安保法制どうなる？｜掲示板スレッド

世界政府！

国家安全保障を一任！

戦力放棄！

憲法9条！

いやいや、素晴らしい理想である。


ところで、なんで、

個別的自衛権の行使は合憲で、集団的自衛権の行使は違憲なんだっけ？


笑

＞音速の貴公子(ID:GXj9PGV8e72)殿

故あり。
機会到来の時点で、明らかにする所存。
しばし、ご猶予賜りたい。

村山内閣の自衛隊合憲論は、確かに現象的には奇異に感じる。
しかし、「自社さきがけ連立内閣」の政治史的意味合いから考察すると、また別の評価もあり得る。
すなわち、社会党が政権に就く意義と自衛隊違憲に固執して混乱を引き起こす事態との比較衡量である。

あのとき狡猾な自民党は、政権復帰の大義のため、あえて社会党委員長に花を持たす（総理の座を譲る）
との懐の深さを見せた。自民党の政権復帰にかける執念の凄味に舌を巻いたものだ。
そんな自民党から示された手打ちの絶対ラインが、自衛隊合憲の表明だった。

換言すれば、ボンボン世襲議員ばかりが跳梁跋扈する現在の自民党には、そのような軍略はみられない。
安倍は、ただ私的な情念の成就しか念頭にない。周囲も、それを諌める勇気ある忠臣はない。
それが、現在の政治的混乱の遠因である。

前掲の佐藤功氏の書籍の該当箇所を引用すると、

第１章戦争の放棄
第１節戦争放棄の世界史的意義
２ 第九条の特色

右に掲げた諸国の憲法の例に比して、日本国憲法の第九条は、平和主義・戦争の禁止をさらに徹底したものである。すなわち、第九条は、第１に侵略戦争のみならず一切の戦争を放棄し、第２に「戦争」のみならず、さらに「武力の行使」および「武力による威嚇」をも放棄し、第３に、これに伴い、さらに軍備の不保持と、交戦権の否認を定めているのである。そこに第九条の世界史的意義が存するといってよい。すなわち、それは従来、各国がその国家主権の最も明瞭な現れとして当然にもつものとされていたところの自衛の戦争をなす権利および軍備を保持する権利を放棄する。そこに根本的には従来の国家主権の観念そのものの転回が見られるといえよう。すなわち、それは国家の主権を国家よりもさらに一段高次の国際社会に委譲するという思想、すなわち、いわゆる世界連邦または世界国家の思想に連なるものということができる。もしもこのような世界連邦または世界国家が形成された場合においては、それを構成する各国の間に紛争が生じたときには、それはその世界連邦または世界国家の内部紛争であって、その解決は、もはやいずれの国家にも属さない世界連邦または世界国家自身の警察軍の機能によって解決されるべきものとなり、従って、各国はその固有の軍備を保持する必要もないことになるのである。第九条の趣旨はこのような構想の下で最もよく理解されるといえよう。

以上のように、

憲法9条は、素晴らしい理想をうたっている。


さてさて、

個別的自衛権が合憲で、集団的自衛権が違憲なのは

なぜなのか？


笑

簡単にいうと、自民党に投票すると戦争になるということだ。
沖縄に新基地を作ればミサイル攻撃の標的になることは明白であり
鳩山先生が何故基地を国外へとご努力されたのかをお考えいただきたい。
基地も米兵も戦闘機も訓練もない、
一切の戦力のない沖縄が平和なのは明らかだ。
これこそが憲法９条の理念であり民主党が目指すべき平和国家日本である。
自民党のように集団的自衛権行使によってアメリカのご機嫌取りで日本が平和だなんてまさに脳内お花畑、
自衛隊員は戦闘地域で多数戦死、国内においては自爆テロが頻発、こうして日本が戦争に巻き込まれていく。
アメリカに国を売る自民党を野放しにしてはならない。

＞やっぱり政治家は信念を曲げたら終わりだな。

その点、安部さんは、村山さんより上だなあ。

そこは祖父ゆずりか。


笑

＞すなわち、社会党が政権に就く意義と自衛隊違憲に固執して



①社会党は自衛隊の存在自体を認めないとしたのでしたっけ？
②それとも自衛隊は認めつつも違憲状態にあるとしてたのでしたですかね？

社会党が政権を握ったのですから、①の場合なら自衛隊を解体すべきです。②の場合なら憲法を変える手続きをすべきです。

出来なかったなら政権を自民党に返せばいいんです。笑


村山爺さん、合憲だもんなぁ。社会党が社会党で亡くなった瞬間。笑





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