最終更新:

6763
Comment

【2444410】私立中学の価値ーゼロ 

投稿者: 適性   (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 02月 25日 16:18

内容は、私立中学の価値から続く話題です。教育全般です

条件は1つだけ・・「最初から、誰かを、無視する意図がある人を除く」です。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2454566】 投稿者: 適性  (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 03月 03日 21:25

    蛇足ですが。

    私や、シルバースプーンさんがよく引用する。
    (・・企業人さんは、・・ スルーして下さいね(笑))

    内田樹先生・・の現代ビジネスの記事

    http://gendai.ismedia.jp/articles/print/28694

    興味ある方は、お読みください。

    「ネットと呪い」について、考察しております。

    「年長者一般」に対する憎悪を・・

    「私学関係者一般」に置き換えれれば・・同じ構造であることがわかります。きっと。

  2. 【2454586】 投稿者: シルバースプーン  (ID:f0NxicFh916) 投稿日時:2012年 03月 03日 21:34

    公立一貫さん

    大阪人なので杉並区の特徴がよく分からず、
    netの情報による推量であることをご了承ください。

    ①夜スペと呼ばれる有料塾提携補習
    Wikiによると、
    >杉並区教育委員会が新しい歴史教科書を作る会の教科書を採択。
    とありますので、お役所自体、自由主義の色が濃い地域なのかなと推察します。
    だからこそ実現したという気はします。
    (違ってたらご指摘ください)

    ②土曜寺子屋
    公立一貫さんがおっしゃるように
    「補習」ではなく「寺子屋」とネーミングしたことが「勝因」ですね。
    成績下位の子が引け目を感じないような気配り。
    このあたりはさすが民間の発想だと思います。

    ③保護者会
    そういうものが自主的に生まれるコミュニティだ、
    ということがうらやましいですね。

    ④45分授業
    初めは、教える側の苦労はたいへんだったと思います。
    学力差が大きいほど、時間の短縮は難しいと思えるので。
    「土曜寺子屋」で全体の底上げをやりながらの実施が戦略的。


    総じて、私はとてもいい政策だと思います。でも
    地域住民の志向と為政者の能力が揃わなければ難しいのでしょうね。

  3. 【2454606】 投稿者: 適性  (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 03月 03日 21:46

    ちょと補足です。

    とくに・・さっき紹介した記事の・・

    ********************
     このように貧しく刹那的なやり方が、今は「ディベート」と呼ばれて話し方の標準になっています。隙あらば相手の話の腰を折り、どれだけ事実誤認や推論上の間違いを指摘されても自説を撤回しない。相手を絶句させるタイミングだけを窺っている。私たちの社会からはもう、「情理を尽くして説く」という作法が失われてしまっています。
    **********************

    の部分です・・

    「情理を尽くして説く」・・難しいことではありますが。

    自分の意見を、考えたことがない人・・または、反対の意見の人に・・説くには・・

    「フェア」な事実の提示・・「なし」に、話が進むとも思えないのですよね。

    「自分が勝手に思う事実」とか、「都合のいい拡大解釈」を、前提(相手に押しつけて)に・・は、説くことは、無理筋だと・・思っています。

    叩いたり、貶すことは、できますよ。簡単だから。

    ここでは、意見が違ってもいい。しかし・・議論をするなら・・・

    「情理を尽くして説く」という『作法』を、少しは・・復活させたいですね。

    よろしくお願いします。

  4. 【2454655】 投稿者: 適性  (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 03月 03日 22:14

    しかし・・・

    一連の・・シルバーストーン騒動?

    シルバースプーンさんの
    **************************
    地域、時代さん
    フライパンはパールトーン。
    シルバーストーンはF1で有名な英国のサーキットですね。
    それはそれでカッコイイので気に入ってます(笑)。
    **************************

    地域、時代さんの
    **************************
    シルバースプーン様
    あちゃ、、、量的様ったら♪って思った自分も一緒でしたね(笑)。
    **************************

    で・・・、
    量的さんの
    **************************
    地域、時代さん、
    シルバースプーンさん

    シルバースプーンさんのお名前の件、お詫びと御礼がおそくなりました。あのあと、まじまじと、T-falのフライパンを取り出して
    眺めていました。(まじです)
    **************************

    むっちゃ・・おもしろかったです。

    量的さんが、フライパンながめているのですよ(笑)
    T-falのフライパンには、なんて書いてあったのでしょうか?

  5. 【2454666】 投稿者: 公立一貫  (ID:L26orB5ME.Y) 投稿日時:2012年 03月 03日 22:20

    適性さん、シルバースプーンさん


    お答えありがとうございます。
    私は、地域のコミュニティーとしての住民の在り方が、子供の成長並びに親同士の付き合い
    においてさえ、ある意味決定的な関係を作っていくのだと思いました。


    私の関心は、先の事例ではどちらかというと運営実務面より、保護者が子供と一体となって確固たる
    学校の在り方を示していると思われる点により感銘を受けました。
    和田中の保護者の皆さんなかなかやるわいとの気持ちです。


    いい意味で、隣組的コミュニティーが発展することは賛成です。勿論現在の状態に移るまでには反対者
    も多くいたでしょうし、一筋縄では行かなかったでしょうが保護者の皆様に敬意を表したいと思います。


    でも、東京でもこの事例は知られているにもかかわらず、積極的な広がりを見せていないように思われる
    のには、やはりいろいろな高いハードルが数多くあるのでしょうね、公立の在り方としては未来の方向性
    を示すかなり明確なやり方だと思うのですが。

  6. 【2454775】 投稿者: 適性  (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 03月 03日 23:51

    ■公立一貫さん

    >私の関心は、先の事例ではどちらかというと運営実務面より、保護者が子供と一体
    >となって確固たる学校の在り方を示していると思われる点により感銘を受けました。
    >和田中の保護者の皆さんなかなかやるわいとの気持ちです。


    民間出身の校長であろうが・・・
    民間の塾であろうが・・
    費用負担があろうが・・・

    自分たちの地域で、自分たちの子供が、「どのような」教育をうけられるか?

    という、ことが『大事』であるという、共通見解が、あったのでしょう。

    他の公立がやっていないから・・ではなく。
    できるのだから、「する」。できるのだから、「選択する」。

    ということでしょう。

  7. 【2454785】 投稿者: 公立一貫  (ID:L26orB5ME.Y) 投稿日時:2012年 03月 03日 23:59

    適性さん


    コメントありがとうございます。
    私も同意です。


    キーワードは「民間」ですかね?
    もう少し考えてみます。
    今夜はこれにて退室いたします、ありがとうございました。

  8. 【2454830】 投稿者: 量的(「生きる力」習得議論経緯から④)  (ID:OSUXmG3sukw) 投稿日時:2012年 03月 04日 00:37

    次にこれまでに「生きる力」の獲得を目指す学習指導要領という部分が、1996年以降に
    なかなか理解が得られなかった事情を語っている部分を引用して、まったりと考えてみます。
    <2008年1月17日第一次答申 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について
    (答申)における 4-(2)の箇所です。>

    4.課題の背景・原因
    (2) 学習指導要領の理念を実現するための具体的な手立
    次に、学習指導要領の理念を実現するための具体的な手立てが必ずしも十分ではなかったことについては、次の5点の課題があったと考えられる。第一に、これからの子どもたちに「生きる力」がなぜ必要か、「生きる力」とは何か、ということについて、文部科学省(文部省)による趣旨の周知・徹底が必ずしも十分ではなかったことなどにより文部科学省と学校関係者や保護者、社会との間に十分な共通
    理解がなされなかったことである。

    教育については、「ゆとり」か「詰め込み」かといった二項対立で議論がなされやすい。しかし、変化の激しい時代を担う子どもたちには、この二項対立を乗り越え、あえて、基礎的・基本的な知識・技能の習得とこれらを活用する思考力・判断力・表現力等をいわば車の両輪として相互に関連させながら伸ばしていくことが求められている。このことは「知識基盤社会」の時代にあってますます重要になっているが、このような理解が現段階においても十分に共有されているとは言いがたい。


    ***********************************************
    (原注)
    *1 同答申は、現行学習指導要領について、学校によっては、
    ・ 各教科等の指導において、指導に必要な時間が確保されていない事例、
    ・ 総合的な学習の時間で身に付けさせたい資質や能力等が不明確なままで実施している事例、
    ・ 子どもの主体性や興味・関心を重視する余り、教師が子どもに対して必要かつ適切な指導を実施せず、教育的な効果が十分上が
    っていない事例

    など、そのねらいを十分に踏まえた指導がなされていない取組も見受けられると指摘した。平成15年12月には、これに基づき、
    学習指導要領の基準性の明確化などを柱とする学習指導要領の一部改正が行われた。

    *2 教えて考えさせる指導を行うに当たっては、教具・教材の工夫や子どもの理解度の把握などを通して、「教えること」と「考えさ
    せること」の両者を関連付けることが重要である。

    *3 探究活動を行うことは、子どもの知的好奇心を刺激し、学ぶ意欲を高めたり、知識・技能を体験的に理解させたりする上で重要な
    ことであり、自ら学び自ら考える力を高めるため、積極的に推進する必要がある。こうした活動を通して、各教科等それぞれで身に
    付けられた知識や技能などが相互に関連付けられ、総合的に働くようになることが期待される。

    *4 知識・技能の活用や探究などの学習活動によってはぐくまれる思考力・判断力・表現力等はこれまで測定が困難な「見えない学
    力」と言われてきた。しかし、近時、OECDのPISA調査や本年度から文部科学省において実施した全国学力・学習状況調査の
    「活用」問題など、これらの力の測定方法が開発され普及し始めている。

    *************************************************************



    最初の部分、
    「これからの子どもたちに「生きる力」がなぜ必要か、「生きる力」とは何か、ということについて、文部科学省(文部省)による趣旨の周知・徹底が必ずしも十分ではなかったことなどにより文部科学省と学校関係者や保護者、社会との間に十分な共通理解がなされなかったことである。」については、そのよな状況がなるほど想像できますし、見解についても同じ意見です。


    学校という閉じた社会で構成されざるを得ない教育が、ニーズとして「来るべき将来の下界」で生き抜く知恵を前提に造られる場合、その部分があまりにも違う世界なので、強く語られても、それを経験していない人にとっては、ピンとこないことがあります。・・それらがよほどリアルで説得力が無ければ「追体験」ができません。したがって「そうだね」と現場の先生方に言ってもらえないのはある意味で当然でしょう。確かに、1996年の代維持答申では、読んでみるとその部分が書き切れていなかったため、読んでほしい人達に伝わらなかったし、その後も伝えきれなかったという反省は素直なものなのだろうと思います。誤解も受けやすい部分もあったと思います。


    それに加えて、今の日本の置かれた状況という部分を、中教審答申そのものに纏めて記載することで説得力を増すことは、重要ながら、なかなか実務的には、難しい部分があるということも推察されます。APPENDIXで参考程度に、例を記載して、ここ説得力を補強するというのも一案だったかなと思いますが、さまざまな意見もあり難しかったのでしょう。(*)


    この部分を一度に書ききることは大変であるため、ここでは、一部を
    思うままに列挙するまでに留めると、

    (1)瓦礫は撤去され、交通機関、道路、上下水道は確立され、学校や、公的福祉も回復を見た。~「戦後復興」達成
    (2)衣食住関連家電製品、小物類などの生活必需品、娯楽・生活の充実を支援する大画面テレビ、電話/携帯電話/、ゲーム、携帯オーディオ、携帯PCなど、生活の充実は、思いつく限りの進歩が成されている感があること ~生活の充実の達成
    (3)歯科医療、医学治療、健康維持についても、基本的なレベルが維持され、さらに着実な進歩があり、特に遺伝子レベルの進歩や医薬品の進歩は、重度の病の軽減に役立っていること ~生活困難となっていた問題の緩和実現
    (4)大気汚染、水質環境は、公害関連法整備とその後の企業の努力で改善が目に見えていること ~大気・水環境対策の実施
    (5)基礎科学技術、教育野充実も目指されており、大学進学室も上がってきていること ~教育環境整備の一定の成果

    がポジティブな点であり、
    懸念点としては、
    (1)一次エネルギー、及び二次エネルギーの安定供給確保
    (2)各種、レア資源の安定供給問題
    (3)国内製造業のコストが各種の法規制や地球温暖化対策(GHG対策)、あるいは為替の影響(=基本的に円高)のため、高まり、加えて労務費のコストが高いことも加わって国際競争力を失いつつあること
    (4)モノがあふれている状態であることから、モノを新たに造るマインドが若い世代で減退
    (5)社会階層の分化・固定化傾向、あるいは、極度な格差の防止策が見いだされてはいないように見えること
    (6)国の情報管理意識またその具体的な実施が緩いこと
    (7)国の中央集権体制が諸外国に比べて、しっかりした基礎に立っておらず、選挙公約をそのままイニシアティブを持って冠水されるという議会制民主主義が昨日していない、あるいは、首相のイニシアティブは常に発揮しにくいという構造的な欠陥が目立っていること
    (8)資源に乏しい日本の技術立国のシナリオに沿った、重点項目がうまく切り出されておらず、先進国間の競争で、全体として優位が保てない。一部の、中心的産業に特化して、外貨を稼ぐ構造になっていて、基盤が弱くなりつつあるようにも見えること。
    (9)技術をきちんと議論仕切れるだけの段階にあるマスメディアがほぼ国内に存在していないようにも見えること。
      (特にIssueとしての切り出しが弱いという点において顕著に見える)
    などではないかと思います。(表現が、未だ練れていない部分、ご容赦ください。)


    ここでは、「生きる力」について、素直に、なかなか関係者の理解が得られなかったという2008年中教審の事実認識を記憶に留めて先に読み進みます。・・・次は、いよいよ中教審報告でもカバーしていて中心課題である、「生きる力」を各教科に落とし込んでいくところの「グランドデザイン」と、具体的なお歳込みの記述の部分に進みたいと思います。

    (続きます)


    (*)
    勿論、わたしの③で追加で記載(提案)した今日のISSUE、すなわち、複数の「知恵の輪」が複雑に絡みあっている状態を理解して、良く考えて、問題を定式化する、と言っても、コの部分もより具体的に書く必要があることから免れてはいないことは承知しています。

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す