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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3351238】 投稿者: もう無理かな。  (ID:Q6a1KDi45Yo) 投稿日時:2014年 04月 08日 03:11

    小6の女の子の母親です。
    神戸女学院に入りたくて小1から通塾、勉強しましたが、大手塾の偏差値が40から45くらいです。ちなみに神女の偏差値は60です。
    特に算数が苦手なので、もう志望校をかえた方がいいかと思っています。
    毎日かなりの時間勉強しているつもりですが、結果がついてきません。
    もう春休みが終わったので、あと長期の休みは夏休みしかありません。

    しろくまさんの知っている中で奇跡的に合格した人や偏差値のあがった人はいますか?
    夏前に偏差値45以下の人が60の神戸女学院に合格できるなんて過去に例はあるのでしょうか?

  2. 【3352639】 投稿者: のの  (ID:Y.pq6YasIa.) 投稿日時:2014年 04月 09日 16:42

    しろくまさま

    昨年GW頃に公開国語偏差値27ということで相談させていただきましたののと申します。
    その節はあたたかいご助言をいただきありがとうございました。

    その後思うように伸びておらず、現状は国語30中ごろ、算数・理科は50前後で、今でも問題は国語です。(全体的に大きなブレは減っているのですが)

    親音読・子黙読、できるだけ1文章1問(塾の宿題中心なので、本人の希望により全問やることも多いです)でやってはいる…といってよいのか、正直時間がうまくとれないのが悩みです。

    私が仕事から帰ってくるのが概ね6~7時ですので、塾のある日は夕食後そのまま塾に行き、帰ってくるのが21時半、塾がなくても食事が終わって一息つき、いざ始められるのが8時半頃になります。
    私の帰りがもっとおそいこともあり、塾のない日に週3回できればよいほう、という状態です。
    春休み中は連日塾の講習が9時まであったので、まったくと言っていいほどできませんでした。

    ご助言をいただいたのに、いまだに低迷しているのは時間、量の不足ということは重々承知しておりますし、本当にお恥ずかしい次第なのですが、残念ながら仕事をやめるという選択肢はなく、そのなかでもし子供が一人で取り組めるような方法などがありましたら、ご教示いただけないかと思い、今回質問をさせていただきました。

    あつかましいお願いで本当に申し訳ありません。
    ですが、取り組みを始めてから本人の取り組み態度がよくなってきたこと、またテスト等での空欄がかなり少なくなってきたことは実感していて、子供もすこしだけですがやる気を出していることもあり、もう少し後押しやりたいという一心なのです。

    語句や漢字分野はできなかったものをノートにまとめたりということは、私がいない時にやらせたりもしていますが、もし読解問題で一人で取り組めるような課題、方法があれば教えていただけないでしょうか。
    無理をいいますが、お答えいただけると嬉しいです。

  3. 【3353164】 投稿者: しろくま  (ID:5S/locEVy/s) 投稿日時:2014年 04月 10日 06:26

    「新四年生男子」さま

     レスが遅れて申し訳ありませんでした。

     まず第一。全体的なお話しから。
     この2月から塾でのお勉強を始められたのですね。いろいろな成果が出るのは早くて3ヶ月かかります。
     その意味では、この3ヶ月は「順位」「偏差値」という数字は分析にのみ使用する時期だ、と、思ってください。
     どういう分野でひっかかっているのか、小テストの中のまちがった問題などは、別にコピーをとって保存していく、ということをしておいてください。

     第二に。
     そういう中で、できていない教科として、「国語」が浮かび上がってきたわけですよね。
     さぁ、ここからです。というか、3ヶ月たったところから、国語に傾斜的に学習して参りましょうね。
     「物語」が苦手なところは、あまり気にしないでやってください。四年の男子にはまったくふつーのことなので。
     ただ、だからといっても、何もしなくてもよい、というわけではありません。
     すでに進められている「親音読・子黙読」の中で、本人の知らない「表現」や「言い回し」(とくに気持ちを示すような表現)は、抜き出して書きとめる、というノートも作っていってください。
     自分で調べろ、というのではなく、「その言葉を使って短文を作ってみるね」とお母さんがいくつか例を出してやってください。
     小四段階は、

    ☆ 具体から抽象へ

     というところが大切です。かならず例から入っていく…

     若手の塾の国語の講師は、かならず、「抽象論」から黒板に書いていくんですよね…

     物語文とはどういうものか… を語ってしまう…

     参考書の最初に書いているようなところから入ってしまう… そんなの小4や小5での説明でやってはいけないんです。
     最初から本文を読む、読みながら解説してやる、最後に「ね、物語文っていうのは○○で××でしょ」と「抽象論」を説明するんです。

     具体から入って抽象していく、というのが大切です。

     小4くらいですと、「読めるけれど点数にならない」というのが最初にみられる現象。
     でも、これは「設問」の答え方、の部分でのひっかかりでもあります。
     そして同時にお母さんが一番どうにかしたい部分ですよね。

     ほんとうは、小5くらいからやってほしいところなのですが…

     「1文章1設問」

     で、たくさん解いていく、ということを取り入れてほしいところ。

     ただ、素材がよいのがあまりない… 塾の小テストはやや難しいんですよね。ですので、学校で使用されている教科書に準拠した問題集(昔は「教科書ガイド」というのがあったんのですがそれに合わせた問題集)で、学校の教科書の文章を用いた問題を解く、というのがほんとうはよい方法なんです。

     でも塾でのお勉強に、他にもう一つの勉強を積む、というのはなかなか時間がない、ということは難しいところなんですね。
     「塾の勉強で手がまわらない」というときはたいてい「国語ができない」という現象とセットになりやすいとき。
     余裕がないときのしわよせはまず国語に出てきます。

     もし日曜日などに、国語の学習時間を別にとれるのならば、やってみてください。
     時間がない場合は、小テストの文章で、夏休みくらいに先送りでよいので、小テストで使用されている文章と問題で「1文章1設問」でやってみてください。

     第三に。第二の話と関連するところですが…

     「国語のテキスト」をどのように復習して定着させていくのか。
     これは「模範解答からの逆流法」で参りましょう。復習するときは「答え」をわかっていることになります。
     記述の場合は、あらためて、「この問題の答えはこうだけれど、どうしてこういう答えになるのか、理由を考えながら読んでいこう。」とやってみてください。これも復習は「1文章1設問」でやります。
     語句や慣用句などの枝葉の問題は後まわし。

     第四に。
     「今の学習方法」に何も間違えたところはありません。それを続けていってください。むしろよくやられてきております。ただ、今までやってきていることと、塾で始めた学習とが結びつくのは、ちょっと待ってやってほしいところです。

     同じ文章を使用するのは、初見解答能力には直接的にはつながりません。
     二回か三回が限界です。一回目は「親音読・子黙読」でふつうに解く。二回目は「模範解答からの逆流法」で「1文章1設問」で。
     もし三回目があるとしたら「忘れたころに」ずっと先で、で、よいと思います。

     申しましたように小6くらいですと、『電話帳(ギョーカイ用語で色々な学校の過去問集)』から一つの文章を選んで設問を一つだけ選んで解いていく、という方法が有効です。
     今日は「説明文」の理由説明題だけやろう、今日は物語文の心情説明だけやろう、という方法です。

    ☆ 文章は変えるが設問は変えない

     という繰り返し、ですね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【3353639】 投稿者: 新四年生男子  (ID:aMY0wPwvBTQ) 投稿日時:2014年 04月 10日 17:02

    しろくまさま

    具体的な指針を提示していただき深く感謝もうしあげます。


    同じ文章の繰り返し読解が、初見の文章読解に直接つながらないというのは、正直ショックでした。
    今まで2週間に3、4回は繰り返し読解をしておりましたので…
    早めにしろくまさまに相談して本当に良かったです。
    学校の教科書レベルの読解が良いとのことでしたら、以前しろくまさまが推奨されていました「学級担任のための国語資料集 短文・長文・PISA型の力がつく まるごと読解力」の「文学作品」より当該学年のものを取り寄せてみるのはどうかと。 
    初見の文章をどんどん解いていくことが怖かったのですが、なるほど「一文章一設問」で的を絞り、容易で良書な問題を解いていくことで前向きに取り組めそうです。


    「表現・言い回しノートつくり」は、まさしくそうするべきだと思いました。
    今まであんなに本を読んできているのに記述となると、どうしてその単純な言葉がでてこないのでしょう。
    思い余り3、4日前「心情語」というリストをカードでつくり隙間時間にやってみようかと提案したところでした。
    本文より抜きだすことも必要ですね、、やはり実践主義で。ピンポイントな助言に感謝いたします。


    「宿題がまわらないのと国語ができないはセットになる」とは恐ろしいです。
    ほかの教科と違って「国語ができない」というのは精神的にとても重くのしかかります。
    できない部分がなかなか見つけられないので。
    5年生になるとおそらく、算数に相当な時間を取らざるを得なくなると想定し、丁寧な国語の読解をゆっくりしていけないような気がしてなりませんでした。
    さらに万が一、反抗期にでもなってしまわれると、もはや並んで勉強などしてくれないでしょう。
    結果を急がず、出口も見えませんが、しろくまさまを信じて地道に進みます。
    本当にありがとうございました。

     

  5. 【3353903】 投稿者: しろくま  (ID:SAt5u9SOAf2) 投稿日時:2014年 04月 10日 22:06

    「もう無理かな」さま

     入試というものは、当然ですが、一定以上の合計得点を出さなくては合格しません。

     偏差値というのは、ある集団の中の位置を示す数字ですから、その一定以上の合格得点に該当するゾーンに存在していなくては、合格の可能性は低くなります。

     成績というのは、「動的」なもので、極論をいえば、入試に間に合えばよいわけです。

     さて、偏差値45の子が、神戸女学院中に過去に合格した例があるのか?

     もちろんあります。2つの場合、それが実際に起こっています。

     一つは、偏差値45であったが、入試の当日は偏差値45ではなかった、という場合。つまり「間に合った」というケースですね。

     これはそれまでの偏差値が45であった理由は何であったか、というところに大きな原因がありました。

     全体的な要因としては、とにかくサボリで、勉強をしなかった(学習時間が少なかった)、部分的な要因としては、講義は聞くだけ、小テストは勉強せずに受けていた、そうして「演習」していなかった、という状態による「偏差値45」であった場合です。

     短期間であっても、集中的にこれらの「回復」ができたならば、合格できます。

     当時の担当者の女性講師は、たいへん「苦労」しました。
     とにかくやらない、サボる、にげる… そいつは家までいって教えたこともあるし、家から塾に出かけたはずなのに塾に来てない… 駅まで探しに行ったり、塾の近くの公園まで探しに行ったり、ほめたりけなしたりあげたりさげたり、そりゃもうたいへんでしたが、入試の三ヶ月前くらいからようやく勉強を集中してできるようになり、合格した…

     今で言うと、半分「個別」的な対応によって持ち上げた、という方法ですね。
     対面式の塾の講義では、「算数のおいてけぼり」現象を起こしてしまう女の子、あんがいと多いんです。
     丁寧に説明してやればわかるのに、塾は計画表に基づいて淡々と進んでいく…
     小テストの勉強に追われ、見直しもできず… 難しい問題ばかりを考えて、できる問題の演習が不足していく…
     その流れの中で、やる気も削がれていく…

     そういう場合は、家庭教師的に、個別的に「補習」し、その子のペースに合わせて時間をかけながら、そうして「演習」量をふやすときも「監督」しながら進めていく。

     こういう方法で、45の偏差値を押し上げていく、ということですね。

     もう一つは…

     完全に「神戸女学院中」の問題の形式、傾向にしぼって、集中的に学習していった、というケースです。
     塾の「模試」は、出題の形式や量、時間配分などは、自分の志望する学校のものと一致するとは限りません。いや、実は、ほとんど「違う」というのが実際です。

     模試で偏差値が高いからといって、志望校の問題が解けるか、というと実は必ずしもそうではありません。
     しろくまの時代の神戸女学院は、ほぼ4教科均等配点で、算数が難しいということは確かですが、国語が社会がしっかりと得点しても、合格点に達するということはリクツの上で可能でした。
     算数も、ふだんの模試とは形式的にも違い、計算問題は出ませんでした。社会も小学校の教科書の内容を逸脱することもなく、国語は、国語がある程度できて、韻文の対策を十分にすれば合格点に達することができたんです。

     ですから、「偏差値45からの合格」も「そういう過去の例」もあります、いえます。

     ただ… しろくまがいつも思うのは…

     子どもの「力の開花点」が、中学受験の時期になるのか、高校受験の時期になるのか、大学受験の時期になるのかは、その子の性格などによって大きく違いがある、ということなんです。

     ですから、高校受験や大学受験に合わせて学習していく、という「計画」があっても何もおかしな話ではありません。

     神戸女学院の合格に必要な偏差値に達していなくても、神戸女学院合格のための学習を続けたうえで「力の開花点」の測定として受験してみればよいんです。
     不合格であった、としても、次の開花点をより高く設定するステップアップを図れているわけて、次は高校受験をすればよいわけです。

     神戸女学院を受けたが、不合格、次に高校受験で附属池田を受けたが不合格… 公立高校の北野高校に合格して、京都大学の文学部に合格。
     かつて塾でいっしょに仲よく勉強して神戸女学院に合格した友人と、京大の入学式で「再会」できた、という話、ありましたもの。

     二人で仲よく塾に来て、講師のバイトしたいんです、と、言いに来ました。

     子どもによっては「開花点」はまったく違うわけです。
     別の学校に選択してかえってよかった、ということももちろんたくさんあります。

     そういうことをふまえつつ、「いろいろな選択肢」を吟味しながら学習をしていく、ということをしてみてはどうでしょうか。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【3354719】 投稿者: ランソン  (ID:GL0wE4Sm.T.) 投稿日時:2014年 04月 11日 17:56

    しろくまさま

    初めて質問させていただきます、4年の男子で
    この2月から新4年として入塾いたしました。

    リズムができるまでは、と今は親が横について
    問題を選択し、復習をさせています。

    しかし、漢字や社会の暗記物は、張り付いて見張っていないので
    本人のチェックが甘く、毎回50~70点程度です。

    ゆるゆるの暗記をしている姿を見て
    つい「それで復習テスト大丈夫なの?」と声をかけたところ
    「大丈夫!やいやい言わないで」と返されてしまい・・・
    さらに言うべきか、
    おとなしく見守るか、
    そんなやり方なら意味がないからやめれば、やら
    どう声をかけていいのかわからず、結局放置しています。

    簡単な復習テストなので100点を目指したいところですが、
    結果、昨日は「あらら、50点?」と私がつい言ってしまいました。

    するとまた息子が
    「そんな風な言い方されたくない」とムキになります。

    こちらからすると、そんなやり方ではそりゃ50点よ・・と思うのですが
    親としてどう対処すればいいのか、悩んでいます。

    とりとめのないご相談で恐れ入ります、
    以上、よろしくお願いいたします。

  7. 【3355162】 投稿者: しろくま  (ID:UEbjsOfiNIQ) 投稿日時:2014年 04月 12日 06:45

    「のの」さま

     レスが遅れて申し訳ありませんでした。

     自転車のペダルの「漕ぎ始め」と同じで、ちょっと「力」が必要なんです。
     お話しを聞くかぎり、ふらふらと、動き始めているところ。
     今まで、続けられてきたことは、中断せずに是非、お続けくださいね。

     ご家庭には、いろいろな、それぞれの事情、というのがあります。まず、

     「他の家庭に比べてうちは…」
     「他のお母さんに比べてわたしは…」

     と、お考えになることは絶対におやめください。まったく意味がありません。それぞれの状況、環境で、それぞれが一番よい方法があるんです。

     そもそも「塾で子どもが勉強している」ということをもっと評価してやってほしいところです。
     お仕事で帰りが遅い、塾での復習をいっしょにやりにくい…
     
     お母さんの第一のすぺきことは、生活の枠を計画して、それを子どもに実行させる、そのための約束事を確立して、それを習慣化しておく、ということができることに力を注いでおきましょう。

     さて、まず塾の先生に「相談」します。面談などを申し込める制度がお通いの塾ではありませんか?
     まず、家庭の事情と現在の状況を伝えます。
     そして、「塾ての様子」を聞いてみる…

     もし「塾ではちゃんとやっていますよ。」「楽しく講義を受けています」などの文言がいただければ、第一ポイントはクリアです。
     そのうえで、

     「手を抜くつもりはありません。すべてやらせるつもりです。」

     と、断った上で、

     「優先順位をつけてほしいのですが…」

     と、申し出します。面談のときに「模試・小テスト」を持っていきます。
     そうして、「これはまずやっておきましょう」という部分を明らかにしてもらう…

     これがしてもらえれば第二ポイントはクリアです。

     あんがいと講師は講義中にここは大切っ ということをインフォメーションしているのですが、そういうところって「子どもが聞いていない」こと多いんですよね。
     びっくりするほど、子どもは「忘れて」いたり、「聞いて」なかったりしています。

     これは国語に限らず、すべての教科でやります。

     比喩的に申しますと、旅行カバンに服などを入れるのと同じ。
     子どもにさせると、同じ容量、同じ衣服なのにまっったく入らない。でも、ちゃんと折って、いれる場所を整えると、すっきり入って、まだ余裕ができる…

     すべての教科で「優先順位」とやるべきことを整理して、本人の嫌いな分野、得意な分野を明らかにすると、全体的な時間の「ゆとり」をつくり出せて、一つの教科をそこで補修する時間がつくれます。

     さて、「読解」で一人でできる方法なのですが…

     とりあえず、現在の講義で進められている「範囲」の宿題部分を活用するのが一番よいわけですが…
     少々ご面倒ですが、たとえば一枚の説明文の問題のプリントがあったとします。それを設問の数だけコピーしてください。

     たとえば、問1が漢字、問2が空欄に接続語句などを入れる問題、問3が指示語の内容を問う、問4が、同じ表現や同じ意味の言い換え部分を抜き出す問題、そして問5~問7が読解の関係する問題だとします。

     7枚コピーするんですよね。
     そうして、1枚ごとに1問だけさせるのですが、たとえば問1だけ残して、後の問題は、黒のボールペンなどで「線」を上から下へひいて(かならず定規を使ってまっすぐきれいに)、設問が「見えるように消して」おくんです。
     同じように、問2だけのこして、問3だけ残して… と、やったものを7枚つくる。

     そうして、「語句系」を先にやってから、「読解系」をやろう、という並べ替えをします。
     何回も文章を読みながら、読解の問題にいけますし、線で消されているだけなので、自然と「設問が目に入っている」んですよね。
     ちょっぴり他の設問を意識しながら、解いていけます。

     もちろん、一つ前の学年の教材、プリント、小テストなどでやってもかまいません。

     やる形式を整えてやると、子どものやる気は高まります。

     一人でやるときは、「手順」を指示してその「手順」通りにできる段取りを作っておいてやるんですよね。

     わたしの友人のアイデアマンの理科講師は、なかなか家で勉強しない子には

     「秘密の指令書」

     という手紙を作って手渡していました。5~6枚くらいの封筒の中に手紙が入っているんですが、表には「第一の指令」とか書いてあるんですよ。そして開封する「時間」が書いてある…
     開けると、どの教材の何ページの問いを解け、とか、教材のどこの表をきれいにうつせ、とか書いてあるんですよ。
     「最後の指令」には、「お父さん、お母さんに、今日はこれだけやりました、とノートとやったものを見せて、おやすみなさいと言え。以上、ミッション終了」と書いてありました。
     「スパイ大作戦」という番組が流行っていたときだったので、子どもはがぜんやる気を出して家で楽しんでやってました。

     子どもちゃんと一人でも勉強するんですよ。
     でも大人は、「やれやれ」というだけで、やれる環境整備ができていないことが多いんですよね。
     子どもに適した状況というのは、本来は親が一番知っているはずなのに、模試の順位や偏差値や点数に「惑わされて」、とにかく点数あげないと、何とか結果を出さないとっ と、思い詰めてしまうんです。
     ま、ここは、「勉強する」という状態をつくってやるだけで、しばらく様子をみていく(塾の講師との連絡を密にして)、ということで参りましょう。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【3357700】 投稿者: 悩める母  (ID:hJsr/ppPH4s) 投稿日時:2014年 04月 14日 18:48

    先日、書き込みをして早速、5年のテキストの一問一答を親 音読 子 黙読ではじめました。
    思いのほかスムーズにでき本人も楽しそうしていました。
    公開デストで初めて長文読解で30点とれて大喜びした途端、判定テストでは6点でした・・・
    しかも。答案用紙は真っ白で「読んでもわからんかった」と・・・「苦手な随筆だったから」とかいうのですが・・・とにかくテストの最中、暇だったからしく問題用紙に落書きしてたりして一生懸命さが伝わってこないのです。テストで点数が悪いこはいつものことなのですが、テストで暇って考えられないのです。いけないとわかっていても叱ってしまいました。どうしたらよいのか途方に暮れています。塾からも国語をがんばってくださいと言われていますし、
    クラス落ちも国語が原因だということも本人はわかっています。

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