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投稿者: 適性 (ID:RfnxxivKKcs) 投稿日時:2012年 02月 25日 16:18
内容は、私立中学の価値から続く話題です。教育全般です
条件は1つだけ・・「最初から、誰かを、無視する意図がある人を除く」です。
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【2672785】 投稿者: (愛読者改め)スプリング (ID:B9RGs4hSjao) 投稿日時:2012年 09月 03日 23:47
(HN変えました)
量的様の「リーダーシップ論」、面白いです。
私の職場もそうで、「上意下達」のリーダーシップでは、
同時並行的に起こる常時のできごとに、うまく対応できなくなるので、
組織のあり方としては、脳細胞のよう、ですね。
それぞれの脳神経細胞(=担当者)がキャッチした情報に、
キャッチした脳神経細胞(担当者)がリーダーシップをとって反応(外部対応、働きかけ)しつつ、
他の脳神経細胞(担当者)に情報を伝達して、チーム(脳全体)で策を練る。
常時、こんな感じです。
>では、リーダーシップを10名のグループで多数が持つとは、どういう状況でしょうか。
>それは、個人個人が、仕事に責任を持てるだけの見識とその期待される仕事をこなせる能力があるということです。その仕事あるいは役割とは何かというと、最初から所与に与えられるものではなく、グループの共通の生み出すべき価値(つまりミッション)から切り出される。
>そのためには、各人の側に共通の認識を持ちうる具体的な素養(土台)と、自由な対応の能力(直感&理性)が必要になります。
↑
量的様
ここの、「共通認識」のところは、量的様がお書きになったとおり、と思います。
このごろ、若いメンバーを鍛えながら仕事をしていて思うのは、
量的様ご指摘の、「自由な対応の能力(直感&理性)」のところですね。
「認識(ミッションの共有)」の議論を深くすれば、「対応」は(自分の頭で)考えていくようになるだろう、
と必ずしも言えなくなくなってきている、という状況に、直面しているのですね。。。
これが、若い人の教育で、今、一番悩んでいるところです。 -
【2672789】 投稿者: 量的 (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 03日 23:54
地域・時代さん、
下記のことはとても印象的です。・・高級なことだと思います。相手からみたリーダー湿布に気づけることは素晴らしいです。
例で考えると、今、オーケストラの指揮者は、「巨匠」の時代ではなくなったと言われます。これはそういう才能の指揮者が世界にいなくなったとりうよりも、構成員が望む、「集団のキャラ」が変わったからなのです。これはまさにビジネスの世界でも言えるものです。
わたしは、オーケストラコンサートを聞きに行ったり、佐渡裕の成功の秘訣を考えてみた時に、
リーダー湿布のあり方が30年ほど前とは全く違うということを学びました。
・・・このことは、これから社会で生きている、中高生に役立たないはずはない、大きな「知識」です。
世界史の年号などを断片的に覚える知識よりも、価値ありだな、と思います。
後半の部分ですが、リーダーシップがもし、「順番」だとすれば、相手の私生活の管理などには、全面的な責任はありません。(私の会社の場合には、リーダー湿布をとる人げに外にライン管理職は、カウンセラー的な役割が、業務分掌あるかもしれませんが、私の仕事でも、メンバーの精神衛生面は優先度を高くしていて、絶えず、気を配っています。でも、それは上司が部下を気遣うからではなく、「戦友」としてです。。。
<地域・時代さんWrote>
見方を変えれば「メンバー全員から、メンバー全員の主観に私はさらされており、メンバー全員からコントロールをされている」という事にもなっていると思います。
私がへこんだり、落ち込んだりするのは
「メンバー全員の主観にさらされている自分が相手にどのように映っているのか」という部分です。
私の自分とは?のキャラの想像通りに相手も思ってくれている場合は非常にスムーズに事が運ぶ。
しかし、主観と主観が「合致」してない時がある。
大概、ここでストレスや仕事がスムーズにいかない事が生じます。
絶対的な命令を下さなければいけない事意外の場面で、ストレスが生じたり、やって欲しい事がスムーズに進まない出来事が生じます。
仕事だけやってればエエ。
そんな職業はまずないかと。
必ず、いや、、むしろどのような仕事でも「人間関係の難しさ」を、誰もが痛感していると思いますから。。。 -
【2672791】 投稿者: スプリング (ID:B9RGs4hSjao) 投稿日時:2012年 09月 03日 23:57
地域、時代様、ピース様、多分様
「素直」と「疑う」のお話は、色々な見方ができて、面白いですね!
元・名古屋大学工学部教授(助教授?)でミステリー作家の森博嗣氏によれば、
「常識を疑おうとしない人は、素直ではない人」だそうです。
自分に素直でないから、「常識がこうだよ」「●●が支配的な説だよ」と言われれば、あわせることができるのだ、と。
森先生の論によれば、疑うことができる人=素直な人、ということ?
地域、時代さんのお仕事を志す人たちは、まず「自分は」が強いのでしょうか。
(地域、時代様の職場の、リーダーシップのお話でも、そう感じました。)
だからとりあえず「自分」は措いておいて、まず、虚心坦懐に=素直に、学びなさい、ということなのでしょうか。 -
【2672797】 投稿者: 量的 (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 04日 00:02
適性さん、
人には、優秀な人に従いたくない、という、劣等感とちょっとした心理的抵抗感、といったものがあるようで、それが、なんというか、”人の一皮むけた成長を妨げる”とともに、チーム員のパフォーマンスの飛躍的向上を妨げます。この時に、時代遅れのやり方は、チーム員を規律で締め上げて、思い通りに向かわせる、というものです。以前、企業人さんが、例で上げていらした、どこぞの中央官庁の課のマネジメントです。(最悪なわけですが、やっている本人たちは、うまくいくこともあるので、気づかない人たちも多いです。いつまでたっても、このやり方では、今からの時代、”世界”に勝てません。)
”互いにリーダーシップが取れるのだ”、”遠慮しないで良いのだ”、というと、ひとは俄然元気になります。
これはたくさん仕事で経験してきています。
<適性さんWrote>
自分が、リーダー(の立場?)でない場合・・フォロワーシップを意識することが、必要・・・ でも、それだけではなく。
場面によっては、積極的に、リーダーシップをとる・・という意識も・・必要・・ なのですね。 -
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【2672801】 投稿者: 量的 (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 04日 00:09
スプリング様、
うまいこと言われますね、そう思います。
そこがあるから、「情報の共有」という強調フレーズが日本語として、虚しいのです。
言葉に注意すれば、「認識があっていること」が情報の共有以上に上位概念として大事なのです。
認識があっていれば、私がやろうが、”脳細胞”の他の細胞が野郎がたいしたことではありません。
次の旋律で、クラリネットが出てくるか、オーボエが出てくるか、どちらも味わい深いものです。
仕事の進行も同じ感覚です。
・・認識さえあっていれば、会議など、内容を詰める以外の、月齢会議などは必要なく、3ヶ月に一度の四半期会議か半年にいっぺんの会議でよろしい。(現実にそうしています)
「報連相」、などと昔はよくいったものです。
この考え方も、変形しており、根っこから見直されていますよね。
乱文失礼いたしました。
>
組織のあり方としては、脳細胞のよう、ですね。 -
【2672810】 投稿者: 量的 (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 04日 00:17
地域時代さん、
下記のところですが、そうそう、まさにそこが考えどころですよね。
・・で、結局、考え抜いた「教育」しか手立てがなくて。結局、実力に見合う幾つかの状況でOJTしてもらうようにするしかなく、
本人の気づきを待つしかないです。挑戦が楽しくなれば、ほっておいても工夫を始めます。
でも、ダメ(向いていない人)はダメ(根本からの意識改革がなければどう教育しても適応できないように見える)
ことも事実なので、社会人になってから、能力を格段に上げることは難しい。仕事をヒエラルキーで捉えなくて、輪のようなものだと組織の長が思えれば、その人が能力を発揮できることは別にある、ということにもっと気がつくのではないか、と思うことも多いこのごろです。(=育成の視野が狭くなっている、あるいは表面的になっている、ということです。)
高校生の時代に、この辺のマインドを鍛えておくことは大事ですね。
わたしが自分の子供をだれよりも厳しい目線でみているのは、この辺の感覚からですが、こどもに怒らなくなってから、
「伝わるようになった」と感じます。・・・日々、試行錯誤の連続でえらそうなことは言えないです。
<地域・時代さんWROTE>
「認識(ミッションの共有)」の議論を深くすれば、「対応」は(自分の頭で)考えていくようになるだろう、
と必ずしも言えなくなくなってきている、という状況に、直面しているのですね。。。
これが、若い人の教育で、今、一番悩んでいるところです。 -
【2672820】 投稿者: 量的 (ID:Ky7nMqOcF/w) 投稿日時:2012年 09月 04日 00:31
適性さん、地域・時代さん、
大げさに言えば、わたしが(良いモノを探して)落語を懸命に聞くようになったのは、彼らが”リーダー”だからです。
何のリーダーかというと、「頼まれもしないのに、金を払って、普通の話を聞きにきてもらって、しかもそれを継続して行なって飽きさせない、リーダー」だからです。これはすごい才能で、リーダーシップのエッセンスを含んでいます。人の感情を読み抜いて、決して、人を不快にさせて帰さない。得には客にツッコミを入れたりしますが、絶妙のタイミングで、すっと客の気持ちを開放したり、持ち上げたりする。その磨かれた「流れ」のつくり方には、頭が下がります。
佐渡裕、松本人志が、異口同音に「毎晩、桂枝雀を聞いている!」というのは、それが、ストレスの息抜きだからではなく、
人を巻き込み、ベクトルを揃えるというリーダーシップをとる極意が「噺」に立ち会われていて、具体的な芸を磨くことを通じて、刺激(インスピレーション)を与えているからだと思います。枝雀ほど、考え抜いて作り込みをしているひとはあまりいないのかもしれません。わたしは枝雀ファンではありませんが、わたしにとっての落語やクラシック音楽を聴く時間は、そういう方々ほど、一流プロの徹底した世界とは違いますが、ある種通じている、自分の時間です。 -
【2673568】 投稿者: 適性 (ID:rQ7TW9.hLxI) 投稿日時:2012年 09月 04日 17:32
■量的さん
ほぼ、雑談です。
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適性さん、地域・時代さん、
大げさに言えば、わたしが(良いモノを探して)落語を懸命に聞くようになったのは、彼らが”リーダー”だからです。
何のリーダーかというと、「頼まれもしないのに、金を払って、普通の話を聞きにきてもらって、しかもそれを継続して行なって飽きさせない、リーダー」だからです。これはすごい才能で、リーダーシップのエッセンスを含んでいます。人の感情を読み抜いて、決して、人を不快にさせて帰さない。得には客にツッコミを入れたりしますが、絶妙のタイミングで、すっと客の気持ちを開放したり、持ち上げたりする。その磨かれた「流れ」のつくり方には、頭が下がります。
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「リーダーシップのエッセンス」・・・・
「普通の話」を、『相手』が、集中して、喜んで、継続的に、飽きずに、聞こうとしてますね。
そして、それが、『相手』の心に「積もる」わけです。
「普通の話」も「魅力的」な話になる。
相手は、普通の話の各シーンを思い出して、いつでも、再生可能になる。
普通の話 いや、素晴らしい話でも、相手が、脳に届かなければ・・・価値がほとんどないですからね。
たしかに、リーダーに、欲しい能力です。
※先生にも、欲しい能力ですよね。先生でも、話が上手な人は、落語で研究したりするようです。
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佐渡裕、松本人志が、異口同音に「毎晩、桂枝雀を聞いている!」というのは、それが、ストレスの息抜きだからではなく、
人を巻き込み、ベクトルを揃えるというリーダーシップをとる極意が「噺」に立ち会われていて、具体的な芸を磨くことを通じて、刺激(インスピレーション)を与えているからだと思います。枝雀ほど、考え抜いて作り込みをしているひとはあまりいないのかもしれません。わたしは枝雀ファンではありませんが、わたしにとっての落語やクラシック音楽を聴く時間は、そういう方々ほど、一流プロの徹底した世界とは違いますが、ある種通じている、自分の時間です。
***************************************************************
>刺激(インスピレーション)を与えているからだと思います。
きっと、そうなんでしょうね。
「毎晩、桂枝雀を聞いている!」という話ですが・・・・毎晩というか・・
「寝るとき」という人もいて・・・・
●山下達郎さんは、寝るときに、もっぱら古今亭志ん生を聴いて寝るらしいですし・・
(音楽に通じる 間 や リズム の気持ちよさに浸りたいのでしょうか・・)
●糸井重里氏も・・・
***********************
私はもう、かれこれ30年、あ嘘々2年くらい「睡眠学習」を続けている。
これは志ん生のCDを聴きながら眠るというラクな学習法で、努力せずに志ん生を血肉化できるという利点がある。ただ、まだ成果はあらわれでいない。
***********************
という、発言があります。
なぜか、二人とも、志ん生なんですよね~。他の人も聴いているのでしょうけど・・・
刺激(インスピレーション)を受けて、「何か」を、自分の中で、「血肉化」したいという願望でしょうか?。
きっと・・『どこか』に、思わぬかたちで、ふっと、現れるのでしょう。
志ん生と言えば・・ビートたけしも・・
***********************
オレはね、落語に関しては
志ん生さんはね、やっぱり、すごいと思う。
先鋭的なものから骨董品になっていくよさがある。
だから、各時代にいいのよ、あの人は。
・・・
談志さんなんかもさ、
志ん生さん的なことがあったら、
もっとよくなるのになって思う。
だけど、いまだにあの人ね、ギンギンなの(笑)。
志ん生さんの味がないの。
・・・
落語では、文楽と志ん生が
双璧だとオレは思うんだけど、
どっちかって言うと、やっぱり、
志ん生さんの方が好きだねェ。
***********************
と・・志ん生のファン。
わかりやすいのは・・ビートたけし、の『口調、言い回し』は、志ん生だ。と書いてる人がいました・・・・同じ、芸人になると、そこに、現れるでしょうか?。意識的なのか、どうかわかりませんが・・好きだと、似てくるのでしょうね。
お二人とも、声がいいわけじゃなく、ちょっと、聞き取りづらい・・・(子供(志ん朝)は、声が素晴らしいし、正統派なのに・・・)
でも・・私には、正直、志ん生は、遠い感じがします。世代的にも・・録音も悪いですし・・・・
ただ感じたのは・・落語に出てくる人が、リアルにいそう・・なんですよ。
というか「いる」んですよね。なに、しゃべってんのか、よくわからん人が・・・下町でしゃべってる人でね。
でも、やはり、よーく計算してるらしいですね。計算してるように、あまり見えないよですが。
量的さんの・・
>わたしは枝雀ファンではありませんが
は、なんとなーく、わかります。肌に合うかという部分だと思います。
テレビで見た枝雀は、どーも、顔も、動きも、すでにオーバーで「おかしい」・・「そこ」で、お笑いをとっているというか、コロッケ?的であるという印象をうけてしまうことがある。いいわるいは、別にして。(小三治師匠の100倍動きますからね)
とっつきやすくもあり、はなにつくということにもなる。
でも・・「ほんと」凄いのですよね。
>枝雀ほど、考え抜いて作り込みをしているひとはあまりいないのかもしれません。
そうかもしれません。
感性ではなく、綿密に、自分の、お笑い?の『方程式』を作り出し、当てはめているのですよね。
落語を、よく聴くと。「つきつめている」という感じがします。それと、サービス精神ですよね。
あそこまで、オーバーにして、話が、壊れないのが、凄いです。
桂枝雀『代書屋』 にしても、ある意味、困った人を愛すべき人として、表現させたら、凄いですね。
『親子酒』の、酔っ払いも、凄く、困った人です。こわれっぷりが、秀逸です。
それこそ、強引に、お客を、ひっぱり込みます。
やはり、あれは、他の人は「できない」ですね。
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