 投稿者: 赤い目のうさぎ(追加です)  (ID:xvc6A5lYTe.) 投稿日時:2013年 04月 05日 16:55

    しろくまさま

    申し訳ありません。あまりにも気が動転して肝心なことを書き忘れていました。
    当方6年生の男の子です。

  3. 【2921457】 投稿者: チャチャ  (ID:pEJzu7WgwFw) 投稿日時:2013年 04月 05日 19:53

    しろくまさま。
    ありがとうございます。
    一文章一設問ですね。これなら毎日横についてできそうなので親音読・子黙読で続けていきます。
    そしてテストの時には順序が大切なことを伝えて受けさせようと思います。
    ところで一文章一設問をする時の問題は市販の問題集でよいのでしょうか?

  4. 【2922898】 投稿者: しろくま  (ID:3xgcjqtiPZo) 投稿日時:2013年 04月 07日 06:57

    「赤い目のうさぎ」さま

     子どもは、何か精神的なショックを受けると、たしかに、それが成績に反映されることは多々あります。しろくまも、過去にそういう子どもたちをたくさん知っています。
     ただ、ここは分けて考えていかないといけない部分があって、「解く力」というのは、あんがいとこの精神的ショックとは関係が無い場合が多く、たとえば算数の能力が低下するとか、社会の暗記力が低下するとか、ということは無いと思います。
     では、なぜ成績が下がるのか、というとこれは簡単明白で、勉強しなくなる、つまり「量」が減少するから、ということが大きいですね。精神的ショックを受けると、勉強だけではなく、いろいろなことを「する」気力が失せる… 目の前に10個おぼえることがあっても、おぼえなければいくら記憶力があっても0…

     能力×時間=学力

     というのは、一定の成績を上げるまでは有効な式です。

     つらくても、いやなことがあっても、算数の問題を解いているときは、それらを一瞬忘れられるから好き、という子もいて、逃避、とは言いませんが、勉強している、読書している、趣味を楽しんでいる、という「世界」に入れる場合もあって、何か嫌なことからあるから、「力」そのものが落ちる、ということはありません。

     大きな話から入りますと、「二文字の教訓」、です。

     お母さまには、「忍」、お子さんには「続」。

     怒りは雷と同じで、ものすごいエネルギーを発しますが、何ら他を益することはありません。
     悪、不道徳は怒りという雷で砕く必要がありますので、お子さんがそういうことを為したときに、「雷」は温存しておいてください。でないと、かんじんのときに子どもの心に響きません。
     成績が下がったこと、勉強をしないことは悪でも不道徳でもありませんからね。 「どうしてできないのっ」「こんな成績ではだめだっ」という怒りはぐっとこらえてください。
     ちょっと、怒るポイントをすらせばよいのです。勉強しないことを怒る、というのではなく、勉強すると「約束」したことを違えたことを怒る、というような感じですね。約束を破る、信頼を損なう、ということを怒ればよいわけですから。

     「忍」は「見守る」に転じて、それは同時に親の「温かみ」に通じます。しばらく成績の上下動は続くでしょうが、それを叱責するのではなく、淡々と分析し、整理していく、という気持ちで参りましょう。
     模試や小テストで「合否」が決まるのではなく、合格のための、成績を向上させるための素材、分析のための資料、道具、なのですからね。本来は、模試の結果よくても喜ぶものでもないわけです。ここは活用するための視点が大切なところです。ずらっと模試や小テストを並べて、その数字と単元、できていない問題をよくよくみてください。おっしゃるように「なにかある」ことが見えてきますよ。
     その、人柄にひかられる先生のところに、それらを持ち込んで状況を説明して、どういうことなのでしょうか、と、分析をお願いしても可です。

     そして「続」。

     高校受験や大学受験のときに、「数学は復習主義」「英語は予習主義」というのを昔はよく言いました(ちょっと古い、昭和のタイプの学習方法ですが)。

     算数が苦手な子、算数が不振になってしまった子に対しても、

     「算数は復習主義で行こう。」

     と、言うてやることは大切です。
     初回正答率を高めることはむろん大切ですが、模試でできなかった、わからなかった問題を、もう一度解き直し、解説を読んで解けた、わかった、ならば、夏休みまでは、それでOK、としてやって、前に進ませましょう。

     まだだめ、まただめ、やっぱりだめ、でも、ずっと続けていく… 根気よく復習していく…
     見直しても、家で解きなおしても「わからない」のではなく、もういちど解きなおしてできているのはそれでよいのです。
     見直し、もう一度家でやってもわからない部分、というのを放置していくと、後で大きな失点がきますから、そこはしっかり質問に行かせて、「解き方」を理解していく…

     そうした上で、技術的なところに踏み込んで参りましょうか。
     解き方を、リクツ抜きで、おぼえてしまっている、というところが増えてきているような気がします。

     公式、解法、場合によっては「裏ワザ」ばかりに気をとられてしまって、なぜ、それがそうなるのかを「理解」せぬまま勉強を続けてしまった、ということが考えられます。
     公式なども、なぜ、そういう方法で解けるのか、ということを知っておくと、理解が深まるわけです。
     中学生になると、三平方の定理、いわゆるピタゴラスの定理を「使う」ことになりますが、あれってたくさんの証明方法がありますよね。
     そのうちの一つ、三角形の合同を使えば、中学生でも証明できるのですが、それを知っているだけでも楽しいですし、理解は深まりますし、図形の証明を考える力も養えるわけです。

     公式や解法を使う訓練と、考えて解く訓練、というのはまったく別のことですよね。
     あとで解いたらできた、というのが、どの公式を使うのかがわかった、というのであれば、それは考えて解けた、理解している、とは少しずれていることになるわけです。
     裏ワザてはない、ちょっと迂遠な解き方、考えて導き出す、という演習量が不足していた可能性があります。

     「量的演習の質」「質的演習の量」

     ということは算数では重要です。

     数をこなすことは大切だ。でも、どういう問題をたくさん解くのがよいのか、というのは大切なことですよね。
     引き算、割り算、分数を多く含む混合計算をたくさんする、というのが効果的な計算演習になりますでしょ? ただ数やればよいわけではない…

     よい問題、理解して解く問題をするのはよいですが、そういう問題をたくさんしていく、ということが重要ですよね。
     これ、よい問題だろう、というのが、たまに出てくるだけではだめですし、それを裏ワザで解いて、ああ、よかった、では、意味がありません。

     親の「忍」と子どもの「続」。

     何か苦手な教科、とくに算数に関してはこういう部分を大切にしてみてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。 

  5. 【2922900】 投稿者: しろくま  (ID:3xgcjqtiPZo) 投稿日時:2013年 04月 07日 07:04

    「チャチャ」さま

     そうですね。市販のものでもよいですが、買いにいくときは、是非、お子さんといっしょに本屋さんに行かれて、中身を子どもに見せながら選ぶ、ということをしてやってください。

     親が選ぶのだ、親が与えるのだ、という教材探しは、ときに、子どもに不適な教材を与えることになります。
     良い教材なのにどうして成績に出ないのか? という場合は、こういう一方的な矢印で教材をみつけた場合です。
     「これいいわ」という感じが親だけならば、効果も半減…

     これたどうかな、こんなのもあるね、と、提案してみて、え? それはどうかな、というものでも、まずは子ども良いと「感じた」ものにしてやる…

     で、ポイントは、二冊買う、ということですね。もう一冊は母がよいと考えるもの。で、使うのは「まずは」子どもの気に入ったものにする。
     で、機会をみてから、これをしてみない? と、提案していく…

     参考書や問題集選びは、本屋さんで親子楽しく、がよいですよ。買ってすぐ家に帰るのではなく、ケーキ屋さんとかに寄り道で、そこで親子で楽しく会話しながら、中身をじっくりみる、というのもよいですね。
     いやなことをさせられる、というイメージも、消してやりたいところです。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2922929】 投稿者: 赤い目のうさぎ  (ID:xvc6A5lYTe.) 投稿日時:2013年 04月 07日 07:46

    しろくまさま

    休日の朝から、心のこもったお返事ありがとうございます。
    母の私がどうしていいかわからず、また塾に対する不安(先生方は優秀ですし、よくしていただいているのですが、ちょっといろいろありまして本当に信頼していいのか悩んでいました。それが子供にも伝わった結果では・・・と危惧していました。塾の先生もこちらに対してよく思っていらっしゃらないようで、どうしたものか、あまり私が塾とかかわらないようにしたほうがいいのか、相談事などしないほうがいいのか・・と思っていました。)

    精神的なものより量的なものなのですね。
    感情的にならずに淡々と進めていけばよいのですね。
    気持ちが楽になりました・・・。
    このさきは、子供の精神的負担を軽くして量をこなすことが課題になりそうです。
    (今すでに算数に苦手意識をもってしまっているので。(泣))
    またまた質問で申し訳ないのですが、補助教材でおすすめの問題集などありますでしょうか?息子は「力の5000題」と相性がよいようなのですが、もうすでに何度も繰り返していて「飽きた・・・」と言っています。もしご存知でしたら教えていただけると助かります。志望校は算数の難易度が高く偏差値65程度、算数で合否が決まると言われています。

    最近私が体調が悪く体のあちこちに支障が出てきてしまいました。
    受験なんて大したことないと思っていましたが奥が深いですね。
    つくづく「母は強くなければ!!」と思います。
    今日もテストです。明るく送り出してやりたいと思います。

    しろくまさま、本当にありがとうございます。感謝しております。
    きっと私のようにどこに相談していいのかわからず、一人で悩んでいる方が多くいると思います。本当に助かります。
    ありがとうございました。

    どうかお体ご自愛ください。
    しろくまさまにとって今日も一日よい日でありますように。

  7. 【2924845】 投稿者: しろくま  (ID:mb3QDuVSe0M) 投稿日時:2013年 04月 08日 21:27

    「赤い目のうさぎ」さま

     せっかくその日のうちにご返信いただいていたのに、その後、のんきに花見に出かけてしまい、お返事がすっかり遅れてしまいました。申し訳ありません。

     相性のよい教材、というのは、たしかにありますよね。

     以前にも紹介させていただいたのですが… しろくまが講師をしていたころ、学生の非常勤だった子たちが、もう、今ではみんな立派になって、それぞれ塾の講師などをしていたりして、時の流れにおどろきます。それどころか、自分の教えた子たちがもう今では塾講師になって立派に活躍している子たちがいるんですよ。
     塾のHPをのぞくと、そういう講師たちが大きく写真付で出ていて懐かしいやら、自分が歳をとったことを痛感したりやら…

     関東のフェリックスという塾にいる板東くんも、そういう講師の一人で、学生時代講師をしていたとき、彼の算数の講義はものすごくよかったのをおぼえています。そして教材を著して文英堂から出版しています。

     『塾で教える算数』

     は、難関校をめざす子のための教材としてはお勧めできます。

     また、希学園の副学園長の入江くんや理事長の前田さんが著した、

     『特進クラスの算数』

     も、しろくまはお勧めしています。

     いずれも、「解き方」重視で、読んでわかる、ということなのですが、やはり問題演習、というのは大切。
     これは、しろくまがよくお勧めする英俊社の『近畿の中学入試問題』の標準、発展編などを利用する、というのはどうでしょうか。

     ただ、これは本人との相性が重要です。どれほど立派な講師が著した教材であっても、本人が気に入らなければ意味がありません。
     かならずいっしょに本屋さんにいって、いろいろ問題集をパラパラながめて選んでくださいな。

     いやいや、受験なんて大したことはない、と、までは申しませんが、あんまり深刻に考えすぎないでくださいな。
     奥が深い、というわけでもありません。問題は、その「次」、その「先」が大切なんです。
     あくまでも入試や学校なんかは方便にすぎません。
     何度も何度も申しますが、合格が成功とはかぎらない、不合格が失敗とは限らないのが入試です。
     合格して終わり、不合格だったからだめなこと、ではけっしてないもんなんですよ。
     子どもは目の前のことにしっかりと取り組む、親は、その先、次の次をしっかり見据えて大度にかまえる…
     そういう心持ちでがんばってくださいね。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  8. 【2925217】 投稿者: 赤い目のうさぎ  (ID:xvc6A5lYTe.) 投稿日時:2013年 04月 09日 08:51

    しろくまさま

    お返事ありがとうございます。
    遅くなったなどとんでもありません。ご好意でおつきあいいただいているのですから、お手すきの時にお返事いただければと思っています。
    誰にも相談できず一人で悶々としていたので、しろくまさまの暖かいお言葉を拝見するだけで安心するのです。そんな理由でしょっちゅうこちらやブログを覗いていました。

    算数の問題集を教えていただいてありがとうございます。
    さっそく見に行ってきます。
    今まであった算数の最難関コースがなくなり不安に思っていたところなので心強いです。

    最近、子供の勉強を指導するのにどのような態度で接するべきか悩んでしまいます。
    「本当はもっと一緒に遊びたい」「褒めてあげたい」「もっと優しくしてあげたい」
    そう思うのですが、ついつい叱ってしまいます。
    でもこちらが厳しくしないと成績が落ちるのですよ。。。。
    部活と一緒ですよね。顧問の先生が優しいと楽しいけどどんどん弱くなってしまう。厳しいと強くなれるけど、苦しい・・・
    今のところ自ら机に向かってくれるのが救いです。

    息子も心が折れそうになった時、親や先生、祖父母が応援してくれる。一緒に頑張ってくれている、一人で戦っているわけじゃないと思うとふんばれるようです。
    またしろくまさまのこともお話します。
    「見ず知らずのあなたを助けてくださる方もいるのよ・・」と。

    いつもありがとうございます。
    今日もしろくまさまにとってよい一日でありますように。

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