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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3192718】 投稿者: しろくま  (ID:lZp3RJOQhms) 投稿日時:2013年 11月 30日 17:45

    「初心者」さま

     受験をする、ということは、ほんとうに色々なことが起こる、ということです。
     わかってはいてもできない、わかっていてもつい、こうしてしまう…

     親子の関係、というのは、そういうもんなんですよ。

     健康、というのは、水のようなもので… なくなってはじめてその重要性に気付く…
     ほんとうに「健康」が一番だ、というのは、なかなか気が付かないものでしてね~ しろくまくらいの年齢になると、「生きているだけでまるもうけ」と思ってしまえるもんなのですが、なかなか若い方はそうはいきません。

     できてないところはほったらかし…
     やれていないことが山積み…

     でも、それって本人もわかっているし、それが重く心にあったりするんですよね。子どもは子どもで、けっこうつらいんですよ。

     この時期、塾では、短期に繰り返しをやってくれる場合があり、目の前のものをとにかくやっていけば自動的に復習がかかる、というようにカリキュラムを組んでいる場合があります。

     「もう、昔の復習、できないならしなくてもよいです。こちらでやっていくことをどんどんやっていきましょう。」

     という話をしてくださる講師もいますが、それは、そういう仕組みになっているからです。

     「よしっ もう前のはいいっ 今からやっていくことを取り組んでいこう!」

     という徳政令を発令しちゃう、というのも一つの対処法です。
     債権処理しながらの再建って、なかなか子どもにはつらいもんがあります。いっそデフォルトしちゃって前に進む、というほうが短期決戦には適しているかもしれません。

     何をやっていいかわからないときは、何をやってもいいとき

     ですからね。できるところから手をつけて参りましょう。

  2. 【3192754】 投稿者: しろくま  (ID:lZp3RJOQhms) 投稿日時:2013年 11月 30日 18:07

    「冬りんご」さま

     よいですね。小4のしろくま原則は

     バランスの良い学習
     学習習慣の定着

     と、申しました。それが実現できていると思いますよ。で、小5にむけてしだいに好き嫌い、得意不得意、得点しやすい得点しにくい、という分野・教科が浮き彫りになっていくわけです。

     神戸海星。ほんとによい学校ですよ。しろくまは大好きです。入試の激励で、朝に応援に行ったこともありますし、中で自分の好きな道をみつけて、そうして行きたい大学に進学した子たち、たくさん知っています。

     偏差値が高い学校がその子にとって良い学校であるとは限らない

     とくに女の子の場合はそうです。一定以上の偏差値の学校ならば、一番偏差値が高い学校がよい学校である、と、偏差値だけの並びで選択してしまうと、絶対に失敗します。
     いろいろなことをリサーチしておいたほうが、「え? そんなことで学校嫌になっちゃうの?」という話、しろくまはたくさん知っています。
     塾に長く通うと、塾から出される「偏差値表」の順番が、「よい学校」の番付表のように思ってしまうのですよね。
     この意識を小6の段階で、どれだけ消すことができるのか、というのが親の役割です。
     近所の目やら、塾の友達の目やら、塾のお母さん方の目、などをばかりを見てしまって、子どもの目を見ていない親… どうしても出てきてしまいます。

     最後に志望校を決めるとき、そこは子どもが6年通う「学校」なのだ、という意識でしっかりとみてやらないといけません。

     さてさて、もちろん塾に通う、ということも何も悪い作戦ではありません。
     でも、わざわざ、うまくいっているスタイルを変えてしまう、という必要もないのです。
     女の子は「なじんだ」環境を変えてしまって、変調してしまった場合の回復に、時間がかかる場合が多いからです。

     中学受験経験者の女性の家庭教師、というのもよいかもしれませんよ。
     神戸海星出身で、どこかの大学に通っている大学生だってかまいません。お勉強のモチベーションも上がったりします。
     ぜいたくを言えば、算数で苦労した経験がある人ならばなお最適です。

     もし、塾に行く、ということならば、小5の夏休みくらいまで様子をみておく、というのもよいところです。
     ここから理科や算数で「わからない問題」が出てくるときです。タイプ的にがんがん解いていく、ということが可能な性格ならば塾の上位クラスにほりこんでもいいのですが、じっくり取り組んで考えたい、というタイプの子ならば、もう少し難しい問題をじっくり考えさせてやる時期を経験しておいたほうがよいかもしれませんね。

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【3192794】 投稿者: しろくま  (ID:lZp3RJOQhms) 投稿日時:2013年 11月 30日 18:37

    「ななお」さま

     上に大学がついている私立中、というのは、今も昔も、倍率が高くなるのが常態です。
     倍率が高い入試ですと、ミスによる失点、ふだん解けている問題での失点、というのが合否をきめてしまいます。
     最後の1か月くらいの学習は、難問に取り組ませるのではなく、しろくまのよくいう易問流しに、好きな教科は難問をやらせてみる、という程度の「仕上げ」をしていくのがよい作戦になります。

     さて、女の子は、「型」というのができやすい、そしてはまりやすいものなのです。
     長く塾で勉強させると、模試などが得意になって、実際の入試問題への習熟が遅れてしまう、という現象をみせてしまう場合があります。
     でも、逆に言えば、しっかりと過去問に習熟させて、その形式や問われる内容を理解できるようになると、安定した得点をみせるようになります。

     ひょっとすると「過去問対策」というのを開始されたのが遅かったのではありませんか?

     塾の先生から、

     この子は大丈夫ですよ。
     過去問はまだしないでください。

     と、言われて、10月に入り、それでもまだ過去問を「見る」こともしてこなかった、というようなことだったのではありませんか?

     この時期「たまたま良い」、ということはありますが、「たまたま悪い」、ということはありません。
     必ず「何か」そこに理由があるので、しっかりと分析しましょう。

     いくつかの算数のチェックポイントを申しますから本人といっしょに確認してみてくださいね。

    ・「時間」が足りないのではなかったか?

     本人が制限時間内に解けるような量だったでしょうか。ふと気が付いたら時間がなかって焦った、ということはその模試ではありませんでしたか?
     時間のレイアウトの訓練ができていないのです。
     ふだんの学習も、今後は、立命館中の試験と同じ時間枠で勉強させましょう。
     時間配分をまちがえないようにしていく、という意識を持たせてください。
     あんがいと前から順番に解いてしまって、できない問題にあたると、しばらく立ち止まって考えこんでしまうタイプのお子さんかもしれません。

    ・「文章題」に手間取っていないか?

     ふだんの塾と、志望校の算数の問題で「落差」を感じるものが文章題なのです。長い文章の「旅人算」で、失点していませんか?
     3つくらいの小問の、1問目から間違えて全問失点、みたいなことになっていることも起こっているかもしれません。読んでいるうちに時間がなくなり、あっ と思ってパパパッと慌ててミスをする、というような失敗をしている可能性があります。

    ・「比の利用」の問題でかんちがいをしていませんでしたか?

     もう一度やったらできていた… あれ、なんでわからなかったんやろ… というようなことを起こしやすいのが「比の利用」に関する問題です。
     あ、知っている、わかっている、と、思って、読み損ねをしてしまう場合もありますし、ふだんの学習で、「これはもうできるからいい」となって問題演習が慢性的に不足してしまうのがこのタイプの問題です。

    ・「辺の比と面積」の問題ができていないのではないですか?

     けっこう女の子がいやがる分野です。甲南女子中のものが立命館中のものより易問で、慣れさせるのに適切ですから、兵庫県の女子中の面積関係の問題はたくさん解かせてみてください。

     とりあえず、このあたりから再構築していきましょうか。

     過去問に習熟すれば得点できるようになると思います。あわてて志望校変える、ということより、「しっかりこれからやり直して、第一志望合格をめざそう。これからの勉強で間に合うからね」と力強く言うてやってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【3192952】 投稿者: うれいの母  (ID:3ENLOd6REo.) 投稿日時:2013年 11月 30日 21:49

    しろくまさま

    いよいよ50日を切りました。遅まきながらスパートをかけている娘の母です。

    もともと苦手だった算数がだんだんと下がってきて困っています。第一希望は偏差値60の学校です。しろくまさんの言われる易問流しをやっていきたいのですが、塾のクラスが最難関のため宿題も難しいものが多く、消化しきれていない状況です。算数はとうとう偏差値が50前後に下がってしまいました。他の教科は65前後で最難関クラスでも十分身についているようです。

    これから冬期講習会、直前講習会があるのですが、このまま最難関クラスで受講するのがよいのでしょうか?

  5. 【3193061】 投稿者: チェリー  (ID:NS2z8G.B4V2) 投稿日時:2013年 11月 30日 23:49

    やり直しのポイントを本人に判断させる…のですね。今まで考えたこともありませんでした。単純に、全部はできないからどこかで線を引こう→正答率50→もう少しできそうなら30まで。そんな感じでやって来ました。

    日々の学習に追われ結局長期休みにならないと復習に手をつけられない現状ですが、そうやって先に送ってしまうことへの不安がいつもあります。(だからといって無理に急がせても何もならないことは十分わかっているのですが)先にもやるべきことが待ち構えているのにと。

    学習習慣は身に付いていると思います。最初に書いてくださったように、点数には表れない進歩に気付き評価してやらなければいけませんね。勉強に関してはどうしても点数、評価といったことに目を奪われてしまう未熟な母親だとつくづく感じます。

  6. 【3193073】 投稿者: しろくま  (ID:PYGbgxAxdwo) 投稿日時:2013年 12月 01日 00:04

    「うれいの母」さま

     近年、女子の受験の選択肢、というのが増えてきて、しろくまの時代よりもはるかに女子にとってよい時代になってきたと感じています。
     まさかの洛南さんの共学化。そして四天王寺に新しく医志コースができて、そして西大和も中学から女子を募集するようになる…
     最近の話題が苦手のしろくまも、さすがにこの大きな変化の話は伝わってまいりましたよ。
     でも、よく考えると、「男女共学」「男女別学」「女子のみ」と三種類が用意されているわけですよね。
     むろん、偏差値も差はありますが、さすがにこれらは結局はどこにいっても同じですよ。
     他の方にも申しましたが、偏差値ではなく、学校の教育内容や伝統やそれぞれの家庭の方針で選ぶべきところです。
     これらの三つが上に揃うと、女子の受験機会が拡大し、いろいろな学校へいろいろな影響が出ていきます。
     総じて女子の受験というのが大きな変化をみせていくんでしょうね~

     さて、こういう状況になると、きっと塾では、がんがん、女子にも学習をさせていくようになると思います。
     きっと今までとは違う女子の対応(難問をどんどんさせていく)がおこなわれている、というように推測できます。
     ところが、ですね… 算数や理系がやや苦手な女子は、この波にあっという間にさらわれてしまうと思うんですよ。

     女子だ男子だ、という時代ではない、という方も多いと思うのですが(ここはしろくまの頭の古いところだとお笑いいただいてもよいところですが)、やっぱり女子と男子では、学習方法や、難問にぶちあたったときの反応は、違うと思うんですよね。
     これは男女差別に基づく意識なんかではなく、絶対に性差による対応というのが必要なところだと思うんです。
     それに何より、上記三つの学校でなければ、この「難問学習の波」に飲み込まれる必要はまったくないわけですし、この三つの学校であっても、

     できる問題をできるようにする
     解ける問題をミスしない

     という対応で、算数が苦手な子が算数で不合格になることがないように持ち込めるんですよね。

     消化する必要はありません。
     大胆に、よい意味の「手抜き」をしながら、易問流しの時間を作ってやりましょう。
     むしろこれは必要な対応です。
     一見矛盾するところですが、最難関クラスで受けていく、ということはやりながら、宿題や課題を「得意な分野に限って」取捨選択し、あとは易問流しのための時間をとっていく、ということは是非してほしいところです。
     できれば、算数の(女性の講師がのぞましい)講師とよく現状を説いたうえで協力してもらい、優先順位をつけてもらって、ここだけでよい、という分野を明示してもらうのがよいと思います。
     難問は「解説読み」による理解にとどめ、解けなかった問題は「復習主義」に徹していきましょう。
     で、「近・中・標」の算数の問題などをざっと解いていく…

     偏差値50あたりに落ち込んだときというのは、できる問題を落としている、という状況です。難問ばかりに取り組み、考える時間が増えて、結果「できる問題」の演習量が低下し、解答速度が落ちたりミスが出たり、ということになっていると思うんですよ。
     50日すべてこうする必要はありません。10日くらい易問流しをすれば、すぐに回復して、結果としてまた難問にも取り組めます。

     大きく跳ぶ前には、まず、しゃがまなくてはなりません。
     後ろに少し下がらなくては、助走に勢いもつきません。

     簡単なことばかりしては意味がない、という言葉は、子どもと、状況によっては該当しないことですからね。

     何か追加質問があればどうぞ。
     

  7. 【3193089】 投稿者: しろくま  (ID:PYGbgxAxdwo) 投稿日時:2013年 12月 01日 00:34

    「チェリー」さま

     落ち込まれる必要はありません。

     「点数が気になる」「順位が気になる」

     中学受験をめざしてお勉強を始めたお母さんで、これらが気にならないわけがありません。気にするな、というしろくまのほうがおかしいのですよ。

     でも、これを「絶対的価値」「至上判断基準」にしてしまうのが危険だ、ということです。

     学年と時期によっては、「点数」ではなく、どこができていて、どこができていないか、という中身の分析とその対応が重要になるんです。

     あるテストが100点満点で90点だったとします。「よかったね~」「まぁ、9割あったからそれでよいか」と思ってしまって大切な10点を見落としているかもしれないのです。

     80点、という点数をとったとします。よく考えてください。この数字そのものには何の意味もありません。
     偏差値が60だったとします。それはある集団の中のある位置を示しているにすぎません。

     これらは受験学年の小6で、志望校が決まってからでないと「意味」が出てこないものなのです。

     ついでに、3教科や4教科の平均点… な~んの意味もないですよ。
     算数・理科・国語… まったく違う教科の点数を足して3で割っで出てきた数字には意味などないのです。
     算数の3つの試験の平均ならばそれなりの意味はありますからね…

     すいません。ちょっと暴言の数々でしたね…

     でも、数字に気を取られて何かが見えなくなってしまってはいけません。
     子どもが数字化されていたとしたら、なんとも悲しい限りです。

     志望校も同じ。
     塾の出してくる偏差値表の数字は、学校の良さを示しているものではけっしてありません。
     「学校そのもの」をしっかり見ておかないと、大切な6年間が大きくゆがんでしまいますからね。

     大切なことは数字にならない。
     かんじんなことは数字で隠れてしまう。

     常にこういう意識を持っていてくださいな。

  8. 【3193214】 投稿者: 杏林  (ID:grzF0fFz9ak) 投稿日時:2013年 12月 01日 08:00

    しろくまさん、お戻りになって頂きとてもうれしく思っております。
    以前、低学年の子供について質問させていただきました。

    娘も小4となりました。未だに通塾しておらず、主に予習シリーズで自学習しています。国語は特に対策をしていなかったところ、2つの塾のテストで、偏差値60から立て続けに40台となり(他の3教科は変わらず60台です)、
    本人が苦手意識を持ってしまったため、週4程度ですが、私が一緒にやるようにしてみました。
    最近は、手ごたえらしきものを掴んでおり、直近のテストでも以前の得点近くまで戻りほっとしているところです。

    ただ色々な問題に私が触れていくうちに、国語の指導に関して疑問が生じ、
    2点質問させていただきたいと思った次第です。

    1.説明文の記述なのですが、模範解答を見ている内に、
    国語の説明文の記述は、
    ”要約して、言い換える”
    が出来れば、良いのではないかと感じました。
    さらにこれから先も、問題文自体の長さや難易度が上がるにしても、
    これが出来れば、ある程度対応出来るのではないかと思うのですが、この認識は間違っていますでしょうか?

    2.私が方法論が判らなかったので、しろくまさんを始め、色々な書籍から私が出来る方法を取り入れたところ、かなりシステマティックになってしまい、躊躇も感じています。
    答えの書いてある場所を探す。→条件に合わせて要約する。
    算数の公式みたいに対応していて、時折これで良いのだろうか?と感じることがあります。
    娘は言い換えは苦慮していますが、これ自体はこれからだからとあまり心配していません。
    物語文もこれにとらわれているのか、すっきりと出来るわけではないですが、今は本人の好きな説明文を優先としています。
    でも、このままのやり方では、算数でいう応用力がつかないのでは?と危惧しています。
    やり始めて1か月半ほどですが、手ごたえとともに、次の問題の芽も出始めている印象です。
    そして、今のやり方は4年生ではなく、もう少し受験に近い方向きなのでは無いかとも思う事もあります。

    方法論として、このままでも良いのか?
    今、点数が取れても上っ面になってしまわないか?
    もやもやを抱えながらやっています。
    お時間のある時に、返事を頂ければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

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