女性宮家創設へ｜掲示板スレッド

私が思うに、

国連（韓国ではない）と日本の慰安婦問題の「本質」は、

欧米と日本の「人権」の概念のズレ

ではないかと考える。

今回の国連人権委員会勧告のなかで、慰安婦問題のほかに、

委員会は勧告２２項において、公共の福祉を理由とする基本的人権の制限に言及し、「「公共の福祉」の概念はあいまいであり、無制限であるということ、そして、規約(２条、１８条及び１９条)の下で許容されるものを大きく超える制約を許容するかもしれないということへの懸念を改めて表明」し、「以前の最終所見(CCPR/C/JPN/CO/5, para.10)を想起し、第１８、１９条の第３段落における厳しい条件を満たさない限り、思想、良心、宗教の自由や表現の自由の権利に対するいかなる制約をも押し付けることを差し控えるように締約国に要求する。」とした。

とあるとおり、

欧米には、「公共の福祉」という理由によっても、思想、良心、宗教、表現の自由の権利は制限できないという思想がある。

国家が誕生する前から、人間には神が与えし自然権があって、これは絶対不可侵のものである。よって、「公共の福祉」の理由をもって、国家が天賦の自由権を侵害することは許されない。

こういった思想からすれば、旧日本軍の従軍慰安婦問題は、国家が天賦の自由権を侵害したもので、当然糾弾すべきとなるのであろう。

欧米の人権思想の背後には、「神」がいるわけで、

欧米と日本の人権の概念のズレ

は、実は、宗教思想のギャップである。

宗教の違いを乗り越えることは不可能なので、

外交交渉上、いつものこと君が言うように「無視」するか、同じ人権基準を投げ返して他国の問題に言及するしかない。

この問題の本質を解決することは不可能である。

日本における権利とか法が欧米から輸入された概念にもかかわらず（あるがゆえに？）、日本と欧米で根本的なズレが生じている、というのは新しい視点でもなんでもなくて、「日本人の法意識」で川島武宣が取り上げて以来、法社会学の重要な論点だったわけです。

学説を持ち出すまでもなく、一般人にとっても、欧米人の強烈な権利意識に触れる機会はあり、ズレに気づいてはいるだろうと思うのですが、そうはいっても対等に議論できないということもないだろう、という程度に考えてきたのが実態じゃないかと思います。しかし、ことはそう簡単ではなかったというのがこの問題によってあぶりだされたように感じます。

学説の世界でも、川島武宣はいずれ欧米流の権利・法というものが日本に根付くだろうと結んでいるのに対し、その後の法社会学は、そうはなっていないし、おそらく将来もそうならないだろうと考えるに至っています。

ズレがあるから日本は遅れている等と考える必要は全くないのですが、欧米基準で議論する場に出て行く必要が生じた場合には（今回の国連委員会等）どういう態度をとるのかが問われるということ。自由さんのおっしゃる、欧米の基準を使って問題の差し違えを狙うというのは高度な作戦ですが、板についていないロジックでどこまでやれるか、僕は懐疑的です。

人権に対する概念の違いというより、国連人権委のやり方は、もはや「法廷戦術」的な臭いを感じますよね。
証拠なんかどうでもよくて、女性の人権を盾に陪審員（世論）の感情に訴える戦術で日本を孤立させ、追い詰めようとしているようにしか見えない。

なかったものをなかったと反駁することさえ許されない。

それこそ人権侵害なのではないかと思います。

＞証拠なんかどうでもよくて、女性の人権を盾に陪審員（世論）の感情に訴える戦術で日本を孤立させ、追い詰めようとしているようにしか見えない。 なかったものをなかったと反駁することさえ許されない。 それこそ人権侵害なのではないかと思います。

だから申しているとおり、
個人的には、この問題の本質は、

人権の概念の違い

つまりは、

宗教問題ではないのかと思っておるところで、

＞なかったものをなかったと反駁することさえ許されない。

魔女裁判とよく似ている。

＞それこそ人権侵害なのではないかと思います。



キリなく同じ穴のムジナだからね。最後は力の勝負になる。笑






w

＞キリなく同じ穴のムジナだからね。最後は力の勝負になる。

教会の教義に反する異端者として、
魔女裁判をやられたら、日本に勝ち目はない。

そもそも、我々日本人は、
異端者というより異教徒なのであろう。

自由権を野放しにする社会に住みたいとは思わない。

二俣川さん

アテネ・フランセの紫色の建物、なつかしいです。

フランス語のテキストも昔のものはあまり残っていないようですが、つぎの白水社のページが参考になるかもしれません。

http://www.hakusuisha.co.jp/language/french-ref.php
http://www.hakusuisha.co.jp/language/french-advance.php

二俣川さんがめざしておられるレベルですと最終的には「現代フランス広文典」くらいが必要になるでしょうか。

それから、飯田橋の東京日仏学院はいまではアンスティチュ・フランセ東京と名前が変わっていますが、通信講座やオンライン講座を開いているようです。目的にあいそうなものがあるかご覧になるとよいでしょう。

日本に勝ち目はないんでしょうか？無実を訴えても火炙りにされた女達のように。
国連ってなんなんですかね？
イラクの二の舞はごめんです。