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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2725905】 投稿者: ミント  (ID:06B3YHPosUs) 投稿日時:2012年 10月 16日 11:45

    しろくまさま
    お礼が遅くなり申し訳ありません。黒魔女さんまで!お目を通していただくなんて、感謝しております。
    実は娘が、漢字練習なんてしたくない!と大泣きしまして、せっかくアドバイスいただいたのに・・反省しております。
    漢字、計算練習は、やりたくなくてもやらなくてはいけないもの、と思うのですが、しばらく、学校の漢字練習のみで様子を見たほうがいいのでしょうか。宿題で、ランダムな漢字かな交じり文を一回ずつ十文書くだけなのですが。
    娘は、漢字パズルのようなものがいいと申します。でも、漢字を覚えていなければできませんよね。
    何か良い方法はありませんか。
    読書に関して、ルビ付きでない本も読んだら、と申しましたら、ちょうど家にあった重松清のくちぶえ番長を、読み始めました。
    なかなか、面白いそうです。
    これをきっかけに、問題集読書に持ち込みたいと思います。
    それから、文章を書くことについてですが、お友達と絵本を書いているようです。(母には見せてくれません)
    志望校は作文があるのですが、初めは自由に書かせたらよいのか、それとも型を身に着けてから書いたほうがいいのが、どちらでしょうか。
    お忙しいところ再び質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

  2. 【2725983】 投稿者: ミンククジラ  (ID:/tUPOGNuBB6) 投稿日時:2012年 10月 16日 12:50

    横で申し訳ありません。

    ご本の紹介、ありがとございました。
    以前に、しろくまさんが、「子どもは、本の背表紙をみて育ちます」という話をされて以来、しろくまさん本棚を作って色々並べて子どもが手に取るのを待っておりましたら、中学三年になってようやく手にとるようになりました。
    今度は弟の受験ですが不思議なことに上の子と違い、国語が一番できてお兄ちゃんの部屋のしろくまさん本棚の本はほとんど下の子が読んでしまいました。
    「ロウソクの科学」「アユの話」は以前にも紹介されていたので、もう揃っていたのですが、「アユの話」に下の子は興味を示していました。
    難しい本でも置いておくものですね。
    上の子は歴史が好きなので、「東大のディープな日本史」と「超軽い日本史」をさっそく購入しました。本棚にいれて置いたのでどんな反応するか楽しみです。弟が先に読みそうですが入試が近いので今は読書は控えさせています。

    みなさま、横から申し訳ありませんでした。上の子は国語で苦労しましたが、最後に追い上げがききました。あきらめないで頑張ってください。

  3. 【2726484】 投稿者: しろくま  (ID:K073xojRtnE) 投稿日時:2012年 10月 16日 19:33

    「アールグレイ」さま

     浅野中は、最近確か分析したと思います。是非、目を通してみてください。

     物語文が、客観型で、実は子どもにとってはわかりやすいチョイスです。もし、塾の模試が「わたし」型の、やや心理描写の複雑なものだとして、それで失点している場合は、あまり気になさらなくてもよいと思いますよ。

     ただ、確かに黙読速度が遅い子だと、あの問題には時間がかかるかもしれません。
     ポイントとしては、問題が配られたときに、副詞や表現を空欄に入れる問題に×印をつけ、後まわしにします。
     浅野中の物語は、きわめて模範的な設問が用意されていて、「なぜですか」「~とはどういうことですか」「このときの気持ちとして」の物語典型三題がバランスよく配列されています。
     読みの遅い子は心情説明題にけっこう時間がかかるので、問題配布後は、理由説明題に先に○印をつけて、これらから考えていこうね、と、レイアウト作りをしてやってください。
     理由の問題を解いていくうちに、心情の変化がつかめる場合が多いからです。そしてその後、「~とはどういうことですか」という問いを考え、で、心情に関する問題を最後にまわします。

     で、一文章一設問は「なぜですか」という問いだけにしぼってやっていく、ということを並行させましょう。ここは「電話帳」を利用してよいところです。

     逗子開成中は、語句系が独立題として出題されていますね。文学史などの平易なものも出題されるときもありますが…
     これらは市販の分厚い目の参考書に出ているような基本的なもので、塾などで大量に出されるものを復習するよりも、模試の語句系の問いを流して復習することで対応できるものばかりです。独立題だからといって、過分に取り組む必要はありませんよ。

     お子さんの場合は、この逗子開成の文章がちょっと読み込みにくいかもしれませんね… チョイスされている文章は、中学生がする、つまり高校入試に使われるようなものだからです。
     ただ、設問は中学受験相応のレベルで、難問奇問はありません。逗子開成のものは、説明的文章は過去問をたっぷりと取り組んでいくほうがよいところですね… 「文中から探し、最初の五字を抜き出して答えなさい」とい問いは後にまわしなさいね、と、一言申し添えてやってもよいところです。
     どうでしょう、模試でもそういう問いに「とらわれて」時間をロスしておりませんか? 思い切って後にまわしなさい、と、言うてやってもよいですよ。

     家庭での過去問の取り組みに間違いはありません。あせらず、根気よくそれを続けていきましょう。
     通しの演習もしたいところですが、それはぐっと文章レベルを下げた、学年一つ前の模試など用いてもかまいません。

     逗子開成中の過去問は、ちょっと変則ですが、親音読・子黙読による「入試問題読書」から入られてもよいと思います。まずはあのレベルの文章に慣れる、ということが肝要です。
     もし過去問の文章は設問を解く演習まで温存したい、と、お考えなら、兵庫県の六甲中の過去問でチョイスされている説明的文章を読んでいってみてください。

     時間のレイアウトは、慣れ、ということでできるようになります。根気よく進めていってくださいね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【2726558】 投稿者: しろくま  (ID:KjBAIgTvrd6) 投稿日時:2012年 10月 16日 20:36

    「ミント」さま

     漢字の書き取りは、無理強いしなくてもよいのですよ。ようするに、教育配当漢字を当該学年でしっかり理解していけばよいのですからね。極端な話、カンドを徹底的に理解すれば基本的にOKなんです。

     漢字パズルでもよいじゃないですか。漢字を知っていると、もっと楽しくできる、ということを本人が気が付けば、自然と漢字の学習にも力が入りますよ。

     学習、というのは、基本的に、自分自身で気が付く、ということが大切で、家庭学習というのは、そういう「気付き」のきっかけを提供していく場で十分なんです。

     よいではないですか。重松清さんの作品。まだ出会わないおもしろい作品、というのは必ずあります。
     読書は強いてはいけないのです。環境作り、というのが大切なんですよね。

     ここの部分は、目の前の中学受験を通り越して、もっと先のことを考えていろいろ準備してやればよいのです。
     ちょうどいま、「新しい出発の話」の番外編で、読書の話をしています。

     以前に、しろくまは「子どもは本の背表紙を見て育つ」という話をしました。

     子どもが「いつか」見るときのための本棚を用意してやってほしいのです。もちろん、「仕込み」もアリですよ。
     あらかじめ塾のテキストを読んでおいて、そこで出てくる小説や評論などをさりげなく入れておく…
     ふと、家の本棚をみると、あれ? これテキストに出てた本や、と、なればたいていの子は手にとります。
     で、ぱらぱらめくって、で、終わり、でも最初はよいんですよね。

     難しくても簡単でも、ジャンルがバラバラでも、お子さんの本棚にどんどん追加していく、ということをしてほしいんですよね。
     新刊から古典的なものまで…

     で、前から申しているように、読書をしない子、というのは、入試問題読書で十分なんですよね。
     塾でやる問題の文章も、立派な読書になっています。

     中学受験、というのももちろん大切ですが、「ひとつ先」を考えて、いまから、もうひとつの「未来の本棚」を作っていってくださいね。

     さてさて、作文に関してはまずは自由に、から入りましょう。

     ただ、「制限」はチラ見せしていく、というのがコツです。

     ほんとうは200字以内なんだけれどべつに200字超えてもよいよ、みたいなことを言うていくんです。
     最初は好きに、そして、ほんとうは○○なんだけれど、ま、いいか、好きにしていこうよ、というのを第二段階にする、というところです。

     大きく、から、小さく、もコツですね。

     くだものを描こう、から入って、リンゴを描こう、で、かじったあとのあるリンゴを描こう、というように幼児の絵画教室ではやっていきます。

     作文も同じなんですよね。最初は自由、少しずつ制限を入れていく…

     字数の制限、内容の制限、と移行していく、というのもポイントです。

     お友達との絵本作り、というのもたいへんよいじゃないですか~ みてみたいですね。
     子どもの世界はほんとうに楽しそうなんですよ。そういう世界では、ぜひ、のびのびとさせてやってほしい時空です。
     こういう子には、逆、の、話作りをしてもよいですよ。けっこう昔は小学校でもよくやっていたことなのですが、ある一つの絵(人物や動物が描かれたもので一つの「何か」の場面)をみせて、この場面の説明、そして簡単な状況説明やセリフを考えさせる、というものです。
     子猫が夜に屋根でお月さまをながめている、という絵に「物語」を考えさせる、というような感じです。

     いろいろできますよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2726591】 投稿者: しろくま  (ID:KjBAIgTvrd6) 投稿日時:2012年 10月 16日 21:09

    「ミンククジラ」さま

     いえいえ、横でもなんでもありませんよ。みなさまへの励ましの言葉、ほんとうにありがとうございます。
     子どもにとって、国語に限らず、苦手な教科がある、ということはけっこうつらいんですよ。どんなに強がっているようにみえても…

     「なんでできないのっ」「なんでわからないのっ」「こんなのあたりまえじゃないの」

     というのはほんとうに禁句です。

     国語も追い上げがきく教科なんですよね。「もうこの時期、国語は伸びません。語句をがんばってください。」なんて国語の講師が言ってしまうときがありますが、そうやって、国語の学習機会を奪ってしまうからいけないんです。
     お母さんしか、子どもには寄り添えません。

     弟さんは入試なんですね。よいではないですか。少しは好きな本を「読書」させてやってください。ようするに学習計画を崩してしまうように趣味に没入させるのがいけないだけです。
     むしろ、何時から何時は○○してもよいよ、その代わり、何時からは××をするのよ、というのは「時間をケジメ」をつけさせるよい訓練ですからね。

     兄弟であっても、まったく違います。
     兄は国語が苦手で、弟は国語で苦しんだことはない、なんていうのはケッコウある話です。それぞれがそれぞれのキャラクターがあり、それに合わせていろいろ試行していく… 無責任な言いざまですが、それこそ子育ての醍醐味というものです。

     「未来の本棚」には、どれだけ難しい本でもかまわないから立てておいてやってください。
     中三でも、中学受験のお勉強してきた子で、歴史が好きなら『東大のディープな日本史』と『超軽日本史』はきっと「ああ、これはこんな話だったのか」と「再発見」してくれますよ。六年一貫の私立の先生と、予備校の先生の書かれた本ですから、六年一貫生ではこの二冊のセットがよく共鳴できると思います。

     それから、『東大のディープな日本史』の著者相澤理さんは、小論文に関するいろいろな本も出されています。医大の小論文などの指導もなかなかよくて、将来理系で小論文も必要、というときがくるかもしれませんからそのときは相澤さんのことを思い出してください。

     ただ、中学受験が終わった子で、歴史が好き、というのは日本史である場合が多いので、「未来の本棚」ではあえて「世界史」のものも、今後は仕込んでやってください。
     きっと『ローマ人の物語』あたりはまだまだ難しいところですが、六年一貫校は世界史もやり始めているハズです。そのうちローマ史(もうやっているかもしれません)も学ぶでしょうから、ズラっとそろえて「背表紙」だけをみせて、その気になったときに手が伸ばせるように是非是非してやってくださいね。その「機会」は高校生でもよいのですから。

     『アユの話』は、アユの生態を書いたものなのですが、素材が「アユ」そのものなのに、淡々と読んでいてみょ~におもしろい本です。それに興味をしめした弟さんは、なかなかよいですね~。きっとしろくまとお友達になれそうなお子さんかもしれません。

     子どもの、ふと読んでみよう、おや、この本は… という「機会」と「きっかけ」を作る場を用意してやって、あとは読書を強いない、というのが結局一番よいことで、本人の教養を深める、迂遠だけれどもいちばん確実な方法だと思います。
     日本史が好きなら、世界史に。
     歴史が好きなら次は地理に。
     地理から地学へ。地学の中でも天体へ…

     というように、いろいろ本棚に仕込んでいってくださいな。

  6. 【2726595】 投稿者: 親子でもがく国語  (ID:6UYa6rh/hAM) 投稿日時:2012年 10月 16日 21:11

    しろくまさま

    ご無沙汰しております。
    すっかり秋めいてきましたが、体調のほうはいかがでしょうか?
    ご無理なさらない程度に、お助けいただければ幸いです。

    我が家は、その後もしろくま流を信じて一問一設問で進めております。
    すぐに結果が出るとは思っていませんでしたが、塾の模試ですこし良い手応えがありました。難しい説明文で内容がわからにもかかわらず(笑)、指示語などがドンピシャになったようです。
    あとは物語の隠れた心情の読み取りを何とか身に付けたいと思います。
    先日(9/30)にお問い合わせしました具体的な子供の回答について
    ご指導いただけますと幸いです。催促のようで恐縮ですが、いまはしろくまさまにすがるしかございません。何卒、お力をお貸しくださいますようお願い申し上げます。

  7. 【2727265】 投稿者: アールグレイ  (ID:ftLV53D8H22) 投稿日時:2012年 10月 17日 12:53

    しろくまさま

    早々のお返事と、たくさんのアドバイスをありがとうございます。

    > どうでしょう、模試でもそういう問いに「とらわれて」時間をロスしておりませんか? 思い切って後にまわしなさい、と、言うてやってもよいですよ。

    そうです!横で見ていると、まさしく、問いに「とらわれて」という表現がぴったりの様子です。思い切ることも大事ですね!
    アドバイスに頂いたように、先に解くもの、後まわしにするものを教えていきたいと思います。

    また、一文章一設問を「電話帳」で、説明文の文章の慣れを、お教えくださった六甲中や、以前の記事にありました清風中などで取り組んでみたいと思います。

    ついつい欲張って、あれもこれもと思ってしまいます。焦らず、根気よくですね。
    投稿前は現状に嘆き悲しんでいましたが、しろくまさまのおかげで、やるべきことがはっきりして、前向きな気持ちになることができました。
    本当にありがとうございます。
    また何かありましたら、よろしくお願いいたします。

  8. 【2727612】 投稿者: 未来の本棚  (ID:PU7dtX0fhwk) 投稿日時:2012年 10月 17日 18:22

    よい話を聞かせていただきました。
    過去スレで、お話されていたとのこと。「外の人」さんのブログで確認させていただきたいと思います。
    当方、小学二年生で、私は父親です。ぼちぼち読書かな、と考えていたところでして、よいタイミングで「背表紙を見て育つ」の話をいただき、なるほどそういうのはよいなと。

    私は子どもの頃から歴史も好きで、江戸川乱歩、モーリス・ルブランなどよく読みました。三年生から読み出したのですが、どうも息子は読書、というより絵を描いたりが好きなようで、中学受験はさせたいのですが。絵ばかり書いております。
    読書はさせたいが無理にさせて嫌いにさせたくもないしとあれこれ悩んでおりました。
    そろそろ塾かなとも思ってるところでもあり。

    何かアドバイスと言うか今後の学習のヒントをいただけたらと思います。
    小6の皆様優先で結構ですので。

    追伸。『東大のディープな日本史』『超軽!日本史』おもしろかったです。親が楽しめました。
    光村の教科書ライブラリーも注文し、私が読んでから「未来の本棚」に並べておきます。笑
    ありがとうございました。ご紹介頂いたものはすべて並べてみます。

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