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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【3186951】 投稿者: すず  (ID:qkS0n5OA/fM) 投稿日時:2013年 11月 25日 10:09

    しろくまさま

    早々にお返事頂き、ありがとうございました。

    しろくまさまがおっしゃる通り、今も私立高校と中学校の間で、何らかのやりとりは
    あるようです。先日伺った学校説明会でも、先生が「ちょうどこの時期から・・・」とおっしゃていました。

    定期テストも驚異的な速さで返却が始まり、同時に志望校調査もありました。
    間もなく三者面談も予定されています。
    親子で着々と外堀から埋められていくような、そんな心境です・・・。

    英語のご教示、私たち親子にもとてもよくわかり、心に染みました。
    本当にありがとうございました。
    以前、学園ドラマで某大学の英語の試験に臨むにあたり、難しい語句や文章を使う、
    技を駆使した答案で、ケアレスミスを重ねて失点するよりも、誰もが知っているような
    単語や単純明瞭な文章により確実にミスなく回答するほうが、結果、高得点に繋がるという
    話があり、ふと思い出してしまいました。

    文英堂の英文法の問題集は、ちょうど取り掛かっておりましたので、
    あわせて教科書準拠の問題集も探してみたいと思います。

    本当にしろくまさまには、いつもいつも「もうダメだ・・・」と追い詰められた時に、
    「大丈夫」!と肩を叩いて頂いているようで、救われております。
    今度こそ、良いご報告ができますよう、力みすぎず頑張りたいと思います。

    ありがとうございます。

  2. 【3187180】 投稿者: 算数があきらめきれない母  (ID:Tk6mTk1AvVU) 投稿日時:2013年 11月 25日 13:57

    しろくま さま

    先月は国語と理科の学習方法につき貴重なご意見をいただきまして
    ありがとうございました。国語の語句については、意識を強く持って
    問題を解くようになり、私も模試の出来不出来を過度に心配するような
    ことはしなくなりました。
    理科については、その後、模試での低偏差値が続いていますが、
    少しずつ基本事項と応用事項の行き来が進みつつあります。
    このまま地元の学校の受験対策に加え、鹿児島ラサールでの合格を
    目指して調整していこうと思っておりました矢先に、
    息子から思いもかけず、甲陽中学の受験をしたいと言われました。


    私の方は全く想定もしていなかった出来事で、
    地元受験校の対策に、甲陽の算数や灘の算数、理科を
    時折解いていた中で、甲陽の国語は男子校ではもっとも難しい、
    灘中と並ぶ関西のトップ校であることくらいしか
    予備知識をあたえていなかったつもりでしたのに、
    息子の中にいろいろな思いがあったのか、
    ただ、ただ実力を試してみたいと申します。


    息子の思いはいろいろで、灘中学と並ぶ、、、ということ
    そして、小学校でのいろいろな活動を通して、
    難しいことにチャレンジしてみたい、、
    さらに、できなかった国語がわかるようになってきたので
    日本で一番難しいといわれる甲陽にぶつかってみたい、、、など
    前向きな気持ちが感じられ、
    私の方も、チャレンジだけならという思いで
    息子の希望を叶えてあげたいと思うようになりました。



    ただし、息子の力で、甲陽対策をすると地元の学校を落としてしまう
    可能性がありますので、あくまでも地元の学校に通じる部分で
    対策をと、塾の先生にも相談してまいりました。
    算数は地元の学校の傾向と少し異なりますが、
    ラサールの対策もできますし、
    粘り強く問題を解くという面では、併願校の対策ができそうです。
    ところが、理科は難易度が離れすぎていますから、
    ラサール中で対策できそうな化学の基礎的な問題に限定し、
    それ以外の難問は、解かずにすませようと考えております。
    ただし、前半の問題は、特に基礎問については死守すること、
    地元の学校や愛光に通じる問題は間違えないことを目標に
    落とした問題については、徹底して復習をすることにしました。
    理科は、低偏差が続く原因が、応用問題をとくために時間を
    短くして基礎問題をとくことによる失点が大半ですので、
    息子にとって、よい対処方法となりそうです。



    問題は国語ですが、地元の学校では、記述も短めで(20字数前後と
    字数制限のないタイプ)、文中の言葉をつかえば大半が解ける問題に
    なっています。漢字は文中式、語句は敬語や助詞・助動詞を中心とする
    素直な問題が文中で問われ、時折小学生が知らなさそうな
    一般常識的な語彙が問われます。
    上記の過去問は現在比較的安定して得点しており、
    今後は微調整で済む段階にきておりますが、
    ここに抽象化を必要とする甲陽中学の問題を解き始めると、
    文中の言葉で解答すれば○になる地元の学校の問題で、
    自分の言葉で表現をするために、失敗したり、混乱したり
    しないだろうかということが大変不安です。



    また、「文中の言葉で答える」学校と、甲陽中学の答え方や
    答えの導き方に、どのくらい違いがあるのでしょうか。
    まだ1年分しか解いていないのですが、
    「下線部について説明しなさい」と言う質問の場合、
    地元の学校では前後を見まわして文中の言葉で説明ができる
    範囲なのですが、甲陽中学の場合、前後で確認したのちに、
    文章全体で言いたいことと関連付けて答えを出すような
    印象を持っておりますが、いかがでしょうか。
    そして、その答え方を学ぶのに、大変の時間が必要であることも
    重々承知しておりますが、甲陽中学で要求している抽象化の練習を
    今後加えていくことが有効だろうか、、、と悩んでおります。


    物語文については、ラサール中の対策も可能であると
    塾の先生から伺いました。
    ラサール中でも、長文要約と難解な語句の年のもの以外は、
    要素に分けて記述を組み立てる部分に若干の不足と
    かみ砕いて解釈する問題がまだ記述できていません。
    物語文については、恋愛もの以外は大筋がつかめており
    心情把握もできています。
    ただ、時折文中の言葉を用いず、自分で理解した言葉で記述することにより
    内容がずれてしまうことがあります。
    おそらく、この部分の正確さ(自分の言葉で表現する)が甲陽で問われている
    内容だと思うのですが、いかがでしょうか。



    文章の読み方は、ゆっくりで、精読タイプ、どこに何が書いてあるか記憶しながら
    読んでいる時は、得点が高く、記述も過去問の答え(声の教育者版)と
    似た答えができています。ただし、この方法ですと、次の科目の時に
    力つきてしまうことが多く、現在、記憶する代わりに、問題文に
    もっと精密に印付けをすることができないか考えているところです。
    現在も多少の線引きはありますが、小見出しをつけることができず
    そのため記憶に走ってしまっております。



    同様のことは、算数でも起こっており、考えた内容が端的に
    日本語や図で表せないために、時間が不足してしまうと思って、
    頭の中で思考過程を進めていることが起こっています。
    こちらも今、目に見える形になんとかできないか
    悪戦苦闘をしています。


    算数のメモ書きができないことと、国語の文章の整理が問題文への
    メモの形で残せないこと、はいずれもまとめる力が不足しているから
    おこることであろうと思うので、甲陽の抽象化を要する問題も
    できるだろうか、、と悩んでおります。

    しろくまさま、お気づきの点がございましたら、ご教示いただけますでしょうか。
    塾では地元の学校対策を行っていただくことを中心にお願いしました。
    合格のラインまでにはあまりにも学力が足りないため、
    この時期に先生にお願いしてはいけないと考えましたので
    甲陽中学の対策は私が中心に行うことにいたしました。

    なにとぞよろしくお願い申し上げます。

  3. 【3187485】 投稿者: チェリー  (ID:eivirJVJs.M) 投稿日時:2013年 11月 25日 19:20

    入試本番が近づいて来た中、恐縮ですが、四年生の娘のことでご相談させてください。

    大手受験塾に2月から通っております。授業や宿題等は真面目にコツコツとがんばっています。復習のテストでは真ん中のクラスでだいたい上位を保っていますが、模試では偏差値40ほどです。一度だけ国語で50後半が出たことがありますが、あとはほぼ横這いです。本人は国語が好き、算数は苦手と感じているようですが、点数はそう極端には違いません。国語はあまり波がないという感じではあります。

    やり直しは正答率の高いものを選んで優先してやり、残ってしまったものは夏休みなどを利用してやらせています。が、なかなか定着しません。復習テスト前は新たに学習したことの理解を深めていくことで精一杯で、その分野が模試で出題される頃にはすっかり抜けてしまっている感じです。やり直しをする際に少しヒントを出してやると、割りとスムーズに答えを出せることも多いです。

    まだ四年生、焦らずサポートしていこうとは思っておりますが、今の偏差値では志望校に遠く及びませんので日々の学習に何か改善する点があればご指摘いただきたく思います。模試で点が取れない子はどのように導いてやればよろしいでしょうか。

    志望校ですが、奈良の帝塚山を考えております。こちらは新しいコースができ、更にレベルが上がり入試も厳しくなったと聞いております。まだ2年あるとはいえ、やはり娘には難しいでしょうか。

  4. 【3188108】 投稿者: あみあみ  (ID:pKr0Y/9XLUg) 投稿日時:2013年 11月 26日 10:15

    しろくまさま、はじめまして。
    まもなく受験を迎える、6年生女子について質問をさせてください。

    娘は、神戸女学院を第一志望にしております。小さなころから本が好きで、受験勉強を始める前は年間200冊は読んでおりました。(最近は月5冊ほどです)
    得意科目は国語で安定した成績を(偏差値65前後)を取っておりました。他の教科が安定しない分(算数、理科、社会とも50半ば~60過ぎ)国語頼みになっているところがあります。
    しかし、長文の内容が、興味がないものになると、読んでも頭に内容が残らない為、問題を解くのに非常に時間がかかってしまいます。先日受けた神戸女学院プレテスト(塾主催)では苦手な分野の長文のみの出題だったため、記述問題を解く時間がなくなったとのことで、空欄をたくさん作ってしまったとの事です。入試時に得意な国語で得点できなかった場合を考えると状況を非常に危惧しています。娘が苦手な文章とは、物語分では、【時代背景が昔のもの】【方言が入るもの(田舎の設定)】、論説文では、【文化】を論ずるものです。
    また娘は記述問題を回答するのに時間がかかるタイプです。どのように対策を取れば良いでしょうか。

    何卒お知恵を頂きたくよろしくお願い致します。

  5. 【3188172】 投稿者: おがたま  (ID:UYwi5h3wmGE) 投稿日時:2013年 11月 26日 11:27

    しろくまさま

    6年娘のことで、お知恵をいただければと思います。
    関西公立中高一貫校を志望しております。

    先日の塾主催の模試のオープン模試がありました。
    算数が苦手でして、まだ自己採点ですが、やはりがっくりくるような点数でした。。。

    志望校偏差値58に対し、娘の算数偏差値は50-52です。しかも、公立一貫校の特徴といわれる立体図形やサイコロ、速さや割合の比といった深い試行力・読解力を試す問題となると、答えがなかなか導けずにいます。

    私学コースと併用で一貫校対策も受講しており、赤本や問題で実践回数を積んでいるのですが。。。
    途中で計算式が終わり、最後まで完結していない。速さの単元では線分図の使い方(頭の中の図と書き出す図のリンク)ができない。
    問題文をよく読まないうちに、自分の解釈で解き始める。。その他知識不足など。

    国語(作文・記述)は割と得意としており、平均偏差値61程度で何とか算数分をカバーしている状態です。
    追い込み時期に入り、できることは限られていると思いますが、優先的にやるべきこと、学習方法など、しろくまさんのアドバイスをいただけませんでしょうか。

    やはり焦らず、(この時期でも)基本問題をやりつつ赤本や入試対策問題に取り組むのがいいのでしょうか。

    一喜一憂するダメな母にアドバイスをよろしくお願いいたします。

  6. 【3188844】 投稿者: 困っています2  (ID:2WLXFkU9hfw) 投稿日時:2013年 11月 26日 22:03

    しろくまさま。

    5年生男子の母親です。6年生の方が大変な時期にご相談させていただき申し訳ありません。どうぞ、6年生の方優先に合間でお返事いただければ・・・と思います。

    4年生から、入塾しもうすぐ2年になります。入塾後半年ぐらいで、算数・理科は偏差値とも落ち着きましたが(偏差値60台)国語のみ平均あるかないかをさまよっていました。親音読・子黙読を実践したいと思いながらも、反抗期もありなかなか思うようにいかず、半ばあきらめモード(私が・・・)になっていましたが、ここ半年ぐらいでようやく60近くまで上がってきました。
    試験(塾の模試)を見ると、以前は説明文>物語文だったのに、最近は物語文の方が取れています。また、やはり時間がギリギリのようで、2回に1回は記述まで書けていません。5年生の近中の復習問題を購入し6年生になるまでになんとか終わらせたいと思いますが、国語に関しては、やはり一緒に親音読・子黙読で問題集をしていった方がいいのでしょうか。(反抗期で、本当に難しいのです。)

    また、理科についてですが、4年生は理科は60を下回ることがなかったのですが、5年生になり、ブレが凄く出てきました。今回のテストでは、7単元ぐらいから出題でしたが、どの単元も2問ぐらいコンスタントに間違っていました。
    (本人は、勉強したと言っていましたが、塾の先生からは、完成度(テスト勉強のライン)が低いと言われていました。本人は苦手意識はなく、今回もたまたま見ていなかったところが出たと言っています。
    理科においても、5年生の近中復習問題を6年生になるまでに仕上げようかな・・・と思っておりますが、そういった感じですすめていって良いものでしょうか。

    本人は、60以上の学校を希望しておりますので、なんとか、今のうちに足固め(5年生なりの)をしたいと思っております。

    お忙しい中、申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

  7. 【3189043】 投稿者: しろくま  (ID:H560JI/PCIw) 投稿日時:2013年 11月 27日 06:12

    「算数があきらめきれない母」さま

     まず、理科に関してですが…

     甲陽に限らず、いろいろな学校で「難問」が出されます。
     ただ、やみくもに難問ろ奇問を出して受験生を困らせてやろう、と、考えて、学校の先生は作問されてはいません。
     いろいろな私立の先生とお話しさせてもらったことがあるのですが、よくよく伺ってみると、なるほど、そういう意図があるんだなぁ、と思うような話ばかりでした。
     塾の理科の先生にもよくたずねてみてください。「この問題はこういう意図があつて、こういう部分の理解力を問われているんですよ」というような話をしてくださる方もいるはずです。

     そういうことをふまえた上で、あえて申し上げますと…
     この時期、いろいろ問題を解いていると、子どもにとって「はぁ? なんじゃこりゃ?」という問題もあることは確かです。
     でも、単に複雑な手順であったり、解くのに「めんどくさいっ」と思える方法を用いたりするものが大部分であることがわかります。
     難問なのではなく、嫌なだけでしょ、というパターンがやはり多い…

     緻密な思考と手順が科学(化学・物理)には必要なんだよ、ということをストレートに伝えたいものがたくさんある。
     ある「魔法のような解き方」があって、え~い、と、かけ声をかけてハイ、できました、というようにはいかないよ、ということです。

     難問と言われている問題の質をしっかりと見極めさせていく、ということも、演習量が必要だ、というこの時期でも、やはり必要なことです。
     ただ、あまり深入りせず、「解説」を読んで「ああ、ナットク」となればそれでよし、ということでもかまいません。

     むしろ、「わかる」問題を「できる」ように、得点化できるような訓練、というのをたくさんふんでおく必要があり、易問流しから入って、「難問流し」というと変な表現ですが、一定の時間考えて、見通しがつかない場合はすぐに「解説読み」というような方法も取り入れていってほしいところです。
     手順が複雑なものでも、この場合はしっかりと「ふみしめるように」考えて解いていく、ということですね。

     さてさて、しろくまの領分の国語ですが… 実は、以前、「甲陽の過去問分析」というのをこの場でさせてもらったことがあるのですが、幸い、「外の人」さまが、「しろくまさんのまとめブログ」というものを作ってくださっていて、その中で読みやすくしてくださっています。是非、そちらもよく読んでみてください。

     甲陽の国語は、実は「難問」ではなく、「良い問題」なんです。

     「自分で考える」答え、というのは、実は誤解があり、

     あくまでも文中の言葉「で」考える
     「自分」以上の「自分」の言葉で答える

     ということなんです。

     すべての答えは文中にあり、です。書いてあるとーり。極論を言えばすべての問が、文中の言葉で解答できる、ハズなんです。
     文中で用いられている言葉は、筆者が、ほかにもいろいろ表現や語句があるはずなのに、わざわざその言葉をチョイスしているのですから、その言葉がそこで用いられているのには意味があるんです。それを無視して考えたり安易に他の表現に置換するのは、かえって解答から遠ざかることになります。

     「文中の言葉を使って、という問い」→「文中の言葉の指定がない問い」→「字数指定がない問い」→「字数指定がある問い」

     という流れで記述訓練する、というのが一つの流れになります。
     しろくまがよく「関学の過去問」→「親和中の過去問」というのを訓練に利用してください、というのは、こういう意味があります。

     ですから、甲陽の過去問の国語も、「この解答は文中のどこの部分の表現や言葉からこういう解答になっているのだろう」と考えることで、十分、国語学習になりますし、文中の言葉を用いて、というタイプの学校の訓練になるんです。
     「模範解答からの逆流法」を甲陽の過去問でやっていく、ということですね。

     「自分」以上の「自分」の言葉で答える

     これは、ある意味、そりゃそうだよね。という話なのですが…

     めっちゃ疲れた~

     ではなく、

     著しい疲労感をおぼえた

     と表現しなさい、ということです。たいていの子どもは、「自分の言葉で」説明はできます。
     子どもは個別や具体にこだわる表現をしてしまいがちですが、おっしゃるように、それをどれだけ抽象化できるか、よりふさわしい同義に置換できるか、ということです。
     ただ、その言葉は、あくまでも、文中の表現、その文章の内容に即した(適した、ふさわしい)表現になっていなくてはならない、ということです。
     それを自分の語彙の範囲内ではなく、(文中から探し出して)解答していく、(自分のふだん使っている以上の語彙で説明する)ということです。
     「なんでこれでアカンねんっ これでもええやんっ」というように言ってしまう子は、この部分ができていない、ということになるわけです。

     ご懸念のことは、甲陽の「模範解答からの逆流法」で十分調整できます。

     まぁ、何よりも、国語の問題に興味をもって解いていきたい、という気持ちに応えてやって心配はいりませんよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  8. 【3189711】 投稿者: しろくま  (ID:K9iDqXa5AbM) 投稿日時:2013年 11月 27日 18:14

    「チェリー」さま

     受験学年ではないからといってご遠慮なさることはありません。ここに集われる方はそれぞれのお悩みをかかえられ、何かのヒントになれば、と、思われている方が多いのです。
     小4の方へのお話の中にも、お勉強のヒントなどが必ず入ってまいります。
     それに親は、トータルで、子どもとは違う視点から常に入試を眺めていなくてはなりません。子どもと同じ目線に立ってやる必要はありますが、「同じ」ではありません。
     違う角度から「入試」をみてやる必要があります。

     気づかないところを深く
     見えない遠くまで大きく

     さてさて、お悩みのことは、よくある話です。
     塾に入ってしばらく学習してきて、最初に出てくる悩みが

     ふだんの勉強はちゃんとしている。
     小テストは得点できている。
     でも、模試に結果があらわれない…
     この子は「力」がないのでは…
     目の前のことに必死で、見直しなんかもできないし、課題もこなせていない…

     人には能力の範囲がありますし、容量にも限りがあります。
     でも、人の能力と容量はたとえ少しずつでも成長にあわせて「拡大」していくものです。
     拡大が先か成長が先かの問題にすぎません。

     第一に。
     小4くらいで2月に入塾。10か月くらいでは、「模試」に慣れない子、いくらでもいます。
     ほぼ半日近く、同じ部屋で、小4くらいの子どもがじっとしている環境、というのは、なかなか体験できるものではありません。
     ふだんの学習環境と違う中で、時間配分をどうするか、問題をどの順番で解くのか、なかなかテキパキとは処理できません。
     場合によっては、「前から順番に解いて」「わからない」と「いつまでも」その場で考えている、ということだってやってしまうんです。

     まず、家庭での学習環境は「2つ」用意してやってください。

     ゆっくりリラックスして学習する場
     机にむかって、時間制限下で作業的学習をする場

     しろくまは「環境の同一化」ということをよく言います。
     模試の机上は、答案と問題と筆記用具だけが、40㎝×60㎝のスペースに置かれている環境です。
     これと同じ状況をふだんの学習の「どこか」で設定してやる必要がある、ということですね。
     ミスや考え違いなど、格段に減らすことができるはずです。

     さて、目下のところは、「容量」の少なさが目立ってしまいますが、それも個人差があり、3か月で大きくなる子もいれば、1年かかる子もいます。
     でも、どうでしょう。ぼちぼちよくみていると、こなせてきている部分もありませんか?
     少しずつですが変化があらわれてくる時期だと思います。
     お母さんのとられている方法も間違っていません。点数や順位が最初に目が入っていて、子どもの変化に気付いていないだけかもしれません。
     もちろん結果につながる変化ではないですが、子ども自身も気が付かないところですから、親が少しの変化をみつけて(この際は大げさでもかまいませんから)評価してやってくださいな。

     やり直しをするときにヒントを出すとスムーズに答えられる

     のでしょう? もっと前ならヒントを出しても手間取ったりしていませんでしたか? それこそ「進歩」。牛の歩みでもカメの歩みでも、前に進んでいくのが子どもですからね。
     
     今は、親が模試の「レイアウト」をしてやってください。
     塾の模試は形式が一つのパターンになっています。

     最初は計算問題、次に1~2行の問題、で、文章題がいくつかで、学年によっては終わりのほうに図形などが出てきたり、さらに難しい文章題になったり…

     5回分くらい目を通すと、どのあたりでつまづいているか、どういうところで時間が足りていないか、本人と話をしながら「ふりかって」みると、ふだんの学習計画や復習すべき分野もよく見えてきます。

     それから算数、というのがなかなか得点できない、あるいは苦手、というときは、「明るい復習主義」に徹してやってください。

     またダメ、まだダメ、やっぱりダメ、の3ダメであっても、今の時期はけっして怒ったり余計に算数の時間を増やす、などの負荷をかけてやらない、ということです。
     きめられた学習時間の中でしっかりと、でも淡々と毎日学習し、その場でできなくても、復習して見直ししてわかればそれでよし、というようにやっていく。
     その時、「怒り」はまったく不要です。笑顔で、「わからなくてもしっかり見直ししていこう」、で、わかったら、「できたやん~ その調子その調子。」と評価してやり「『今は』できなくても、後で見直してわかればよいからね」と申し添えてやってください。

     奈良の帝塚山。よい学校です。しろくまの時代は、奈良の入試は京阪神の日程より早くにあったので「併願校」として扱われていましたが、なかなかどうして最初から第一志望校として扱ってもよい学校やん、と、ずって思っていました。
     ただ、あまりにいろいろなコースをつくってほしくはない感じではあります。今までのやり方でも、それなりの実績を持っていたのですからね。
     まあ、外からはわからない何かの事情はあるのでしょうが…
     ただ、新しいコースができた場合は、しろくまは「様子見」よりも「買いだ」と思う派なんです。
     だって新設した初年のコースで、それを打ち出した学校が「手を抜く」なんてありえないでしょう? そりゃ今まで以上に「手厚く」するにきまっていますからね。ある意味お得なわけです。

     申し訳ありませんが、最新の帝塚山の受験制度やコース概要は、塾の先生が熟知なさっているでしょうから、そのあたりは、しろくまの話なんぞは何の役にも立ちません。
     ハッキリ言えることは、2年「も」あれば、今の状況は変えられます。
     「先を長くみて」子どもには見えないところをよくよく理解して伝えてやってくださいな。

     何か追加質問があればどうぞ。

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