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【2444410】私立中学の価値ーゼロ 

投稿者: 適性   (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 02月 25日 16:18

内容は、私立中学の価値から続く話題です。教育全般です

条件は1つだけ・・「最初から、誰かを、無視する意図がある人を除く」です。

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  1. 【2693269】 投稿者: 地域、時代  (ID:elgBrxygLEg) 投稿日時:2012年 09月 20日 08:55

    番組の中で数名のリーダーが取り上げられていたのですが、その中で非常に印象的だった方2名のお話を書いてみます。

    「体育会出身の親分肌上司」

    従来型のピラミッド型の組織では体育会出身、親分肌として、その方は非常に優秀な上司として存在していた。
    しかし、プレイヤー型としてリーダー職を任された時に、その方は大きな壁にぶち当たるんです。
    部下がその方の叱責を受け入れないのですね。 ー部下の反乱?
    トップダウン的な考え方よりも、双方向感覚の新しい組織のあり方が、大きな壁としてその方の前に立ちふさがるのです。
    しかし、その方は悩み、苦しみ、どん底まで落ちながらもリーダーとしての自分とは?を深く考えチームのあり方を模索し続けていく。
    すごい方だな。と思いました。


    もう一人

    「叱る事が出来ない上司」

    弱いんですよ~。その方自身が。
    雰囲気からも、リーダー的な強さがない。
    最後の方に、その方自身が「嫌われるんじゃないかな。と思って強く相手に言えない。」と語ってらっしゃいました。
    「私は保身を考えているのかもしれません」と、言っていた言葉が印象的。
    その方と部下の方のやり取りがあったのですが、私は目が点。
    「そりゃ、そんなに曖昧な言い方では、相手には伝わらないよね。この叱り方で伝わる相手は、最初から叱る必要がない部下だよな。。」と、ちょっとびっくりしてしまいました。

  2. 【2693297】 投稿者: 地域、時代  (ID:elgBrxygLEg) 投稿日時:2012年 09月 20日 09:09

    信頼感様

    すごくわかりやすいお話ありがとうございます。

    私自身が常日頃から感じている事は、
    「もし私が非常に良い環境で育っていたのなら私はこんな性格になっていたのだろうか?」という疑問です。(^_^;)
    自分の中の「気質の一部の表現の仕方」に非常に「環境的なもの」が深く関わっている気がするのです。

    私自身は自分が非常に臆病で小心だと思う事が多い。
    だから、それを隠そう、隠そうとする。
    自分の見た目に乗っかってしまえ、みたいな感じがあるような気がします。

  3. 【2694012】 投稿者: 信頼感  (ID:bBScqR/DWss) 投稿日時:2012年 09月 20日 17:42

    >(*)リーダーとは、組織によりなんらか指定されたものです。リーダーシップとは違う。リーダーとリーダーシップは同じではなく(むしろ多くの場合には無関係で)関係性ありき、で立ち現れるもの。  

    河合氏の著書で確か・・・
    ↑前述部分を「ヘッドシップ」、後述を「リーダーシップ」と分けて説明されていました。影響力としてヘッドシップは地位、リーダシップは個人の魅力に依存する・・・だったかな・・・そんな趣旨でした。

    リーダーシップ教育とは違いますが・・・この夏、Life is tech!というITサマーキャンプに娘が参加しました。iPhone、Androidアプリ制作や2Dゲーム制作、Webデザイン等のプログラムを学ぶキャンプでした。シリコンバレーの教育方法を中高生向けにアレンジした内容だそうです。場所は、東大の福武ラーニングスタジオだったので雰囲気も良かったです。最終日に全員各々制作物の発表をするんですが、ホント面白かった。大人じゃ考えつかないアイディアの宝庫でした。出口のない迷路を作った小学生がいて、どうやってクリアするのかと思えば、迷路の壁の中に出口が仕組まれているんです・・・お腹抱えて笑っちゃいました。彼らの殆どが共通の悩みを抱えていて、それがバグ潰し。発表の直前までアプリを修正したり・・子供達の真剣なまなざしに感動しました。各々、制作するので自分自身のアイディアをストレートに表現できるので能動的に行動できます。チームで制作となるとリーダシップやフォロワーシップの発揮し合いになるのでしょうね。チューターの方々は、とにかく絶対に否定的言葉を発しません。そして、「こうしたらどう???」みたいな誘導もしません。必ず、どうしたい?次はどうする??と子供達に投げかけ、作品の評価は必ずポジティブな表現で、100%思う存分子供達のアイディアへのサポートをされていました。何となく直感なのですが、思う存分やりきった経験が(完全に信用された経験)リーダーシップを育む上で必須なのかなって思いました。母性との依存関係に近いかな・・・。

  4. 【2694944】 投稿者: 量的  (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 21日 11:05

    適性さん、

    本日は、充電のための休暇なので、昼間ですがリーダーシップのおはなし、少し継続で書いてみます。
    ・・・書いていただいたことには、Agreeです。


    まず、『自分が、今、まさに、生み出すべき価値とは何なのか』、をとらわれることなく考えることから、リーダーシップは始まるけれど、それは、自分の”組織”ありきではないし、”武器””能力”ありきでもない、と思っています。

    ですので、比較のために、「組織のために、自分の能力を提供することを能動に行える思考力・意志力」という定義・キーステートメントを仮に考えると、わたしはそこからは何もでてこないと考えます。(=その言葉からリーダーシップが、具体的に切り出されないし見えない。)

    なぜか?

    リーダーシップを発揮している状況を見て、表面を見て解釈しているように見えます。それは、結果としてある組織で「リーダーシップ」を取ることの表面の現象、幻影の描写に過ぎないから。リーダーシップを発揮するひと、できるひとは、その表現に実態・内実がないので納得しないのではないでしょうか。少なくとも、わたしは、自分がしているリーダーシップの表現としてはちょっと納得ができません。

    リーダーシップは、10名中7名はもっていいのだと言いました。
    『他者とともに、「価値」をつくれて、その現場・状況をリードーできることが、リーダーシップです。
    ですので、コントラクター(派遣社員)であろうが、ピラミッドの上下関係であろうが、状況において、リーダーシップは発揮されますし、そういう考え方をすることで、初めて、そのチームは真にやる気になるものと思います。(「価値」を見出すとは、「何のために」ということでもあります。)

    ただし10名中7名と仮に書いた数字(これは6名でも8名でも、状況次第ですが)は、”リーダーシップ発揮の観点で戦力になる”人数です。残りのかたは、オペレーショナルな仕事を、きちんとするだけかもしれないし、修行中(教育期間中)かもしれないし、というイメージです。

    オペレーショナルな組織、とはピラミッドの上下関係です。知力や臨機応変な工夫の必要な社会のリーダーシップは、円環的なフラットな(=平等な)関係に結果として近づくはず。

    事務の仕事ひとつとっても、言われたことをきちんとやる、だけでは、時間給800-900円という評価をされる仕事ですが、そこに「気づき」が入ってくれば、それは二倍三倍の価値があることもある。「この仕事はわたしのみるところ、こうすれば飛躍的に早くなる、楽になる、手間がかからない、・・ここは省いて良い。」などなどを事務の人が提案することは非常に大きな価値です。その提案がクリティカルであれば、、まさにリーダーシップです。社長ができなくてか彼女はできるという仕事かもしれません。・・・知的社会の仕事とは、それをさらに何段階か進化させて、時間あたり何百万円の価値に高めたものです。


    ・・・話変わって、先ほど、BS歴史館で信長の桶狭間の話をしていたので、見ていましたが、良い番組でした。
    兵農分離して、馬廻り衆を鍛え上げて、ピラミッド構造を打破した組織にしたのは、臨機応変な対応に向けた対策ですが、彼が価値を常に考えたから、”結果として出てきたこと”ですね。(*)


    最後に、信長は彼のActivityのほとんどが、彼固有の「才能」と思われるばかりであって、多くの人がそう見ていると思いますが、重要なことは、意図してか単に結果かを問わずかれが「教育」をしていたということ。・・これは、今の私立中高の教育への目線に、核心部分でつながりますね。OJTをしていたと思います。ただし、彼が考えていることの高級さは普通、理解されないということだと思います。


    乱文で失礼します。




    (*)
    ただし、組織的に言えば、かれはリーダでもあり、二段階、三段階(あるいはもっと?)上のリーダーシップを持ち、各人のリーダーシップを発揮させた。各人が発揮したのは、単に能力ではなく、リーダーシップだったのは、秀吉も家康も、信長から”学んだ”ということがあるから。

  5. 【2694948】 投稿者: 量的  (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 21日 11:08

    信頼感さま、

    幼い頃から、リーダーシップに資する教育の切り口で考えると見えてくるところあると思っております。娘さんの参加された活動の中にも通じるところがありそうに思われました。

  6. 【2695456】 投稿者: 適性  (ID:5MLMY8keo7M) 投稿日時:2012年 09月 21日 17:20

    ■量的さん。

    量的さんの、リーダー湿布・・

    えーなんと言えばいいのか・・

    リーダーシップを意識する・・『順番』が違う・・・と表現すればいいのでしょうかね。


    リーダーシップという言葉・・・・・『他者とともに、「価値」をつくれて、その現場・状況をリードーできることが、リーダーシップです。』なのですが・・・

    それを、普通の人が、意識したとたんに・・・リーダー(その場だけであっても)『らしく』なくては・・という呪縛が、発生する気がするのです。(笑)


    多分、量的さんの、感覚としては、

    意識として・・・・

    ●「価値」をつくる発想・プランがある →→→ ●その現場・状況をリードーできた 

    で『終了』していい。(価値が生まれたのだから、それでいい)


    『結果』としては・・・『リーダーシップがあった。』と、評価する。(される)
    リーダーシップなどは、意識するなら、「後」で意識すればいい。


    これが・・意識しすぎると・・

    ●「価値」をつくる発想・プランがある →→→この場を「リード」しなくてはいけない。リーダーシップを発揮しなくては・・・リーダーシップを『作ろう』・・・・・・


    >「リーダーシップ」を取ることの表面の現象、幻影

    を、「先」に意識して。そこで、とらわれて・・

    >『自分が、今、まさに、生み出すべき価値とは何なのか』、をとらわれることなく考える

    ことができなくなる。


    自分が「リーダーシップ」をとろうと意識した上で、「価値」を作ることができたと思えて・・・やっと自分が「リーダーシップ」を発揮したと思うことができる。

    という感じでしょうか・・

    リーダーとリーダーシップが違うとは、わかっていても、一瞬、その場で「リーダー」的立場を作ろうとしてしまう。意識しないと、自分の「リーダーシップ」が存在しない・・と感じてしまう。


    そこらへんが・・・ある意味、発想を転換しないと。

    量的さんの求める、リーダーシップは、もっと、もっと「自由」ですよね。「枠」からではない。

    >知力や臨機応変な工夫の必要な社会のリーダーシップは、円環的なフラットな(=平等な)関係に結果として近づくはず。

    ということですし。

  7. 【2696019】 投稿者: 量的  (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 22日 02:35

    ・・そうですね。一瞬、その場で「リーダー」的立場を作ろうとしてしまう。また、そのように意識しないと、(リーダー=リーダシップとしかイメージできていないがゆえに) 自分の「リーダーシップ」が存在しない、存在できない・・と感じて焦ってしまう。 このような悪い例として思い出すのが、「宇宙飛行士選抜試験」(光文社新書)ですね。


    この本は、普段なら絶対に読まない本でしたが、適性さんから推薦されて、わたしも読んで議論した本です。この「宇宙飛行士選抜試験」(光文社新書)に久しぶりに戻ると、


    http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A3%AB%E9%81%B8%E6%8A%9C%E8%A9%A6%E9%A8%93-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A4%A7%E9%90%98-%E8%89%AF%E4%B8%80/dp/4334035701

    候補者10名から1-2名選抜という試験のドキュメント仕立てだけれども、見通しも読みも考えもない、あまりにひどい候補者連中のリーダーシップのレベルが出てきてしまう。

    具体的に思い出すと、皆、「リーダ-として、手を挙げたら、そのセッションは、リーダになる」みたいな稚拙なイメージで、メンバーにリーダーシップを行使しようとする。実に初歩レベルです。自分が、その作業の本質を考えて、結果(=「価値」)に至る道筋を出せる道を気づいたのかどうかではなく、ここで「リーダ」であることを見せて点数をとらねばならない、・・・みたいな、最初から勘違いもいいところから発想する候補者達。

    ・・30才近い連中のなかで鳴り物入りで選ばれたかのように、本では演出している若い人々が、こんなにもリーダーシップがないのかな、と愕然とします。新書ではひたすら、それすらも「美談」に仕立て上げて進行しています。

    悪い例として、思い出しました。


    <適性さんWrote>
    リーダーとリーダーシップが違うとは、わかっていても、一瞬、その場で「リーダー」的立場を作ろうとしてしまう。意識しないと、自分の「リーダーシップ」が存在しない・・と感じてしまう。

  8. 【2696121】 投稿者: 地域、時代  (ID:elgBrxygLEg) 投稿日時:2012年 09月 22日 08:35

    みなさんのリーダーシップに関する考え方すごく勉強になります。

    量的様がおっしゃる

    事務の仕事ひとつとっても、言われたことをきちんとやる、だけでは、時間給800-900円という評価をされる仕事ですが、そこに「気づき」が入ってくれば、それは二倍三倍の価値があることもある。「この仕事はわたしのみるところ、こうすれば飛躍的に早くなる、楽になる、手間がかからない、・・ここは省いて良い。」などなどを事務の人が提案することは非常に大きな価値です。その提案がクリティカルであれば、、まさにリーダーシップです。
    _______________________________________

    この意見には私は違和感があります。
    これは、リーダーシップではなく「高度なスキル」ではないでしょうか?
    これが出来る子、出来る方は多いのでは?


    また

    秀吉も家康も、信長から”学んだ”ということがあるから。
    ________________________________________

    ここにも違和感が。。。

    信長から学んだのでしょうか?
    信長から「学ぶほどに話を聞ける」者達は、その段階ですでにトップクラスのリーダー。

    私は信長は政策、施策に関しては非常に優秀であったと思います。
    楽市楽座や、出自に囚われず有能な人間を見分ける力はすごかった。
    しかし、リーダーとしてどうだったのか?かな、と思う部分が大きいです。

    自分の存在を脅かさない者達には寛容。
    しかし、そうではないものは排除していくリーダーなのでは?
    部下に裏切られる。
    これは、リーダーとしてもっとも恥ずべき姿なのではないでしょうか?
    自分の言う事を聞かない部下からは「何かを奪い取る」こんなやり方は誰にだって出来ると思います。
    「リーダーの言う事を、部下の納得ナシに無理矢理聞かせるだけ」ですからね。
    こりゃ、一番手っ取り早い簡単な方法だ。

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