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投稿者: 初手天元 (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
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【2725223】 投稿者: しろくま (ID:HOzE2MG2jXQ) 投稿日時:2012年 10月 15日 19:44
「アールグレイ」さま
今進められていることは、基本的に何も間違えてはおられません。
ただ、この時期は「志望校の問題」そのものに向き合う、という点をしっかり意識してくださいね。模試よりも志望校、受験校の過去問をしっかりと目を通していく、ということですね。
ご質問いただいて逆に質問して申し訳ないのですが、過去問の取り組みはどのようになっていますか? お通いの塾では、ご家庭でやってください、というスタンスですか? それとも塾で演習の機会はありますか?
模試と志望校のテストの「差」というのもしっかり意識しておいてくださいね。
改めて、「黙読時間」を測定してみてください。しろくまがよく言う、
「主観的時間制限」
での演習ですね。本人だけの黙読のときに、読めたら言ってね、何分かかっているか計っていくからね、ということをしてください。
たぶん、今、ぶつかっている壁は、「時間のレイアウト」のところだと思うんです。
自分の黙読時間をしっかりと意識させて、だから、何分で何をする、ということができるようにしてやる、ということが大切になりそうです。
この時期は、「通し」の演習もしたいところですが、お子さんの低迷のもう一つの理由が、自分の語彙をこえた内容の文章が増えてきた、ということもあると思うのです。
「電話帳」(過去問集のギョーカイ用語)から説明文を選び、「1文章1設問」+主観的時間制限の黙読、ということでやってみてください。
その際、できれば本人の興味ある内容の文章をチョイスしてやってほしいところです。
また、もしよければ志望校なども教えていただければしろくまも過去問に目を通せるかもしれません。どういう問題のどういう文章でつまづいているかなども教えていただければもう少し具体的なお話もできるかもです。
何か追加質問があればどうぞ。 -
【2725364】 投稿者: しろくま (ID:WjOdTCNYHBQ) 投稿日時:2012年 10月 15日 21:51
「氷山」さま
終了組さまのご訪問ももちろん歓迎いたしますよ。「ひとつ先」の話、というのは、これから中学受験をされる方にとっても、けっこう有益な場合が多いんです。また、低学年の方なども、「大きな教育の流れ」の中の一断面として受験を位置づけたりできるので、こういうお話も大切です。
「新しい出発の話」番外編を書かせていただきたいと思います。
おっしゃるように、6年間あるわけですから、ちょっと入試から離れた、知性と教養を磨いていく、ということは大切です。ただ、そうはいっても、子どものときから塾に慣れた子たちですから、入学してからも、親も子も、入試を意識した勉強をしてしまいますよね。「これは入試で出るのか?」というところからなかなか抜けられない。
あえていうと、そういうことでもこの際、よいと思うんですよね。入試のお勉強がきっかけとなって、自分の知らない、興味のない分野に気が付いていく、ということがあるものですからね。
さてさて、「教養」というのはしろくまは「読書」「芸術鑑賞」「旅行・体験・見聞」で深まる、と、考えています。
~「新しい出発の話」番外編① 読書の秋~
入学後の読書、ということもありますが、どうですか? 保護者の方も読書していく、というのも大切です。子どもの受験を通じて親も結局勉強していくことになるわけですから、親も読書して、子どもといっしょに成長していく、というのもよいと思います。これからあげる本は、中高生だけでなく、お母さんも読書してみてほしいところです。で、中学受験する子に、いろいろお話もできる知識を蓄える、ということもしてほしいところです。
最近、しろくまが新幹線や旅先で読んだ本、また、塾時代に子どもに薦めた本などを紹介したいと思います。
まずは教養、というと「社会の知識」ですね。歴史・文化を知る、というのは教養のベースかもしれません。中学に入ると、社会は歴史、地理、公民の3教科になり、ここは中学によって違うところですが、中1・中2で歴史、中3で公民、というのが基本的な形です。男子の私立などは豪快なところがあり、世界史、日本史、と、分けて歴史を学習するところもあります。
ほとんど高校で習う内容を、一貫校では中学から学習します。ど~んと高校内容を読書していくのもOKです。
1.日本史
『東大のディープな日本史』(相澤理・中経出版)
『超軽日本史』(浮世博史・アチーブメント出版)
2冊とも新刊です。『東大のディープな日本史』、これは、久しぶりに面白い本でした。中学受験を終えた日本史好きの少年少女なら十分読めますよ。この著者二人は、予備校の講師、元塾講師の私立の先生で、6年一貫生のことをよくご存知で、かつ新しい歴史の研究をふまえて解説してくださっているということが共通です。
相澤さんは、この業界では知らない人はいない人で、とくに小論文の指導などにも定評がある方です。むしろ、小論文指導のほうがよく知られた方なのでしろくまもよく知っておりました。(浮世さんは実は、しろくまの塾の後輩の社会科講師です。)『超軽日本史』は、通史なのですが、題名とはまったく違い、けっこう重い内容です。「白村江の戦い」「元寇」の部分など『東大のディープな日本史』を読む前に読んでおくと、実にうまくかみ合います。2冊セットで読んでほしいですね。日本史に興味がある中高生、歴史大好き少年少女は是非読んでほしいところです。保護者の方も、歴史好きなら楽しめますし、6年一貫校ではこんなことを習うんだな、ということもわかりそうです。2冊とも新幹線で読んだのですが、あっという間に読めてしまいました。基本的に6年一貫生は、歴史のお勉強をしっかりしているのでこれらの本は、楽に読める子、いると思います。
2.世界史
『ローマ人の物語』(塩野七生・新潮社)
『東アジアの中の中国史』(放送大学教材)
この2冊は新刊ではありません。
しろくまの世代って、世界史、という概念ではなく、西洋史と東洋史、という枠組みからなかなか抜けられないんですよね。ついつい東洋史、西洋史、という表現をしてしまいます。そんなわけで、しろくまの勧めるのは西洋史からローマ史、東洋史から中国史、です。
『ローマ人の物語』は文庫本が出たので購入しやすくなりました。しろくまは初版からずっと読んでいました。やはり、ヨーロッパ人にとってギリシア、ローマという時代は、絶対に外せないところ… 将来、海外で活躍したい、国際的な仕事をしたい、という子たちもいるはずです。ローマの歴史を知っておくことは大切な教養となります。いろいろな人間模様がみえてよいですよ。
で、しろくまのお勧めは、『東アジアの中の中国史』です。これ、すらすらっと読めてよいです。しかもレベルが高い。ちょっとこの本を勧めるのは変化球ですが、高校生くらいから十分読めます。著者のおひとり、岸本美緒さんは、大学院時代から注目されていた研究者で、山川出版社の教科書もたしか執筆されていたと思います。
ローマ史と中国史、というのは、おもしろいですよね。ただ、世界史は中学生にはやや難かもしれません。まずは日本史から入って高校生から世界史、という流れではどうでしょう。
3.自然科学
『ろうそくの科学』(ファラデー・角川文庫)
『アユの話』(宮地伝三郎・岩波新書)
『測り方の科学史』(西條敏美・恒星社厚生閣)
『数学ガール』(結城浩・ソフトバンククリエイティブ)
教養、というとついつい文化系のものをまずは意識しますが、自然科学は、テスト勉強でないとずいぶんと楽しいものです。しろくまも、大学生になってから物理の本を読んで、「え~ 物理ってこんなにおもしろかったのか~」と、高校生のときに勉強しなかったのを悔いました。
理科や数学が嫌い、という子たちも、受験勉強、という枠内で嫌いなだけである場合が多いんです。「読書を通じた自然科学」というのは、文系少年少女でも十分楽しめるので、うまくこういう種類の本を読ませてやってほしいですね。
『ろうそくの科学』は古典的名著です。三石さんの翻訳もわかりやすく、昔は中学生の使う教科書などにも出ていました。
『アユの話』は、ちょっとマニアな感じがしますが、模範的な説明文でこれまた教科書にも取り上げられたことがあります。べつに魚に興味がなくても、ある一つの生物を素材に取り上げた本は、あんがいと面白いものです。
研究、というのは、研究者は「手段」にしちゃいけないんですよね。研究者は研究そのものが「目的」でよいんですよ。役立つとか応用するとかは、政治家や企業家など、ほかの人の仕事です。それが何の役に立つの? なんてどうでもよいんですよ。それは他の頭脳が考えればよいことですから。
これらの本は「手段」を離れて「目的」として読んでほしいものです。
しろくまは、天文学者のウィリアム=ハーシェルさんが、けっこう好きなんですよ。天王星の発見者で、いろいろな望遠鏡の開発者でもあります。この人の伝記なんかはお勧めです。
さて、『測り方の科学史1 地球から宇宙へ』は星が大好き少年少女には是非読んでほしいものです。
6年一貫私立の、理科に関する盲点は、「地学」なんですよ。しろくまの時代からなんですが、たいてい6年一貫校は「物理」「化学」「生物」の専門の先生が多いんですよね。天文学や地質学、地震の研究などは日本が世界でも有数の実績を持っているのですが… 麻布高校でしたか(違っていたらごめんなさい)、たしか太陽観測部、とかなんとかいうクラブがあって、そこの出身者の方が、「はやぶさ」のスタッフだったような気がするんです。授業ではなく、そういうクラブ活動を通じて研究したことのほうが身に付く、というのが多いので、もしクラブで、天文部などがあるなら、理科好き少年少女は、授業では選択できない地学を是非、そういうところで学んでほしいですよね。
『数学ガール』なども、なかなかおもしろい切り口で、こんな数学の話があるんだな、と、感心しました。余計な解説はいりません。まずは手に取ってみてください。
4.文芸
さてさて、しろくまの領分の国語、です。
岩波少年文庫から
『あのころはフリードリヒがいた』(H・P・リヒター)
『第九軍団のワシ』(ローズマリ・サトクリフ)
「岩波少年文庫」は、けっこう大人も読んでほしいんですよね。しろくまはね、あえて中学に入学したときは、小6の子たち向けの本を「通して」読んでほしいと思っているんです。
中学受験で「失われた」時間を回復していく、ということが必要な子もいるんです。この視点は、ちょっと今から考えておいてやってくださいね。
ところで、お父さんやお母さんは、子どもの使っている小学校の国語の教科書、中学の国語の教科書、「読書」したことありますか?
なかなかおもしろいですよ。で、ですね、自分たちの時代の国語の教科書、子どもたちに読ませたいと思いませんか?
昔の教科書にとりあげられている話、けっこう重い内容のものが多いのですけれど、今の子どもたちにもガツンとぶつけてみたいんですよね。
阿部公房『棒になった男』
山川方夫『夏の葬列』
ムンテヤーヌ『一切れのパン』
など、いろいろな種類の「衝撃」を与えたいですね。
昔の教科書にとりあげられている話がまとめられて出版されているのをご存じですか?
「光村ライブラリー」中学校編
というのがあるのですが、これは今回紹介している書群の中のイチオシです。
保護者のみなさんが中学生のころ読んだ作品が収録されています。いま改めて読まれると、けっこう引き込まれますし、おそらく中学生たちも楽しめるもののハズです。お子さんと二人で読まれてもおもしろいと思いますよ。
次回は、「芸術の秋」ということで。 -
【2725398】 投稿者: しろくま (ID:bGUiFM9FkXI) 投稿日時:2012年 10月 15日 22:31
「lin」さま
よいじゃないですか。しろくまのいた塾では、そういう女の子たくさんいました。
「出る範囲を復習してから過去問解いたらインチキじゃない?!」という回答ならば、ここは男の子方式の演習をしてもよいのですが…
理科とかは、単元学習+演習+解説、から入って確認していく方法はとられていったほうがよいかもしれません。もちろん、それはお子さんの反応を見ながら、ということです。
お母さんが神戸の女子校を受験された経験があるんですね。もちろん、受験経験をしていても、母と娘ではまったく違うこともありますが、いろいろな意味でお子さんにとっては「助かる」こともあるでしょうね。
「間違った問題をいっしょに考える」
これが大切なところです。わからなくてもよいんですよ。いっしょに考える、ということは女の子にとっては大切なことです。
で、どうかイラっとはしないでやってください。ここは大きく笑ってやる、という大度なところを示してください。
中学受験、というとどうしても「競争」「貪欲」「根性」などという言葉で説明しがちですが…
半分は作られたイメージなんですよね…
こんなことを言うと、元塾講師としては失格なのかもしれませんが…
貪欲な勉強って、どこか違うような気がするんです。
がつがつ食べると、消化不良にもなるし、何より「味わう」というところを失っている気がするんですよね。
淡々と解き、淡々と間違え、淡々と直し…
もし足らないことがあるとするなら貪欲、よりも、「味わう」というところだと思うんですよ。
淡々と解き、というのが、外面的なもので本人は楽しんでいるかもしれません。
淡々と間違え、というのが、外面的なもので本人はその部分をかみしめているかもしれません。
淡々と直し、というのが、外面的なもので本人はしっかり理解しているかもしれません。
たぶんですが… 楽しんで興味深くやっているんだと思うんですよ。
友人の理科講師は
「赤い炎より青い炎のほうが温度が高い」
という話をよくしていました。「メラメラ燃える、というのは、煙が出たり、燃えカスがたくさん出たりするわりには温度は低い。静かに熱く燃える炎は青いんだっ」と子どもたちに「静かに燃えろっ」という励まし方をしていました。
あなたは青い炎になりなさい
というほうがお子さんのキャラクターには適しているのではないでしょうか。
他の子は、がつがつやっているかもしれないけれど、あなたは淡々としていてもよい、けれども、深くしっかり理解し、そして集中して味わうようにがんばればよいからね、と、言うてやってください。
何か追加質問があればどうぞ。 -
【2725449】 投稿者: オレンジジュース (ID:7bC1Xf/FWUo) 投稿日時:2012年 10月 15日 23:24
しろくまさま
丁寧なアドバイスをありがとうございます。
私は「見えない敵」と戦おうとしていたのかもしれません。
自然体で、正直に、まっすぐ我が子だけを見ようと思います。
お蔭様で心が随分と軽くなりました。レスいただき、ありがとうございました。 -
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【2725510】 投稿者: まゆまま (ID:xyhnIDgJ5zA) 投稿日時:2012年 10月 16日 00:47
先日、こちらで一度質問させていただいた者です。
その節は丁寧なお答をどうもありがとうございました。
あれ以来親音読、子黙読と模範解答逆流法を実行し、これまでは答えられなかった問題をなんとか粘って答えさせようと
やっきになり親子共々苦痛に満ち満ちた国語の勉強時間だったのですが
答えを先に言ってもよい、という方法で救われた思いでがんばっております。
子供が通っている個別指導の塾でもこの方法をお伝えし、賛同を得て塾でも実施していただいています。
が、その塾で子供がぽろりと「このやり方はラクでいい(わからなかったらすぐ答え教えてくれるから)」と言ったそうです。
この日はあきらかにすぐに答えがわかりそうな問題も記述問題はほとんど放棄して自分で答えようとしなかったそうです。
(この時は子供黙読のみの自力解答だったそうですが)
その言葉を聞いた先生はこのやり方でいいのか?と疑問を抱いたそうで、
その時は答えをすぐに教えず粘って考えさせようとしたとこのことです。
結果、子供も意地になったのか本当に分からなかったのか?その日の記述問題はほぼ白紙状態で帰ってきました。
こんな風に面倒くさいことが大嫌いでさぼりくせがあるような子供で本当に悩んでいるのですが
こういう子供でも分からなければ答えをすぐに教える、というやり方であまり考えることをさせずに続けていってもよいのでしょうか?
又もう一点、塾の先生が文章を読む前に設問を先に読み、その設問の情報をあらかじめ文章中に書き込んでおく方が
文章を何度も読みなおす手間が省けるというのですが、
私としてはそういう作業がひとつでも増えると面倒に思う子なので素直に文章から読んでいった方がよいと思っており、
どうさせるべきか迷っております。
こういう子供にはどう対処すればよろしいでしょうか?
とてもレベルの低い話で恐縮なのですが、恥を忍んでご相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。 -
【2725641】 投稿者: 焦る関東6年男児 (ID:kzfVMnAApdM) 投稿日時:2012年 10月 16日 08:24
しろくま様
わかりやすい説明ありがとうございます。
さっそく実践してみようと思います。
そしてもう一つ質問させていただければと思います。何度もすみません。
読み飛ばしはだいぶなくなったようです。しかしながら、今まで得点源の算数が驚くほど点数が取れなくなりました。
クラストップ層からビリ位の差が出てしまいました。
今はやってもやっても空回りするだけで親子ともども焦るばかりです。
まず、何から手をつければよいのかも分からなくなってしまいました。
これはスランプというものなのでしょうか?
今後どのようにしていけばよいですか? -
【2725688】 投稿者: lin (ID:bk1HitLhiY.) 投稿日時:2012年 10月 16日 09:09
しろくまさま、おはようございます。
さっそくのお返事ありがとうございました。
淡々とがんばることも悪くないんだと知り、少し気持ちが落ち着きました。
きっと娘は娘なりに悩みながら頑張っているのですからね。
解けなくて一番悔しいのは本人ですものね・・・
イラっとせず、今の娘を丸ごと受け入れておおらかに応援したいと思います
青い炎のように静かに、でも力強く娘ががんばれるように接したいと思います。
ありがとうざいました。 -
【2725890】 投稿者: アールグレイ (ID:Jbqje/xTEyI) 投稿日時:2012年 10月 16日 11:28
しろくまさま
お忙しい中、お返事をいただき、ありがとうございます。
私の拙い文章から、息子の様子を察してアドバイスをくださり感謝いたします。
基本的にやり方は間違っていないということで、少し安心しました。
こちらの状況について、詳しくお知らせせずに申し訳ありません。
過去問の取り組みについてですが、塾から志望校分は家庭でやるようにと言われているので、我が家は志望校三校分を個別指導塾で見てもらっています。通しで先生の横で解き、直しをする形です。
家庭では、個別指導塾で扱わない過去問を10月より取り組み始めました。
「時間のレイアウト」の壁…やはり、そうなんですね。どうも息子にはゆったりとした時間が流れているようで、急いでいるようには見えません。
過去問にしても、模試にしても、大問1つにほとんどの時間を費やしてしまいます。その正答率が高ければ、まだよいのですが…。
個別指導塾で最初に過去問をやったときは45分もオーバーしました。先日は5本目の過去問で、15分オーバーです。
家庭で取り組むときのことをさらに申し上げますと、
説明文の時は、「この大問を〇分で解こうね」と最初に確認し、線引きや指示語を確認しながら、親音読子黙読します。
読み終わったら「今、〇分かかったから、問題を〇分で解かないといけないよ」と確認して、問題を息子が一人で取り組みます。
記述等で考えを巡らせ時間がかかりすぎていたら、先に選択肢等の問題を解かせます。
大問ひとつに付き、せいぜい10分オーバーくらいで打ち切るようにしています。
物語は、子黙読で一人で解かせています。
家庭での過去問の取り組み方は、このやりかたでいいでしょうか?
「電話帳」は自塾で購入したものがあるので、その中のまずは読みやすく、息子の興味をひきそうな題材から、「1文章1設問」+主観的時間制限の黙読で取り組んでみたいと思います。
志望校は浅野中、逗子開成中です。
個別指導塾では古い年度から取り組んでおり、浅野中はH16年まで解きました。こちらは、現在販売している過去問の本にはないものなので、お手元にないかもしれません。
逗子開成中は、H24年二次試験の説明文を昨日解きましたが、20分の時間枠で10分オーバーしたので、記述ができないまま終わらせました。すべての問いで時間がかかりすぎています。記述を除いて12問中9問の正解で、接続詞の問題、理由を問う択一問題、正誤問題で間違えました。記述もできないと、点数が伸びません。
このような状況です。もっと具体的な内容の方がよろしいでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
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