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【2444410】私立中学の価値ーゼロ 

投稿者: 適性   (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 02月 25日 16:18

内容は、私立中学の価値から続く話題です。教育全般です

条件は1つだけ・・「最初から、誰かを、無視する意図がある人を除く」です。

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  1. 【2493419】 投稿者: 離陸  (ID:4pXnDdC9Cf2) 投稿日時:2012年 04月 02日 23:47

    女性のキャリア形成については、うちの子供が社会人になることを考えると、身近なテーマになっています。
    私の勤務する会社でも、優秀な女性エンジニアが毎年数名入社しているのですが、今迄、幹部職まで勤め続けた女性エンジニアは皆無ですし、私の部署には未だかつて一人もいません。ですが、目を海外に向けると付き合いのあるのある海外のグローバル企業や客先の会社には女性GMやエンジニアが少ないながらも一定数いるし、専門によっては女性エンジニアが圧倒的多数と言う部門もありました。以前は、国によって女性が就業する事情が違うのだろうという程度にしか考えませんでしたが、日本でも女性の就業環境が整ってくると、実は私の勤務する会社でも女性の就業支援は制度的にかなり進歩的であるにもかかわらず、何故、私の勤務する会社から拡大解釈して日本のエンジニア業界では女性エンジニアが圧倒的に少なく、海外では一定人数仕事を継続出来ているのか、その対比を観察し、その違いが目につくようになりました。これは、私の従事する仕事環境からの見方ですので、一般化して他にも当てはまるとは思いません。一例として見てください。


    組織内:      個人への依存度高 vs  適正人員組織構成

    個人の責任、権限  仕切り不明瞭多し vs  仕切り明瞭   

    意思決定:     会社の部門決定  vs  プロジェクト選任者による決定
              依存度高 

    コミュニケーション:閉塞 vs  開放  

    意思決定の過程:  不透明      vs  明瞭

    アプローチ:    問解点対応型(後手)vs  予防による対応型(先手)
                                       
    要領、手順:    不明瞭 vs  明文化 

    対策案:      単一案提示 vs オプション比較提示

    結論に導く重視:  結果重視 vs 手順重視

    行動        フォロー vs チャレンジ

    付加価値を生む効率:低い vs 高い

    個人の就業時間:  長い vs  短い


    ===========================================================        


    日本型      vs グローバル型


    上記の様々な要因が折り重なって醸し出す、閉塞的な組織オリエンティドな男性中心の村社会に近い日本的組織が、女性の受け付け入れの大きな抵抗になっているように思えます。私の部門でも実際には女性エンジニアが入ってきても受け入れ上何の問題もありません。今、思い出しましたが、私も30台の時に中国国営会社からの女性エンジニアのアドバイザーをオンジョブで約半年間したことがあります。ただ、他部門の女性エンジニアを見ていると、馬車馬のごとく働く男性陣の中で頑張れるのは独身のうちで、本スレでもご指摘があったように、家庭を持った後の両立のための割り切りを如何に作れるかが、仕事を継続しキャリアを作るポイントのように思います。

  2. 【2493463】 投稿者: 離陸  (ID:4pXnDdC9Cf2) 投稿日時:2012年 04月 03日 00:48

    量的さん、

    社会人にとって、自分の思考を的確に他者に分かりやすい伝える技法としての文章表現力は、必要条件の一つだということは異論はないと思います。私が大学を卒業し社会人になって感じたことのひとつに、大学での研究以前に学校で学んだ問題解決のアプローチが、所詮、数十分で解けるように造られた問題にばかり向かい合い続けてきた弊害がありました。若い時の読書不足、深考不足は今となれば恥じ入るばかりです。少年時代の古典や国文学に造詣深い母からのアプローチは、外遊びを全力で楽しんでいた少年には受け入れる余地がなかったことを、大人になり悟りました。


    今、子供は、読書、授業、公文、両親や周りの人との会話の力によって、国語や記述に関して、幸いにして得意だという意識を持っています。下の子は、文芸関連部の卒業生先輩から、作品を書く時間が自由にたくさん取れるのは中高のうちだから、たくさん書くことを勧められ、それはよく書き続けて、部で作品集を製本して、学内で読んでもらっているようです。短く要約する表現する力から、長く複雑な思考のつながりを整然と表現する力迄、質・量ともに幅の広い記述表現が出来るようにするには、やはり、良く思考し手を動かす環境が有効ということなのでしょう。親として、子供の作文をこのPCをいつでもあけることで後押ししています。(本当は互いにもう少し~!と取り合いです)

  3. 【2493470】 投稿者: 面白い考え方ですね  (ID:ytl1yYfXn2s) 投稿日時:2012年 04月 03日 00:53

    地域、時代さま

    学問を選択する道は、何をするのにもつぶしがきく道だと思っています。おっしゃる通り、給料は少ないですが、共稼ぎしなくても普通の生活はできますし、余程のことがないかぎりクビにもなりませんし、(笑)。


    現実様

    > 友人の子どもが大学のとき、研究で功績があったということで、研究室に残ってほしいといわれたそうですが、そういう仕事は給料が安いから企業に就職したと聞きました。とても残念に思いました。

    給料は、やはり、大事なポイントだと思います。給料が高ければ、満足度は高いと思います。でも、負け惜しみではないですが、給料が安くても満足度の高い仕事はありますので、本人の価値観で選択すれば良いと思います。

  4. 【2493888】 投稿者: 高校生親  (ID:PRfb5WRAKHY) 投稿日時:2012年 04月 03日 14:13

    この掲示板はミクロな受験情報(場合によっては過度にミクロ)に偏っているように感じており、他スレでそのように書きこんだところ、このスレを紹介頂きました。他のスレとは違うレベルの見識が、様々な観点から展開されていて、興味深く拝見しております。

    私の問題意識は以下の通りです。


    今世界で日本が苦境に立っているのは衆目の一致するところ。かつて経済一流、政治二流と言われていましたが、最近は経済もあやしくなってきました。


    特にマネジメント・ホワイトカラーの生産性の低さが良く言われています。私の仕事でも、欧米・シンガポール辺りにはちょっと太刀打ちできないのがいると感じています。その仕事を担っているのは、まさにここで「どうやって合格するか」が議論されているような東大を中心とした一流大学を卒業した層。小学校・中学校の時から合格へ向けて皆が血眼になっている事から見ると非常に悲しい状況です。


    この一つの原因として、日本の東大を頂点とした一流大学のピラミッド構造というのがあると思います。東大というのはそもそも官僚養成学校。そして官僚と言うのは(高度成長時代は違いましたが)基本的に前例主義で、保守が原則です。今の日本に問題があるとすれば、マネジメント・ホワイトカラーが方向性をかえるリーダーシップを発揮しなければならないんですが、それは東大からは出てこないように思います。


    その東大を頂点とするピラミッドを、問題意識も、批判精神も芽生える前からひたすら目指し(目指さされ)、その為のテクニックを身につけ、めでたく合格した学生に現状への問題意識、変革の発想力を期待するのは難しい。それが現在の問題状況の背景の一つなんではないかと思っています。


    ではどうすればいいのか。難しいですね。皆さんのご意見を頂戴いたしたいと思います。


    私の意見を端的にいうと欧米に近い、入りやすく卒業し難い大学を想定しています。「これからは中国式の教育の時代」とも言われますが、成熟期に入っている日本の経済・社会では参考に出来ず、既にその段階に入っている欧米型がモデルになると思うのです。

  5. 【2494026】 投稿者: 量的  (ID:OSUXmG3sukw) 投稿日時:2012年 04月 03日 16:39

    地域、時代さん、
    遅レスですみません。補足のコメントいただいてどうもありがとうございます。
    わたしも、そういう位置づけ/感覚で議論をしているつもりです。

    >
    追伸、また言葉足らず、申し訳ありません。
    私のような進路を選択する若者はごくごく一握りだと思います。
    ですので、量的様の考え方や経験談の方が、多くの方達の参考になると思いますので、よろしくお願いいたします。

    万が一、私のようなかなりリスクの高い職業を望む子供達がいたら、と私は色々書いただけですので、そこの部分を明確にしておかねば、、と思い追伸させて頂きました。

  6. 【2494095】 投稿者: 量的  (ID:OSUXmG3sukw) 投稿日時:2012年 04月 03日 17:40

    離陸さん、
    遅レスですみません。

    なぜ、そういうアプローチが必要なについて考えでいます。今は、日本語が、英語などに比べて、持っている構造的な特徴に注目しています。そのために日本語を日常的に使用していく中で、われわれが論理的能力を自然に伸ばすことは難しいということです。

    この点をさらに考えると、具体的には、
    ①主語を省いて曖昧にしても日本文は成立して違和感が生じにくい。
    ②目的語を省いても、文章で違和感を持ちにくい。曖昧なままに文を作ることができる。
    ③連用形を多用するとどんどん文章をつなげられ、接続詞が省かれる。
     →繋がっている文章が”および”なのか、”しかし”、なのか、”そして”、なのか、”そのため”なのか、等がはっきりしないままに文章を書ける。
    ④明確に書かないことを奥ゆかしいとする風潮に甘え、論理的繋がりが、しばしば軽視されやすい。

    ・・他にもあるかもしれません。

    しかし、これらのいずれの点についても、中高の国語教師が普通は、作文のチェックの中でそれほど指摘しない。このことが大きいのではないかと思っています。例えば、私立では、「卒業論文」と称して文章を書かせるところは多いと思います。先生が、文章の添削や論理の繋がりがおかしいなどの詳細な指摘までしてくれる学校はほとんど皆無だと思います。そこまで書かせたことのフォローをしないとほんとうはダメと思います。(たいそう辛口に言えば、という話です。)

    こと、国語力の部分については、長文のレポートの授業でも、最後の添削までにはなかなか至っていないことや、勝手気ままな多読だけでは、余りに実力を付けるには遠回りで効果も定かではないため、もし、学校がやらなければ、家庭で面倒みるか、それ以外の外部の指導者に見て貰う機会に養うしかないと考えています。

    <離陸さんwrote>
    社会人にとって、自分の思考を的確に他者に分かりやすい伝える技法としての文章表現力は、必要条件の一つだということは異論はないと思います。(中略) ・・今、子供は、読書、授業、公文、両親や周りの人との会話の力によって、国語や記述に関して、幸いにして得意だという意識を持っています。下の子は、文芸関連部の卒業生先輩から、作品を書く時間が自由にたくさん取れるのは中高のうちだから、たくさん書くことを勧められ、それはよく書き続けて、部で作品集を製本して、学内で読んでもらっているようです。短く要約する表現する力から、長く複雑な思考のつながりを整然と表現する力迄、質・量ともに幅の広い記述表現が出来るようにするには、やはり、良く思考し手を動かす環境が有効ということなのでしょう。

  7. 【2494103】 投稿者: 量的  (ID:OSUXmG3sukw) 投稿日時:2012年 04月 03日 17:52

    企業の側としては、理系の「国語力」をとにかくあげてほしい、
    これが、最優先課題に見えてしまうのです。


    文系と理系で話が大分違うような気がします。自分は理系なので、文章力の面ではあまり学生のことを言えないのですが... 論文を書いたときの日本語がでたらめという学生が多いですね。数学的素養は高い学生でも、文章力はかなり落ちています。さすがに、100字かけないという学生にはお目にかかったことはありませんが。 ただ、自分も学生時代に先生に直されて、少しずつ文章力をつけていったので、必要があればなんとかなるのだと思います。

  8. 【2494112】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:FzZHIi6q7Js) 投稿日時:2012年 04月 03日 18:03

    東京は嵐です。
    関西圏はすでに峠を越えたのでしょうか。
    どうかみなさんお気をつけて。

    私は、帰宅命令を出して、自分もさっさと帰ってきました。

    ====
    現実さん、面白い考え方ですねさん、地域、時代さん

    仕事柄、大学の先生の給与など仄聞するのですが、そんなに安いという感覚は持っておりません。
    ただし、順調にキャリアを重ねた場合、でしょうか。

    エイヤとモデルを置くと、
    27歳 大学院博士課程修了、ポスドクに就任
    31歳 助教に就任
    40歳 准教授に就任
    50歳 教授に就任
    65歳 定年
    くらいが、まあ成功するモデルでしょうか。
    ざっと計算して、博士課程の無い大学で3~3.5億+退職金が生涯年収、旧帝大クラスだと、大学院指導ほか各種手当がついて、さらに高いでしょう。

    従来日本を支えてきた電気メーカですと、この給与水準は、ざっと言って、トップクラスではないけれど、そこそこ出世して、本社課長や現場の部長レベルに到達した人と同じくらいではないかと思います。

    もちろん、大企業で成功すればずっと給料は高い(大学の先生が研究業績をあげても給料はあまり変わらない)ですし、外資金融、コンサル、開業医などと比較すると見劣りします。

    しかし、あまり、大学の先生は安月給、というイメージでもないです。

    むしろ問題は、上のような、30年前は当たり前だったキャリアが難しく鳴っている、あるいは、アカデミア志望の人のごく一部しか歩めなくなっていることかな、と推察しています。

    つまらなそうに仕事をしている先生方もおられるし、一般に、先生方は雑務が忙しすぎるように思いますが、やりがいや重要性は今後も変わらないと考えております。

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