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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2379922】 投稿者: しろくま  (ID:NQqh9eDzNbg) 投稿日時:2012年 01月 10日 18:29

    「虹色」さま

     地理分野、というのは、実は小5配当の科目なんです。日本の学校教育は、基本的に「発展型スパイラル」(内容を深めながら繰り返す)という方法を色々な教科で進めているのですが、「社会」だけは、少し変則的なんですよね。

     小5で習った地理は、小6でスパイラルがかかりません。
     中学も似たところがあり、中1で地理、中2で歴史、というパターンか、中1で地理・歴史、中2でも地理・歴史、で、中3は公民、みたいな感じになります。

     昔の塾も、これにならい、小5地理、小6歴史、としていました。しかし、学校教育の配当を無視して、スパイラルをかけて深化させる、という手法をされている塾もあると思います。小5で地歴、小6でも地歴、というような方法ですよね。

     小6は歴史を重点的に学ぶのがフツーですから、地理は忘れやすいですし、社会は好き! という子でも地理が苦手… と、なっているケースが目立ちます。

     私立の先生方も、口をそろえて、「歴史はみなよくできていて差がついていない。地理と公民で実際は差がついているようですね」ということをおっしゃっていました。

     地理は「産業別地理」と「地方別地理」、それに「統計」が絡ませてあります。前者は農業・工業・水産業・貿易・運輸などなど… 後者は前者の要素もあるが、日本の「地方」をとりあげて、そこの「特色」という形で前者を問う、というものです。

     志望校の地理がどちらに「傾斜」しているか確認していただいた上で、「しろくまさんのまとめブログ」の「そしてまた入試が始まる」というシリーズを検索してみてください。「社会」の話をたっぷりとしておきました。直前の学習のヒントにも使用できますよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2380261】 投稿者: ムスカリ  (ID:awUOrEc/dcg) 投稿日時:2012年 01月 10日 23:50

    しろくま様

    昨日は丁寧なお返事をいただきありがとうございました。

    何度も読み返しゆっくりとじっくりと考えて見ました。

    実はその娘のチャレンジ校というのは私の母校なのです。
    当時おられた先生方もまだ多く残っておられます。

    確かに勉強はとても忙しかったですが、先生方はとても優しく、指導も細やかで
    学年も少人数なので本当に楽しく学校生活を送っていました。

    娘が受験したいと言い出したときにまっさきに母校が浮かび、見学に行き、娘も
    とても気に入りました。
    しかし成績が届いていないのはもちろんの事、私が通っていた20年前とは学校の状況もかわり、
    今やすっかり進学校で、授業の進度もとても速く、ついていけない生徒は挽回がしづらい・・・と。
    下からでも這い上がる根性の持ち主であればやっていけると思うが、娘の場合はついていくのに必死になっているうちに折れてしまう可能性があると。

    私が考えているのは甘い考えで、娘のためにはそのチャレンジ校は回避したほうがよいということでした。

    自分がいた頃とすっかり変わっている学校でも、先生方は変わらずおられるので、あの温かさや細やかさは
    変わることはなく、きっと娘もがんばって先生の指導のもと、よき友人をつくって楽しい学校生活を送れるのではないか、という気持ちが捨てきれないのです。

    私の考えはやはり甘いでしょうか。

    しろくま様のお返事を読んで、本当に何度も何度も考えた結果、チャレンジ校も受験することにしました。
    娘の気持ちを聞くと受けたいといいます。私ももし無理でもチャレンジしてほしいと思っています。

    気持ちが親子同じ方向を向いています。
    あくまでチャレンジ。万が一合格すればそれが大きな自信となり、今後の学校生活を支えてくれる事を信じて。

    ありがとうございました。

  3. 【2380349】 投稿者: しろくま  (ID:h9rJHAHGZ0I) 投稿日時:2012年 01月 11日 06:03

    「おやじ」さま

     先日は、おいしそうなローストビーフ、ありがとうございました。しろくまは食いしん坊なので、おいしい話をきくだけで舞い上がってしまって元気が出ましたよ。
     ロウリーズ、という店がありましてね。そこのプライムリブがおいしく、お子さんがお肉が大好きなら、家族の合格祝賀会をしてやってください。

     すいません、すっかり余計な話をしてしまって。しろくまは食べ物の話になるとついつい脱線してしまって…

     子どもは、同じコトを何度もする、復習する、というのをとてもいやがります。

     コピーして体裁を変えたり、新しい素材を用いたりして、できるだけ気持ちよく、お勉強ができるようにしてやってくださいな。

     「~道」というのが日本の文化です。茶道・華道・剣道・柔道… ベースボールなんかも日本は「野球道」にしちゃいます…
     修行、苦行の後に達成がある、と思ってしまう… でも受験勉強は、苦行や修行じゃないんですよね。

     気持ちよく、やりやすいように、ときには楽しく、教材を提供してやってくださいな。

     何度も申しますが、子どもは負担がつらいのではないんです。負担感がつらいんです。

     「近・中・五」の易問流し、よいじゃないですか。一度試みてみてください。せっかくだから「流し」でなくても「じっくり」でもよいですよ。

     最初は親音読・子黙読で、読みながら難しい表現、語句があったらどんどん教えて解説してやってもかまいません。何か設問をしぼって考えさせてやる…
     しつこく考えさせずに、模範解答をみてむしろなぜそうなるかを考えさせていく。

     難易度としては、灘・甲陽など最難関校が看板が塾ですと

     「近・中・五」<「小5模試」<「近・中・標」

     と、並ぶかもしれません。読みやすい文章、わかりやすい設問がうまくチョイスされています。

     あと、兵庫県の女子中の国語も取り組みやすいものが多いですね。一度いろいろお試しくださいな。何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【2381033】 投稿者: おやじ  (ID:AFAuwUkL.b6) 投稿日時:2012年 01月 11日 17:31

    しろくまさま


    いつもいつもよいお話をありがとうございます。


    「近・中・五」<「小5模試」<「近・中・標」

    ということで、私が求める難易度とも合致しますし、購入して取り組ませてみます。
    易問流しだけでなく、「じっくり」も、しろくまさまおすすめの方法で試してみたいです。

    また、兵庫県の女子中の国語も、うまく取り入れてみたいと思います。

    それから、過去のものを体裁を整えるなどして工夫してみるのも確かによさそうです。


    私は問題選択などで忙しくなりそうですが、うれしい悲鳴ですね。


    ところで、ロウリーズ、早速検索してみました。
    おいしそうな上に合格祝賀会っぽくなりそうな高級な雰囲気に、もうワクワクしてきました。

    来年1月半ばには、「ロウリーズのプライムリブがうまかったです!」と報告したいですね。

    合格後の楽しみまで教えてくださり、本当に色々とありがとうございます!!

  5. 【2381105】 投稿者: しろくま  (ID:cjv8bGkgOcg) 投稿日時:2012年 01月 11日 18:35

    「ムスカリ」さま

     なるほど。お母さんの母校だったのですね。

     それはまた格別な思いはおありでしょう。

     月日が流れると「変わる」ものですが、学校というのは、とくに六年一貫校は、「もう1つの家」のようなものですよね。

     実は、しろくまは、学校選びの視点には、この部分も欠かせない、と、思っているんです。
     子どもが産まれる、でも、まぁ、6歳くらいまでは、自分というものがまだない「生命体」です。ところが小学生に入るころから「一個の人格」の片鱗があらわれ、どんな子どもでも侵しがたい「領域」ができるようになります。
     「子どもに接する」という言葉自体が、距離と壁、がある証拠ですよね。それまでは自分の体の一部のようなものであったのに…

     してみると、18歳で卒業するとして、6歳まではまだ「人格」がない、18-6=12年間。その半分が「学校」で「暮らしている」ことになります。
     へたすると、その六年間、親よりも学校の先生や友達と接している時間のほうが多いわけです。

     学校を「受験の道具」としてだけ眺める、偏差値だけで上から下へ並べる、合格できそうなところどこでもよい、とは、けっして安易に考えてはいけない所以です。

     学校はしょせん、「箱」です。やっぱり中身が大切。つまりは「人」です。

     武田信玄は

     人は城
     人は石垣
     人は堀

     という有名な言葉を残していますが、学校もまた同様。

     そこに集う生徒、先生、もちろん保護者、それまでの伝統、などによって「形成」されている「総体」で実体ではない…
     昔の先生方が残っておられて、そうしてきめ細やかな指導をしてくださっていたなら、たとえ外見は「変わっていた」としても「変わっていない」中身はたくさんあるはずです。
     お母さんも、学校に卒業生として帰られて、習った恩師にいろいろお話しをうかがってご相談なさってもよいと思います(まぁ、すでにそうされているとは思いますが)。
     
     あと、チャレンジ、チャレンジ、と、気負いすぎないようにしてくださいな。
     申しましたように、塾のクラスが上だから合格するんではありません、模試の結果がよいから合格するんではありません、本番のテストで点数をとるから合格するんです。

     ここまできたら、模試や塾のクラスは、三段ロケットの1段目と2段目みたいなもので、切り離して前だけ向かって進んでいきましょう。
     志望校をしっかりみつめて、直前だからこそ「量」ではなく「質」で、数でおしきらず「理解」を重視してがんばってくださいな。

  6. 【2381326】 投稿者: 時間は有限  (ID:XaOaQDPOG4s) 投稿日時:2012年 01月 11日 21:52

    しろくま様

     お返事ありがとうございます。
     早速子どもに記述白紙~のまとめブログを見せました。
     子どもは目を輝かせながら「うん、うん」とうなずき見ていましたが、
    全部読み終わり一言。
     「記述白紙はその日のやる気でできへん」と白状したのです。


     そういえば、今までも記述練成テストで偏差値63ほどの時もあれば30くらいの時もあったと思い問いただすと、途中で面倒くさくなり、戦意喪失することが判明。親に対しての言い訳がわからなかったと言う答えが一番手っ取り早いかららしいのです。
     これには参ったしてしまいました。
     入試以前の問題ですよね。


     戦意喪失せず、スムーズに解ける言葉がけはないものでしょうか?


     子どもは記述白紙~以外もクリックし、直前対策のための漢字を楽しそうに解いていました。


     算数ですが、確かにリラックスし解き進めると正解します。
     復テや実テも解きなおすと正解。
     理解されていないわけでないのに、テストでは不正解。
     これを何とか一回目で正解するにはどうすればいいのでしょうか?

  7. 【2381339】 投稿者: ゆっくり  (ID:oANpXKLAyEo) 投稿日時:2012年 01月 11日 22:08

    しろくま様
    度々、初歩的な質問で申し訳ありません。

    過去問ですが、あまり古いものはダメだと言われているのですが、
    いったい何年前くらいのものまでなら、有効なのですか?

    ついつい十二年前の過去問までやらせたくなってしまうのですが、
    むやみにやらせるのはいけないでしょうか?

  8. 【2381551】 投稿者: しろくま  (ID:8wIwNMCKCaA) 投稿日時:2012年 01月 12日 06:06

    「時間は有限」さま

     中学入試にかかわらず、(お仕事でもそうですが)入試にとって、子どもの言動でたしなめなくてはならない言葉のポイントは

     めんどくさい べつにええやん またあとで

     です。これが口グセになっていてはいけませんし、これを矯正していくことがメンタル面でのケアになります。

     もちろん、子どもの「甘さ」の表現なのですが、子どもは「甘い」にきまっています。どれだけしっかりした子ども、どこかの部分で甘さがあるものです。

     家庭学習のときには、「うんざり」するような教材の提供のさせ方はできるだけ避けてやりましょう。
     
     何冊も問題をつみあげ、さぁ、これをやっていこう! と、いって、はりきるのは、出した親だけです。

     子どもは、いやそうに手にとって、ぱらぱら、と、めくり、こんなにするの… と、なって、そうよ! これだけやればよいのよ、一日どれだけ何時間にどれだけ、そう考えたら3日でできるでしょ!
     とか、ついついせまりがち… そんなことしたら、崩壊した社会主義国の官僚のように「目標達成」数値をごまかして、帳尻あわせをして、はい、できたできた、おわりおわり、になってしまいます。

     「こまめに」、今からやることだけ、見せて、1つの完成に「達成感」が出るようにしてやらなくてはなりません。

     そういう意味でも、国語も、できるだけコピーして「問題集」ごとやらせず、その問題だけ切って貼ってプリント化する、ということをしてやってほしいところです。
     その上で、さらに、「1文章1設問」で「記述題」だけ考えていく…

     きっと今まで、「めんどくさい」と思って記述に対する向き合い、演習量が減ってきたはずです。
     きっと今まで、「べつにいいか」と思ってきらいな深く考えず他の問題ばかりやってきたはずです。
     きっと今まで、「またあとでいいや」と思って先送りしたり家庭ではしなかったりとなってきたはずです。

     算数も同様です。

     つみあげ教材学習になっていませんでしたか? どさっ と、目の前につみあげ

     「~せねばならない」学習

     となっていると、その場の思考に深みがなくなり、だらだら時間を消費するクセがつきます。

     こまめに一題ずつ、プリント化して出していく。
     同様に計算に関しても、以前に「フラッシュ」式を提案したことがあります。

     計算もB6くらいの紙きれに1問書いて、それをたくさんの束にして、親がもってその束は本人にはみせません。

     はい、手はひざの上~ 目をつぶってぇ~ いまから1問、計算出すから解いてね。何秒計るか計るね。

     よ~い… どん!

     で、やらせて、はい何秒だったね、と、その数をあらかじめ作っておいた表に書いて、正解だったら横に○、まちがえたら×、それをもう一回やらせて正解なら△、と、していきます。

     何秒か示して書いていって急かす言葉は言いません。淡々と、でも、スタートのメリハリをつけた計算訓練ですね。

     計算の初見正答率の高め方、としては、低学年の子や「めんどくさい」少年少女にはこの方法が有効です。

     何か追加質問があればどうぞ。

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