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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【1958605】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 19:27

    「ALL PASS」さま

     「今ごろ」こそ、いろいろマイナスが見えてくるもの… でもね、同時に「改善された」プラスもあるんですよ。ついついマイナスをカウントしてしまう…
     いや、マイナスカウント、つまり弱点の発見、と、理解できればよいのですが、親はなかなかそういうように割り切れない… そういうことも、わかった上で、あえて申しますが、できるだけプラスをカウントし、得意や好きな分野にしっかり力点をおき、得意や好きな教科は難問チャレンジ、苦手な分野は学年一つ前にもどって易問流しを淡々と続けていきましょう~
     そういう累積学習で力がつかないわけはありません。

     併願校、というのは、第1志望校よりもしっかり考えなくてはならない学校なんですよ。

     たびたび、この場でもお話しさせていただきました。以前に「適正校さがしが始まりました」というシリーズも投稿させてもらったことがあります。

     もともとの、中学入試をめざすことになった「原点」をしっかり再認識してください。その「原点」に適う学校ならば、合格できる学校を選択する、というのは何もおかしいことではありません。

     「押さえ」の学校でも校風も含め、お子さんの求めるところと合致するならば、それでよし、なのです。具体的に「ここは合格できそうだ」そして「通うことになったとしても一定以上満足できる」というならば、しろくまはお母さまのおっしゃる「押さえ校」でよいとは思うのですが…

     あくまでも「本人にとっても」「ご家庭の教育観にも」適した学校、というところをじっくりご検討くださいね。

  2. 【1958631】 投稿者: 美ら海  (ID:g5fqSAbbINQ) 投稿日時:2010年 12月 21日 20:02

    横から失礼します。

    「ALL PASS」さま
    うちも間際になって塾の先生から「3日目チャレンジ」を勧められました。
    おそらく五分五分だとも言われました。
    でも、子ども本人が「いやだ」と言いました。
    「もし、第一志望もチャレンジも両方うかったら、きっと周りはチャレンジの方を勧めると思う。でも、僕は絶対第一志望に行きたいねん。周りから迷うようなこと言われたくないねん。三日目の押さえ校もいやとちゃう。結構好き。だからチャレンジはしない」と、はっきり言いました。
    お子様のお気持ちはいかがですか?

  3. 【1958649】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 20:17

    「さゆり」さま

     塾、というのは、個人塾にせよ、大規模塾にせよ、あくまでも「道具」にすぎないのだ、と、お考えください。目的達成のための「手段」…
     あくまでも主体は「お子さん」と「保護者」でなければなりません。

     大規模塾には大規模塾のメリットがあります。スケールメリット、というものがそうですよね。

     ある学校をめざす… そこをめざす子がたくさんいる、というのは「競争」というところももちろんありますが、「安心」というのも同時に子どもに与えます。塾の実際を知らない人は、ライバルだ、足の引っ張り合いだ、などなど、申しますが塾友というのはなかなかに「つながり」が深い… きっと同じような考え方、価値観の家庭を背景にしている子どもたちが集まっているものだから、話も合うと思うんですよね。

     能力別にクラス替えが行われる、というのも重要なポイントですよね。クラス数が多いほど、適正な授業は受けやすくなる…

     過去の累積受験者数が多いので、「データ」量が豊富である、ということもメリットにはなります。

     これらのスケールメリットを「活用できるならば」、べつに悪いところは何もありません。

     ただ、もうすでにおわかりだとは思いますが、これらは同時に「客体化」されやすい、という部分も孕んでいる、といえますよね。クラス替え「される」、比較「される」、情報を「与えられる」、という受け身の連続になりますから。

     結果として、人によっては「塾の言いなり」みたいに感じて、しかも実際にもそうなる、という場合もあります。

     主体的に大規模塾を「活用」する、ということは可能です。模試などは2種類ある、と、お思いください。「比較」「競争」の要素による位置づけ、を、探るための月一回の定例テスト、そうしてもう一つは志望校の傾向に即したもの…

     後者は個人塾や小規模塾のほうが、学校によっては傾向重視で「実」を得やすい…

     総じて、大規模塾というのは、その塾の「看板」となる学校のものに関しては「冠」模試は圧倒的に有効ですが、そうでない場合は、「形質」の違う模試で、ある学校の合否を「測定」することになるので、大枠の「可能性」しかみられないのも確かです。
     その塾からの合格者数が少ない、また、講師も指導経験がない(合格者数が少なくても指導経験がある講師がいるなら話は別ですが…)となると、大規模塾でもスケールメリット活かせないわけですから格段に利点は無くなってしまいますよね…

     何よりも、塾は申しましたように「道具」ですから、その道具に使う側の「信頼」がない、というか道具に対して「懐疑」がある場合は、まず使いこなせません。
     ナットクいかない部分が、ナットクいかないまま入塾してしまいますと、やはり成績は不振なまま推移します。

     できる子、できない子、というよりも、キャラクターの問題が大きいと思いますよ。この三大スケールメリットが「できない子」に適していない、とは、思いません。

     突然受験、の、場合は、「情報量」は欠かせない、と、思うのですよ。大規模塾、個人塾、に限らず「志望校」の情報がたくさんあるところ、というのは欠かせないですよね。
     その情報に基づいて、こちらが主体的にふるまえる場、が、たまたま大規模塾かもしれないし、個人塾かもしれない、その差はお子さんのキャラクターで判断していく、というのが肝要だと思うんですよ。

  4. 【1958675】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 20:42

    「う゛ぁにだ」さま

     算数をがんばられて、算数がなんとかなったのですからよかったじゃないですか。まぐれなんかではなく、結果は三ヶ月後くらいに出てくるもんなのですよ。
     前にも申しましたように、四天王寺の問題は総じて「努力が報われる」問題です。その意味でも度々申しますように

     「勉強できる子もほしいが、勉強する子がほしい」

     というメッセージがこめられている作題の学校です。

     算数も、努力で突破できるモノなのです。今回の模試の結果を高く評価してやってくださいな。

     と、いうことは、国語もまた同じ… 算数に傾斜した学習をしてしまったために、得意な教科の演習量が減ったり、その学習時間が減少したりした結果な「だけ」ですよ。

     以前に、「しろくまの入試問題研究」という形で、第一回は、四天王寺の問題をやったんですよ。ごらんになられましたか?
     (「外の人」さまが「しろくまさんのまとめブログ」で掲載してくださっています。検索してみてください。)

     四天王寺の国語は、文中型の漢字の書き取りがある文章題と、もう一つ、漢字の書き取りがない文章題があるんですよ。後者のほうは、じっくり読ませて解答させよう、というもので、(来年はどうなるか不明ですが)もし、本番、文中に書き取りがないものがあれば、「こっちはじっくり読ませて考えさせる問題だな、ちょっとしっかり読もう」という意識を持たれたらよいと思います。書き取りがあるほうは、順序立てて、最初の設問から順番に解いていけば、後ろの問題のヒントにもなるようなものになっているケースが多いとお考えいただき、時間のレイアウトの参考にしてみてくださいな。

     お子さんは説明的文章と物語文は、どちらが得意(あるいは好き)でしょうか? まずは、年内、得意な分野の演習を増やしていってください。
     過去問は、まだ、取り組まれていないのですか?

     過去問は一度、昨年と一昨年のものを時間制限下でやってみてくださいね。

     その上で、過去問以外のものとしては、男子中ですが関学の国語の過去問をやってみられませんか? すべてではなく、記述のうち、理由説明題だけ(物語文も説明文も)選ばれてやってみてください。関学のものは、「文中の言葉を用いて」という形式が多く、ちょっと国語の鈍った感覚を取り戻すのに適している「素直な良問」が多いのです。男子中のものなら塾が提供する教材との「過去問かぶり」もないと思うのでご利用くださいな。(こちらは1文章1問題でやってみてください)

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【1958702】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 21:13

    「みんと」さま

     なるほどなるほど。同志社中でしたか。

     同志社中の説明文は、しろくま手順、とくに「指示語が指す内容」「指示語で受けて説明する部分」というところの読みとりができていれば、答えを見つけやすいパターンです。解きあかしの文末「~のだ」「~のです」も活用できますよ。
     文章レベルはそれほど高くなく、すらすらと読めていけますから、しろくま手順をテキパキふまえてやっていくことは効果的なハズです。申しましたように「形質」に習熟できれば回復可能。
     また、過去問をするのに限界があるなら、他の方にもレスしましたが、関学の、こちらは「指示語」系の問い、「~とはどういうことですか」系の問いを選んで演習されてもよいかもしれません。まだまだできることはありますからね。がんばらせてやってくださいな。

     よいではないですか。社会という得意を磨いて、本番にのぞませてやってくださいね。
     歴史は「テーマ」的出題が多く、なかなか解いていて楽しい問題が多いですね。

     来年は2011年… 不平等条約改正100年目の年。「外交史」はもちろん、いろいろな「条約」を整理しておいても損はないかもしれませんね。
     また、「京都の歴史」も、しっかり目を通しておいてもよいかもしれません。伝統工芸品で京都のものや琵琶湖疎水の話など小5、小4の教科書に出てくる内容もしっかりふまえた学習がよいような気がします。
     今年の問題で、「米作」というもっとも基本の産業別地理が出題されていました。地理では「貿易や運輸」を外さず学習されておいてはどうでしょうか。(大阪書籍の地理の教科書から作成しているような気がする出題ですね…)その一方で、「日本のすがた」に書かれているような最新の統計にもとづいた問いもあるので、「組み合わせた」学習がよいかもしれません。

     理科は「月と太陽」「植物(気孔と蒸散)」「電気」の3つは欠かさず整理しておいた上で

     「ヒト」「地層と化石」「水溶液」

     は、丁寧に復習しておきましょうか。

     算数は、途中の工程がしっかり出てくる兵庫県の女子中、親和中や甲南女子中のものをちょっとやらせてみてください。おっしゃるように出題範囲がだいたい同じなので、それに該当するものをチョイスしてやらせてみましょう。ただ、

     「立体」「ニュートン算」「速さと比」

     は、他中のものもふまえてやっておかれて損はないと思います。 

     こんな感じでどうでしょうか。

  6. 【1958715】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 21:27

    「悩み母」さま

     中学2年生ということで、学校の定期考査や中2配当の問題集などの記述でてこずっておられる、と、理解させてもらってよろしいでしょうか。

     もちろん、中学生でもしろくま手順、しろくま読解は有効ですよ。

     まずは、説明的文章からとりかかりましょう。苦手な子の修復素材は「説明文」というのがよいのです。なにせ、書いてあるとーりですからね。

     中学生で「記述」に、苦手を感じたり、億劫に思ったりする最大の原因は

     「抽象化」と「具体化」が苦手

     ということだと思うのです。下線部があって、「これはどういうことですか、わかりやすく説明しなさい」「ここから言えることはどういうことですか」などなど…

     「例→意見」、例は具体、意見は抽象、という枠組みもしっかりとは理解できていないところがあるかも知れませんね。

     「書く」前に、まずは「書くための素材を集める」読み、が、できるようにして参りましょう。

     中1の教科書を引っ張り出してきて、「説明的文章」をチョイスしてみてください。

     まず、読みながら、「指示語」が出てくるたびに、「何を指し示しているか」指示内容を確認してみてください。苦手な子というのは、指示内容をしっかり確認せず読み飛ばしているケースがほとんどです。
     これでは論脈がつかめず、筆者の意見を追えないまま「迷走」してしまいます。

     指示語は重要なんですよ。よく、意見や言いたいことは反復される、と言いますが、現実、文章中でそんなに同じ言葉を反復はしません。指示語で受ける、という形で「繰り返し」ます。

     それからとりあえずは「逆接語」には注目させてみてください。

     「しかし」「だが」の後ろこそ、主張があります。

     彼は確か男前だっ しかし、足がくさいっ

     と、なれば、言いたいことは「彼が男前だ」ではなく「足がくさい」ということに他なりません。

     それから文末「~のだ」「~のです」も忘れず注目させましょう。

     へんな臭いがする。父がオナラをした「のだ」。

     は、「理由の説明」でもありますよね。「のだ」は断定と思いがちですが、理由や「解き明かし」なのです。

     こうした上で、その説明文の「要約」を書かせます。え?? 要約なんか無理です、と、お思いにならないように。

     指示語の指示内容を並べ、逆接語の後ろの文を抜き出し、「~のだ」の含む一文をずらっと並べて読むだけで、けっこー、その筆者の言いたいことが浮かび上がっていますから(うそだと思うならお試しあれ)。

     こういうことをしばらくさせていってください。まずはそこから。これらで「手順」が身に付くと、記述を考えていく準備が整います。中2くらいになりますと語彙も増え、精神年齢も小学生よりは高くなるので、わりと「次」への移行はしやすくなるはずです。まずは、ここからお始めください。

  7. 【1958726】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 21:37

    「のび太の母」さま

     「親音読・子黙読」後、すぐに問題演習から始めてもらってかまいませんよ。まずは、「いっしょに」というスタイルから入られるのがよいと思います。最終的には「本人黙読」でよいのですが、

    1.親が音読することによって適切な黙読速度を教える
    2.本人黙読だけによる「読み飛ばし」をなくさせる

     というのが主目的です。場合によっては、「ブロック読み」(形式段落ごとに読ませるために、下敷きなどで、次の形式段落を隠しながらスライドさせて読んでいく、という方法)を併用してもらってもかまいません。

     で、読み終わるごとに「今ので○○分かかっているからね」の一言があればOK。

     まもなく五年、ということですから、「近・中・標」くらいならできるかもしれませんね。物語文くらいなら使えますよ。
     以前に「しろくまといっしょに近・中・標を」というシリーズを出しましたのでその解説を利用しながらやられてもよいかもしれませんよ(「外の人」さまの「しろくまさんのまとめブログ」を参照にしていただければみつけやすいと思います)。

     冬休みは、学年一つ上がるための、大切な「ハードル越えの時期」でもあります。家でじっくり国語に取り組む、というのも悪いことではありません。ただ、入試問題読書、というのも楽しいもの…
     問題を解くのだっ という部分に力点を置かれすぎないように、問題が解けなくても、けっして叱責せずに、楽しく、でもしっかりできるようにしてやってくださいな。
     親子じっくり取り組んで国語が嫌いになった、では、何の意味もありませんからね。くれぐれも、中学入試の国語は小学生には無理なことをさせているのだ、というマイナス前提に立ってやって、なんでこんなこともわからないんだっ とは、けっして口に出さないようにしてやってください。

  8. 【1958730】 投稿者: しろくま  (ID:SHk5q9k8rL2) 投稿日時:2010年 12月 21日 21:40

    「美ら海」さま

     お久しぶりです。お子さんはお元気ですか。

     終了組さまのご経験談は、直前お悩みのみなさんには、何よりのアドバイスです。いろいろお話ししてさしあげてくださいな。よろしくお願いいたします。

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