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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3166591】 投稿者: 歴史好き  (ID:2jnYvdgrQMw) 投稿日時:2013年 11月 05日 10:06

    しろくま様、早速にご返信頂きありがとうございました。
    私の拙い文章から頂いたアドバイスが、まるで近くで見ていらっしゃるかのように図星だったので、衝撃を受けました。
    おっしゃる通り、息子は、好きなことに対しては途中でやめられない性格で、レゴ、テレビ、本、パソコンを封印しておりました。これらを始めると、深夜に及ぶこともあり、翌日学校に行けないこともあり本当に困っております。歴史好きも息子のことで、最近は司馬遼太郎に手を出してしまいました。もう一度、息子の機嫌のよいときに話し合ってみようかと思います。
    しろくま様が横浜にいらっしゃるとのこと、もしかしたらすれ違ったりするのかも…と、わくわくしてしまいました。実は息子は京都が大好きで、何年か前から11月に京都を訪れていたことを思い出しました。今年は考えておりませんでしたが、日帰り旅行ででも誘ってみようかと思いました。
    それでは、しろくま様のご旅行が、ご無事で天候に恵まれますようお祈り申し上げます。

  2. 【3166633】 投稿者: 向日葵  (ID:nCRjv9yOJZc) 投稿日時:2013年 11月 05日 10:35

    しろくまさん、はじめまして。
    地方田舎在住の小6女子です。

    数年前から参考にさせて頂いており、気がつけば我が娘の本番が近づいて参りました。
    他の皆さまとのやり取りで気づかされることが本当に多く
    自分自身は相談していなくてもいろいろなことが解決できました。ありがとうございます。
    このまま一読者でいようと思っておりましたが、私もご相談させて下さい。

    娘のうっかりミスについてです。
    うっかりだろうとミスはミス、間違いは間違い、とずっと言ってきています。
    ですが本当に直り(治りと書くべきでしょうか)ません。

    特に算数で、計算ミスはもちろん、それ以外でも「思い込み」によるものが多くあります。
    模試でいえば最初の計算問題3~5問(模試により)のうち2問は毎回落とします。
    わり算の筆算でひき算を間違えたり、筆算の中でのかけ算を間違えたりします。
    計算力が足りていないということも自覚しております。

    しかし最近よく精査してみて気がついたのは他にありまして
    近くにある数字に目を取られてその数字を使ってしまっていることも多いのです。
    例えば分数の計算で通分する際、1つめの分数の上下を5倍しようとして
    分母は普通に5倍できていて、分子は隣の分数の分子を5倍したものを書いている…
    (こんな説明でわかりますでしょうか?)

    このような視線?視点?のズレのようなものがよくあるようです。
    書き写しが苦手で大変な労力を使います(文字を書くことは苦になりません)
    音読もたどたどしく、「てにをは」を抜かしたり勝手に変えたりもよくあります。
    目の動きが弱いのかと思い、先月眼鏡のチェックの際に眼科で乱視や目の動きも
    診て頂きましたが乱視でもなく特に問題なしでした。

    性格的には慎重なタイプで責任感もあり、親から見ても真面目な子です。
    意外と図太いところもあるのか、ピアノの発表会や学芸会、試験などでもアガることはないようで
    実際に結果もだいたい練習通りのものが出せる子です。
    浮かれたり調子づいたりするところもあまりありませんので、模試などの話でよく聞くような
    簡単な問題だと「ひゃっほーい♪」と喜んで急いでやってしまう…ということもないと思います。
    慌てている、せかせかしている、落ち着きがない…とは真逆です。

    全体を見る、見通すということが少し苦手なのかなとは感じています。
    指示が通りにくいというところまではないですが、言葉通りに受け取る傾向があり
    勉強に限らず普段の生活ややり取りでも、話の先やその両側に付随するような点まで
    思いを巡らせる(子供レベルで、です)ことはありません。

    視覚に頼るタイプなようで目に入ったものから覚えることが強いです。
    集中力もあり、好きな作業にはとことん没頭します。(没頭し過ぎることも)
    ですので「集中力はあるのに注意散漫」という状況に親の私が戸惑っています。
    注意力がない、というとキョロキョロ落ち着きがないという勝手なイメージなのですが
    娘のようにおとなしく座って取り組んでいて、決してサボるわけでも慌てたりもしておらず、
    あちこちに意識が向いているわけでもなく、それどころが一点集中!のように取り組んでいるのに
    注意散漫?になっているのがよくわかりません。

    このような場合、あとは本人の意識、自覚ということになるのでしょうか。
    志望校への熱い思いがあれば…などもよく見聞きしますが、娘も当然本人なりに熱い思いもあります。
    確かに意識をすれば多少は改善されるようで、模試によってはミスが格段に少ない時も稀にあります。
    自宅でも「え?数字ちゃんと見てる?」ということがあれば、意識をすれば多少持ち直すこともあります。
    本人も意識すれば…、後は自分の意識だけ…、ということも理解はしているようですができないそうです。
    最近の模試ではこのような意識づけができるかどうかの力試しもしよう、と送り出しており
    本人も「わかった」と言って出かけても結果は普段と変わらず最初からウッカリミスだらけです。

    意識づけを継続するようなトレーニング?がわかりません。
    私自身は割といろいろ気がつく子供でしたので真逆な娘に適切なアドバイスができず困惑しています。
    志望校は中堅より少ししたのおっとりした女子校ですので、ありがたいことに十分合格圏です。
    ただし基本的な問題しか出ないため、娘のように前半の問題で3問も4問も落とすようでは心配です。

    計算練習は計算ドリルを毎日続けています。
    やればできると本人が思ってサボっているわけではなく真面目に取り組みたいと思っている子の場合
    どのような練習、またどのように助言をしていけばいいでしょうか。
    どうかよろしくお願い致します。

  3. 【3166643】 投稿者: 算数があきらめきれない母  (ID:Tk6mTk1AvVU) 投稿日時:2013年 11月 05日 10:47

    しろくまさま。掲示板でたくさんのメッセージをありがとうございます。
    またいろいろなご意見を伺わせていただくだけで2度目とはいえ、
    6年生の受験生を抱えるこの時期、本当に安心いたします。

    いつもは、こちらの掲示板を拝見し、少しでも身に覚えのあることは
    吸収させていただくようにしているのですが、
    他の方のどの事例が参考になるのか、私自身、少々混乱して
    まいりまして、国語(特に語句の学習)と理科
    (学力がアンバランスです)について
    ご相談させていただきたいと思います

    6年男子で、地元の難関校2校が第一希望で学習を進めてきましたが
    そのうちの1校は全国的にも算数の問題にひねりのある(関西では、大阪星光の
    算数の量を多くしたような難易度だと思います。大阪星光の過去問題は
    時間内にも7-8割解けています。)学校で、いまだ
    合格点に達していません。そのため、その勉強を兼ねて、
    前受け校として、鹿児島ラサールと愛光(本校受験)を
    受験いたします。


    国語は5年の時から苦手で、他の教科と偏差で8-10低いこともありましたので、
    読解を重点的に学習してきた結果、このところ、過去問も含めて
    最も仕上がりの近い状態にまで持ってくることができました。
    塾での偏差は60前後まで上げることができたのですが、
    語句が極端に苦手で、自宅でいただいている塾の課題はほとんど解けているのに、
    日能研の試験(難易度の高い問題)では、漢字とあわせて10分の時間内では
    考える時間が不足してしまうためか解けていません。
    昨日の模試でも、語句が壊滅的であったため、偏差が50強まで落ち込んでしまい
    ショックを受けております。
    読解の方は、他の方相当であったのか、鹿児島ラサールの問題だけ
    特化しての集計では、(鹿児島ラサールを希望する)受験者の中では
    20点弱上回っております。


    私の地区では日能研の語句のような難易度の高い問題は出題されても
    多くはありませんので、語句で落としても、、という考え方も可能ではありますが、
    鹿児島ラサールは語句も難易度の高いものが出されることがありますし、
    読解の方も要約の世界ですから、語句が弱いというのは心配です。
    毎日一定量語句は続けたいと考えていますが、
    大量の宿題をこなすからか、考えて勉強した量が少ないのではないかと思われます。

    浜学園さんの教材やサピックスさんの教材も見てみたのですが、
    「語句を思い出す」ところまでは点検できても、使いこなすというところまで
    点検できない、、というのが実感でした。そこで、量が多めなのですが、
    できなかった四字熟語(意味から4字熟語をあたえたらえた文章中に入れる。)
    という日能研の語句教材を加えて
    みましたが、他に何かよい方法はないでしょうか。。
    あてはめるだけの問題ですとできてしまうので、聞いてみたところ、
    前後でわかる問題があると、消去法で答えがわかるということを息子が申しておりました。

    また、理科の方も同様な傾向が見られ、塾で与えられていますメモリーチェックは
    一部の分野を除き、すべて一回、短時間で正解していますが、
    入試問題を解かせますと、ところどころ基礎的な穴が見つかっていました。
    過去問は記述式の学校と、力学が難しい学校、ラサールともに
    合格平均付近まできていますが、5年生の時に過去問を解いた時ほど、
    できておらず、心配をいしておりました。現在は弱点を埋めることに専念していましたが、
    9月以降偏差値が下がり、今回は50程度までに落ち込んでいました。

    理科は、他教科に時間がかかっていたため、長く塾の課題を私のチェックなしで
    こなしているだけの、いわゆる自立した学習をしていました。
    理科は得意科目であり、また自立学習は大きなメリットがありますので、
    成績の上下はあまり気にせずに過ごしてまいりました。


    9月以降の偏差が下がってきてしまったので、11月からチェックを強化しているところ
    ではありますが、
    昨日の結果では5年後期から6年全域にかけて常に60以上を保っていたのに
    50程度まで落ち込んでいて、
    昨夜徹底的に原因を追究してみたところ、
    どうやら、問題文を読むのに時間がかかるため、読み飛ばしていたということでした。
    塾の演習でも、他の方に比べ読むスピードが遅いと自覚していました。


    理科は力学の計算が出題される回は得点が高く、文章説明の多い回は
    問題文の処理ができずに設問を解く時間を短縮していたため、
    問題の条件を反対にうけとめたりというミスが多発していました。


    現在、メモリーチェックを使いながら、穴埋め後、周辺の知識を含めて
    口頭で話してもらっています。
    まとめる力が弱く、なかなか箇条書き状態にまでできません。
    国語の見出しつけの練習も兼ねて
    息子の話す長い文章を2回目に短くまとめてもらうという方法を
    とっています。
    時間がかかり大変ですが、点状になった知識を
    つなげるということ、意図がわかりにくい問題を見たときに、
    必要な知識を素早く探すという訓練が必要であると思ったからです。


    そして、理科の長文の条件については、
    やはり国語の力だと思われるのですが、
    国語の方は、慎重に読んでいるので、読み飛ばしが起こらず、
    内容が上手く整理できた場合は、得点も高めですが
    理科については、どのように訓練していったらよいのか、
    しろくまさま、ご意見を伺わせていただけますでしょうか。
    私がお手本を見せることのできるたった1つは溶解度の問題で
    文章を読みながら条件を素早くメモし、その際に必要な他の条件を
    求めていくという方法で、子供には解説していますが、
    他の分野でこの方法が使えるかということもわかりません。


    力学の難問は、糸口を発見する力が不足していますが、
    その点は、本人の解きたいという気持ちも強く、また志望校の1つでは
    力学は難問で出題されますので、このまま訓練を続けていきたいと思います。


    また女子校の理科(女子学院)等の素直な問題は、楽に解けています。
    ちょっとひっかけのある、知識の深みを点検する日能研の問題、
    長文の問題を短い時間に解くということに、大きな弱点がありました。
    知識の活用、情報の整理に問題があると思われますが
    基礎知識についての点検は、このまま続けていきたいと考えています。


    状況の説明が複雑で、大変申し訳ございません。
    アンバランスな学力の理科と語句の学習方法につきまして、
    ご意見を伺わせていただけますでしょうか。
    本日は私自身大変混乱しており、まとまりの悪い文章となり大変
    申し訳ありません。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

  4. 【3166657】 投稿者: ピピ  (ID:uKlmioyp3xg) 投稿日時:2013年 11月 05日 11:02

    りり様
    お心遣い頂いて有り難うございます。予定日よりだいぶ早く一昨日『近中5年算数』届きました!

    しろくま様
    皆様とのやり取り、本当に勉強になります。また重ねてお伺いさせて頂く事お許し下さい。
    5年からの算数とミス。これが娘に取って大きな二つの悩みです。
    算数は4年入塾当時、塾のテキストは例題がいきなり難しいと感じ、「サイパー思考力養成シリーズ』という単元別に易問から徐々に難度が上がっていくタイプの薄い問題集を購入し基礎からの理解をしっかりしその上に応用(テキストの例題理解)を積み上げていく学習で上手くいっておりました。
    5年になり、塾の先生がテキスト例題の解法は使わず◯◯算は××図という教え方をなさるようになってから易問から徐々に難度を上げるという過程がし辛くなり、算数が不安定になって参りました。
    ただ理解したいという気持ちは強くなんとか粘ってついていっている(毎週の単元ごとの週テストでは平均以下でも月ごとの組み分けテストに間に合うように仕上げていく)ような。6年では週テスト(上から2番目のコースです)でも平均に届くようになりました。
    算数は常に難しく、それを理解できた時はうれしい。背伸びして掴む・・・が娘にとっての算数になっておりました。
    『近中5年算数」食指が動きません。
    『これができても自信にならない・・・」と申します。(申し訳ございません)
    理科の化学計算、物理分野、不得手な所に取り組み徐々に出来るようになり娘は手応えを感じている様子です。
    出来ない所を出来るようにする、それが嬉しいようです。出来るように一度なったことを保つ為の事。
    いつも出来ないことに追われ、それをなんとかすることに心を砕き、時間を使う中、『出来るようになった事』に対して間違えていたのだと分かりかけて参りました。。本当に鈍くてすみません。
    時間のやり繰りが厳しい中、『近中5年』の意義をどのように伝えるのか、「易問流し」をさせたことがなく、実感を伴った言葉が出ず(私も理解が足りないのです)しろくま様でしたら娘にどのようにおっしゃるのか、お教え願いませんでしょうか?
    お手数をおかけし申し分けなく思っております。どうぞお力をお貸し下さい。


    またミスについてです。
    昨日、第2志望校の過去問算数を致しましたが、25点もミスで失っていました。
    『11以外の数であてはまるものを書きなさい」に対して11も答えに含めていた。
    正解を出していたのに正解を出す一つ前の式の答えを解答欄に記入する。
    1000倍すれば正解する数字を出しながら1000したら違う数字を書いてしまった。等等です。
    悲しくなって参ります。
    具体的にここはこうしたら・・・、
    普段からやっていることがテストで出てしまうから、云々とくどくど注意していましたら、主人が「ノイジーで半分も伝わらないよ』と途中で代わってくれました。
    塾の先生には算数について『自爆している』(途中式と筆算がぐちゃぐちゃだったり、、何度も注意し直してはいつのまにか元に戻り・・・です)
    『大雑把な性格を勉強に持ち込まないように』と前々からご注意頂いております。
    娘がどれだけおっちょこちょいか生活のなかでの事を具体的にあげたら切りがなく、(かなりおもしろい話が沢山あります)国語の成績が良いのはもしかするとどの教科より問題文をよく読んでいるから・・・・・?と思うようになりました。
    学校の先生からは「普通の子が怒るような場面でも穏やかにやり過ごしてくれて助かる』というように言って頂いたこともあるのですが、気にしないでいられる幅が広い子なのだと思います。
    でも、『大雑把な性格を勉強に持ち込む』はもう本当になんとかしなければ、全ての努力を破壊する威力がスゴイと感じています。
    ちなみに社会でもいまだ「パリ」と書くべきところを「パル』と書いてみたりその類いはなくなっていません。
    とにかく普段から決められた手順でノートに式、図を書くの徹底。今はまずそこから再徹底をはかる積もりでおります。
    ご助言をお願い致します。


    (横浜にいらっしゃるのですか。ご存知でしたらすみません。中華街『ニューチャイナ』による栗の押し売り。。私買ってしまいました。客引きなど注意看板が出ております。オールドチャイナの方が困っているそうです。お気をつけて、楽しいご旅行をなさってください。余分なことすみませんでした。)

  5. 【3166788】 投稿者: 悩めるカエル  (ID:FPLlq9ESRrM) 投稿日時:2013年 11月 05日 13:32

    しろくま様、丁寧なお返事ありがとうございます。

    お返事したつもりでいましたが、エラーだったのか何も書き込みできておらず、それについて気づかず
    また、日にちが経ってしまいました。

    勉強は「自発」である。
    まさにそのとおりだと思います。 スポーツもしかりですよね。
    本気で真剣に「やりたい」「がんばりたい」と思った時が「やる時」で「伸びる時」でもあるのかもしれません。

    では、我が娘の場合、親がやらせているだけなのか・・・というと、それも違う気もします。
    一度、塾を辞めた際、本当に勉強の場から離れることも必要だと感じましたし(惰性で続ける意味はないと
    とらえたため)、受験についても親の方が踏ん切りがつかないところはありましたので、一旦リセットもしたつもりです。

    ただ、再度「やはり、受験したい」と言い出したのは、娘であるため、また、ハンドボールも続けたいという意思表示もしたのも本人であるため、やれることを一生懸命やろうと再スタートを切ったハズなのですが・・・。
    どうしても、親の私の焦りが先立ってしまい、「できない」ことばかりに目がいき、「できる」ことを完璧に仕上げていくという形にはならずにいますね。

    ただ、無理やりハンドボールを休部や退部させてないことだけは、本人の精神的な部分において、よかったかもしれないとは感じているところです。

    さて、しろくまさんにアドバイスしていただき、中・近の問題集を始めようと思っていたのですが、今、通う個別指導塾(算・国・理、各週1授業)では、娘が志望する学校と同等の偏差値ランクの中学校の過去問を解き、直しをし(一部塾を休んだり、辞めた時期でまったく習っていないところもある)復習しながらの学習方法にしていくとの話で進めるそうです。
    確かに、大手受験指導塾等ではぼちぼち赤本を解いて行く時期と聞きます。

    並行して、(宿題はそれなりに出ています)近・中の問題を解いていくことを大事にすべきか、とりあえず過去問に慣れ、必死で調べてわからない単元でもやっていくことが大事なのか、時間がないなかでどうすべきか悩んでいます。

    先日の五ツ木模試では、史上最悪の結果となってしまいました。
    まったく、わからない問題ばかりにうもれていて、ハンドボールでの状況もあわせ、本人が追い詰められてことが一番見ていて辛いです。

    一生懸命やりたいのに、なにをどうしたらいいのか、やったことが反映されず、苦しんでいるようにも見えます。当然モチベーションは上がらず、私もダメとわかりながらも、つい「これじゃ受からないよ」という言葉かけになってしまったりします。


    ある程度、考えてもわからないものはわからない。 次できるやつやってみよーという考えで進めるのはやはり危険でしょうか。

  6. 【3167372】 投稿者: しろくま  (ID:5WrEDAYRPvk) 投稿日時:2013年 11月 05日 23:02

    「サンタクロース」さま

     お返事が遅れて申し訳ありませんでした。

     夏休み以降、力が尽きたように見える、というのはよくあることです。
     やはり、夏休みは、それなりの時間があり、とくに量的には、「やっていた」ことには違いがないのです。
     ところが終わると、学校も始まりますし、夏休みとは違って格段に「量」は減ります。
     付けて加えて、ふち夏休みをふりかえり… はたしてやったことの成果は出たのだろうか、もっといろいろできたのではないか、と、精神的にも「不安」が出てきます。
     机に向き合っても、なかなか集中力が出ない…

     女の子にはありがちなのですが、「不安」を抱えておられるんですよ。

     息抜きと睡眠

     これをとってもよいよ、と、言っても、またそれも「そんなことをしていていいのだろうか」という新しい不安を生んでしまう…

     しろくまは、

    ・勉強の枠を小刻みに(1つの教科にかける時間を少なくしてやる)。
    ・淡々とやっていける「作業系」の学習を前半にもってきてやる。
    ・できるだけ「解ける問題」「好きな分野」の学習時間を増やしてやる。
    ・講師に相談して講師から「ここまでやればよいよ」という一言を言ってもらう。

     こういうことをしてやる必要があると思います。

     あとは、「生活の軸」をしっかり作る。

     規則正しい生活をする、ということですね。寝る時間、起きる時間、食事の時間、休憩時間。これらの枠は一週間同じ時間帯でしっかりと維持する、という方法ですね。

     理科に関しては、単元別の学習、というのはきっと念入りにできているんですよね。でも、トータルで時間配分をして解いていく… 「戦う理科」になっていない、ということです。
     ただ、これは「慣れ」で回復します。

     家庭でも、簡単にできますよ。算数も同様にすればよいのですが、三色問題ならぬ「四色問題」にするんですね。
     物理、化学、生物、地学の分野から、過去の小テスト、模試、なんでもよいので1問ずつ抜き出し、コピーして一枚の紙に貼っておく。
     それを四枚ランダムに抜き出して、一つのセットにして解いていく、という方法ですね。プチ実践型の演習です。
     もともと偏差値60を持っていた教科ですから、この方法を集中して進めれば一週間もあれば回復するはずです。

     国語に関してですが…

     お子さんの状況、よくわかります。
     国語の入試、というのは、解答に一定の「鋳型」というものがあるんですよね。
     ふつうは演習や経験を通じて(帰納法的に)、解答の鋳型、を造りあげていくのですが、苦手な子はそれがぜんぜんできあがらない…
     だったらこちらで用意してやればよいんですよね。こういう場合はこういうものだ、という感じです。
     好きな異性にわざと冷たい態度をとる、ということを、そのままダイレクトに伝えてやればよいんですよ。
     こういう表現にはこういう意味がある、この表現には、こんな意図がある、というようにどんどん伝える…
     ここの部分は「なんでわからないのっ」と怒ってはいけない部分です。

     物語文は、模範解答の逆流法で、お母さんが念入りに説明してやる、ということを「寄り添い」型で進めてやってください。
     そんな悠長な、と、思われるかもしれませんが、この迂遠な作業が、あんがいと上達の近道なんです。
     何もやらなければ何も変わらない、でも、何かやれば、何か結果は出てくる…

     直前学習に、こういう一見迂遠なことをしないから、読解を捨てて語句に走る、という愚行に陥るんですよね。

     二か月あれば、そしてまとまった時間を国語にとってやれば、必ず「つかめる」ところが出てきます。
     できれば、小四の模試くらいから始められてもよいくらいですよ。

     あとは… 少し、お子さんの「話」を聞いてやっていただけませんか?
     そういう集中力ダウンには、かならずメンタルな、そして勉強はもちろんそれ以外での「悩み」が絡んでいる場合もあります。
     志望校のことや勉強のやり方、などで、ちょっと気になることがあるのかもしれません。でも、なかなか言い出せない、ということ、抱えている場合もあります。
     親からみれば些細なことだが子供にとっては喉につかえた魚の小骨のような、いやな感じのこともあります。
     子どもが気楽に「発信」できる機会をつくってみてください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  7. 【3167392】 投稿者: しろくま  (ID:bL3U.Pe8OqY) 投稿日時:2013年 11月 05日 23:22

    「赤い目のうさぎ」さま

     性急に結果をもとめすぎてはいけませんよ。
     表情が明るくなった、まずはここを高く評価してやってください。解き直しを前向きにやるようになったことの結果は、やはり三週間以上はかかります。
     それに模試トータルでみますと、成績を伸ばしてきている子たちもいるわけですから偏差値そのものは、横ばい、あるいはやや下降であったとしても、10月~11月にはよくみられることです。

     登山と同じ。のぼりはじめに山の頂をみて「あそこに行くぞ」と決心したら、あとは足元をみて淡々と進んでいくのみ。
     時々、頂がみえなくても、道さえ間違えなければ頂上に近づけます。

     「足元をみて」「淡々と」

     というのは、やはり易問(といっても、とくに小五のときに本人が難しいと考えていた単元)を、少なくても毎日しっかりとやる、ということです。

     ただ、時間制限無しに「難問」にもチャレンジさせてやり、じつくり考えて解く、という局面も用意してやる…

     この時期に点数がとれないコト、とれないモノ、は、「宝の山」です。

     講師のほうも、うまく「抜け」「怠慢して忘れいるところ」「受験生が嫌がってついつい手を抜いていたこと」というのをよく知っていて、どんどんそれら模試に組み込んできています。
     いわば、講師の「作戦通り」の結果を出しているわけですから、これら「とりきれていない問題」をよくよく集積して調節していく、ということです。

     できていないところがお子さんの可能性

     なのですよ。この時期、ひょいひょいと軽々進んでいる場合のほうが、丁寧な復習と綿密な計画の立て直しをしないといけないくらいです。
     「安心」「平穏」なまま、中学受験を終わることができる保護者はほとんどおられませんからね。

     まぁ、イライラするのは当然です。不安に思うのも当然です。この際、イライラいたしましょう。我慢をする必要はありません。でも、お子さんの前ではそのことを見せない、ということだけはしてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  8. 【3167422】 投稿者: フレンチブルドック  (ID:WkxBtE9w7AE) 投稿日時:2013年 11月 05日 23:54

    しろくまさん。初めまして。6年同志社香里志望の男子の母です。
    ずっとしろくまさんの暖かいアドバイスを、拝見させて頂いておりました。
    どうにも追い詰められた気持ちになり、ご相談させて下さい。
    算数の過去問が、どの年も四割程度しか取れません。以前から少し込み入った問題を嫌がる傾向があり、特に図形の移動や水問題が苦手です。
    今日は過去問が出来なかった事で、本人が泣き出し、過去問が恐いと言い出しました。
    精神的にかなり幼い所があり、嫌な事から逃げたいと思う気持ちが強いようです。
    統一日まであとわずかですが、後悔のないよう出来る限りの努力を親子でしたいと思っております。
    どうか御指南下さい。

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