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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【1994368】 投稿者: 青ざめた母  (ID:FM3suGzZus6) 投稿日時:2011年 01月 27日 19:12

    しろくま様

    古い過去問のとおし+選択問題の理由探し+直近3年の記述問題の模範解答の逆流法ですね!
    明快なアドバイスを有難うございます!

    他の方への解答で書かれておられました「抽象表現の具体化」についてなのですが
    これがまさに息子が塾の先生から指摘を受けるところです!

    具体が多すぎたり、抽象化に失敗したり・・
    その字数制限下での具体の抽象のエレベーターのポイントはどのようなところなのでしょう?
    物語文で限定しての質問なのですが・・この場合は具体化でこの場合は抽象化でというポイントが
    ありましたら是非ご教示ください!

    >お通いの塾では、新しいものから過去にさかのぼっていく、というコンセプトなんですね… 何か理由があるんでしょうか

    うちの塾では志望校対策講座でやるからなのか、とにかく過去問開始の合図が遅かったのです。。
    当初第1志望なら3年分でokと保護者会で言われました。。過去問よりも実力を付ける方が大事とか
    スタートが遅かったので終わりきらないからという理由なのでしょう。まず新しい年度からという方針でした。
    結局うちは、「過去問が一番大事なのでは?」と気がついて
    10年以上遡っていますが(苦笑)
    これだけ過去問に特徴があるのですから、古い年度から遡った方が絶対にいいですね・
    悔やんでいます。

  2. 【1994455】 投稿者: ↑(青ざめた母)  (ID:FM3suGzZus6) 投稿日時:2011年 01月 27日 20:29

    追記です。

    しろくまさんは、麻布の過去問を解いて下さっていたのですね。
    本当にそこまでして頂けるなんて、心から感謝申し上げます。
    ずっといろんな事で悩み続けた1年間でしたので
    こんなに切羽詰まった時期ではなく、もう少し余裕のある時期から
    ご相談したかったと思います。
    しかし今こうして力になってくださり、心強いです。
    有難うございます!

  3. 【1994493】 投稿者: しろくま  (ID:MP4Txe2SM1A) 投稿日時:2011年 01月 27日 20:55

    「栗子」さま

     気になさらずお気軽にお声かけくださいな。

     麻布の算数は「これがうちの問題ですっ!」という部分と「これはどこの学校でもよく出る問題でしょう?」という部分、2つの顔をはっきりと提示してくる学校です。
     どこの学校でも通用するのが7割、その学校に特徴的なものが3割、という話をしろくまはよくするのですが、麻布の算数は、その学校に特徴的な問いがかなり大きなウェイトをしめていますよね。

     伝統ある私立、というのは、ラ・サールなどもそうですが、こういう姿勢でせまってきます。
     「麻布に合格したいから、そのための勉強しましたよっ」という子を、「じっくり思考系」の問いで受け止めよう、という感じがします。

     通年でみる限り、第二問は、落とせませんね。「これはどこの学校にでも出る問題なんだから、ちゃんと問いてね、時間はあるでしょう?」と作成者が問いかけてくるようなもの。

     整数の性質の問いで、思考を問い、速さや割合の問いで、演習量が試されているようです。で、図形をバシッと出してくる。

     最後の追い上げと、失点をふせぐ対策として

     「数の性質」「速さ」「割合」

     の、三つにしぼり、関西では通称「水問題」というのですが、立体に水をいれて傾けたり、「ともなってかわる量」に関する問題を、どこの学校のものでもよいのでセレクトして、これは「じっくり考えて」解かせる、というのがよいでしょう。

     図形は、過去問をとにかく一通り多く目を通して理解しておく。

     下手に親が何を言っていいか迷う…

     これはこの時期の保護者ならば、みなさん感じるところです。

     しろくまはよく、「できることは自分でしっかりとやり、できないことは人にまかせる」ということを申します。

     何も言わないで、お母さんには、お母さんにできることをとにかく全力でやれば、男の子はそういう姿を見て、感じるところがあって自分の励みにもします。
     勉強に関しては塾の先生におまかせして、最後の最後までしっかり勉強に向き合える環境整備をしてやってください。

     何か追加質問があればどうぞ。

  4. 【1994545】 投稿者: しろくま  (ID:MP4Txe2SM1A) 投稿日時:2011年 01月 27日 21:22

    「もも」さま

     どうぞ、いつでもお気軽にお声かけくださいな。

     これは、「消化不良」を、そのまましばらく放置してしまっていたことが原因で、とくに女の子にはよくみられることです。
     小テストがある、課題がたくさん、とにかく前から1つずつ「片づけていく」という学習を続けていて、「リクツを理解する」「それがなぜそうなるかを考えながら解く」という工程が雑になっていたんだと思います。

     親の怠慢などではありませんよ。きっとお子さんは、お母さんに心配かけてはいけない、これくらいはやらなきゃ、と思って「声を上げず」にやってきたんだと思います。

     春休みまでは、やや大胆ですが、算数の課題も、「すべてやらなくてもよいよ」「でも、これはやろうね」という精査をしてやって、「理解」に重点を置いてやりましょう。
     でも… なかなか親がヨコについて、そういう指示が出せなくて…

     たった一日、そのうちの三時間、だけお時間を作ってやれませんか? ようするにお通いの塾の先生に面談を申し込んで、やるべきこと、まだ今できなくてもいいこと、を、塾の先生に整理してもらって(優先順位をつけてもらって)、本人に声をかけてもらう、というお願いをするんです。そのための時間だけをとってやってください。
     ここは塾の講師の活用のしどころですよ。「親ができない」「私にはできない」と思う必要はないんです。「できなくて当然」、しっかりできる親のほうが少数派です。やっておられる親でも6年の半ば過ぎたあたりから親ではできない問題がたくさん出てきてどーせお手上げになるんですよ。
     むしろ、なーにも最初から口だししないほうが、塾のやり方にはまりこみやすいです。

     お子さんが好きだ、尊敬している、という女性の算数講師はいませんか? こういう症状のお子さんの扱いは、たいへんよくわかっておられますよ。
     「もちろん、すべてやらせたいのですが、優先順位をつけてくれませんか?」と申し出てみてください。

     あと… ちょと古い言い方ですが、「拠点学習」というのをご本人ができていない可能性があります。

     「すべてやらなきゃ」「とにかくすべて」

     と、とらわれすぎている可能性があります。学習が大切なところも、そうでないところも、みな平板にずーーーとやってしまい、ここだっ というところをつかんで他は軽く流す、ということができていないタイプだと思います。

     算数の場合は、講師によっては講義中に「重要問題」を提示しているはずなんですよ。その重要問題をまずしっかりやって(拠点として)、その他に広げていって、「応用問題」には手を出さない、ということでも女子は今のところはOKなんです。
     後に志望校の算数の傾向にあわせて疎密をつければよいのですから。

     B問題、というのは、ABCの三段階の真ん中、ということですよね。それでOK。あと、それにAでもCでも、講師が重要だ、と、したものは目を通す、ということです。
     あと「質問」も本人に積極的に促してくださいね。なかなか質問に行けない子もいるのですが、そんな場合はまずは「こばんざめ質問」をさせてください。

     誰か、かならず、講師に積極的に質問に行く子がいるんです。その質問をヨコからのぞきこんで、ふむふむ、そうか、と、聞いていくんです。
     質問に行けない女の子の大部分は、「質問の仕方がわからない」んですよね。「こばんざめ質問」によって、質問の仕方も自然と身に付いていきます。

     あと「頼るのがしろくまさんしかいない」とお考えになるのも危険です。入試はトータル、いろいろな、利用できるものはすべて利用して向かっていく、というものです。
     相談のチャンネルは「1つ」にしてはいけませんよ。塾の先生、塾によってはチューター制度的なものもありますし、場合によっては塾友のお母さんどうしのお話、さらには事務員さんともお母さんは仲良くなっておく、というのも大切です。塾の事務所の受付周辺は「情報の山」ですよ。いろいろなチラシや案内があって、何気にみていると「あ、こんな講座があったんだ」、なんだか心配していたけど、6年になったらこんなことするんだ、というような資料も発見できます。
     もちろん、しろくまも、お手伝いしていきますからご安心を。

     以前に「魚料理の比喩」をお話ししたことがあるんです。お魚食べるの苦手な人いますよね。まだ身が付いているのに残している、ほんとはここがおいしいのに食べていない…
     塾もそういうところと似ています。

     何か追加質問があればどうぞ。

  5. 【1994546】 投稿者: 栗子  (ID:pL1tpDpoDzk) 投稿日時:2011年 01月 27日 21:24

    しろくま様

    このような、お忙しいであろう時期に、返信してくださって本当に感謝します。

    「数の性質」「割合」「速さ」

    この三つは特に注意して、あと4日間努力します。


    この2年ほどの受験勉強で、算数を得意にさせることなく本番を迎えてしまい、親としては悔いが残るばかりです・・

    アドバイス本当にありがとうございました。

  6. 【1994582】 投稿者: しろくま  (ID:MP4Txe2SM1A) 投稿日時:2011年 01月 27日 21:52

    「青ざめた母」さま

     具体化・抽象化、ということが、ぼんやりとしかお子さんはわかっておられないのかもしれません。その部分は、問題演習を通じて自分で気がつきなさい、と、数によるパターン認識で迫るケースもあり、特化して説明する場合は少ないので、苦手な子は、考え方そのものが取り残されている場合があります。

     このテの話のしろくまのまくらは以下のものでした。(以前にもお話ししたのですがこれはしろくまのオリジナルではありません。某国立大学附属中学校の先生がお話しされていたことを、中学受験用にしろくまが改造したものです。)

    A わたしは朝食にカレーうどんを食べる

     と、黒板に書くことから始まりました。え~ なんだそりゃ と、子どもたちからツッコミが入りまくります。

     じゃあおまえは何食べたの? きみはどう? パン、ごはん、などなど色々出てくる…

     「わたし」だから、カレーうどんになるやんな「人間は」で始めたらどうなる?

     人間は朝食にカレーうどんを食べる

     は、変やんな? 上の表現にあわせて、下を変えないと… パン、ごはん、卵焼き、ぜーんぶひっくるめて

    B 人間は食事をする

     でも、ねこや犬はどうや? はしやフォークとかナイフで、食べないから「食事」とは言えないやろ? 「動物は」で始めたら?

    C 動物は食物をとる

     くらいになるやろ? でも、どうや? 植物はどうなんねん? 毎朝、家の朝顔に、はい、と、ポテトチップスやってきたヤツおるか? おらんやろ? ぜーんぶに通用するように「生物は」で始めたらどうなる?


    D 生物は栄養を摂取する

     とかにならへんか?

     A→B→C→D の流れを「抽象化」、つまり、何にでも通用するように表現を変えることや。
     D→C→B→A の流れを「具体化」、つまり、「たとえば」で続けていくことや。

     生物は栄養を摂取する、たとえば、動物は食物をとる、たとえば、人間は食事する、たとえば、おれなんか朝食にカレーうどん食べて来たわっ

     と、説明してやるわけです。

     これをふまえて、説明文は、例の部分と意見の部分があり、例=具体、意見=抽象、と、して

     文章-例=意見

     と、説明してやるわけです。さきのABCDがわかっていると、理由説明題も解けやすくなります。

     なぜAですか? Dだから → 具体に線が引かれていて、その理由はなんですか、と、問われたら、抽象だから

     と、答えたら正解でしょう?

     なぜ、わたしは朝食にカレーうどんを食べたのですか? 栄養を摂取するためです。

     具体化と抽象化の訓練は、短文のこのような作成で訓練できるんですよ。ちょっと、いま、わたしが説明したように話してみてください。ひょっとしたら、ああ、そういうことか、と、要領がこの時期でもつかめるかもしれません。

     過去問は、囓って、咀嚼して、味わって、飲み込んで、で、間をおいて栄養となります。でも、身に付くには時間がかかるので、とりあえずは囓って、咀嚼して味わうまででOK。

     直前で、せっぱつまっておられるのに、過去問を解きもしないでお話しするなんてことはできません。うまい具合に手元に過去問があっただけのこと。それに麻布の国語の問題おもしろいですね。読んでいても楽しい…
     な~んて言うと、そんな気楽なっ と、怒られそうですが、でも、これは「国語」ですから、お子さんも読んでおもしろい、と思えれば、それは「読めた」ということなんですよ。
     残り少ないこの時期だからこそ、お子さんに、国語の文章読むのも楽しいよ、という一言を添えてやると、解かなくてはいけないんだっ という近視眼的な読みから解放されるかもです。

     とにかく、がんばりましょうね。しろくまも応援します。
     何か追加質問があればどうぞ。

  7. 【1994586】 投稿者: 母象  (ID:VEqUGg.dmVg) 投稿日時:2011年 01月 27日 21:56

    しろくま 様

    しろくま様のおっしゃる通りです。
    六甲クラスの案内をもらい塾に相談した時に「その志望校の出題傾向に即した基本」だからとりあえず六甲クラスで力をつけるようにと言われ受講を決めました。
    が、そこで納得しただけではいけなかったのですね。
    今度は「六甲のコースで勉強してもなお、星光に通じる部分」を聞いて子どもに伝えたいと思います。

    社会についての細かなご助言ありがとうございました!
    まずは地理は学校の教科書教科書の小5下巻での基本の確認ですね。
    そして小テストの表を作りたいと思います。
    息子は国語が苦手で、しろくま様の逆流法でようやく平均的な点数をとれるようになってきました。
    と言っても特別得意な教科があるわけではなく4教科すべて同じような偏差値です。
    ぜひ理科にも応用してみたいと思います。

    たくさんの相談を受けておられる中、丁寧なお返事をありがとうございました。
    ずっとROMして読んでいたつもりでも、我が子にうまく当てはめることができず相談させていただきましたが
    うかがって良かったです。
    しろくま様のこの部屋があることが本当に心強いです。
    これからもよろしくお願いいたします。

  8. 【1994600】 投稿者: もも  (ID:PKXOBsFPW3k) 投稿日時:2011年 01月 27日 22:08

    しろくま様
     
    お忙しいのに、優しい返事をありがとうございます。

    塾の教育相談うけてみます。この範囲もあの範囲もと手を出し、全部中途半端で確かに質問の仕方もわからない様子です。
    だから何をしていいのかわからなくてと。

    数字の感覚がないからできないのかなと思っていたので、周りの方に相談するのも躊躇していました。大人からみるとありえない答えの数字でも平気で答える娘に卵パックをだして説明したりしながら、もう6年なのにどうしようと焦っていました。

    はい、まだ1年はありますので頑張ってみます。頑張れるような環境もつくります。

    しろくまさんのお返事にとても勇気を頂きました。感謝でいっぱいです!

    ありがとうございました。
    今日で5年生最後の授業をうけて今帰ってきた娘は、塾も大好きだけどしろくまさんももっと大好きと、頑張ると言っています。

    またこんなに頑張ったと報告させていただけるようにします。

    ありがとうございます。取りいそぎ

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