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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3251918】 投稿者: しろくま  (ID:tCU/Ju5sA2A) 投稿日時:2014年 01月 22日 23:26

    「ダイヤ」さま

     順番をとばしてしまって、ほんとうにほんとうに申し訳ありませんでした。
     不快な思いをされたかもしれませんがどうかごかんべんくださいな。

     中2の段階での国語学習。もちろん、いろいろな方法があります。要約、ということもその一つ。よく、新聞のコラムの要約、という話が出てきますが、最近の新聞のコラムの内容は、ストレートに政治の問題を扱ったものなどが多く、ちょっと「おもしろみ」や文学的な内容のものが少なくなっています。

     よい素材は、「教科書」です。学校で、お使いの教科書。実はこれがもっともよい素材です。

     しろくまは、本来、学校教育でやられている学習内容、というのは、たいへんよいものだ、と、実は考えているんです。
     塾に行っている子は、とかく学校での学習をちょっと軽くみてしまっています。実際、小学校で習う算数や理科などは、塾に通っている子にとってはかなり「てぬるい」ものに見えてしまいます。
     ところが、国語などの教材や、また、学習方法などは、けっこう良いものが多いのです。(とくに低学年での国語学習などは、塾での学習方法よりもかなりよい手法が多いんですよね。)

     現在、中2だとしたら、お使いの国語の教科書以外の教科書、購入してみてください。また、1学年下、つまり中1の教科書も利用できますよ。
     で、第1段階としては、文学的文章よりも説明文、評論文のみでおこないます。要約は論説文で、というのが原則です。

     ただ、要約、ということにこだわる必要も最初はありません。説明文を読み、指示語が出てくるたびにその指示内容を抜き出していく、というような読み方でよいと思います。
     それから、案外とよいのが、「今こそ」中学入試問題の説明文を読む、という方法ですね。

     中学入試にとりあげられている説明文は、新書などからの抜粋も多く、国語が苦手な中学生にはよい訓練になります。
     関西の灘中や甲陽中のものを読む、そして解く、という方法です。(中学受験をしなかった子にとっても、中学受験の国語の問題はよい訓練材料になります。)

     公立一貫校、というものの入試に関しては、しろくまにとっては、ある意味、未知のことです。
     昔はそういう学校はありませんでした。

     ただね、私立にせよ公立一貫にせよ、「入試」という制度にとらわれすぎて「学習」というものを理解してしまうと、結局はだめだな、と、思っているんですよ。
     しろくまがよく言うのは

     算数、が、わかっていればどんな問題でも解ける。
     理科、が、わかっていればどんな問題でも解ける。

     ということです。受験しようがしまいが、算数が好きで算数がおもしろければ、どんな難しいことをしてもよいではないですか。
     しろくまの時代、教育大学の附属小学校の子も、ときどきしろくまのいた塾に通ってきました。もちろん、中学から外部に出る子も多かったのですが、教育相談(面談のこと)を受けたときに

     「どこの中学を考えておられますか?」
     「いえ、そのまま附属の中学に行くつもりです。」
     「え… あの… つまり…」

     と、なったときに、その子のお父さんがきっぱりとおっしゃいました。

     「受験勉強、という名前の勉強は無い、と、思っています。難しい問題や楽しい問題、いろいろ解かせたいと考えて通わせております。おたくの塾の看板に書かれている『英才教育』というのは受験勉強のことだけでしょうか。」

     と、言われて、はっと気づいたことがあります。

     そのときから、しろくまはちょっと意識が変わったんですよね。
     正直、そりゃそうだ、と、思いました。入試に出るとか出ないとか、この学校の傾向はどうだ、とか、その分析は大切だと考えて怠ったことはありませんが、「形」ではなく「本質」を見極めて、なぜ、その学校はそういう問題を出してきているのか、ということにも目をむけるようになりました。

     ある特定の範囲、というは明確にあるとして、その範囲内ならば、何をきかれても答えられるような力を涵養していく…
     入試問題、というのに「とらわれず」、お勉強していく、という意識と姿勢をまずしっかりと持つ、ということが大切だと思うんですよ。

     灘や開成の算数… 灘とか開成、という看板をハズして虚心にその問題をみつめてみる…
     灘の第1日目の語句系の問題など、過去問さかのぼっていくだけで十分楽しいですし、漢字や語句そのものにも興味を持てます。

     公立一貫校の過去問に目を通していく、ということはもちろんされていくとして、あまり入試がどうだこうだとは意識せずに、いろいろ問題や難問を解いていく… 「結果として」それが塾でお勉強する受験対策となっていたとしても、それはそれでよいではないか、ということです。

     ちょっとしろくまもこれから公立一貫校の問題、というのに目を通して、虚心に「研究」してみたいと思います。
     それから、「しろくま先生」という「先生」の呼称は不要です。しろくまはもう先生ではありませんし、そんな立派な人間でもありません。どうぞ気楽に、しろくま、あるいはしろくまさん、と、お声がけくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【3252533】 投稿者: ピピ  (ID:8DDtSNkx/hg) 投稿日時:2014年 01月 23日 11:43

     しろくま様

    関東からお邪魔致します。これまで助けて下さって有難うございます。
    2月の本番に向けおそらく最後の質問になるかと思います。どうか、お知恵をお貸し下さい。

    1月初戦校に合格を頂けました。
    上のコースへのスライド合格でしたが得点開示して下さるところで
    算数のみ平均点以下でした。
    ただその後、それまで40点くらいしか取れなかった第1志望校の算数が60点台(受験者平均と合格者平均の間あたり)がとれるようになり80点台(合格者平均点超え)も出せるようになってきました。
    慎重になり過ぎてたのをスピードアップしたと娘は申しております。
    最適な速度をようやく見つけたということなのでしょうか?
    ただ偏差値的には余裕を持ったはずの第2志望校の過去問算数が安定して取れません。
    難易は親の目からみても低いのですが。。
    長文記述のある国語も未だ最後の記述が時間切れで書けないという状態です。
    残り9日。
    出願状況を見る限り、第一志望校は激戦です。80%を出せたのは6回のうち2回。
    過去問の出来も上がってきましたが、受験者のレベル、受験者数を見る限り第二志望校にはしっかり合格を頂かなければ・・・・という思いです。
    第二志望校の過去問への取り組みをご教授下さい。
    国語は50分で大問1が物語文、2が論説文で最後に100文字程度の記述があります。
    50分で最後の記述まで解ききる訓練をすべきか、それとも論説文の記述に特化して数をこなすべきか。
    塾の方では添削などもして頂けないままなので家庭でできるだけの事をして臨みたいのですが、
    どのようにしていったら良いでしょう?
    記述の直しで時間無制限にするととんでもなく長い(と母に感じられる)時間をかけ書いております。
    年末、一度コツを掴んだにみえ時間内に仕上がるようになったので、冬期講習で過去問から離れても
    短期間で取り戻せるかと考えていたのですが、元々相性が?だった第2志望校の過去問、この期に及んでこのような状態です。安心できる併願校になっておりません。

    苦手だった力学の計算問題1月半ばにして『出来るようになった。ある程度できればおもしろいっていう先生の言葉は本当だった。おもしろい。』と娘喜んでいます。
    が、理社の暗記分野、かなり手薄になっています。お留守です。

    まとまりなく申し訳ございません。残り9日。過ごし方のアドバイスを頂けたら大変心強いです。
    お正月の『馬』問題プリントアウトしておいておいたところ、見つけた娘が『しろくま先生だ〜』と喜んでおりました。(子供は先生とお呼びしております。お許しください。)
    どうぞ宜しくお願い致します。

  3. 【3253453】 投稿者: はじめまして。です。  (ID:N/rnP55laWI) 投稿日時:2014年 01月 23日 23:13

    しろくまさま

    アドバイス、ありがとうございます。

    あとほんの少しの時間ですが、親子で頑張ってみます。
    本当にありがとうございました。

  4. 【3253516】 投稿者: しろくま  (ID:tCU/Ju5sA2A) 投稿日時:2014年 01月 24日 00:05

    「ピピ」さま

     まずは、前に申しましたように、前受けなどの「入試」は最良の模試である、ということです。
     実際に受けた入試問題。それをそのまま放置してはいけません。かならずしっかりと分析して次に活かしていく…

     お子さんは、いろいろ勉強を通じて「最適速度」というのに気が付いたと思います。算数は、速く解くのではなく、自分の快適な(答えを正確に出せる)速度を体得したとき、ミスも減るんですよね。
     速くするのだっ という算数の計算指導は、かえってミスも助長するわけです。

     さてさて国語… とくにあと一週間くらいの「短期」に何をすればよいのか…

     「時間無制限にするととんでもなく長い時間をかける」

     いくらじっくり考えるのがよい、と、いっても、やはり入試には時間制限がある… そう考えるのはある意味当然ですよね。
     前に申しましたように、直前でも半年前でも、「あせらず流れる時間は同じだ」という意識をまずお母さんが強く持ってください。

     主観的時間制限を取り入れましょう。

     何分かかるか測定するね。という方法。これを淡々と続けていく… あと一週間ほどなのに… と、焦らず、着実にまずは進めていく。

     ご質問の

     50分で解ききる訓練をするべきか
     論説文の記述に特化すべきか

     ということですが「どちらか」ではなく「どちらも」やりましょう。

     2階建てにすればよいのです。80分から100分くらい国語のお勉強時間をいただいて、50分の演習をする…

     で、このときの時間制限ですが、「いちおう50分になったら時間を伝えるけれど、気にせずやってみて。何分オーバーしたかを後で教えるからね」という方法でやってください。
     最適速度で何分オーバーするかを認識させていく…

     この方法を続けていると、あと5分しかないっ と、なって焦る気持ちが減少する体質になります。

     論説文の特化、に、関してはしろくまのよく言う「1文章1設問」で、どこの中学のものでもよいので、30~100字くらいの同じような記述のものを探してみる。(大阪の星光中のものなどが使えそうなのですが、今からではなかなか手に入りませんよね)
     これは、どんどん流していってもかまいません。模範解答からの逆流法も併用してください。

     とにかく国語もちゃんとやれば直前の追い上げがきく教科なんです。
     直前に国語をしてもしょーがない、などの言説に惑わされないようにしてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【3254142】 投稿者: 麻布志望  (ID:bkg6i/Ambvs) 投稿日時:2014年 01月 24日 13:14

    しろくま様

    来週息子が麻布中学を受験します。これまでしろくま様の麻布に関するコメントは、まとめブログで一通り拝見しました。後一週間それと受験当日どんなことに注意して本番を迎えれば良いでしょうか。尚、息子は思い込みでテーマを読み違えたり、時間配分が気になるようです。アドバイス頂けませんか。

  6. 【3254453】 投稿者: ピピ  (ID:8DDtSNkx/hg) 投稿日時:2014年 01月 24日 17:31

    しろくま様
    早々のご返信本当に有難うございます。
    今まで50分過ぎた時点で延長戦無制限一本勝負に入って記述を仕上げていました。
    最適速度で何分オーバーか認識、やってみます。
    ラスト1週間国語こそ追い込みが効くように側で見ていて感じられます。
    2階建てで取り組んでみます。
    志望校毎になにか掴んで送り出せるように出来たらと思います。

    苦戦していた(過去形ではないですね・・・)第二志望校の国語ですが、問題文の選択がとても娘そして私の好みに合うのです。
    入学後の国語の授業が楽しみになるような、そしてこんな素材文を選択なさる先生の教えを
    受けられるのは素晴らしいなと思えるような。
    しろくま様が『合格発表の日は最良の選択が告げられる日』と以前お書きになっていた言葉がずっと心に残っておりまして、今心が彷徨ってしまわないでいられるように思っております。
    いつもの親子の雰囲気で過ごし、見送ってやりたいです。
    しろくま様、本当に有難うございました。

  7. 【3255468】 投稿者: しろくま  (ID:tCU/Ju5sA2A) 投稿日時:2014年 01月 25日 11:05

    「麻布志望」さま

     お返事が遅れて申し訳ありませんでした。

     麻布の問題というのはしろくまは大好きです。
     何度も申し上げますが、入試問題は、その学校の“メッセージ”です。どういう子がうちの学校はほしいのか、学校では、どういう先生がおられて、どういう教育がされているのか、うっすらと透かして見えてきます。

     関西にも京都の洛星中、というところがあり、国語の問題は「物語文」の長文一題のみ。
     そして記号選択ももちろんありますが、大部分は長~い記述…
     (麻布中の同傾向異学校に用いることができるので、手に入るならば演習用に利用してみてください。)

     お話しですと、やはり第一に注意すべきことは「時間」。

     国語の先生の裏話的なことを申し上げますと、物語文の問題の場合、最初に中心となるべきテーマから問題を作られて、そこから他の問題をつくっていく、ということがされるスタイルが多いようなんです。

     良い国語の問題、というのは、

     根・幹・枝・葉・花(実)

     から構成されています。

     問題をつくるのに、いろいろな本に目を通す… あたりまえですが、文章を読むところからスタート。
     読みながら、ある場面で「あ、これは入試で使えるな」と、思って「頭に浮かぶ問題」。これが中心の問題となります。
     で、そこから「見えていない」が、重要なテーマ、作者のその場面でのメッセージとでもいう「根」を考えていきます。

     Y「で」X「を」伝える

     Yが「見えている幹」で、Xが「みえていない根」です。

     「少年野球」を通じて子ども達の「友情」を描く… というようなものです。

     読みながら意識すべきは( Y )で( X )を伝える、という枠組みです。

     ふだんの読書とは違う頭で考える、といところが入試問題を読む、ということに必要な頭です。

     どうして問題作成者は、この場面を入試に取り上げたのだろう… そこにあるのが「XY」なんですよね。

     そこで、登場人物が出てきます。この登場人物たちが、いろいろな「事実・行動」を起こします。ここが枝と葉になります。
     ここでABCの枠組みを使用します。

     A → B
       ↑
       C

     ですね。

     「最初、Aであったが、CによってBになる。」

     という「事実・行動」です。そしてこれに重ねるように、

     「最初、Aという気持ちだったのに、CによってBという気持ちになる。」

     という「心情変化」が描かれます。

     「エースで四番だった」のに、「ケガや病気」で、「ライバルにその座を奪われる」

     といった展開でしょうか…

     これに重ねるように、主人公の気持ちが描かれます。エースで四番だったときは、みんなからちやほやされていい気になっていた。友達や自分より下手な子に冷たくしていた。
     ところが、病気やケガで休んでしまうことになる… ショックやねたみや、それまでちやほやしていた友人たちは急に見向きもしなくなってしまう…

     もちろん、そこにはちょっぴり「花」が描かれます。まぁたいていは、男の子に対しては女の子の登場。
     好きな子がいて、自分が野球を休んでいる間に、ライバルのほうの男の子をちやちほやしちゃっているのをみて、また、イライラしちゃう… みたいな展開ですね。

     でも、エースで四番で天狗になっていたときには気が付かなかった、「何か」に主人公は気が付く…

     これまたABCの展開です。ずっと自分を応援していてくれている友人や、自分のことを好きな別の女の子や、あるいはお父さんやらお母さんがC「言葉や行動や事実」となって、AからBへ気持ちが変わる。

     そして最後は、ライバルと思っていた子が、入院している自分のとこに見舞いになんかにくるんですよね。
     で、思わぬ告白。「君が帰ってくるまで、チームを支えるのがたいへんだった、はやく帰ってきてくれっ」とかなんとかなるわけです。すると、病院の中庭にチームメイトがみんな来ていて、主人公に声援を送るっ

     ああ、おれってバカだった~ みんなで優勝めざすんだっ メデタシメデタシ~

     どうでしょう。ちょっと筆が滑りすぎましたが、「いかにも」中学入試に出そうなお話しになったでしょ。
     それどころか「XYABC」を用いると自分で物語文をつくれますよね。
     
     「枝や葉や花」をかきわけて「幹」をみつけて、「根」を心に描く、ということが重要です。

     YでXを描く
     ABCの変化に心情のABCを重ねる

     洛星や麻布などの、物語文一題をどーんと出す学校の素材はたいていはこれです。

     答案が配られる。
     するとまず二つの作業を初めてください。一つは設問をざっとみる。まぁシンプルに、いちばん長い字数や解答欄の広い問題が「中心問題」と考えてもよいですし、「心情説明題」が「中心問題」であると考えてください。
     問題作成者は、その場面の物語をみて、その問題を出そう、と、思って作成されたわけです。
     「ああ、これを解くんだな」と思ってから、本文を読みましょう。

     で、最初にそれまでの経緯やあらすじ、場面の説明が書かれているときがあります。
     ここを手抜きで読まなかったりさっと目を通すだけではいけません。少し時間がかかっても、しっかりと読み、場合によっては登場人物の相関関係などを図にして書き出してもよいんです。

     物語一題型の場合は、そういうあらすじ、状況をふまえなければ見えない、あるいは理解できない時系列があるんですよね。

     中心問題に目を通す
     あらすじ、経緯が最初に書いてある場合はそこをあえて念入りに読んで頭にいれる

     さて、これから一週間ほど、実際の過去問の文章黙読をおこなって、「黙読速度」をしっかり測定し続けてください。
     速く読む、ということを強いるのではなく、自分の黙読速度をしっかり理解して本番の時間配分を「自分の最適」思考ができるようにしていく、ということです。

     案外と読むのに時間がかかっていない場合もありますし、自分は何分でこれが読める、ということを知っていると、あせらず確信をもって問題を考えられます。

     国語が苦手でぜんぜん点がとれない、という子の3割以上は、この「確信」を得たとたんに点数があがりました。
     ほんとは読む時間があるのに、それを体感してこなかったがために、読みが上滑りになっていた、ということですね。
     それから、同傾向異学校の問題、とくに文章を「親音読・子黙読」で、お母さんはABCを意識しながら読み進めてやって、子どもはXYを気に留めながら「読んでいく」、そして1文章1設問でどんどん解いていく、ということをさせていきましょう。

     こんなところでどうでしょうか。何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【3255629】 投稿者: ダイヤ  (ID:g69l3uqBkBw) 投稿日時:2014年 01月 25日 12:48

    しろくまさま

    お忙しい中、しかも、受験から少し離れた質問に対して、とても丁寧にお応えくださり、感謝しております。実はお答えくださったページが次ページになっていることに気づかず、お礼のお返事が遅くなってしまいました。失礼いたしました。

    それと、こんなヘビーな質問にも関わらず、遅くなりましたなんて、お気遣いいただき、恐縮いたします。本当にお返事いただけてうれしいかぎりです。ありがとうございます。

    まず、中2(現在中1です)の息子には、しろくまさまのアドバイスいただきましたとおり、中学の受験問題をさせてみたいと思います。毎週土曜日か日曜日にじっくりさせてみたいと思います。また、今後定期テストでも教科書の国語はしっかりやらせたいと思います
    よく考えてみると、算数に比べ国語の勉強量がかなり少なかったようにも思います。

    しろくまさまのお話、、そのとおりだと思います。本当にそうなんだと思います。

    それを具体的にどのようにすればいいか悩んでおります。

    私立中学入試は、やらなければいけない試験勉強の内容が決まっていると思います。またそれに対応する塾もあります。うちも灘や甲陽を受験する(能力はおいておいて)ならば、塾で必要なことをしっかりさせると思います。

    しかし、公立一貫校はそこまでのレベルのものは出てきません。勉強することは楽しいことでもあり、レベルがどうこうということは関係ないとは思うのですが、公立一貫校を受験する以上、勉強する内容も吟味しないと、いろんな意味で途中でぶれてしまう気がしています。

    私が公立一貫校を受験することを前提として、将来大学にも向けてプラスになる勉強方法は何であるかを決められていません。

    私が考える今から中学受験までおこないたい勉強は、

    1.算数・・・・算数は灘レベルを目標にどんどんできるところまで勉強して欲しい(息子も算数は好きです)

    2.国語・・・・文法、漢字、語句などの基本的な知識の習得を踏まえたうえで、文章読解、文章作成能力をつけさせたい

    3.社会と理科・・・・・時事問題など、基本的な知識習得をしてほしい。(難関校レベルは必要ないと思っています)

    上記のことを望んでいます。

    やはり私立受験対策の塾で勉強をしっかりして、公立一貫校入試に必要な作文や要約や資料分析問題は、私立受験の勉強をする中でできているはずだから、小6になってから、少しずつ過去問題を取り入れるという方法になるのかもしれないですね。

    もし、何かいい公立一貫校対策として何かいい方法がありましたら教えてください。

    うちの受験予定の一貫校の試験内容はすべて記述式です

    1.理系適正問題60分 内容 算数分野が半分(規則性などすべて記述問題で解く方法を書く)
                  理科分野が半分(生物化学地学物理系から各1~2題)

    2.文系適正問題60分  内容 社会の知識(主に地理分野)を前提とした資料分析問題が半分
                  社会常識(道徳みたいな)から自分の意見を記述する問題              (100字~200字)が1.2題  
     文系問題からは歴史や政治はいっさい出ません。

    以上です。算数や理科に関しては私立の勉強をしていていいと思いますが文系の問題がそれなりに私立受験の勉強以外の対策が必要だと思います。またこの学校は都立と違って、受験倍率は今まで4~5倍です。

    どうぞよろしくお願いします。(急いでおりませんので)

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