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【4219995】算数抜き入試の進学校は成立するか?

投稿者: あおいとり   (ID:1He7D2g8uno) 投稿日時:2016年 08月 21日 02:44

いわゆる「受験算数」は事実上何らかの形で「やり方」を指導されないと対応が難しいこと、中学以降のカリキュラムと連続性のない領域があることからしばしばその存在意義が疑問視されてきました。
しかし、中学受験では総じてこの教科が相当高い配点を与えられていることが多いです。
そこで思うのですが、こうした「中学受験の主流」に対するカウンター的なコンセプトとして、入試でいわゆる受験算数を課さずに麻布とか開成くらいの進学実績をたたき出す一貫校が現れたら面白いと思いませんか?

私自身も「受験算数劣等生」だったけれども、それでも大学段階では特に引け目を感じないようなところに進学しているので、そういう系統の生徒が相当数集まればやってできないことはないはずだと思うのですが。

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  1. 【4282596】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 10月 12日 08:34

    そうなの?
    私の頃は、ハーバードビジネスに留学した日本人十人のうち三人がついていけなくて途中退学した、と聞いたな。
    日本も最近は少し厳しくする学校も出てきたけど、東大はまだまだ甘い。留年は、ほとんど進振り点稼ぎか就職浪人のための自主留年だよね。

  2. 【4282612】 投稿者: 文章修行  (ID:74SO0wiu7es) 投稿日時:2016年 10月 12日 08:43

    >私の頃は、ハーバードビジネスに留学した日本人十人のうち三人がついていけなくて途中退学した、と聞いたな。

    学部の話です。Ph.D.コースはもちろん厳しいと思います。

  3. 【4282679】 投稿者: バラード  (ID:.gtNZCBmD96) 投稿日時:2016年 10月 12日 09:16

    今、日本でもICUの教養学部とか上智の一部の学部のシステムや授業をモデルにして、東大や早慶でも改革進めています。

    ハーバードではテレビでもよく出る、マイケル-サンデル教授の政治哲学みたいな授業、200人くらいの大教室であっても、結構4-50人の学生に指名質問が飛んで「君は難民移民問題をどう考える」学生が答えると「それに対する君の意見は?」など。他の先生でももっと発問指名が飛んだり「貧困と経済格差は?」「エネルギーの将来は?」 なんて。来週までにこの本とこの本読んできて、、質問するから。参考になる他の文献はこれとこれ。

    これはなかなか日本の大学学部の授業と違います。
    たしかに一部、中高でもこれに似た感じで進める授業もあり「マニュアルでなくあなたの考えを述べなさい」的な100人100通りを求めるもの。

    これは課題に対する基礎知識はもとより、豊富で柔軟な試行錯誤が要求され?いわゆる考えて自分の考えを表現し、相手の言い分に対してさらに深堀り進める教育です。

    かりに大学入試選抜で、このような口頭試問、面接があったとしても、マニュアルどおり、対策してきた解答例を持っていっても、すぐに次の質問、さらに突っ込んだ次の質問で、詰まってしまうことになるのではと思います。
    このあたりは、十分とはいえなくても「学ぶ力」「学ぶ意欲」を問ういい一つの方法とは思います。

    国内に閉じた、中高の科目の伝統的勉強だけでなく、その十分な基礎知識をいかした、世界的、社会的な視点での科学テーマや社会テーマ、問題提起と問題解決手法から実施に持っていくには、という教育が必要ですね。

  4. 【4282775】 投稿者: 需要はある  (ID:SMSdFDTzjUQ) 投稿日時:2016年 10月 12日 10:11

    これは人事さんに確認したいのですが、ソクラテスメソッドなんて東大の法学部でも普通にやっていませんか?

  5. 【4282814】 投稿者: パズル  (ID:wrJ9OiAvOxU) 投稿日時:2016年 10月 12日 10:52

    入試改革、うまくいけば意欲ある有能な学生を集められる可能性がありますが、問題は、どうやって選考するかでしょう。
    ハーバードなんて、大学が持っている資産も4兆円近くあり、さらに卒業生からの寄付金の額も多額ですよね。
    それがあるから、大勢のアドミッションオフィサーを抱えられるわけで、これを日本の大学でやれるのかと思ってしまいます。
    僅か100名の募集だった東大推薦入試でも、大変そうだったものが、予算削減されて大変な、今の日本の大学にやれるのかなと。
    あと、昨日も言いましたが、NACACという組織、高校の進路カウンセラーや大学のアドミッションオフィサー、教育関係の企業などが集まって、教育の問題を改革していくための組織だそうですが、このような大規模な組織は、日本では聞きません。
    東大を始め、日本の大学を押し上げたいのなら、国の予算の充実、官民の協力、高大の緊密な連携、寄付文化を根付かせるなどが必要になってくると思います。

  6. 【4282842】 投稿者: 他人事  (ID:8AbwYBBqP9Y) 投稿日時:2016年 10月 12日 11:12

    >入試改革、うまくいけば意欲ある有能な学生を集められる可能性がありますが、問題は、どうやって選考するかでしょう。

    意欲ある学生というと、シールズの奥田君を思い浮かべてしまうので、
    なんか怖いな~

    論文重視の入試で、頭が良くバランスの良い人材は取れないんでしょうかね

  7. 【4282881】 投稿者: パズル  (ID:wrJ9OiAvOxU) 投稿日時:2016年 10月 12日 11:50

    うわ、奥田君ネタですか。
    どうだろう、ノウハウがあれば、やれなくはないと思いますが、手っ取り早いのは、途中で振り落とすかな。
    昨日、大学の単位認定を厳しくするという話が出てましたけど、授業内容自体、もっと多くのデスカッションや論文を課すなどして、質を上げていくべきだと思いますし。
    厳しい卒業試験を、全ての大学生に受けさせるのもありかもしれませんね。
    これは、もうやっているのかもしれませんが、学生側が教授を評価するシステムも必要ですね。
    それから、ヨーロッパにあるような、高等教育を受ける人と職業訓練を受ける人にコースを分けて、教育していくというのは、どうなんでしょう。
    日本では無理なのかな。

  8. 【4282893】 投稿者: ドイツの場合  (ID:ftdcdAH3PhM) 投稿日時:2016年 10月 12日 12:07

    >ヨーロッパにあるような、高等教育を受ける人と職業訓練を受ける人にコースを分けて、教育していくというのは、どうなんでしょう。

    川口マーン惠美「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」という本でドイツの教育システムを紹介しています。簡単に言うと、職業訓練を受ける側になった子供の挫折感、劣等感はかなりなものだそうで、そういう学校の「学力の低下と秩序の崩壊は、日本人の想像を絶する激しさ」だそうです。

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