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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【2784679】 投稿者: しろくま  (ID:WvSiARjyU6k) 投稿日時:2012年 12月 07日 22:37

    「Fコース」さま

     これはこれは不思議なご縁というものですね。
     もちろんFコース、知っていますよ~

     なつかしいですね、たしかに川西にもFコースがありました。池附の中学に通う子が多く川西教室に通っていました。中学から高校へあがるときに外から受験する子と同じように入試を受けるのですが、その対策のために中学部に通っている子がいて、とくに川西教室は場所的にも池田に近いのでコースが設定されておりました。
     当時の川西教室の室長さんがよい人でしてね~ なかなか厳しく講師も評価されるんですがお世話になりました。
     レギュラーでは行ってはいなかったのですが、ピンチでよくいくときがありました。しろくまは小学部のほうがたくさんポストを持っていたのですが、中学部でも授業をしたことがあります。

     「塾で教える理科」は、わかりやすい参考書です。読んでわかる、というところに力点が置かれています。しろくまの時代は、神野くんはまだ学生の非常勤講師で、小学部でも教えていましたが中学部の理科をまかされ、後にしろくまのいた塾は灘高校合格者数日本一になったのですが、そのときに彼はずいぶんと活躍しました。
     高校の参考書を書いてもよいのにと思うのですが、この本はじっくり読んで理科を学ぶ、にはたいへんよいと思います。
     ただ、これにあわせた問題集がほしいですね。このことは前にも申しましたが、やはり問題演習もセットにできたらよいのに、とくに入試問題からセレクトしたものがあればよいな、と、思っています。下のお子さんが中学受験のときまで「本棚」に立てておいてくださいね。

     「超軽い日本史」はおもしろかったですよ。題名は「軽い」ですがなかなかおもしろい話が書かれていて、けっこうレベルが高い「重い」内容です。「Fコース」さんが習った話(というか彼のことですから脱線してずいぶんと高校入試に出ないような内容までいっちゃってたかも)はきっとたくさん書かれていると思いますよ。しろくまも読んでいて楽しかったです。
     6年一貫校ではどのような日本史が教えられているか、ということもよくわかります(四天王寺中学受験を考えている保護者の方は目を通されてもよいかもですね)。中学受験した子ならば歴史はけっこう深く学ぶので、6年一貫校に通われている上のお子さんにはよい読み物になるのではないですか? これも「本棚」に立てておけばいずれ下のお子さんも読むようになるかもしれません。

     「Fコース」さんは関東に行かれたのですね。「嘆きの壁紙」さまへ、よきアドバイスありがとうございました。経験した者でないとわからない感覚、というのは必ずあります。
     でも、附属に合格してよかったでしょう? もちろん、よい学校、ということもありますが、自分にそのときに適した学校で学ぶと、後々もっとも力が発揮できます。
     また時々、こちらものぞいてくださいな。お話しができてよかったです。

  2. 【2784716】 投稿者: しろくま  (ID:WvSiARjyU6k) 投稿日時:2012年 12月 07日 23:15

    「二女の進路」さま

     まずは上のおねえちゃんの合格、おめでとうございました。もう二学期も終わりでしょうか… 12月一週か二週といえば私立では期末考査のころでしょうかね。
     今度は下のおじょうちゃんですね。そうですか、お医者さんをめざしているんですね。医学部をめざす子どもというのは、早い時期からずっとお医者さんになりたい、と、思い続けている場合が多いのですよね。

     姉妹でも、とにかく別の人格、おねえちゃんのときに通用したことはいもうとさんには通じない、と、お考えくださいね。

     女子で理系、というのは昔からなかなか数が少なく、学校選びもむずかしいところです。
     しろくまの時代では大阪は、女子ではまっさきに大谷中が六年一貫校として、コース制を取り入れました。四天王寺が最初だと思われている方も多いのですが実は違うんですよね。ですから、女子の指導、ということでは、大谷中はなかなかよいところがあります。しろくまの時代は、神戸女学院中を受けた後、大谷の特進の二次を受ける、という場合もあります。
     しろくまの時代のときに、進路指導部長をされていた太田先生が後に校長先生になられました。もうとっくの昔にしろくまは塾をやめていてしばらく気が付かなかったのですが、そのときに一気に改革を進められて現在の「医進」コースというのをつくられたようです。こういう名称で特化したコースもまた大谷中が最初のように思います。
     四天王寺が、英数コースというのをつくったのは大谷中がコース制をとったの後で、今でもよくおぼえておりますが四天王寺の管長でもあった滝藤尊教さんが「西の桜蔭」と呼ばれる学校にしたいとし、また、医学部に合格する子を育てたいということでずいぶんと力を入れて、天王寺高校など公立の一番手校などから多くの先生も引き抜いて、急速に学校改革を進められました。
     そういうこともあり、伝統的に四天王寺が理系の女の子が多い、ということになっています。
     現在では、多くの学校で共学化が進み、そうすると男子とまじることになりますから(男子は理系が多い)、女子にとっても理系をめざす学習環境が整う、ということにもつながるのかもしれません。
     清風南海はしろくまの時代は男子校で、まさか共学になるとは夢にも思いませんでした。でも、当時の清風グループのトップの英心さんは共学を考えられていたようですが、「まさみがうんと言わんのや~」と当時の南海の校長が反対されていてなかなか共学化できなかった裏話を聞いたことがあります。
     すいません、ずいぶんと昔話をしてしまいました。

     しろくまの時代とは違い、女子の選択肢は増えていると思います。もちろん今話したことは「昔話」で、いまの学校選択にはつながらないことばかりですが、大阪に限る、というならば、まずは四天王寺、というのがふつうなのではないですか? なにせしろくまの頭は古いもので現状を無視したとんちんかんなことを申しているかもしれません。
     大阪なら四天王寺、大谷、というあたりを女子中では設定し、共学では南海、あたりになるのではないでしょうか。

     ただ、申しましたように、なんせしろくまは昔の講師です。最新の情報には疎いところ… 塾の先生によくよく相談されてくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2784718】 投稿者: のび子  (ID:9s36EmU7CDE) 投稿日時:2012年 12月 07日 23:15

    はじめまして
    関東在住の小6女児の事で悩んでいます。
    皆さん、とても優秀な学校を目指してがんばっていらっしゃるのに
    レベルの低い事をご相談してよいものか悩みましたがしろくまさんの
    お人柄に感銘を受け、すがりつく思いでご相談させて頂く事をお許し下さい。

    娘をわかりやすく例えるなら「のび太」です。
    嫌な事(学ぶ事)から逃げてばかりで、努力をしない子です。
    楽をして美味しい所だけを欲しがる子です。
    都合の悪い事は人のせいにするくせに、人に頼ってばかりです。
    育て方が悪かった愚かな母です。
    でも我が子ゆえ、かわいいです。幸せになってもらいたいです。

    中学受験をするつもりで塾にも通っていました。(10月から家庭教師)
    現時点の彼女のレベルは首都圏模試偏差値45~50の間をうろうろしてます。
    第一志望は偏差値52の学校(挑戦校)です。
    試験本番まで50日余りだというのであまりのやる気のなさに愕然とします。
    第一志望校からのご縁は頂けないと覚悟はしています。

    第二志望は偏差値48の学校です。模試志望校診断では合格の可能性70%
    でしたが彼女の知識不足、読解力不足から非常に不安です。

    ですので、滑り止め(安全校)を検討してますが、しっくりくる学校が
    見つかりません。
    彼女のようなとても幼い子は、もっと自覚が出てから受験させるべきか
    あるいは、公立中学に進んでもやる気(自覚)が芽生えず、易きに流れる
    のであれば、どんなレベルでも私学に入れるべきか悩んでいます。

    例えば滑り止め校を仮にA校とするとA校は高校募集もしている。
    高校募集もしているA校に中学受験して入るのと公立中→A校と
    進むのでは、何が違うのかがよくわかりません。

    娘のような救いがたい子はどのような進路を選択するべきでしょうか。
    しろくまさま、何卒、良きアドバイスをお願い致します。

  4. 【2784759】 投稿者: しろくま  (ID:lnfHSFoBjDU) 投稿日時:2012年 12月 07日 23:55

    「メロン」さま

     「秋以降がんばっている」
     「普通の算数はできている」
     「慣れの問題」

     塾の先生のご指摘の、この三つがポイントですね。塾の先生がおっしゃるとおりだと思います。

     まず、秋以降のがんばり、というところは、裏をかえせば「秋からがんばれるようになった」、つまり志望校の取り組みをしっかりとできている、ということと同時に、それ以前は「がんばれていない」とは言いませんが、「抜け」の部分をかかえている、ということでもあります。
     夏期の小テスト、四月から八月の模試の見直しを徹底的にさせてください。得点しきれていない原因がこのあたりに隠れているハズです。

     ふつうの算数、というのは、しろくまがよくいう「どこの学校でも共通する七割」の部分です。
     ただ、「できているところ」こそ12月には徹底的に伸ばす、というところがポイントです。易問流し、ということに時間をよくとってください。
     平成20年度あたりの問題ならしっかりできていたのではないでしょうか、しかし、最近のものは落としている…
     となると、やはり三つめの「慣れ」というところ… 実は麻布は年度によってじつに思考力を試す問題(作業系がほとんどない)ばかりの場合もあり、そういうものにたいする「とまどい」があるのかもしれません。
     初見解答力、というところにやや弱いところがあるかもしれませんね。
     でも、それこそ志望校別の対策で養うべきところです。

     ただ、こなすだけ、ではなく、どのような問題で落としているか、など、模試および過去問持参で算数の講師と面談して、具体的にどういうところのひっかかりがあるか浮かび上がらせてくださいね。

     さてさて、しろくまの領分の国語ですが…

     漢字に関してですが、麻布のように「文中型」の書き取りは、量でおしきる学習をしてはいけない、というのがポイントになります。
     文中型の書き取りは、作成者の先生は、当然ですが、そのチョイスした文章の中から出題しなくてはなりません。この漢字の書き取りを出そう、としてその文章を選ぶ、なんてことはまずありません。
     と、すると、いきおい「かんたんな字だがド忘れしやすいもの」「かんたんなものだけれど間違いやすいもの」をチョイスします。
     そして過去問をみるかぎり、配当漢字を逸脱したものはまったくありません。
    しろくまがたびたび紹介する

     旺文社「小学漢字1006字の正しい書き方」

     を活用して、配当漢字だけ、しっかりと理解していく、という対策で十分です。量をたくさん、時間制限内にやらせるようなことをしてきたとすると、おぼえ方が雑になって「正確に」おぼえられない、ということになります。
     算数の計算練習のように漢字の書き取りをやらせてはいけない、ということなんですよ。

     漢字が苦手だからこそ、量を厳選し、配当漢字をしっかりとおさえていく、ということが大切です。
     漢字だけ、ではなく、必ず短文の中でおぼえさせる… さらには、その漢字を使って短文作成させる、というようにして定着をはかってください。

     塾の指導もまた、「記述力・思考力重視」と「基礎力・問題処理能力」の二つに分けられますよ。大手塾はあんがいと後者が多いんです。

     関東では麻布や駒場東邦、関西では洛星、といったところの国語の指導は、なかなか大手のシステム化された学習計画が整ったところでは対応が難しいように思います。じっさい、しろくまも洛星を受ける子たち(しろくまのいた塾では少なかったので個別に対応しました)苦労しました。
     個別指導系の塾だとやりやすいところなんですよね。

     お子さんの生来のタイプ、というより、塾の指導がお子さんのタイプをつくっている場合もあるんですよ。
     
     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【2784792】 投稿者: しろくま  (ID:uy44.GmCo1A) 投稿日時:2012年 12月 08日 00:33

    「親子でもがく国語」さま

     説明が足らず申し訳ありませんでした。
     しろくまがいう、国語が苦手な子は説明文から、ということの大前提は、その説明文に使用されている語彙が、子どもの発達段階に適している、という場合です。おっしゃるように「難しい文章」だと、最初の訓練には適していません。

     ただ、そこは「親音読・子黙読」で、語彙を説明しながら進める、というこどて補完する、ということが必要となります。

     明星中の問題は、しろくまの時代とは大きく変わり、長文で、高校入試に用いられるような文章が説明文で採用されています。
     でも、一応は、小学生でも「読める」レベルではあります。

     やはり、まずは女子中でチョイスされるような文章の問題をやりつつ、過去問と並行していきましょう。ただ、ぜひ、親音読・子黙読で過去問を進めてみてください。で、申しましたように指示語、逆接語、文末「のだ」に留意して読み進めてください。

     説明文は、もちろんわからない語彙があると読みにくくなりますが、設問そのものは「書いてある内容」からしか出題されません。確実に「そこ」に答えがあるわけで、「なぜそうなるか」を説明することによって答えを導きやすいからです。
     申しましたように「模範解答からの逆流法」も使用しやすいのです。
     こういう点から取り組みやすい、ということがいえるわけです。

     最初は子どもにまかせる、ではなく、いっしょに「親音読・子黙読」で進めていくこともしてやってくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【2785186】 投稿者: なげきの壁紙  (ID:e9No4dVUCGQ) 投稿日時:2012年 12月 08日 14:22

    しろくまさま

    体調が万全でいらっしゃらない中、アドバイスいただきありがとうございます。

    そうですね、子どもの「できていない」に目を向けすぎていたかもしれません。

    新しい場所へ一人で行かせることになったとき、あれこれ注意や指図を先回りしてたくさんしてしまい、「信用ないなぁ」なんて言わせてしまったことも。

    でもこれからはもっと「信用」を出し惜しみせず、色んなことをどんどん認めてやっていこうと思います。
    そして第一志望合格を心から応援しようと思います。

    しろくまさまのお蔭で、全力で応援しようという気になれました。ありがたいことです。(今まで応援しているんだかなんだかどっちつかずで宙ぶらりんでした。)

    アドバイス、感謝いたします。本当にありがとうございました。

  7. 【2787102】 投稿者: メロン  (ID:UicaiNKKcns) 投稿日時:2012年 12月 10日 16:14

    しろくま様、

    貴重なアドバイスをいただき、ありがとうございました。

    ご指摘いただいて気が付きましたが、算数は「図形」は出来るけれど「数の性質」はダメと、得意・不得意がはっきり分かれているのがわかっていながら、苦手分野を克服することなくここまで来てしまった感がありました。冬休みに、苦手分野を集中して勉強する機会をつくりたいと思います。

    漢字練習は算数の計算問題と同じようにやってはいけない、というのは目から鱗でした。あまりに苦手なため、とにかくたくさん書き取りをやりなさい、と言い続けておりました。確かに、過去問を見てもあまり難しいものは出題されていないのですね。あせる気持ちを抑えて、問題を厳選して少しじっくりと取り組ませたいと思います。

    体調の方はいかがでいらっしゃいましょうか? 日に日に寒さがます今日この頃ですので、どうぞご自愛下さいますよう。

  8. 【2787142】 投稿者: 二女の進路  (ID:Er8M9Zs3dzg) 投稿日時:2012年 12月 10日 16:58

    しろくま様へ


    先日は、体調の悪い中、アドバイス頂きありがとうございました!
    やはり、女子の理系は、私立の難関校を目指さないといけないのですね。
    先日、四天王寺・大谷医進・清風南海とアドバイスを頂きました。
    帝塚山泉ヶ丘の医進・初芝富田林のⅢ類は、しろくま様から観て、
    トップ校の併願校になりますでしょうか?
    併願校は、どの辺の学校を選択すればいいでしょうか?
    家は、大阪南部(河内長野です)在住です。
    再度よろしくお願いします。

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