女性宮家創設へ｜掲示板スレッド

ひまわりさん

全て疑問形で書かれているが、何れがあなたの意見、信念であるのか書いていただけると有難い。また、一つ一つ全てに答えることはご勘弁頂きたい。以下要点のみ。

私は、戦前から開戦に至る時期の天皇の責任については、法的・政治的には問いうるものの実際問うことは酷であると考える。張作霖爆殺事件の責任を田中義一に問うたこと（田中内閣は総辞職）、ロンドン軍縮条約に関連して統帥権干犯議論が起こった際も海軍に組せず条約締結を裁可した（加藤海軍大将・軍令部長は辞職）ことなど、戦争への傾斜に歯止めを効かせる行動を取っていたからである。

しかし、これらの経緯から天皇の責任を名誉職的に考えることは妥当でないと考える。天皇自身、自分の意向に逆らうものの辞職によって、自分の意志を通せることは当然知っていた（知った）はずである。

一方、その後の敗戦決断の遅れについては責任があると考える。昭和20年2月に近衛上奏文を一撃講和論によって斥けていること、6月に戦争継続を裁可していること、その後ソ連仲介和平工作という（痛恨の）判断ミスを冒していること。これらのいずれかがなければ、アメリカは（沖縄戦、東京大空襲はともかく）原爆投下の大義名分を持ちえず投下できなかった可能性がある。中でもやはり近衛上奏文却下の責任は、政治サイドから戦争を止めたい声が上がった稀有な機会を潰したものとして重い。ちなみに本島等長崎市長（当時自民党）が天皇の戦争責任を問うたのもこの意味である。（ご存知かと思うが、本島はその後自民党から追放されたのち、右翼に銃撃されている。これが日本教なるものの正体である。）

日本国民の責任とは誰・何に対する責任であろうか。いずれにしても、主権者としての責任と言われるならば、新憲法以前の日本国民には問い得ないであろう。戦後国民には、主権者として再び戦争に陥らないようにする責任が現在・将来の日本に対してあり、そのいかなる萌芽も許さないことが求められていると考える。私が主権者意識の欠如を憂慮する実質的な意味もまさにこの点にある。その意味で、民主主義・国民主権を超越するものとしての「日本教」なるものは絶対に認めることができない。このような考え方は独裁者・軍国主義者にはいとも簡単に利用されてしまう。今の日本でそんなことは起こらないという考えは余りに楽観的であろうし、主権者としての責任放棄であろうと考える。

天皇家の有難ささん

あなたの意見には、上記のごとく反対であるが、ご自分の意見として堂々と述べらたらよかろう。数を頼みにされるのはお止めになったらいかがであろうか。

でもね、今の日本人の意思（多数意見）がどこにあるかを真摯に受け止めなければ、天皇制廃止も共和制への移行も「絵に描いた餅」にしかならないと思うんですけど。

もしかして、
「ぼくの描いた絵、うまいでしょ！」
という話をしたいのであれば、それはお止めするものではありませんが、「うまい」と言わないことで「お前らは見る目がない」と言われても困ってしまいます。
であるならば、あなた方の描いた絵を支持してくれる方を増やす算段をなさった方がよいのだと思いますが、いかがでしょう？

あるいは、「お前らは見る目がない、これだけ説明してるんだから早くぼくの絵をうまいと言え」というあたりが目的だったりするのでしょうか？
なんとなく、同じ話を何度も繰り返すところをみると、真の目的はそこにあるように感じてしまうのですが、そうなのであれば、ちょっと悲しいものがありますね。

>日本人の国民性そのものであるから根底から変えてしまう事はできないのはわかる。しかし、こと国の運命を決する局面においては（政治の場面と言っても良い）その態度はどうしても克服しなければならないと考える。

この話はわかりますが、であるのならば、誰かがどうすれば克服できるのかを論じて国民をその気にさせないかぎり、現状の主権者意識の低い日本国民が自ら国民性を変えるために動くことには期待できないでしょう。

そういった意味で、あなたの論は「弱い」と思います。

＞戦後国民には、主権者として再び戦争に陥らないようにする責任が現在・将来の日本に対してあり、そのいかなる萌芽も許さないことが求められていると考える



これは憲法に戦争放棄と謳われているからですか？


戦後すぐの「もう戦争はこりごり」という時代にできた憲法ですから多数の支持を得たのでしょう。戦争はしないにこしたことはないけれど已むおえず防衛戦争やる場合もあるんじゃないですか？


戦争放棄と言っても自衛権は自然権としてあるというのが学者の見解ではなかったですか？



貴方も非武装中立論者らしいですが・・・・・憲法前文読んで心よりうなづけるとしたら現今の世界情勢に疎いとしかいいようがない。まあもともと日本弱体化を図りたい勢力に属しているとしたらそれも当たり前ですけどね。



日本の伝統を破壊し、「戦争はすべて悪」「戦前の日本は全て悪」という考えを刷り込ませて教育でも日本の文化や伝統をつたえずにコミンテルンの綱領を教えるんですか？


どんな立場の方かは存じ上げませんが日本人の天皇に対する意識はちょっとやそっじゃ揺らがないでしょう。日本の伝統を破壊する刷り込みを子供にやろうとしても無駄でしょうね。


この秋に伊勢神宮に行って「天皇制反対。共和制を」というビラ配ってアジ演説して見てください。年末の明治神宮で幟旗立てて「皇室を廃止せよ。人間は皆平等だ。天皇制廃止」と叫んでみてください。


振り向くのは貴方と同じ思想の持主だけでしょうね。そんなに日本が嫌で国旗も国歌も気に入らないのなら大気汚染の北京に移住したらいかがですか？
あるいは核開発に必死になっている北朝鮮でもいいでしょう。

＞この話はわかりますが、であるのならば、誰かがどうすれば克服できるのかを論じて国民をその気にさせないかぎり、現状の主権者意識の低い日本国民が自ら国民性を変えるために動くことには期待できないでしょう。


たとえ天皇明仁を暗殺したとしても国民の意識がすぐに変わることはないだろう。
世襲制や既得権の象徴である天皇制を見直す議論を始めることによって
主権者意識を妨げる要素を減らしていくしかないと思う。

戦争責任について、責任を取っていない天皇だけが悪いと言っているわけではないので、念のため。

昭和天皇自身、戦争責任を取って退位する意志を少なくとも三度明らかにしている。木戸幸一に対して、マッカーサーに対して、吉田茂に対して。また、戦争直後に国民に対して謝罪する原稿を田島宮内庁長官に起こさせている。いずれももちろん実現していない。これは何なのか。天皇は狂言をしているだけなのか。

結局天皇に退位させない、天皇の責任を明らかにしないほうが都合の良い連中が闇に葬ったということである。これで良いのか。天皇制擁護派の方々は、これを昭和天皇の意志を蔑ろにする不逞の行為とは感じないのであろうか。

その後昭和天皇は戦争責任について有名なナゾの「言葉のアヤ」発言、広島原爆について「広島市民には気の毒だが止むを得なかった」という発言をすることになる。


古の昔の話ではない。先代のことである。

なんか話があっちにいったりこっちにきたりで、何を言いたいのかわからないな。
結局、昭和天皇に戦争責任があるから天皇制は廃止すべきだというお話なんですか？

で、もし国民がこぞってそのように考えているのであれば、あなたの論からすれば、それは国民の主権者意識が高いという話になるのではないですか？
でも、今の国民の主権者意識は高くないとおっしゃる。
なんか矛盾していますよ。


>天皇制が国民の主権者意識の欠如に関係しているとする根拠をお示しください。

ということで、私のつぶやきに応えていただく必要はまったくありませんが、この質問には答えて差し上げた方が、あなたのためになるんじゃないですか？
あなたの主張の核となっているこの質問に答えられないのであれば、あなたの考えは誰も受け入れてくれないですよ。

＞どんな立場の方かは存じ上げませんが日本人の天皇に対する意識はちょっとやそっじゃ揺らがないでしょう。


さて、どうかな。
フフフ。
天皇制擁護派の意見って結局、天皇が好きだ～、尊い～、崇拝すべきだ～、総本山だ～という感覚しかないじゃない。
つぎのナルヒト＆マサコ夫妻の代になったら、こんな天皇皇后は嫌だ～となって、
手のひらを返したように天皇制廃止論に拍車がかかるはずだから。
そう遠くない将来だよ。

笑