しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート６｜掲示板スレッド

「チューリップ」さま

　小５からその方法をやっていただけると、ゆとりのあるスケジュールと、数もたっぷりできるので、他の教科への影響も少なくてたいへんよいと思います。
　いずれも超難関ですが、小５からお時間をいただければ、十分対策していきますよね。

　まず第１のご質問に関して。

　ついつい字数制限のこと、考えてしまいますよね。実際、入試では記述で字数制限があります。
　でも、小５の段階は、あえて字数制限無し、で、やらせてやってください。
　ただし！　できた文の文字をお母さんが数えてやって、これなら何字ね、これは何字よ、と、字数を教えていくようにするんです。

　「字数は数えながら考えなくてよいからね。思いついたままで書いていこうね。」

　と、言うてやってください。
　子どもって、字数何字以内でやれっ　て、言われると萎えるときあるんですよね。「今は」内容をしっかり考える、ということに集中させてやってくださぃ。で、字数は何字かは伝えていく…
　それを続けていくうちに、これくらいなら何字だな、という「感覚」が身に付きます。それがねらい…　

　で、「筑駒・開成対策記述用ノート」をお母さんの手作りで用意してやってください。

　筑駒と開成は、基本的に記述の字数制限があるものは、「タテ２０字」が基本です（２５字のときもありましたがほとんどがタテ２０）。

☆　１行２０字で書かせる

　というクセをつけてやりましょう。ですから、タテ２０字のマスを書いておいて、制限無しで作文させてやってください。

　とりくむべき時期ですが、もちろん春休みにたっぷり、とは、申しませんが、他の教科よりもちょっぴり多いめに時間をいただいてやらせて参りましょう。やりはじめていくと、けっこう面白く、「もっとやろう～」と言うてくれるかも知れませんし、わりと子どもの食いつきやすい作文です。

　第２のご質問ですが…

　「１文章１設問」で参りましょう。

　関東と関西の決定的な違いなのですが…　関東は、文章をじっくり読ませて、少ない設問でバシっと問う、ということを難関校はしていますね。
　開成・桜蔭はいずれも、長文＋設問３～４くらい…　（開成の場合は、文章題のうち、大問のどちらか１つはこういう「長文少問」に設定されています。桜蔭は）
　関西はすごいですよ～　設問は７つくらいはふつうです。長文で設問が１０を超える、で、制限時間は５０分、とか、むちゃする学校はけっこうあります。（関東の場合は、じっくり「しろくま手順」で読めるので、かえって国語が苦手な子も点数を比較的容易に持ち上げられそうです。）

　（ただ、だからといって、開成の同傾向異学校問題に桜蔭が該当するか、というと、必ずしもそうではない…　また、このあたり、とくに開成はじっくりしろくまがまた解説を用意したいと考えています。）

　ついでに、１００字などの長記述に関してですが…

　これはまさに「しろくま手順」がピッタリです。とくに平成２２年第２問の問一の「本文全体をふまえ」という問題などは寿分対応できますよ。

　そこで、開成のこのような「本文の内容をふまえて」型の「同傾向異学校」問題は

六甲中　平成２１年Ａ日程　第２問　問五
六甲中　平成２０年Ａ日程　第３問　問五
六甲中　平成１９年Ａ日程　第２問　問六
六甲中　平成１６年Ａ日程　第２問　問四

　などがあげられます。

　さすがに具体的な採点基準はしろくまにはわかりませんが、この１００字の問題は、明確に用いるべき箇所、というのはおさえられていますから、それをふまえていれば正解、とするパターンだと思います。
　桜蔭の問題もそうですが、「なぜ、それがそうなるか」の説明は文学的文章でも説明的文章でもキッチリとできる問いを先生は作成されています（これは関東の学校、関西では灘、にきわだっています）。

　「しろくま手順」でふだんから「入試問題」読書をし、
　長記述の問題は「模範解答からの逆流法」でやっていく

　という対応でやって参りましょう。

　「まだ五年生」と思われず、「さぁ五年だから」という感覚で、焦らずしっかりと国語に取り組んでいきましょうね。

　それから「詩」ですが…

　「筑駒」の全体的な対策のカギは、関東の方にとっては「関西」にありますよ～

　このあいだ紹介したのは、「あなたはどう考えますか」型のものですが、その他のもに関しては

　「甲陽＋神戸女学院」

　を「同傾向異学校」問題にできます。甲陽に関しては、じつは以前に「入試問題分析」をおこないました。幸い、外の人さまが「しろくまさんのまとめブログ」の中で取り上げてくださっているので、甲陽の「赤本」（関西の英俊社から出されている過去問集の通称です）を手に入れてもらって、甲陽の「入試問題分析」を読みながらやっていただければ、「筑駒」が塾でやる過去問演習とかぶることなくできますよ。

　で、「詩」は神戸女学院のもの…　毎年必ず出ているわけではありませんが、神戸女学院の「詩」の問題は、筑駒の「単なるテクニックでは解けない純国語的設問」の訓練になる良問が多いのです。
　関西の私立女子の伝統校のものは、長い歴史の中で「詩」を出しつづけているので、よく練られた良問が多いですよ。

　「甲陽の文章題」＋「神戸女学院の詩」

　で、筑駒対策をする…

　ただ、今回あげたものは、小５の終わりごろから小６になつてからの春休み、あるいは夏休みに利用していただければよいと思うので来年まで「保存」ということで…

　こんな感じでどうでしょうか。何か追加質問があればどうぞ。

しろくまさま

お返事ありがとうございます。

ケアレスミス確かに前回と同じ種類のミスがありました。娘の場合、簡単な図形だと大丈夫なのですが、ちょっとひねられると÷2を忘
れてしまいます。これは塾の単元テストから続いています。つぎに、答えの書き写し間違え。図形の記号の読み違え、などです。
ゆっくり取組みで頑張ってみます。

国語の語句の小テストというものがいままでなかったので、国語のテキストを再度読み返すぐらいでもいいでしょうか？なにかお勧めのものなどはありますでしょうか？

いろいろ教えていただき、とても心強く思っています。またお時間のある時で結構ですので、教えていただけると嬉しいです。

もやもや様

志望校別だけＨ学園に通うつもりとお書きになっていたので、気になって横ですが書き込みしました。
Ｌ洛南は「四条烏丸教室」に集約して、やっと１クラス出来るくらいの人数です。

Ｌ洛南だけは志望校別がまだ細分化されていない７月から始まります。
Ｌ神女・Ｌ四天とか別れるのは９月からですが、Ｌ洛南だけは９月からでは間に合わないので
７月からカリキュラムが始まります。
もちろん、夏期講習もカリキュラムが進むので、夏期講習中も四条教室へ通います。

９月から合流する方もいますが、四条烏丸教室が遠い方・所属教室に女子最難関コースがない
方は男子最難関コースに交じって夏休みは灘・東大寺などを目指す男子と勉強します。

洛南を目指す方は算数の最高レベル特訓が必須となります。志望校別が始まったら整理する方も
多いですが、浜では公開１０番以内常連組じゃないと厳しいと先生方も言われます。

Ｌ洛南は男子最難関のテキストを使用しますので、宿題もすごく多いそうです。

しろくまさん
ここに投稿しようとして新規スレ立てちゃった人がいます。覗いてあげてください。

うれいの母様

しろくまさんでないのに、また出てきてしまってすみません。

÷2を忘れたり、写し間違えたりは、うちの娘もよくやりました。少しづつですが、ミスをなくそうと思っていれば、なくなっていくと思います。

先生には、誰が見ても考えていることがわかるように、ノートをかこうといわれておりました。この作業ができて、それがだんだん速くなっていくって感じでしょうか。

うちは算数が得意でした。先生方は「解ける問題、わかる問題からやりましょう」といわれます。もちろんそのとおりなのですが、子供は、わかるからとりかかる→時間がかかって最後までたどりつけないということがよくありました。こどもに聞くと「だってわかるから」秋以降、先生に、「お前だったらみんな解ける。でも試験には制限時間があるので、時間がかかる問題は後回しにして、さっさととける問題からやるように」といってもらって、時間内に収まるようになりました。

今年終了しました　様

アドバイスありがとうございます。娘さんも同じミスをされていたなんて。それだけで、光栄です。
本人の自覚が大事なんですね。いまは苦手意識のほうが先に立って、算数はテスト時に極度に緊張するようです。確認しましたら、２０点分はそのようなミスでした。人に見せられるノート。こちらで、しろくまさんにアドバイス頂いた、まちがえノートを作り出してから、算数の小テストはとてもよくなりました。これは「今年終了しました。」さんのおっしゃることに通じているのかもしれません。

これからも、いろいろとおしえてくださいね。

算数に苦手意識がおありとのこと。逆に考えれは、ほかの科目は苦手ではないってことですよね。
　先にも書きましたとおり、本番では国語にたすけられた感じがすると。（娘の感覚）　
　どなたかが、別のスレで、（洛南ではないですが、）四天王寺入試で、算数が難しかったため、国語の得意な子が合格したのではないか。過去問で算数で苦手科目をカバーしていた子にとっては、苦戦だったのではないかとありました。娘も四天王寺の面接では、「算数が難しかった」という子が多かったと言ってます。
　入試は4科目（3科目）ありますから、トータルで合格点とれればいいのです。苦手をすこしづつ克服されて、足を引っ張らない程度になれば、あとは得意の国語でカバーして、合格にもっていけますよ。がんばってください。

Ｈ学園終了組さま

貴重な情報ありがとうございます。
L洛南に参加するには７月からでないと遅いのですね・・・。

最レべ算数のみの特訓生もお話をいただいたりして、かなり悩んでいたのですが、全教科で使用中のテキスト（予習シリーズ）が途中であり全て終わってからにしようと思っています。（日曜のみ、日曜＋最レべにするにせよ）その分、計算問題の特訓や中数に時間をとって・・・。もしかすると７月に間に合うかもしれないので前向きに考えようかな、と思います。

それにしても洛南のレベルの高さ、受験生の層の厚さに驚いています。親としては四天でもいいのですが、本人がやる気なので表面上は洛南一本で頑張らせています。
半月ほど前にH学園でHRKSSオープンイベントがあり、上位層の点数を見て尻込みをせず「私も頑張る！」と逆に刺激を受けて帰ってきました。やはりこの子はお山の大将ではなく、多くの優秀な生徒の中で頑張っていくタイプだと痛感しました。神女合格レベル（？）という点数はとってきましたが洛南には全く届きませんでした（過去問が出題のため解いたことのある人は有利と後で先生がおっしゃてたようですが）。本人いわく「自分には難問を解く能力ではなく時間内に解く処理能力が足りない。」だそうです。

Ｈ学園終了組さま、もしよろしければ教えていただきたいのですが、L洛南では四天の対策は本当にしているのでしょうか。四天は女子校なので暗記モノが多そうな理・社に不安があります。また、ずっと判定をいただいているVクラスというのは上位何％を指しているのでしょうか。